善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

横浜中華街・春節飾り 2019

2018年11月27日 | 鎌倉


11月半ばに学校時代の友人が集まるランチの会があり、横浜の中華街に行くと、中華街は2019年の春節の飾りで華やかに彩られていました。

JR大船駅から石川町駅までは30分足らずで、中華街の入り口の延平門は門柱の間に春節飾りの紅い幕が張ってありました。

(延平門)

延平門から関帝廟通り門をくぐると、道路上には百節龍の飾りがつり下げられており、関帝廟にも春節を祝う提灯がつり下げられていました。

(関帝廟通り門)


(関帝廟通りの百節龍)


(関帝廟の春節を祝う提灯)

関帝廟の脇を歩き、中華大通りに出ました。

中華大通りは、例年の通り巨大な百節龍がつり下げられ、通りの上を飛翔しています。
百節龍は龍の頭部と99個のの胴体が連なった金色の龍です。

(中華大通りの百節龍)

横浜市のホームページよれば全長80メートル(頭部プラス99個の胴体)の大きさだそうです。

(百節龍2)

しばらく百節龍に見とれていましたが、友人との約束の時間に遅れそうになったので中華大通りを歩いていると歩道に不思議なわんちゃんがいて、人だかりがしています。

何とパンダの帽子をかぶった白い犬です。

どこまでが帽子でどこからが地顔か分かりにくいのです。
見物人をしりめにのんびりと寝ています。

(不思議なわんちゃん)

こんな中では先に進めません。

菜香新館に向かいました。

菜香新館は中華大通りを進み、中山路を右折した右側です。
今年三十周年を迎えた中華料理店です。ここでの会もずいぶん長年続いています。

(菜香新館)

食事会の模様はホームページ(ひろさんの旅枕)の「日帰りの旅」の中で公開しています。

数時間かかって会が終わり、中華大通りにもどると、夕暮れで各お店のネオンが点灯し始めました。そして、善隣門の近くにある百節龍にもランプがつきました。

2018年11月1日に点灯式があって以後毎夕点灯されされ翌年の2019年2月28日まで点灯ヤカン点灯されるとのことです。
年越しや春節のカウントダウンなどイベントも企画されているようです。

点灯された百節龍は一段と見事な新春の飾りです。

(点灯された百節龍)


(点灯された百節龍2)

まだ、青空がのぞく午後4時過ぎでも美しいのだから、もっと暗くなれば更に夜空に映えるだろうな・・・等と考えながら中華大通りを歩きました。

(点灯された百節龍3)


(善隣門)

薄明かりの善隣門から石川町駅方面に歩き、根岸線で帰路につきました。



鎌倉身辺雑記・サザンカ2

2018年11月22日 | 鎌倉


11月も半ばになって冷え込む日もあり、サザンカがかなり咲き出しました。
今年のサザンカ第2報です。

今回は、自宅付近の民家からニ種、大船フラワーセンターからも二種、自宅で一輪か二輪しか咲かない一種を掲載します。

寒ツバキとサザンカの違いについてはよく間違えるものと相場が決まっているようですが、一重咲きのツバキとサザンカは見分けやすいので、どちらも一重の例を紹介します。

(垣根越しのピンクのサザンカ)


(垣根越しのピンクのサザンカの花)


(垣根越しのピンクのサザンカの花2)


(大船中学校の白のサザンカの花)



(大船中学校の白のサザンカの花2)



(大船中学校の白のサザンカの花3)



以下は大船フラワーセンターで見つけた二種です。

(大船フラワーセンタ ピンクのサザンカの木)


(大船フラワーセンタ ピンクのサザンカの花)


(大船フラワーセンタ 白とピンク混交のサザンカの木)


(大船フラワーセンタ 白とピンク混交のサザンカの花)

もう一種は自宅にある薄ピンクの花です。

(薄ピンクのサザンカの花)

以上がサザンカ特集第二弾です。

サザンカは好きな花の一つで、はかなげな花びらですが、結構長保ちする花です。


鎌倉身辺雑記・大船フラワーセンターの菊花大会

2018年11月20日 | 鎌倉


鎌倉市にある大船フラワーセンターで神奈川県菊花大会が催されています。
(2018年10月28日から11月25日まで)

大船フラワーセンターホームページ

(大船フラワーセンター)

菊花大会は毎年恒例の行事です。
今年(2018年)は、台風24号の潮風などの被害などがあり、出展数はかなり少なかったとのことですが会場には見事な菊花が咲き誇っていました。

