memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

すべては海の上       紛争の韓国国境 (2)

2014-05-18 00:06:40 | 海事
天文学者らが星を観測するとき、彼のレンズが何かを捕まえるまでは何もない暗黒をひとつずつ探る。例えば超新星の爆発の距離を探るように。通常その距離は数百光年先にある。つまり見たものはずっとずっと以前に起きた現象である。

韓国の島の丘の上に立ち北方規制線を見るのはこれに似た感覚である。海は広大で、しかしそこにすでに自分は存在した。そこで起きることを期待するのは長年の敵との対応であろうか。それははるかな過去の遺物である。長い待ち時間の間には実際は何も起こらなかった。目にしたものはのんびりした中国漁船が北方規制線の北側の北朝鮮側で中国漁船が怠惰な操業をしている様子だけであった。

そして延坪島の丘への4度目の訪問では、その直前に我々はアマチュア観察者としての経歴を抹消、目の前の浜からはサイレンの音が鳴り響いてきた。いったい何が起きたのか、緊急事態かもしれない、しかし拘束の警備艇が現れ中国船に向かう姿であった。それに続き韓国のコレベット艦が現れた。大型の砲と兵員が抗繁盛にいるのを見て取れた。北朝鮮からの船が近くにやってきて、あるいは目に見えない国境を横切り、それを韓国の軍部が追いかけているなどとは信じられない。暫くして我々は本当のドラマがわれわれの眼前で展開下のかと思った。そうであれば我々はその自他を巧みに記録すればニュース速報になる。両国間の対応を目撃することを対象に旅を企てた。無線による交信、小さな交易を互いに助け合い行う洋上の漁民といったものを目撃することが我々の望みであった。

その日の午後、沿岸警備隊の士官が我々に説明したことが何であったかわからない。彼の声には皮肉が混ざっていたため我々は極度に興奮してしまった。実際、そうした事件は実際には何の事変でもないのだ。そうしたことは毎日発生している。韓国軍は常に国境を防御している。進入しようとする船があれば軍はそれを追い返すのだ。にも関らず我々はわれわれの超新星とアドレナリンを得た。それはまさにタイムリーな備忘であり、我々は”敵の領域”の内側にいた、そしてそうした状況はいつでもエスカレートする可能性がある。冷戦時代のシーンが我々の眼に演じられた。観光客の展望台でこうしたことが見られるのは世界中でもそい多くはない。

珍しいミツクリザメGOBLIN SHARKを漁獲     フロリダ

2014-05-18 00:05:25 | 水産・海洋
フロリダのキーウエスト沖合いでエビ漁をしていた漁師らが18フィート長さのサメを獲った、このおぞましいサメはgoblin sharkミツクリザメであった(5月3日mirror.uk)

この奇妙な形の生物がはここ数十年間メキシコ湾で発見されたことは無かった。Telegraph によると漁師Carl Moore は「この魚が なになのかまったくしらなかった」と。「自分の3歳の孫はサメが好きなので写真を撮った」魚はその先史時代のような外観から活きた化石とも呼ばれるが、この魚は日本やメキシコ湾深いところに棲むと。

ミサイル装備コルベット艦2隻を配備   ロシアカスピ海艦隊

2014-05-18 00:04:48 | 海事
ロシア最新のミサイル搭載コルベット艦Grad Sviyazhsk と Uglichの2隻が無地海上公試を終了、7月にはカスピ海艦隊に配属されると南部軍管区の報道官が水曜日発表した(4月30日NOVOSTI)

「この2隻は2014年前半までにロシア海軍に配備され7月1日よりカスピ海艦隊に所属する」と報道官が発表した。この2隻はカスピ海艦隊にはじめてのBuyan-M 級のコルベット艦であると。連合造船会社(USC)の国防契約担当局長のAnatoly Shlemov,はこれまでにロシア海軍は10隻の艦船を今年手に入れることを発表していた。

海軍はコルベット艦Veliky Ustyugを年末までに、また同じクラスの6隻を2020年までに受け取ることになるという。 Buyan-M級のコルベット艦は排水トン数950トン、最高速力は25ノット、Kalibr (SS-N-27)型対艦ミサイル、100-mm砲と30-mm砲を装備し、さらにIgla-1M対空ミサイルを搭載している。カスピ海艦隊の基地は Astrakhanである。