熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

今頃?

2013-06-29 19:47:45 | Weblog
朝日新聞のニュースによると、苦情や要望のたらい回しを防ぐシステムを開発したそうです。

その記事は、「苦情や要望をたらい回しにしません――。役所への市民の声を埋もれさせないシステムを東京都調布市と市内の電気通信大の技術移転機関「キャンパスクリエイト」、ソフト開発会社「サニコン」の3者が協力し開発した。長い間放置された案件は、役所のパソコン画面で色が赤く変わって警告する。
 同市はこれまで、市民からの電話での要望や苦情は、担当者が不在の場合、受け付けた職員がメモに書きとめ伝えていたが、メモを紛失するなどして、うまく引き継がれないこともあったという。」というものです。

これはこれで結構なことですが、私が驚いたのは、今まで実施していなかったのか、と言うことです。

民間企業では、15年以上前に導入されているシステムで、私が企業に勤務していた時にも自分のPCで簡単に設定できるソフトを利用していました。

官公庁は民間に比べて遅れていると思っていましたが、ここまでひどかったとは。

唖然としています。

それでも、システム導入に取り組んだ調布市の意気込みには敬意を表します。

他の自治体も見習って欲しいですね。







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ウォーキングの効用

2013-06-28 18:18:09 | Weblog
ウォーキングの効用は、体力維持、四季の花々・景色を堪能できる等ありますが、今日もう一つの効用がありました。

いつものウォーキングルートを通り、少年の森キャンプ場から自宅へ向かう道沿いにある農家の門の前に、「ご自由にお持ちください」の張り紙の付いた買い物かごがありました。

何だろうと、かごの中を覗くと、ビニール袋に入ったじゃがいもが置いてありました。




これはありがたいと、ひとつ頂いて帰りました。

早速、肉じゃがにして頂きました。

私が住んでいる地域は、自然がいっぱいで、人情も暖かい。

このじゃがいもも、買えば100円はするでしょう。

こんなに新鮮なじゃがいもが無料でいただけるとは、本当にありがたいですね。










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バブル

2013-06-27 12:21:23 | Weblog
岩本沙弓さんの「バブルの死角 ー 日本人が損するカラクリ ー 」を読みました。

日本の株価が高騰している現状から判断すると、将来、バブルに向かう危険性が高い。

バブルは死角があり、ごくごく限られた強者(政治家、企業経営者、官僚、大株主、ファンド)が大きな利益を得て、99%の弱者は大損をすることになる。

この本は、大多数の弱者は、自分が弱者であることを認識したうえで知的武装をし、お互いに助け合っていかなければならないと提案しています。

本当にその通りですね。

この本では、「消費税というカラクリ」「税制の裏に見え隠れするアメリカ」「時価会計導入で消えた賃金」「失われた雇用と配分を求めて」「為替介入で流出した国富」「バブルの死角」について分かりやすく述べられています。

