善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

京町温泉の旅・十兵衛の湯

2016年01月30日 | 温泉

(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)
十兵衛の湯は、食事処「十兵衛うどん」と旅館「十兵衛の宿」との相乗効果もあって、京町温泉で人気の高い共同浴場の一つです。
国道に面しているという利点もあります。駐車場が広く、車を降りてお風呂が先か食事が先かと話しながら十兵衛の湯の玄関に来る人もいます。

(十兵衛の湯)

十兵衛の湯は、受付があって、券売機で買った入浴券を渡してからのれんをくぐる仕組みになっています。

(受付と浴場ののれん)

脱衣場は結構広くできています。鍵の掛かるコインロッカーはとても便利で、大型荷物も十分入収納できますが、荷物は」京町観光ホテルに預けてきました。

(脱衣場)

浴室は床に石を張り詰め、壁は下部がタイル張り、上部は木製とグレードが高く気持ちの良い浴場です。
浴槽はタイル張りで女湯との壁に沿って細長くできています。
手前に小さな浴槽があり、奥に大きな浴槽が連なっています。どちらの浴槽にも湯口があります。
手前のちいさな浴槽には先客が居ました。この手前の浴槽は寝湯の感覚で入れるくらいに底が浅く、温度もさほど高くはありません。

(メインの浴槽)

奥にある大きな浴槽は適温です。

お湯は、ややヌルヌル感のある低張性中性高温泉(ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩塩化物温泉)で、源泉の温度は64.5度だそうです。
加水して適温まで下げているそうです。塩素系の殺菌剤も『使用している』とのことです。

奥に露天風呂がありました。

(露天風呂)

露天風呂もぬるめです。

(洗い場とカラン)

中年の先客は名古屋在住の人で、実家に戻って連休を過ごすのが年中行事だとのことです。
この近くでは、十兵衛の湯が一番落ち着くとのことです。

十兵衛の湯は銭湯と云うより旅館の立ち寄り湯に近いお湯です。


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京町温泉の旅・十兵衛うどん

2016年01月26日 | 温泉

(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)

京町観光ホテルを出て、国道に出ました。
国道から何とか人のいるところと考えながら左折して6~7分歩き、十兵衛うどんの駐車場を見つけました。
多くの人が車で来てうどん店に入っていきます。
どうも有名なうどん屋さんらしい?・・・。

(十兵衛うどん)

玄関を入って右側に椅子席と奥に座敷があります。

(店内の様子)

椅子席に座って以下のメニューを頼みました。

(バラちらしセットちびうどん(そば)付き \880)


(やまかけうどん \780)

結構な昼食でした。

安くてボリュームもあり、係の人は親切でした。宮崎県もそんなに悪い人ばかりではなさそうです。

(メニュー)

いけすには関アジやカンパチが泳いでいました。
メニューもそうなっていましたが、うどんばかりでなく、和食主体の料理屋さんでした。

(店内のいけす)


自宅で作った京町温泉の共同浴場のリストに十兵衛の湯というお湯もリストアップしていたので、十兵衛うどんを出て、駐車場の一角にお湯を見つけました。

もちろん入ります。

また、十兵衛の宿という旅館もあることが分かりました。
京町観光ホテルがベストだと決めつけたのが間違いだったのでしょうか?。

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京町温泉の旅・京町観光ホテル

2016年01月22日 | 温泉

(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)

京町温泉駅は無人駅でした。
もちろんJRの時刻表で無人駅は承知していたのですが、駅管理者が無人なだけでなく付近に人の影がないというのには驚かされました。

(京町温泉駅に着いた列車)


(駅の表示板)


(ホーム側から見た改札口)


(外側から見た京町温泉駅)

駅から離れても、ともかく人の気配がありません。

温泉街のアーケードを歩いても途中までは誰も居ませんでした。

(温泉街の入り口の看板)

左側にラーメン屋があり、数人の人に、京町観光ホテルの場所を聞いたのですが、昼食を摂りに来ただけで地元の人間ではないとのことで全く目指す旅館の場所が分かりませんでした。

温泉街の反対側の場所は自動車道に面していて、交通量はかなりありました。
ここまで来て、遠くに京町観光ホテルの看板を見つけたのでほっとしました。あたりに人影はありませんでした。

