熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ポルトガル4強

2012-06-22 11:20:40 | Weblog
サッカーの欧州選手権は21日、準々決勝が始まりました。

ポルトガル(1次リーグB組2位)が、チェコ(A組1位)に1―0で勝ち、準優勝した2004年以来、2大会ぶりに準決勝に進出しました。

ポルトガルは後半34分、FWロナルドが右クロスをヘディングで押し込んで決勝点を挙げたそうです。

流石、ロナウド、本番に強い。

これで、財政破綻が危ぶまれているPIIGS(ポルトガル・アイルランド・イタリア・ギリシャ・スペイン)の中で、準々決勝に進出した4ヶ国の一つ、ポルトガルが準決勝に進みました。

ポルトガルは、27日の準決勝でスペイン対フランスの勝者と対戦します。

残りのスペイン、イタリアは強豪国で準決勝進出が予想されています。

ギリシャは、優勝候補のドイツとの対戦で、下馬評は不利なようですが、緊縮財政を推し進めるドイツへの反発が思わぬ力となって、大逆転があるかもしれません。

PIIGSの戦いの目が離せませんね。






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自責と他責

2012-06-21 11:12:06 | Weblog
最近の政治、経済のニュースを見ていると、自責を認識せずに、他責ばかりを主張する無責任な人が多いな〜と思います。

私が企業に勤務していたときに、企業の改善活動で徹底的に指導されたのが、自責で考えることの重要性でした。

自責、つまり自分の責任と考えることにより改善対策が立案・実施でき、企業の改善活動が成果を挙げることができるわけです。

これが、自分には関係の無い他責、すなわち他人、他部門の責任だと考えると、そこで思考が停止して、改善対策の立案ができなくなります。

たとえ他人、他部門の責任が大半であったとしても、自分にも他人、他部門を説得して動かす、他人、他部門の支援をする等の対応策の実施は可能なはずです。

自責として考えることの重要性は、今でも、私の行動規範の中心にあります。

昨日、東京電力の原発事故調査報告書が出されましたが、その内容は、自責に基づく反省は何一つなく、政府が悪い、想定外の地震、津波だと自己弁護に終始しています。

原発自己損害賠償訴訟を考えてのことでしょうが、これでは原発安全対策の実施を任せることはできませんね。

本当に酷い組織です。

破綻させたほうが良かったのではと思いますね。


野党の政治家も与党を攻撃するばかりで、自責で考えている政治家は皆無ですね。

特に、自民党は、長年原子力を推進してきた当事者としての自責の反省が全くありません。

そればかりか、原発を推進しようという勢力が多く、将来、政権交代がされたときのことを考えると、憂鬱になりますね。

自責で考える政治家に投票したいが、誰もいないのか、情けなくなります。






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選挙制度

2012-06-19 17:47:42 | Weblog
ギリシャのやり直し選挙で、緊縮財政維持派の新民主主義党(ND)が得票率は29.7%、獲得議席数129、これに対して、緊縮財政反対派の急進左翼進歩連合が得票率26.9%、獲得議席数71だそうです。

ここで疑問が。

得票率の差と比較して獲得議席の差が大きい。

そこで、ギリシャの選挙制度を調べてみることに。
ギリシャの選挙制度は、いわゆる「非拘束名簿式比例代表制」と呼ばれる選挙制度で、基本的に、立候補した個人名で投票するのですが、それが各党の得票となり、各党の当選する議員数が決まります。

日本のように、名簿順位が上の人から当選する制度では無く、各候補者の個人名での得票数により決定されます。

さらに特徴的な点は、得票率トップの政党に対する優先配分制度(いわゆるボーナス)があって、得票率1 位の政党には、自動的に50 議席配分されます。

過半数を取れる政党がいないことによる政治の不安定を解消するための制度でしょうか。

何とも理解に苦しむ選挙制度です。

このボーナスをもらっても新民主主義党(ND)が単独過半数を獲得できず、他の政党との連立を模索するという不安定状態です。

連立協議を成功させて、政治の安定化を図り、ユーロ危機をこれ以上拡大しないようにして欲しいものです。

それにしても変わった選挙制度だな〜。







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PIIGS

2012-06-18 12:08:35 | Weblog
欧州危機の行方を左右するギリシャ議会再選挙は17日、即日開票され、財政緊縮策支持派の新民主主義党と全ギリシャ社会主義運動が第1党と第3党になり、合わせて過半数の議席を獲得しました。

欧州連合との合意を基に債務危機の克服を目指す緊縮派政党が政権を樹立する見通しとなったことで、ギリシャのユーロ離脱はひとまず回避されることになります。

欧州で財政危機に直面しているPIIGS(ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペイン)の内、ギリシャについては当面の危機を脱したようですが、前途多難なことには違いありません。

さて、話は変わって、サッカーの欧州選手権。

欧州予選を勝ち抜いて欧州選手権に出場した国の中に、PIIGSの5ヶ国が含まれています。

その中で、アイルランドは予選リーグで敗退しましたが、ポルトガル、ギリシャは決勝トーナメント進出を決めました。

スペイン、イタリアも決勝トーナメント進出の可能性がかなり高そうです。

財政難とサッカーの強さは、関係ないようですね。

決勝トーナメントは、EUで財政緊縮を主張する旗頭のドイツと緊縮財政の受け入れに抵抗するギリシャとが対戦します。

財政緊縮派のドイツが勝つのか、財政緊縮反対派のギリシャが勝つのか、サッカーの試合とは別にこちらの対戦も興味津々です。






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福島の嘘

2012-06-17 17:28:21 | Weblog
ドイツZDFが作成した「 フクシマの嘘」という番組が、ユーチューブにアップされています。


http://www.youtube.com/watch?v=8MZKxWLruZQ


この番組を見ると、日本のメディアでは報道されていない事実が分かります。

日本のメディアは、電力会社がスポンサーになる、様々な利益を供与される、政府のコントロール下にある記者クラブの存在等々の理由で、原発事故についての真実を報道することはありません。

