善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・ミヤコワスレ

2019年04月26日 | 鎌倉


昨年、ミヤコワスレを庭の隅からプランターに移しました。

ちゃんと咲いてくれるかどうか若干危惧していたのですが、4月半ばの雨降りの翌日に急に芽が伸び始め、立派に花を咲かせてくれました。

(プランターのミヤコワスレ)


(プランターのミヤコワスレ2)


(ミヤコワスレの花1)


(ミヤコワスレの花2)


(ミヤコワスレの花3)


(ミヤコワスレの花4)

ミヤコワスレは春に咲く菊科の植物です。
淡い青色が好きです。

手入れが楽なのも好きな理由の一つです。


鎌倉身辺雑記・イチハツとジャーマンアイリス

2019年04月22日 | 鎌倉


イチハツとジャーマンアイリスが咲き始めました。
イチハツとジャーマンアイリスは非常に紛らわしい花ですが同時期に咲き始めるので一層困惑します。
昨年、見分け方を学びこのブログでアップしましたが、改めてここに書いてみます。

先ず大きさはジャーマンアイリスの方が丈も花も一回り大きく咲きます。

(ジャーマンアイリス)


(ジャーマンアイリスの花1)

ジャーマンアイリスの花弁は6枚で内花被片(上弁)と外花被片(花弁)が3枚ずつあります。通常上弁は閉じたままなので花の内部は見ることが出来ません。
この花の上弁の一枚を開いて撮しています。
そして内部に髭状の突起(黄色)も見えるようにしました。

(ジャーマンアイリスの花2)


(ジャーマンアイリスの花3)

一方イチハツは丈も花もやや小さめです。

(イチハツ)

イチハツの方は、6弁の花弁が全て開いたままで咲きます。
ですから内部もオープンになっており、鶏冠状の突起が見えます。

(イチハツの花1)


(イチハツの花2)

つまり、ジャーマンアイリスとイチハツの違いは
1.花弁が一部閉じて咲くか?開いて咲くか(上弁は閉じているか開いているか)
2.ジャーマンアイリスは上弁が大きくイチハツは上弁が小さい
3.内部の突起がどうなっているか?(髭状か鶏冠状か)
ということだそうです。

イチハツとジャーマンアイリスの花の内部を一つの画像にまとめました。

左側がイチハツ、右側がジャーマンアイリスです。

(イチハツとジャーマンアイリスの花比較)

どちらも、春を代表する園芸種で紫の花を見ると春を実感します。




鎌倉身辺雑記・ヤマブキ

2019年04月20日 | 鎌倉


鎌倉女子大と鎌倉芸術館の間にちょっとした散歩道があります。

桜の季節が過ぎてもいろいろな木の花が咲くので好んでこの道を通ります。
例年は大輪キンシバイが咲き乱れてその陰でひっそりしているヤマブキが今年はやや目立っています。大輪キンシバイのほうは小さく剪定されています。

ヤマブキは金色の八重咲きとシロバナヤマブキでそれぞれ5~6本づつあります。

(八重のヤマブキ)


(八重のヤマブキの花1)


(八重のヤマブキの花2)


(八重のヤマブキの花3)


(シロヤマブキ)


(シロヤマブキの花)


(シロヤマブキの実)


さて、ヤマブキは山吹色という黄金色の代名詞になっています。
山吹色とはどんな色なのでしょうか?


黄金 と山吹色のテスト

 


和色大辞典
黄金こがね 「#e6b422」   山吹色やまぶきいろ「#f8b500」

ですが、実際の八重山吹の花びらの色のほうがはるかに黄金色のような気がします。

鎌倉身辺雑記・くら寿司のサイドメニュー (5)

2019年04月16日 | 鎌倉


鎌倉市内の植木にあるくら寿司で食事しました。

ホームセンターのコーナンの敷地内にあります。

(くら寿司鎌倉店)

今回は、サイドメニューにクラバーガー(KURA BURGER フイッシュ)を選びました。

百円寿司では初めてのハンバーグだそうです。

(KURA BURGER フイッシュ \250)


(KURA BURGER の断面)


くらバーガーには、魚のミンチの揚げたものとオニオンリングが挟んでありました。
オニオンリングもハンバーガーに馴染んでいました。
菜っ葉系でなくとも良いとおもいました。

また、フライドポテトも同時に食べました。
ハンバーガーとフライドポテトはセット物という考えからそのようにしました。

(もりもりポテト \150)

飲み物は家人がミックスジュース、当人はシャリコーラです。

(ミックスジュース \150)


(シャリコーラ \180)

もちろん、通常たべるお寿司も取りました。

(あなご)


(オニオンサーモンと赤身マグロ)


(鰺)

