善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

沓掛温泉と別所温泉の旅・安楽寺の国宝八角三重の塔

2015年02月28日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)

安楽寺は曹洞宗の古刹で、鎌倉の建長寺(臨済宗)とゆかりがあるお寺と伝えられているそうです。

別所温泉のメインストリートから少し入った場所に黒門と呼ばれる門があり、黒門をくぐって参道をたどります。
参道は右にまがり、石段を登って山門をくぐると、鐘楼の先にたおやかな本堂が見えてきます。

(安楽寺の黒門)


(鐘楼)



本堂のたたずまいは禅寺らしく穏やかで、茅葺きの屋根のカーブがそのまま残る本堂です。

(安楽寺の本堂)


国宝八角三重塔は本堂の左手から石段を登ります。
しばらく上ると三重塔が見えてきます。

太陽の光の中に輝いて見えます。
こんなすばらしい三重塔は今まで見たことがありません。
(国宝八角三重塔)


本堂と八角三重塔の間にある、重要文化財を祀った傳芳堂も見逃せません。
重文の木彫「安楽寺二世 幼牛恵仁(ようぎゅうえにん)和尚像」と「安楽寺開山樵谷惟仙(しょうこくいせん)和尚像」がまつられています。

安楽寺公式ホームページへリンク

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沓掛温泉と別所温泉の旅・温泉街のそばや

2015年02月25日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)

さて昼食です。

温泉街を歩いている地元のおばさんに推薦するそば屋を聞きました。
中心街の「○○や」という返事です。

温泉街をかなり上流まで遡り、その後下って一通り町並みと旅館街を見た後そのそばやに行ってみました。

誰も入っていなかったのですが、頼んだ品が出てくるには結構時間が掛かり、まあ、おつゆの香りは良かったのですが、そばはもたもたと口に残り、昨夜の夕食のかどや旅館の茶そばにはやや敵わないような口触りでした。

(○○や)


(月見そば)


(天ぷらそば)

(店内の様子)

ただ、窓側に、「信濃の国」の歌詞が載っていたのれんがあり、これには感激しました。

(信濃の国ののれん)

しなのの国は長野県の県歌だそうです。

立派な歌で県のページに行くと歌詞も書いてあり、歌も聴くことが出来ます。

信濃の国(長野県のホームページ)
(唱歌を聞くことが出来ます→「曲の再生」をクリック)

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沓掛温泉と別所温泉の旅・愛染カツラ

2015年02月21日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)

北向観音の境内に愛染カツラと呼ばれるカツラの巨木があります。
樹齢は1200年ともいわれ、立派な樹勢を保っています。

川口松太郎の小説「愛染かつら」はこの木がモチーフとか?。
この小説が田中絹代と上原謙の主役で映画化され、北向観音でロケされたとのことです。

(愛染カツラ)


(愛染カツラ説明版)

田中絹代と上原謙の後も何回か映画化されたようです。

また、境内にはお不動様、お薬師様が祀られ、崖に沿って見事な建築美を見ることが出来ます。

(不動堂)

(温泉薬師瑠璃殿)


(温泉薬師瑠璃殿上部)

芭蕉の句碑は苔むして良く文字がたどれません。

(芭蕉の句碑)

ネットによると、
「観音のいらかみやりつ花の雲」
貞亨3年(1686年)、芭蕉43歳の時の句だそうです。

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沓掛温泉と別所温泉の旅・北向観音

2015年02月17日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)

北向観音は別所温泉の温泉街の入り口に位置します。
温泉街のメインストリートに門柱があり、石段をやや下って門前の商店街の向こう側に石段があり観音堂が建っています。
北向に建てられているので北向観音というのだそうです。

(温泉街のメインストリートに面した門柱)


(北向観音堂)

観音様をお参りしてから回廊を廻ると、奉納額がいろいろと飾られています。

(回廊)

奉納者は様々な土地の様々な団体です。

(奉納額1=史記の絵巻から?)


(奉納額2=三教の教え(孔子・釈迦・老子))


(奉納額3=弁慶と牛若丸)


(奉納額4=何かの講?)