私は、かなりひねくれた性格なので、新聞、テレビで報道されていることをそのまま信用することはありません。

意識的に、これらの報道と正反対の考えを持つ人の意見を聞き、著作を読むことにより、何が真実なのかを分析、決定するようにしています。

そういう意味で、この本は最適のものですね。

最近の新聞、テレビの報道は、政府、与党寄りの報道が多く、事実とは異なる報道が多いように思っています。

何が真実なのかを知ることができるような、知的武装をしないと1%の強者が富を独占するいびつな社会になってしまいます。

知的武装の必要性を痛感させてくれる本です。









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長谷川慶太郎

2013-06-26 20:18:29 | Weblog
長谷川慶太郎「アジアの行方」を読みました。

長谷川慶太郎さんは、独特の切り口で政治経済の予測をする人気のエコノミストです。

もう15年以上前になりますが、テレビや講演会で大活躍でしたが、最近あまりお目にかかることがないので心配していましたが、お元気で活躍されていたのですね。

長谷川慶太郎さんは、私とかなり異なる考え方をしていますが、なぜか説得力があるので執筆された本は読むようにしています。

自分と異なる考え方の人の意見に耳を傾けることは、偏った考えに固執するのを防ぐ意味でも大切ですね。

この本には、中国、韓国の現状と将来、日本との関係等について大胆な予測がされています。

長谷川慶太郎さんの予測が当たるか否かは、この本によれば来年中に結果が出るので注目していきたいと思います。

85歳になってもこの大胆予測とバイタリティー。

見習いたいですね。








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当たるも八卦、当たらぬも八卦

2013-06-25 23:48:34 | Weblog
今日の天気予報は、午前中晴れ、午後から曇り一時雨でした。

午前中、いつものようにコミセンの学習室で勉強するために、9時45分頃自宅を出ようとして空を見ると一面の曇り空。

洗濯物を干していこうか、部屋干しにしようかと迷いましたが、天気予報を信じて外に干して出かけました。

コミセンの学習室で勉強をしていると、急に雲が多くなり突然の豪雨。

これはいけないと急いで自宅に戻りましたが、時すでに遅く、洗濯物は雨水をたっぷり吸い込んで重いこと重いこと。

しかたがないので、もう一度濯ぎと脱水を行い部屋干しに。

天気予報を信じた私が馬鹿なのか、騙したあなたが悪いのか。

天気予報も所詮「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ですか。

自分の予報を信じた方が悔いがないですね。







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金融

2013-06-24 08:47:46 | Weblog
家森信善「はじめて学ぶ金融のしくみ(第4版)」を読みました。

大学の法学部と経済学部で学んだ私ですが、金融についてはあまり知識がなく、初歩から勉強したいと思っていました。

自宅近くの大学図書館で、この本を見つけて早速読んでみました。

この本には、「金融で何を学ぶか」「貨幣」「金利」「マクロ経済と金融政策」「マクロ経済と日本銀行」「日本の金融政策」「金融システムの役割と日本の金融システムの特徴」「金融仲介機関の役割と日本銀行」「銀行以外の金融機関」「金融システムの安定化のための政策」伝統的な金融商品」「市場性の金融商品」「金融市場」「ファイナンスの基礎理論」について分かりやすく書かれています。

この本は、大学ではじめて金融論を学ぶ学生のためのテキストとして書かれたものです。

入門書としては最適ですね。

毎日のように金融に関する大事件が起こり、大きな制度改正も頻繁に行われています。

金融は、私たちの生活に大きな影響を与えているのですが、専門家以外に金融を正しく理解している人は少ないのが現状です。

私たちの生活を守るためにも金融の正しい理解が必要です。

金融というと、なぜか卑しい話と先入観を持つ人もいるのですが、現代人にとって金融の知識は必須です。

一読をお薦めします。







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コンフェデレーションズカップ

2013-06-23 22:00:58 | Weblog
サッカーのコンフェデレーションズカップは22日、日本は1次リーグA組最終戦でメキシコと対戦し、1-2で敗れました。

これで日本は3連敗となり、A組最下位で大会を終えました。

初戦のブラジルに完敗して、どうなることかと心配していましたが、イタリア戦、メキシコ戦は接戦で、楽しめましたね。

アジアではトップクラスの実力を有する日本も世界ではまだまだということが分かりましたね。

1年後のワールドカップに向けての課題が明確になり、収穫の多かった大会でした。

ワールドカップ予選からコンフェデレーションズカップまでは、メンバーを固定して臨んでいましたが、これからは1年後のワールドカップを見据えて全メンバーが同じスタートラインに立ったということですね。

新しい有力メンバーが出てくるといいですね。

特に、FW、DFは世界レベルの選手が出てきて欲しいですね。

1年後のワールドカップで、新生ザックジャパンのメンバーに出会えるのが楽しみです。

頑張れザックジャパン。







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富士山

2013-06-22 23:21:57 | Weblog
カンボジアのプノンペンで開かれているユネスコの世界遺産委員会は22日、「富士山」を世界文化遺産に登録することを決めました。