他のお寿司は写真を撮りませんでした。


で、感想は・・・?。
ポテトフライを食べながら気がついたのですが、ハンバーガーにはポテトフライは最高に合います。

しかし、この両方の味は、お寿司の繊細なシャリと魚の味には濃厚で味が強すぎるのか、寿司は何か物足りなく感じて、もっと強い味を要求するのです。

食べる順序が悪かったのか、もともと合わない味なのか、ともかくお寿司のサイドメニューとしては若干疑問が残りました。

もう一度、順序を考えてチャレンジしなくてはならないと思いました。

くら寿司のメニュー




鎌倉身辺雑記・砂押川プロムナードの桜 2019

2019年04月10日 | 鎌倉


2019年の桜は開花宣言が早かったもののその後の気候が安定した低温だったためか満開になるまで時間がかかり、何日間も花見が楽しめました。

(砂押川の桜1)

例によって、iヨーカドーの脇の花が見事なので、上流に行ったりやや下流に行ったりして桜を楽しみました。

気になったのは樹齢80年を過ぎた木がかなり傷んでいるという点です。
しかし、頑張って咲く姿は感動的でもあります。

(砂押川の桜2)


(砂押川の桜3)


(砂押川の桜4)

砂押川はいつからか、岸はコンクリートで覆われていますが、流れる水は汚れていません。

両岸に植えられた桜の木は、土の部分が十分な広さを確保されていない場所もあります。
松竹の旧撮影所だった場所は今は鎌倉女子大学が建てられていますが、土手に沿って土の部分が広いので桜はさして傷まずに特に多くの花を付けているように感じました。

(花びら)

これらの桜の木は昭和11年(1936年)に松竹から地元に寄贈されたたので樹齢は80年を越えているわけです。

(松竹から寄贈の記念碑)

条件の良くない場所に植えられた桜は、木によっては大枝が切られていたり、ビニールシートで養生されていたり、幹の樹皮が剥がれていた木もあったりするわけです。

でも、今年も健気に満開の花を誇っていました。

桜(ソメイヨシノ)の木の寿命については、100年以上あるという説も多々あるようです。
長く咲き続けることを祈っています。


さて、筆者が好きな「散歩道」と呼んでいる鎌倉女子大と鎌倉芸術館の間の小道には樹齢20~30年の若木が何本かありこちらも満開です。

(散歩道の桜)


また、2019年4月6日(日曜日)には、三菱電機大船の構内で春まつりが開催され、近隣住民も含めて大勢の人が桜を楽しみました。

(案内板)


(三菱電機構内)


三菱電機の桜の木は樹齢30年程度なので現役パリパリの桜でした。

その下を鎌倉女子大学中高等部の吹奏楽バンドが軽快に行進する様に皆大きな拍手をおくりました。

うららかな日曜日はあっという間に過ぎてしまいました。

鎌倉身辺雑記・ハナモモの源平咲き

2019年04月05日 | 鎌倉


ハナモモは桜の花の前後に咲く観賞用のモモの花で、花の色は白、赤、ピンクなどが一般的です。
また、源平咲きは一本の木に紅白の花を付ける咲き方で、通常は枝によって赤なら赤、白なら白と咲き分けますが、同じ枝で紅白を咲き分けたり、花が斑入りになったりする木も珍しくありません。

大船のご近所の庭のハナモモを取材した結果次の三本が花の盛りでした。

先ず、赤い花と白い花の咲き分けの例です。

(紅白のハナモモ-花は紅白の斑入り)

花は枝単位でなく花毎に紅白ですが、花びらをよく見ると、斑入りのように紅白でした。

(紅白のハナモモ-2)


(紅白のハナモモ-3)


次は紅白のハナモモですが、枝毎の咲き分けのハナモモです。
白色の花が圧倒的に多く紅色の花はわずかに数枝でした。

(紅白のハナモモ-白多数)


(紅白のハナモモ-白の花びら)


(紅白のハナモモ-紅の花びら)



三例目はピンクと白のハナモモ。

(ピンクと白のハナモモ1)


(ピンクと白のハナモモ-白の花びら)


(ピンクと白のハナモモ-ピンクの花びら)

いろいろの木を写真に撮ってみると驚くほど多様で、色の遺伝子がどのように発色するのかその木毎に千差万別のように思えてなりません。

もっと実例を探ってみたいと思いました。


鎌倉身辺雑記・セッコクラン ピンク

2019年04月01日 | 鎌倉


ピンクのセッコクランが咲き始めました。

白のセッコクランより約三週間遅れでした。

このセッコクランはバルブから直接花芽が出るのでなく、最先端の葉と葉の間から花茎が伸び花が付きます。

(セッコクラン1)


(セッコクラン2)

花は白のセッコクランより小さく、また丸みをおびているのが特徴です。

(セッコクランの花1)

家に取り込む時期は、毎年決めていませんが、霜が降りる前に家に取り込み、日差しがある部屋だと2~3月に開花が早まります。
白のセッコクらんより約一月遅れの開花です。

(セッコクラの花2)


(セッコクランの花3)


(セッコクランの花4)


このピンクのセッコクランは香りが良く、夜などは階段を経て二階までほのかな甘い香りが届きます。

ネットで調べてみたら、この種はデンドロビウム・キンギアナムと云うらしいことが分かりました。