いろいろの団体が奉納している奉納額からその時代の有様が透けて見えます。

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別所温泉の旅・あいそめの湯

2015年02月14日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)
あいめの湯は別所温泉駅に沿ってわずかに上田市街側に下った場所にあります。ほんの歩いて数分のところで、大きな駐車場が自慢です。

昔、別所温泉駅からやや離れた場所にあった相染閣が2008年に移転しあいそめの湯になったとのことです。

(あいそめの湯)

あいそめの湯には他に別料金で岩盤浴(別料金500円)があり、また大広間や貸切り和室(有料)などもあって、そちらも人気が高いそうです。

浴場には広い脱衣場があります。
鍵のかかるコインロッカーが付いた脱衣棚の数は多く、広くて清潔です。

(脱衣場)

浴室は窓が広く、大浴場は20人近くが入れそうです。
窓の外には露天風呂があり、10人ほどが入れそうです。

(内湯浴槽)


(露天風呂)

お湯は単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)で湯温は50.9度だそうです。
ぬるぬる感が若干あるやさしいお湯で、わずかながらの硫黄臭が温泉好きにはたまりません。

洗い場が内湯浴槽と隔てられているので、シャワーの飛沫などが飛ばない設計も、さすが温泉のプロが運営する施設だと感心しました。

(洗い場)

最近はマナーの悪い入浴者も居ないではないので心くばりが行き届いて居ました。


あいそめの湯公式ページへリンク

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別所温泉の旅・別所温泉駅前の赤丸ポスト

2015年02月10日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)
別所温泉駅は木造の小さな駅です。

斜面を利用して駅を設置したため、温泉街から見ると駅舎は下にあります。
線路の勾配を水平に保つためにはこうせざるを得なかったのでしょう。

(別所温泉駅)

従って駅から階段を数段ほど上って道路に出ます。道路に出ると有名観光スポットへの道しるべがありその傍らあかまるぽすとがありました。

(赤丸ポスト1)


(赤丸ポスト2)


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沓掛温泉と別所温泉の旅・青木村から別所温泉へ

2015年02月05日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)
かどや旅館のおかみさんに青木村バスターミナルまで送ってもらい、路線バスで上田原駅前まで行き、上田電鉄に乗り換え別所温泉に向かいました。

(上田原駅)


(上田原駅のホーム)

しかし、やってきたのは下之郷行き電車で、別所温泉行きではありませんでした。

(下之郷行き電車)

止むを得ず下之郷駅に行き、ここでもしばし待って次に来た別所温泉行き電車に乗り込みました。

(別所温泉行き電車)

ところが、この電車には、立派な制服を着た別所温泉駅の駅長さんが乗っており、ミニハモニカでいくつかの歌を演奏してくれたではありませんか。

(上田電鉄別所温泉駅の駅長さん)


(ハモニカを演奏)

短い間だったので、お名前が春原貞良さんとだけ伺ったのでしたが、家に戻ってから上田電鉄のホームページを見ると次のページに行きつきました。

JTB ホームページ「感動魅力人」上田駅の駅長さん

別所温泉駅に居た和装の麗人も上田電鉄が仕掛けた助っ人なのでしょうか?。
別所温泉としては、車利用でなく電車で訪れる客をもてなす姿勢がくみ取れて結構な企てだと思いました。

(和装の麗人)


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沓掛温泉と別所温泉の旅・かどや旅館の夕食

2015年02月01日 | 温泉

(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)
さて、かどや旅館の夕食です。
部屋食の夕食は結構豪勢でした。

(先付け=蕗のトウ醤油焚き、キノコの肉巻き、ウドの酢味噌和え)

鶏のささみと春菊の白和えは上品な味一品です。

(鶏のささみと春菊の白和え)

お刺身の新鮮で、量の少ないのがよろしい。

(お造り)

山菜の天ぷらはこの土地でなければ味わうことが出来ない味でした。

(山菜の天ぷら)


(鍋=豚肉・キンチャク・野菜)


(鮎の塩焼き)


(茶碗蒸し)

鯉の甘露煮はこれこそ地元の名産で、一人¥1000で別発注したものです。
他にいろいろあったので不要だったような気がしたのですが、わざわざ魚を購入し、老おかみが厨房で煮込んでくれたそうです。

(鯉の甘露煮)


(茶そば)

他に、お椀、フルーツなど。

品数が凝っていて、量が少ないのが最適でした。
安い宿泊料金で赤字が出なかったのかしら?・・・。

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