memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ナマコと中国の関係    シエラレオネ (2)

2014-05-28 16:15:58 | 水産・海洋
開発を行うという約束は守られないことが明らかになった。彼等は彼ら自身が手に入れられない酸素ボンベやエアアコンプレッサーを用いた潜水を禁止、ナマコ買い付け人は漁に入る前に村長に200,000 Leones (RM149) を支払うことになった。地元の扱い商人Reginald McCarthyはこうした規則は無視された。「今や彼等はボートに酸素を乗せやってくる。これを阻止することが出来ない」と彼はいう。

中国商人らは彼らの輸出の仕事を数キロ離れたTombo村で行い、地元の苦情についてロイターに話すことは拒否した。しかしある輸出業者のもとで働く Mohamed Bangura, 彼は Cham Jrとして知られているが、彼等は法を侵してはいないという。Chamの父親はバナナ諸島から最初にナマコを輸出した一人である。彼もまた約束を守らなかったとして村人から非難を受けている。

Bangura は村人の期待にはそぐわなかったが、この地区はましな状態になったといいう。彼は彼の会社はTombo村に発電機を提供したと。島民たちは我々の交易により恩恵を受けていると彼はいう。とはいえ、国際市場につてはなく、自分たちでナマコ貿易を始める資金にも不足し、地元民は力の無さを感じている。

ナマコの潜水漁は外国の違法操業漁船に略奪された漁業のわずかな稼ぎに比べれば儲かる選択肢である。Abu Bakarは彼が20代のときに, ナマコによる僥倖をえて潜水を始めた。彼は漁獲物を中国商人に売り、首都フリータウンの南の海岸に土地を投資することが出来た。「俺たちはナマコの神様に感謝する、我々を前進させてくれた」と彼は言う。
潜水漁は暗くなってから行う。ナメクジのような棘皮動物がそのねぐらから出現するからだ。「ナマコは暗闇を知っている」とMoses Taylorはいう。

アフガン難民が英国海峡を筏で渡ろうとしたが

2014-05-28 16:15:32 | 海事

違法移民が英国に渡ろうと手製の3角形の筏で挑戦、使った板は6枚だけだった((5月6日ITAR-TASS)

沿岸警備隊がフランス北部のカレーでアフガニスタンからきた違法移民を拘束した。かれは英国に向かい英国海峡を泳いでいるときに逮捕された。「彼はCape Blancnimukatte"漂流していた。カレーに近いSanatteの町の海岸に沿ってではなく」と地元救難基地のBernard Barronが語った。彼によれば23歳のアフガン人は彼の同僚に日中発見され、無事陸に連れ戻された。こうした事件は我々の周りでは極めて珍しい」とBarron はいう。

この違法移民は手製の三角形の筏で英国にたどり着こうとしたもので、使用した板材は僅か6枚だけであった。筏の中心にはキャンバス製の袋を取り付けていた。筏は柱に吊るされた白いシートを帆走動力としていた。

カレー救難基地の主任によるとアフガン人が英国海峡を無事渡りきるチャンスは無かった、ここには巨大な船舶が毎日通航している。「強い潮流と風のために仮に手漕ぎのボートであっても海峡を渡ることは不可能」とBarronはいう。「もし風がビューフォート階級で一段階強くなっただけでも彼は死ぬことになったであろう」と。


EUコミッショナーが養殖業の開発に言及した

2014-05-28 16:14:56 | 水産・海洋
EU 海事漁業コミッショナーのMaria Damanakは昨日ブラッセルのSeafood Expo GlobalでEU域内の養殖水産物の比率を高めると発言した(5月8日FUD)

Damanki はミスランふたつ星のレストラン‘Vissani’のシェフGianfranco Vissani, およびスコットランドシェフ連盟会長で彼自身がAAロゼッテ賞を受賞したBallathie HouseホテルにあるレストランオーナーのKevin MacGillivrayらとともに会見。彼女はそのスピーチの中で”健康的、新鮮かつ地物”の魚類や貝類をEU域内で養殖することについて言及した。

”成長を続ける需要、とくにオメガー3に富んだ魚は単純に海からの漁獲だけに頼れない。海には十分な魚類がいるわけではなく、乱獲による影響で資源はいまだふらついていると。持続性のある形の養殖魚はこの圧力を減少してくれる。"”持続可能な養殖の意味は我々の水域を綺麗に保ちながら、生態系を豊にかつ健全に保つとともに、消費者を保護し、社会的ルールを遵守することである”

”将来世代もまた我々が海や川や湖から享受しているものを利用する権利がある。若者たちも旨い製品を販売し繁栄している会社に仕事を見つける機会を与えられるべきである” ”EUの消費の僅か10%が養殖ものである。遠路はるばる運ばれてきた遠隔地からの水産物がわ我々の食卓に届いている。

”EUでの養殖は素晴らしい地元の持続可能な代替物である。イタリアの"Chilometro Zero"の取り組みも同じ論理に基づいている。我々はEU製品の品質ののメッセージを広めたい” ”この新鮮な養殖魚は我々の消費者保護の要求に応えるのみならず、Mr Vissani や Mr MacGillivrayといったトップクラスのシェフらの味や食感についての要求にも応えるものである。
Damanakiはそのあと、欧州における養殖をヨーロッパ中の学校に広めるための資金を今年中に準備するとともに、欧州海事漁業資金が持続可能な養殖計画のための資金を準備すると発言した。