会場はフラワーセンターの入り口から入場した目の前で、ここから左側の通路の両側に仮設のよしず張りの建屋が連なっています。

(菊花大会の会場の仮設建屋)


(けんがい-農水大臣賞受賞)

大会は菊の作り方や仕立て方、菊の種類などによって応募部門が違うようです。

一鉢の中でいくつ花を咲かせるかは(仕立て方)は花の数が増えるほど難しいでしょうから、特に7本仕立ては大変でしょう。

(七本仕立て)


(七本仕立ての花の部分)

花の大きさや高さ、咲く時期の同時性など苦労が忍ばれます。


(三本仕立て-神奈川県知事賞受賞)

また、背の低い(短い茎の)福助作りなども見事な花を咲かせていました。

(福助作り)


(福助作り-神奈川県知事賞)

ドーム菊は小菊を丸く作ったもので日当たりなどで同時に満開にするために手入れが必要なようでした。

(ドーム菊)


(ドーム菊-神奈川県菊花連盟会長賞受賞)

ともかく、見事なできばえの菊ばかりでしたが、天気の変動が大きい昨今の気象状況では愛好家は多くの苦労をしたとしのばれます。

植物園の通路に沿って葦簀張りの建屋が続いていました。

参加者が少ないと言っても数多くの作品は見飽きしませんでした。

(大会会場)

作り方や仕立て方、菊の種類など、以下の解説パネルが大変参考になりました。

(解説版1)


(解説版2)

毎年楽しみにしています。



鎌倉身辺雑記・ツワブキと昆虫 2

2018年11月15日 | 鎌倉


大船フラワーセンターのツワブキに昆虫が蜜を吸いに来ていた話はこの前のブログで報告しましたが、自宅の猫額の庭の数本のツワブキにも蜜を吸いに来るアブ?がいたので、花粉まみれになる姿を撮ってみました。

(ツワブキ)

アブの移動が早いのでついついムキになってしまいます。

前回のブログで蜂でなくアブだと友人から指摘され、アブの名前を知ろうと、友人の推薦でハンディな図鑑を買ったのですが、特定するには各器官の詳細を知る必要があるようで、いろいろのアングルの写真を撮らなければなりませんが、なかなかそんな姿勢になってくれないというもどかしさがあります。

(ツワブキとアブ)


(ツワブキとアブ2)


(ツワブキとアブ3)


(ツワブキとアブ4)

ああ、虫の写真はむずかしいなァ!!!。




鎌倉身辺雑記・リンドウ

2018年11月12日 | 鎌倉


11月の声を聞いてリンドウが咲き始めました。

今年は夏の暑さにやられて、花茎が伸びず、また地面に横たわった状態でしたが、暑さが収まるにつれて立ち直ったと思いきや、台風24号の塩害で葉っぱの一部が枯れてしまい、つぼみが開くか心配していたのです。
(リンドウ1)


(リンドウ2)


(リンドウ3)


(リンドウ4)


(リンドウ5)

薄紫の濃淡は株によって異なりますが、数株のリンドウが生き延びて花を付けてくれて、生命力の強さに勇気づけられました。



鎌倉身辺雑記・北里大学北里祭

2018年11月09日 | 鎌倉


縁があって、北里大学の学園祭を見てきました。
11月3日と4日の二日間行われました。

前回、桜が満開の時期に構内に入ったのですが、そのときは鎌倉市大船から3時間以上かかったので、今回はやや早めに家を出ました。

ところが、この日は藤沢駅で快速急行をつかまえることが出来たので、相模大野まで短時間で行くことが出来,、また、バス停の場所も人に聞かないで行けたので8時50分のバスが座れ、さらに休日のためかスムーズに運行され、9時15分頃北里病院前のバス停に着いてしまいました。

(北里祭ゲート)

北里祭は10時からとのことで、学園祭入り口でストップがかかり、やむなく病院の一般人の立ち入り可能な部屋に入りホットココアなどを飲んで時間をつぶしました。

10時すぎにようやく大学構内に入り、模擬店などを一通り見て回った後、海洋生命科学部(MB)の校舎に着きました。

模擬店の一部を紹介します。

(模擬店を見て回る1)

(模擬店を見て回る2)

模擬店の数はたくさんあり(フェスティバル案内書によれば41店舗)、ほとんどは食に関する模擬店です。
衛生管理は徹底しているようでしたが、年寄り向けのメニューはほとんどありません。

で、海洋生命科学部に向かいました。

海洋生命科学部でのお目当てはシーラカンスの剝製の公開です。

(北里大学海洋生命科学部棟)


(シーラカンス展のポスター)


(シーラカンス展のお披露目イベント)