(京町観光ホテル)

京町観光ホテルに着いてほっとしたのですが、声をかけても誰も出てこなかったのでフロントのベルを押すと、若い女将さんらしい人にとがめられました。
「チェックインは3時だから出直してほしい」とのこと。
午後3時のチェックインは先刻承知していたのですが何とか荷物を預かってほしいと頼みようやく受け入れられたときは不快な気分になっていました。
昼食を食べる場所の情報や共同浴場の情報は手に入りませんでした。
温泉場なら、ちょっとしたマップなどがあるはずなのに、在るのか無いのかさえ聞くことは出来ませんでした。

お風呂セットを持って宿の玄関を出ました。

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京町温泉の旅・京町温泉駅へ

2016年01月15日 | 温泉

(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)

嘉例川駅で吉松駅行き列車を待ってると、所定の時間に吉松駅行き列車が来ました。

(吉松駅行き列車)

車内は空いていました。
先頭に行って運転席を見ると、昭和56年の製造で、メーカーは富士重工業とのことでした。

(運転席)

大隅横川駅も嘉例川駅と同時代の古い木造の駅です。
手製の小さな鯉のぼりがたくさん飾られていました。
地元の人に愛されているのでいるのでしょうね。

(大隅横川駅)

吉松駅に着くと隣に赤い車両が停車中でした。車両には「いさぶろう・しんぺい」と銘板が打ち込まれています。

(いさぶろう・しんぺい号)

いさぶろう・しんぺい号は人吉と吉松を結ぶ観光列車だそうです。
この区間は、日本三大車窓と呼ばれる区間で「矢岳越えを始めとして車窓の良さに定評ある」区間なので、特別に製造されたのだそうです。

(いさぶろう・しんぺい号)

「いさぶろう」は人吉駅 - 吉松駅間が建設された当時の逓信大臣山縣伊三郎の名前を、「しんぺい」は同区間開業当時の鉄道院総裁であった後藤新平の名前からとったもので、矢岳第一トンネルの矢岳方入口に山縣の「天険若夷」、吉松方に後藤の「引重致遠」の扁額が残ることにちなむものだそうです。
それぞれ揮毫者の名を冠する列車が揮毫した扁額に向かって走る形となったのですが、現在は二両編成にしてのだそうです。
(いさぶろう・しんぺいウィキペディアより)

(吉松駅)

吉松駅では列車の看板を掛け替えて都城行きになったので乗り換える必要はありませんでした。


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鎌倉身辺雑記・ルミネウイングの福袋その2

2016年01月11日 | 鎌倉

前回は新春初売りの際の大船ルミネウイングの福袋について、二階の食品売り場の模様をレポートしました。

今回は四階のファッション関連のお店が多い四階の店舗の写真を少々掲げます。

(イーハイフンワールドギャラリーの福袋)


(MAJESTIC REGONの福袋)


(アフタヌーンティの福袋)


(ページボーイの福袋)


(ORiental TRafficの福袋)


今年は昨年末から冬の冷え込みが少ないので、冬物商戦は低調です。福袋で冬物をさばくような戦略を立てる店もありそうです。

帰宅後カルディコーヒーファームの福袋を開けて見ました。

(ゲットしたカルディーコーヒーファームの福袋)

この福袋は食品福袋で、そのしたの福袋はコーヒーのみの福袋です。

また、もへじの福袋はお菓子などが入っています。

(福袋のデザイン1-食品)


(福袋のデザイン2-コーヒー)

福袋を開けると我が家では食べないような食品が多かった気がします。

(福袋の中身)

これは社会勉強の一つだからと、日頃なじみのない食材を使って料理をつくろうと家人が張り切っていました。

福袋をゲットするわくわく感と、袋を開けてどういうふうに食べるのか?という期待で二度楽しめたのでした。


鎌倉身辺雑記・今年のルミネウイングの福袋は?

