熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

北海道

2012-03-31 15:24:38 | Weblog
久々の更新です。

北海道へ3泊4日の小旅行に出掛けてきました。

羽田空港から千歳空港へ飛び、その後、観光バスで小樽へ。

小樽は2回目ですが、前回は秋の小樽、今回は春というより冬の小樽、気温も風景もかなり違っていました。

先ず、小樽運河へ。






やはり雰囲気のある運河ですね。

運河近くにある、ガイドさんお薦めのかまぼこ店へ行き、パン・ロールとパン・ドームを買って、店内で頂きました。




細長いのがパン・ロール、四角いのがパン・ドームです。

パン・ロールは、かまぼこをパンで包んで揚げたものです。
パン・ドームは、ポテトとベーコンが入ったかまぼこをパンで包んで揚げたものです。




どちらも美味しかったですね。
初めての食感でした。
ガイドさんに感謝です。

小樽観光の中心地、メルヘン交差点へ。

オルゴール堂が見えてきました。




3月末といってもまだまだ雪深い北海道ですね。










六華亭北菓楼のカフェでコーヒータイム。
寒い日は、これが一番です。

体を暖めてから北一ヴェネツィア美術館へ。
ヴェネツィアらしくゴンドラが飾られていました。






北海道小旅行の一日目は、慌ただしく過ぎていきました。

二日目は、旭山動物園見学と富良野を散策します。




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タイガー・ウッズ

2012-03-27 00:24:25 | Weblog
米国男子ゴルフツアーのアーノルド・パーマー招待は25日、米フロリダ州・オーランドのベイヒルGCで最終ラウンドが行われ、タイガー・ウッズが通算13アンダーの275で同ツアー3季ぶりの優勝を果たしました。

待ちに待った、タイガー・ウッズ復活ですね。

タイガーのような断トツに強いゴルファーを倒してこそ真のチャンピオンです。

タイガーが出場しない、あるいは出場しても弱いタイガーを倒してチャンピオンになっても面白くないので、強いタイガーの復活によりゴルフトーナメントも盛り上がりますね。

遼くんも何時かは勝つ、と言わずに今季中にもタイガーを倒してチャンピオンになって欲しいですね。

これでマスターズが面白くなりました。






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職務発明の対価

2012-03-25 23:05:18 | Weblog
半導体集積回路の複写技術を発明した日立製作所の元社員が、正当な対価が支払われていないとして同社に3億5000万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決で、知財高裁は3月21日、約6300万円の支払いを命じた1審・東京地裁判決を変更し、約290万円の支払いを命じました。

速報によると、1審判決は、日立が他企業とライセンス契約を結ぶ際、IC複写技術を交渉材料にしたと認定し対価を算定したのに対して、知財高裁は、交渉材料に用いたと認定した契約が1審より大幅に減ったため支払いが減額されたとのことです。

知財高裁の判決文が公開されていないので詳細は不明ですが、発明者貢献度(4%)は変更がなく、ライセンス契約締結への貢献度の認定に差があったようです。

最近の職務発明訴訟における判決では、発明者貢献度が5%前後に収束しているのに対して、使用者が受けるべき利益の額は大きく変動しています。

今回の判決も、ライセンス契約締結への貢献度の認定の差が、使用者が受けるべき利益の額の変動につながり、最終的に対価が大きく減少したものと思われます。

「自己実施における使用者が受けるべき利益の額の算定方法」についての論文は、パテント誌に投稿して掲載されていますが、ライセンスの対価についての算定方法についても論文として纏める必要がありそうです。

知財高裁の判決文が公開されたら判決内容を分析して論文を作成してみたいですね。







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米国特許訴訟

2012-03-24 23:08:11 | Weblog
「米国特許訴訟Q&A150問」を読みました。

弁理士会の図書閲覧室に配架されていましたので、早速借りて読んでみました。

第1章:訴訟が疑われる場合の対応
第2章:提訴の際の当事者の対応
第3章:訴訟手続き全般
第4章:ディスカバリー
第5章:秘匿特権
第6章:クレーム解釈と侵害の判断
第7章:抗弁
第8章:仮差止手続
第9章:損害賠償等
第10章:トライアル
第11章:控訴審
第12章:ITC手続
第13章:USPTOでの再審査手続・再発行手続とインターフェアレンス手続
第14章:特許訴訟を睨んだ特許明細書の書き方