この日、お披露目のセレモニーがあったので人垣の後ろから見ていましたが、セレモニーも終わり正面からシーラカンスの剝製を見ました。

思ったより大きく、存在感があります。

(シーラカンス剝製1-正面から)


(シーラカンス剝製2-頭部から)


(シーラカンス剝製3-裏面から)


(剝製の説明看板)

シーラカンスの後ろ側には、ミニ水族館があり、楽しく拝見しました。

(ミニ水族館の展示)

三階にも展示場所があったので階段を上がり、三階も見学しました。

階段の途中にはカジキマグロの剝製がありました。

(階段にあったカジキマグロの剝製)


学園祭の展示も行事も多彩で盛りだくさんでしたが、模擬店を見て回るだけで力がつきてしまいました。
そこで、L1棟の二階の食堂で行われていた各学部の来年度の入学案内を一寸覗いた後、表玄関から外に出て、学祖の北里柴三郎博士の銅像を写真にとりました。

学祖は、この学生たちのエネルギーをどんな気持ちで見守っていたのでしょうか?

(学祖が見守る中で・・・)

昼過ぎのバスで、相模大野駅前まで来て、街で食事をしました。

昼食は大学の L1棟 の二階食堂ですると心づもりしていたのですが、 L1棟 は入試案内会場だったため急遽街中で摂ることにしたのです。
選んだのは相模大野駅から中央エスカレーターで下りて、アーケード街ですぐのそばやで「みつば」です。


(みつば入り口)


このお店はチケットを機械で購入し、カウンターで示して、呼ばれるまで自席で待って、番号を呼ばれるとそばを取りに行き、食べ終わると、自分で食器などをカウンター脇の棚まで自分で持って行くというセルフサービスのお店でした。

(チケット)


(鳥そば 温)


(とろろそば 温)

(店内の様子)

そば屋に入るのは久しぶりでしたが、まあまあ無難な選択だったと思いました。
店内は年配者か家族連れでしたが、そばを肴に日本酒を召し上がっている方も居て、小説に出てくる情景とはいささか離れているのですが、昨今の社会情勢ではこんな物かという気がしました。


鎌倉身辺雑記・ツワブキと昆虫

2018年11月06日 | 鎌倉


例年10月末から11月半ばにかけて、大船フラワーセンターでは神奈川県の菊花展が行われます。
今年も開催されていることを確認して、10月末に訪れましたが、天候不順と台風24号などの塩害のため、出品者が少なく会場は開店休業の有様でした。

で、園内の椿などの樹木の植わっている場所を探索すると、下草としてツワブキが植えられた場所があり、黄色い花が咲き始めていました。

そして、ツワブキに蜂(アブ?)やチョウの仲間が蜜を吸いに来ている場所を発見しました。

(ツワブキ)

ヤブ蚊に喰われながら、この昆虫たちの姿態をカメラに納めました

(ツワブキとアブ)


(ツワブキとアブ2)


(ツワブキとアブ3)


(ツワブキとアブ4)

蜂(アブ)に気を奪われているとき、セセリチョウが気ぜわしくやってきたので、数枚写真を撮りましたが、蜜が気にくわなかったのか、飛び去ってしまいました。

(ツワブキとセセリチョウ)

今年は自宅にホウジャクなどがやってきて、昆虫を撮るチャンスが例年よりかなり多かったのですが、昆虫たちの数は例年より少なかったような気がします。気候の影響だったのでしょうか?。


鎌倉身辺雑記・季節外れの皇帝ダリア

2018年11月02日 | 鎌倉


10月末の大船フラワーセンター内の植物に関する話題です。

期待していた菊花展は出品者が少なく、空きスペースがたくさんありました。

菊花展の先の椿などの方面に入る入り口に、皇帝ダリアが咲いていました。
しかも人の身長にも足りない約1メートルほどの高さでした。

係員に聞くと、台風で倒れた皇帝ダリアが、先端部分から垂直に立ち直り、その後の好天で花が咲いたとのことでした。

皇帝ダリアの生命力に感心すると共に、真っ正面から写真を撮ることが出来てとても良かったと思いました。
(皇帝ダリア)

大船フラワーセンターの皇帝ダリアは一重の花でした。
一度台風で倒れたのですが、枝先がむっこりと起き直り、更に花をさかせたとのことでした。

(皇帝ダリアの花)


(皇帝ダリアの花2)

小さなアブ?が蜜を吸いに花びらに止まっていました。

(皇帝ダリアの花3)


(皇帝ダリアの花4)


とても強い生命力だと感心しました。