2016年01月07日 | 鎌倉

鎌倉市大船は駅ビルとしてルミネウイングがありあす。

大船駅はいくつかのJRの路線が集まり、モノレールもあって結構賑わう駅です。
例年、初売りは1月2日で、各店は福袋を売り出します。

福袋を買うために、開店の午前10時より前に列が出来ますが、例年並ぶ時間が早まり今年は9時なると並び始めたようです。

最前列の三階では、行く先別に10人ぐらいで並んでいます。
これは、行き先別に分かれるからです。メインの列は店に沿った側で、他の列はメインの列より早く目的場所に誘導されるようです。

(最前列)

列は4人で並んで一列になります。

(ルミネウイング二階コンコース)


(4人で一列)

さて、今日の目的は、日頃無料のコーヒーでお世話になっている「カルディコーヒーファーム」の福袋です。従ってメインの列に並ぶわけです。

来たときよりも最後尾の看板は時間と共に伸び、モノレールの乗り場に届いた後建物に沿っており曲がりました。

(最後尾の看板)

午前9時40分頃入場が開始され列が動き出しました。

(列が動き出す)

4人一列を2~30人づつ区切って入り口に入れ、入った人はそれぞれも目的のお店のある階に散っていきます。

カルディーコーヒーファームは一階下って二階にあります。

すでに60人ほどが並んで居ました。

(カルディーコーヒーファームの列)


(カルディーコーヒーファームの正面)

10時に一般の入店です。入り口はモノレールの終点付近にもあります。
カルディーコーヒーファーはこのフロアでは人の波が殺到して混乱していましたが、この時点で、二階のこのフロアでの競争でおもしろかったのは、サンジェルマンというルミネ開店当時から出店しているパン屋さんの目の前に他のパン屋さんが二店現れた現場です。
2015年10月に新たに出店したパン屋さんは「メゾンカイザー」と「木村総本店」の2店です。

(サンジェルマンの福袋)


(メゾンカイザーの福袋は完売)


(木村屋総本店の福袋)

他の店ではこんなのがありました。

(勝烈庵の福袋)


(アールエフワンの福袋)


(小倉屋山本の福袋)


(ポケットパークの福袋)

何が入っているか分からない福袋ですが、今年は多くの店が福袋を出していて、完売する店、売れ残る店と悲喜こもごもだったようです。

福袋の布の袋そのものをほしがる人も居たようでおもしろい半日でした。


鎌倉身辺雑記・龍隠庵の餅つき(2)

2016年01月01日 | 鎌倉


前号は龍隠庵恒例の餅つきの状況を報告しましたが、引き続き餅つきに関して、主に裏方さんの様子を報告します。

龍隠庵への小道と石段をたどると、龍隠庵の客殿の前の境内に出ます。

(龍隠庵への小道)

受付で記帳していると、ご住職の書とムクロジの実から作った飾りがありました。諸縁吉祥とのことです。

(受付の新春飾り-諸縁吉祥)

すでに境内では餅つきの真っ最中で、数十人が二つの餅つきの臼の周りに群がっていました。

そして、客殿の中では、供え餅がパック詰めの真っ最中でした。。

(供え餅のパック造り)

今年は、二百キロ以上の餅を搗くとのことで、前日に15臼、この日は60臼の予定だそうです。餅米は水に浸した後、せいろで蒸し上げます。

(餅米を水に浸す)


(せいろで蒸す)

蒸し上げたら、客殿前の庭で餅つきです。

(餅つき)

臼のそばには、杵で打たた餅を臼の中で手で返す介添え人が必要です。
このように、手で餅を返し、水気を与える人を「返し手」もしくは「相の手」というらしいですね。

(返し手)

今年からは女性の返し手も登場です。手際の良い介添え人たちです。

(返し手2)

さて、参加者の楽しみは昼食の絡み餅です。

具は、大根おろし、納豆、こし餡、きなこ、ごまなどで、前夜用意したとのことです。
他に、大根や白菜の浅漬けなど。

(絡み餅の具1)


(絡み餅の具2)


(トレイの餅に好きな具をのせてもらう)

けんちん汁は禅寺のごちそうの一つです。
野菜の下ごしらえは前夜行いました。
この日は大鍋で焚くのですが、風が変わるので煙りとの戦いです。

(けんちん汁1)


(けんちん汁2)

こういった裏方さんが餅つきを支えていました。