熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中村さんに期待

2024-03-08 19:27:25 | ノーベル賞

「20世紀中は実現不可能」と言われた青色発光ダイオード(LED)を発明した中村氏は22年、レーザーを使った核融合を目指す新会社「ブルー・レーザー・フュージョン」を米国で設立しました。

今年2月に日本法人も立ち上げ、大阪大や東芝子会社などと連携して研究を進めています。

学生時代から核融合実現が夢だったという中村氏の起業のきっかけの一つがロシアによるウクライナ侵攻だったそうです。

核融合は太陽の内部と似た反応で原子核の融合を起こす。

実現できれば、燃料1グラムで石油8トンを燃やしたのと同等のエネルギーが得られる。

「戦争の原因の多くはエネルギーやその資源をめぐって起きた。ふんだんにあれば防ぐことができるはずだ」というのが中村さんの見解です。

再生可能エネルギーを含めた多様なエネルギーの可能性を追求することが重要です。

原発や化石エネルギーに拘っている日本政府は見限るときかな~

 

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研究の未来に光が見えたか?

2021-11-14 23:22:53 | ノーベル賞
がん免疫治療薬「オプジーボ」を巡り、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑・京都大特別教授が小野薬品工業(大阪市)に特許使用料の分配金約262億円の支払いを求めた訴訟は12日、大阪地裁で和解が成立しました。

公表した京大と小野薬品によると、小野薬品が本庶氏に解決金などの名目で50億円を支払うほか、京大に新設される基金に230億円を寄付したそうです。

これで日本の研究の未来に光が見えればよいのですが。

それにしても日本の政治家や官僚の研究に対する知識や見識のなさにはあきれるばかりですね。

文科省やデジタル庁の大臣も専門知識や見識があるとは思えない。

民間企業や投資家、資産家がお金を出さないといけないとは情けない話ですが・・・・



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日本の研究環境は?

2021-10-07 19:23:43 | ノーベル賞
今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった米プリンストン大の真鍋淑郎さん(90)が米国の自宅での取材や記者会見で語った印象的な言葉です。

「研究を始めたころは、こんな大きな結果を生むとは想像していなかった。好奇心が原動力になった。後に大きな影響を与える大発見は、研究を始めた時にはその貢献の重要さに誰も気付かないものだと思う」

「今はコンピューターに使われている人が多い。若い人に言いたいことは、コンピューターに振り回されるな、と。ポピュラーな、はやっている研究に走らずに。自分の本当の好奇心ですね」

「最近の日本の研究は、以前に比べて好奇心を持って研究することが少なくなっているように思います。日本では、科学者が政策を決める人に助言する方法、つまり、両者の間のチャンネルが互いに通じ合っていないと思います。米国はもっとうまくいっていると思う」

コロナ対策でも専門家の意見を聞かずにGo Toトラベルを続けたりしていましたね。
学術会議のメンバーの承認を拒否したりもしていましたね。
本当に専門かを無視する政治家が多すぎます。

真鍋さんは、なぜ日本に帰らないのかと問われて「同調するのが苦手で」と答えていました。

これは分かる気がします。



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ノーベル賞受賞

2021-10-05 19:36:57 | ノーベル賞
今年のノーベル物理学賞にアメリカ・プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎さん(90)が選ばれました。

真鍋さんは地球温暖化研究の先駆的存在で1950年代末からアメリカにわたり、コンピュータを用いて気候の変動を分析する研究分野を開拓しました。

その後、二酸化炭素濃度の上昇が大気や海洋に及ぼす影響を世界に先駆けて研究し、現代の地球温暖化予測の枠組みを築きました。

日本のノーベル物理学賞の受賞者は、2015年の梶田隆章さん以来、12人目です。

真鍋さんは米国籍を取得しています。

最近、光触媒の研究者たちが中国に移って研究を続けるということが話題になっていました。

私が研究所に勤務していた数十年前も米国で研究を続ける日本人が多く、いわゆる頭脳流出が問題となっていました。

当時は日本の古臭い研究体制が頭脳流出の主要因だったのですが、ここ最近は日本政府の研究予算削減でまともな研究ができないことが主要因となっていますね。

このままでは日本で基礎研究ができなくなり、ノーベル賞を受賞する研究者はいなくなるでしょうね。

研究や学問に理解のある政治家が出てこないといけないのですが、お先真っ暗です。

何とかならないのか・・・・



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ノーベル化学賞

2019-10-09 19:33:37 | ノーベル賞
スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏(71)ら3氏に授与すると発表しました。

スマートフォンなどに広く使われるリチウムイオン電池を開発し、現在の情報化社会を支える成果として高く評価されたものです。

これで日本人のノーベル賞受賞は27人目で、昨年、医学生理学賞に選ばれた本庶佑京都大特別教授(77)に続く快挙です。

化学賞は10年の鈴木章北海道大名誉教授(89)と根岸英一米パデュー大名誉特別教授(84)以来で8人目ですね。

それにしても毎年毎年ノーベル賞受賞のニュースが舞い込んでくるのは、嬉しい限りですね。

基礎研究に限らず応用研究の予算も削減される一方で、なぜか防衛省の予算が拡大して、研究者は軍事研究に携わなければ研究できないという危険な状況になっています。

研究のイロハが分からない政治家や官僚、似非評論家が研究費の削減を決めているのですからどうにもなりません。

何が骨太だ、言葉遊びはもうたくさん。

将来のノーベル賞受賞の灯を消さないためにも安倍政権と、その取り巻き連中には表舞台から退場させなければいけません。




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