特許訴訟の進行順に主だった疑問点、留意点が分かりやすく説明されているので、初心者としては便利な本です。

専門書には、体系的に書かれたものと、この本のように実務に密着した構成で書かれたものがありますが、実務家には後者の方が親しみやすく、理解も深まりますね。

米国特許訴訟を勉強したい方にはお薦めの本です。





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奇跡

2012-03-23 13:12:15 | Weblog
NHKの朝ドラ「カーネーション」を見ています。

放送開始から暫くは興味がわかずに見ていませんでしたが、ひょんなことからドラマを見ることになり、その面白さにハマってしまいました。

「カーネーション」で小原糸子役の夏木マリさんが、病院で開催するファッションショーのモデルを希望する末期がんの女性に、語りかける場面が放送されていました。

その場面で、糸子さんは、「年寄りは奇跡を見せることが役割です。若い人が飛んだり跳ねたりすることは普通だが、100歳の老人が若い人と同じように飛んだり跳ねたりしたら、これはもう奇跡です。その姿を見て、人々は元気になる。末期のがん患者が笑ってモデルをしたら、これはもう奇跡です。あなたは見る人に元気を与える奇跡を起こすことができます」というようなことを言っていました。

本当にそうですね。

私が尊敬する、生涯現役の日野原重明先生は、100歳になっても益々元気でご活躍です。
奇跡をお越している代表的な方です。

日野原先生を見ていると、本当に元気になります。

私も誰かを元気にするような奇跡を起こせるように、生涯現役で頑張っていきます。







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箱根

2012-03-22 19:17:38 | Weblog
箱根へ1泊旅行に行ってきました。

以前勤務していた企業の保養所(と言ってもホテル以上の設備と料理の美味しさです)が、通常の半額、1泊2食で2名、7500円という格安のキャンペーンをしていたので、早速申し込んだ次第です。

箱根は何度も旅行しているので、今回は、フランス料理と温泉を楽しむことに。

西湘バイパスを通って、芦ノ湖へ。

海賊船が見えますね。




雲一つない晴天で、富士山が綺麗です。




箱根駅伝のゴール地点。
記念の像がありました。




箱根神社を参拝することに。








少し早めに保養所に着いて、温泉に浸かり、さあ夕食です。

前菜は、炙りまぐろのわさび風味、モッツァレラチーズとトマトのサラダ、サーモンと小海老のマリネです。




続いて、かぼちゃのポタージュ。




メインは、お魚と肉料理です。

真鯛のグリエピリ辛トマトソース添え。




牛フィレ肉のステーキきのこソース。




デザートは、白胡麻と豆乳のプディング。




これに、軟フランスパンとバケット、コーヒーがつきます。


満腹満腹、大満足です。


翌朝、朝食を食べにレストランへ行くと、テーブルからの眺めが見事でしたね〜。






朝食の後、腹ごなしのために姥子付近を散策することに。

今朝も雲一つない快晴、富士山が美しい。






温泉とフランス料理を堪能した1泊2日の小旅行でした。




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トラブル対策

2012-03-21 10:31:51 | Weblog
政府、政党、企業のトラブル改善対策を見ていると一定のパターンが。

対策会議の設置とマニュアルの改善です。

このような抽象的な対策では効果がないことは分かりきっているはずなのですが。

新聞、テレビも、その事実を伝えるだけで具体策への言及は避けていますね。
火の粉が自分に飛び火するのを恐れているのでしょうか。

私が企業に勤務していたときに、企業の品質管理レベルを評価する指標としてデミング賞への挑戦が始まりました。

この賞を受賞するためには、企業の全部門にTQCの考え方が浸透して実践されていることが必要です。

当時、研究開発部門に勤務していた私も、現場診断を何回も受けました。

この現場診断では、自部門の問題点とその改善対策が議論されましたが、改善対策が対策会議の設置、マニュアルの改善である場合には、「具体的でなく、対策の効果が期待できない」という厳しい指摘がされ、具体的な対策が提案されるまで、何回もやり直しが命じられました。