世界遺産委員会の諮問機関が事前勧告で、構成資産からの除外を登録の条件とした三保松原は、委員国の支持を集めて、資産に含まれることになりました。

日本にとって(静岡県にとっても)満点の結果ですね。

私の大好きな「富士山」が世界文化遺産になるとは、感無量です。

毎朝、自宅の窓から眺めている富士山の姿も、少し変わって見えるかもしれません。

「富士山」の登録で、国内の文化遺産は13件、自然遺産と合わせた世界遺産は17件になるそうです。

海外の世界遺産を尋ねる旅に出かけていますが、これからは日本の世界遺産にも行ってみたいですね。

白神山地、石見銀山、屋久島、小笠原諸島は、まだ行ったことがないので、是非訪れてみたいですね。









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特許審査の質

2013-06-21 23:57:57 | Weblog
特許庁から、特許審査の質についてのアンケート結果が公表されました。

特許出願(国内)審査全般についての満足度を5 段階評価で伺ったところ、「満足」
「比較的満足」を含めた「普通」以上の評価が約88%(「不満」または「比較的不満」
が約12%)です。

また、国際出願の調査(特許協力条約に基づく国際出願について、同条約の規定により我が国特許庁を含む国際調査機関で行うこととされている技術評価)等については、普通以上の評価が約95%(「不満」「比較的不満」が約5%)でした

無難なところでしょうか。

ユーザーが不満に思っているのは、「特許性の判断における分野や審査官間におけるばらつきが多い」、「審査官からの通知内容について、説明の記載が不足している」、「外国特許文献の調査が不十分」という点ですね。

これもその通りかな〜と思いますね。

問題は、これらの指摘に対して特許庁がどのような対策を行い、その効果はどうなのかが明らかにされていないことです。

これは、特許庁に限らないのですが、官公庁や地方自治体は、問題があるとアンケート調査を行い、今後改善策を実施するという意思を表明して幕引きを図ります。

これでは改善対策が本当に効果があったのかが分かりませんね。

民間企業では、常に、P⇒D⇒C⇒A のサイクルを回すので、改善対策の効果を確認して次の対策に結びつけることができます。

官公庁や地方自治体もTQC、TQMを導入したほうがいいですね。







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補助金に頼らない町づくり

2013-06-20 22:35:18 | Weblog
報道ステーションで、「補助金に頼らない町づくり」のモデルケースとして、北海道の下川町を取り上げて放送していました。

下川町の9割は森林で、林業は衰退産業といわれていますが、町は森林資源を使うしかないと考えました。

町の森林組合の組合長は「今TPPなんて問題がありますけど、林業においては30年前に関税が撤廃されてきているので、そういう中でかなり厳しい状況に追い込まれてきましたけど、厳しいといわれてもそこで生活をしなければいけないので、その場所を自分達で考え出していかなかったらうまくいかないと思う」と話しています。

町は財政再建団体に転落したが国有林を買い進め、合併を回避して森林組合と林業を育成、フローリングや木炭、防虫剤などといった木材加工品をつくり、木を余すことなく使い、利益を得ました。

今では年間10億円を売り上げる町最大の産業となっています。

下川町内で使う灯油や電気などのエネルギー代は、年間で12億円にものぼりますが、これを自前の木質バイオマスに置き換えれば自給できることになります。

町の林業からエネルギーをつくり、そしてさらに産業にすれば自立することができます。

そこでまず、バイオマスを使った熱供給システムを使って公共施設の42%で暖房・給湯をまかない、これにより年間1600万円を削減しました。

削減した分を中学生まで医療費原則無料、保育料一律10%引き下げなどといった子育て支援に還元しました。

再来年には発電事業に踏み切る計画だそうです。

この補助金に頼らない町づくりが若者の共感を呼び、林業に従事することを希望する30代の人が多く集まり、応募者多数で順番待ちの状態だそうです。

また、社会福祉が充実してきているので、若い夫婦の移住も増しているそうです。

補助金に頼らない町づくりのモデルケースとして全国展開して欲しいですね。







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