このような日本のメディアの報道姿勢に失望して、現在は、海外メディアの報道を中心に見ています。

この番組を見ると、原発事故の真の原因は何か、何故国会の事故調査委員会、日本のメディアは菅元首相を始めとする当時の政府の責任者の責任ばかり追求して、3.11以前の原発安全神話を作り上げた政治家、官僚、電力会社、学者、評論家の責任を追求しないのか、がよくわかります。

原発事故の真相を海外メディアからしか知ることができないのは、不幸なことです。

日本の中に真のジャーナリストはいないのでしょうか?

当分は、海外メディア、ユーチューブから情報を得るしかないのかな〜。

寂しい限りです。





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緑のカーテン(その後)

2012-06-15 15:11:47 | Weblog
緑のカーテンを作るためにゴーヤを植えてから1ヶ月程経ちました。

昨年と比べて、今年のゴーヤの成長は少々遅いようです。

特に気になるのは、苗によって成長のバラツキが大きいこと。




夏本番となる7月中旬までに、昨年並みの緑のカーテンが出来ればいいのですが。

今年は、台所南側の窓の下にもゴーヤの苗を植えました。

こちらの苗は順調に成長しています。




我が家の庭の花々も今が見頃です。










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中国特許

2012-06-13 17:43:34 | Weblog
弁理士研修「中国特許実務セミナー」を受講してきました。

会場は、弁理士会館会議室です。

弁理士会で借りた本が返却期限を過ぎていたので、研修受講と本の借り換えを行なってきました。

セミナーのレベルは、入門〜初級というところでしょうか。

中国特許調査方法等の実務的な内容が多いので、実務者にとっては参考になりますね。

中国特許については、クライアントから相談を受けることがありますが、実務レベルをかなり向上させないと、コンサルティング業務に含めるのは難しいですね。

日本出願件数が先細りなのに対して、中国特許出願件数は倍々ゲームのような激増ぶりです。

侵害訴訟も増加しており、弁理士の仕事は多そうですが、ハードルはかなり高いですね。

勉強あるのみですね。







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原発訴訟

2012-06-12 20:32:13 | Weblog
「司法は原発とどう向き合うべきか 原発訴訟の最前線」を読みました。

これまで原発訴訟は50数件提訴されていますが、住民側が勝訴したのは下級審で2件、それも最高裁で敗訴しています。

つまり、原発訴訟で住民側が完全に勝訴した件数は、皆無という厚い壁にはばまれてきました。

この原因は、いろいろなことが考えられますが、裁判官も深刻な原発事故が起こるとは思っておらず、安全神話に騙されていたと言うことでしょうね。

それが、3.11の東日本大震災による福島原発事故以来、原発訴訟における裁判官の心証が変わってきたようです。

起こるわけがないと考えていた原発事故が現実に発生したのですから、裁判官の原発の安全性に対する考え方が大きく変わったのも当然といえば当然ですね。

下級審に係属している裁判もかなりあるので、これからどのような判決がでるのか、注目していかなければいけませんね。

裁判官は難しい判断をしなければいけませんが、あくまでも原発の安全性についての判断にフォーカスして、電力不足、国内産業の競争力低下、エネルギーの安全保障等の政府が取り組むべき対策にまで考えを及ぼしてはいけませんね。

脱原発は、立法や行政だけではなく、司法でも実現できる可能性が現実的になってきました。

これからの原発訴訟に注目ですね。







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パブリシティ権

2012-06-11 14:10:09 | Weblog
明治大学知的財産法政策研究所主催のセミナー「パブリシティ権を巡る諸問題 ピンクレディ判決を契機に」に参加してきました。

セミナーは二部構成で、第一部は、基調講演として四人の講師が、「最高裁判決の概要と問題提起」、「パブリシティの権利構成の展開とその意味」、「人格権周辺法との関係 ー 肖像権・プライバシー権」、「パブリシティ権侵害の要件論考察」について講演を行いました。

第二部は、パネルデスカッションで、「ピンクレディ判決の評価と課題」について、第一部の四人の講師が話し合いました。

私の仕事でパブリシティ権を扱うことはありませんので、今回のセミナーは、純粋に学問の世界に遊ぶことを楽しみに参加しました。

パブリシティ権についての知識が殆んどない私でも、講師作成の資料、説明が体系的で分かりやすかったので、パブリシティ権の概要、裁判例、論点、学説の概略が理解できました。

セミナーの講師を務めることがある私にとって、今回の講師の資料、説明は参考になりますね。

流石に、パブリシティ権が認められるような人気講師は違います。

私も頑張らねば。







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柴又

2012-06-10 20:18:14 | Weblog
韓国のお土産を持って柴又の実家へ行ってきました。

実家へ行くと、必ず訪れる帝釈天。
今回も行きました。

日曜日の午前中で、天気も良かったので、かなりの人出です。







日曜日は、お猿さんのショーを境内で見ることができます。











参道のお店も賑わっていました。


帝釈天はいいですね〜。






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