当時は、「現場を知らない評価委員が何を言っているのだ」と反発もしましたが、この厳しい指摘の御陰で、具体的な改善対策を考える習慣が身につき、その後の仕事に大いに役立ちました。

デミング賞への挑戦は、もう40年近く前のことです。

未だに、対策会議の設置とマニュアルの改善をトラブル対策として発表する、政府、政党、企業には呆れるばかりですね。

40年周回遅れですか、これでは世界に立ち向かえないかな〜。

もっと民間の優秀な人材を登用しないといけませんね。






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私鉄沿線

2012-03-19 21:45:32 | Weblog
先日、BSで西郷輝彦と野口五郎の歌の饗宴が放送されていました。

その番組の中で、野口五郎が名曲「私鉄沿線」を歌っていました。
懐かしかったですね〜。

この曲の歌詞を見ても、特定の私鉄名、駅名を伺わせる歌詞はありません。

ご当地ソングと呼ばれている、鳥取砂丘、矢切の渡し、立待岬等は、特定の場所を歌ったもので、私鉄沿線のような曲とは異なります。

したがって、「私鉄沿線」の曲を聴いた人は、自分で特定の私鉄、駅名を思い浮かべることになります。

私は、「私鉄沿線」の曲を聴くと、小田急線の「下北沢駅」を思い浮かべます。
下北沢駅周辺の街並み、お店の雰囲気が曲のイメージにピッタリ合うからです。

ちなみに妻は、小田急線の「藤沢本町駅」を思い浮かべるそうです。

東京、神奈川に住んでいる方であれば、京王線、西武戦、東部線、京成線等の特定の駅を思い浮かべるのでしょうね。

「改札口で君のこと・・・」

「私鉄沿線」いい曲ですね。






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JETRO

2012-03-18 16:20:54 | Weblog
JETROから「各国別模倣対策マニュアル・判例・事例集 2011年度版」が送られてきました。

毎年3月に新版が発行され、無料(送料も無料)で入手できますので、重宝しています。

中国、韓国、インドネシア、ベトナム等の発展著しいアジア各国の最新法律、判例等が入手できますので、実務家にとってはありがたいですね。

JETROは事業仕分けの対象になっていて、相当厳しく査定されていましたので、サービスの充実を図って利用者を味方に付けたいのでしょうね。

実務家としてはJETROの見方をしたいのですが、天下りのために税金が無駄に使われるのは許せないし、複雑な心境ですね。

天下りを撤廃して、無駄な支出を抑えてくれれば応援するのですが。

難しいかな〜。







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研究成果報告会

2012-03-16 20:25:58 | Weblog
知的財産研究所が主催する、平成23年度特別研究員研究成果報告会に参加してきました。

この研究成果報告会には毎年参加しています。

今回の発表テーマは、
①「近代日本の産業財産権政策ーパリ条約加盟をめぐる日英米の政治過程の分析ー」
②「商標法と消費者保護ー日本・中国・韓国の標識制度の比較研究を中心にー」
③「特許制度改正が医薬品産業におけるイノベーションに与える影響」
④「知的財産権侵害の準拠法と不法行為準拠法との関係」
⑤「特許法103条と責任法上の注意義務ー産業財産権法の過失の推定規定の再検討」
⑥「先使用権の根拠論に関する比較法研究(英米法を中心に)」
の6件です。

学術研究なので実務に役立つことを期待して参加する方は期待はずれでしょうが、法律論文作成の参考になるので、私にとっては有難い報告会です。

今回の発表で興味があったのは、③〜⑥で、特に、④と⑥は実務に役立つ要素もあるので興味深く拝聴しました。

④は、国際私法の分野に属する発表なので、弁理士にとってはハードルが高いのですが、インターネットコンテンツ侵害に代表される国境を跨ぐ知的財産権侵害の裁判管轄と準拠法を考える意味で参考になります。

⑥は、ノウハウ保護のニーズが高まってきている現状で、先使用権を深く理解しようとする方には参考になるでしょうね。

実務に忙殺される日常から離れて、知的な世界に遊ぶことも時には良いのではないでしょうか。




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