memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

アジアの大型エビが米沿岸を侵略? 1年で目撃情報10倍

2012-05-26 00:04:48 | 水産・海洋
成長すると30センチもの大きさになるウシエビ、アジアに生息する大型エビ「ウシエビ」の米国沿岸での目撃情報が急増している。米地質調査所(USCG)と米海洋大気局(NOAA)によると、2011年の目撃情報は前年の10倍に上ったという(CNN.jp)

ウシエビは本来アジアやオーストラリアの沿岸に生息するクルマエビ科の大型エビで、成体の体長は約33センチにもなる。米ノースカロライナ州からテキサス州にかけての沿岸で、このエビの目撃情報が相次いでいるという。

このままでは米国固有種の生息地が脅かされたり、餌にされたりする恐れもあるとみて、USCGなどはウシエビの生態や生息状況について調査するプロジェクトを開始した。ウシエビの遺伝子などを調べ、大西洋とメキシコ湾に生息する米国固有種に対して及ぼす経済的、生態学的影響を調べる。

米国では1998年にサウスカロライナ州の水産施設から手違いでウシエビ約2000匹が放流された経緯がある。その後3カ月の間に同州など3州の沿岸で300匹が回収されたが、現在の生息数は不明。ウシエビが米国の沿岸で繁殖しているのか、それとも潮流などに乗って漂着しているのかも分かっていない。NOAAの専門家は「ウシエビは繊細な海の生態系を変えてしまいかねない新たな侵略者になる可能性がある」と危機感を募らせている。

アデン湾で海賊14人を拘束  イエメン

2012-05-26 00:03:44 | 海事
イエメン沿岸警備隊は日曜日14人のソマリア海賊をアデン湾のソコトラ島沖合で拘束したと国防省が発表した(5月7日新華社)

「イエメン沿岸警備隊は日曜日朝早くにソコトラ島沖合でソマリア海賊14人を拘束し、尋問のため治安当局に引き渡した」とウエブにより短い
声明文を発表。4月19日イエメン内務省はスペイン海軍艦艇がイエメン人漁民9人を解放したと発表、彼らはアラビア海でソマリア海賊に拘束されていたもの。昨年11月イエメン犯罪裁判所は10人のソマリア人に対し10年の収監刑裁定した。理由はイエメン領海にける海賊行為であると国営SABA通信が報じた。アラビア海とアデン湾は海賊が跋扈することで有名。イエメンとソマリアの間の海は年間2.5万隻の船舶が通航する。

津浪の瓦礫の怪獣がアラスカの沿岸を汚しはじめた。

2012-05-26 00:03:17 | 東北地震津浪災害 3.11
サッカーボール、バイク、一年前日本を襲った巨大津波によるその他の瓦礫がアラスカの海岸線に出現し始めた(5月6日AND)

「津波の瓦礫がここに漂着と言ってもよい」ジュノーの海洋保護連合基金MCAはどこにどのような瓦礫が漂着したかの追跡をおこなっている。放射能はあるのか(今のところそれはない)コデイアック、ヤクータット、シトカ、クレイグなどには最初に漂着している。「我々が見つけているものは浮子、発泡スチロール大きなコンテナなどで風で運ばれてきたものである。そのコンテナの一部には毒性の危険あるものも含まれている」とBurden。「我々が見つけたドラム缶はそうしたものがいっぱい詰まっていたが、それがなんであるかはいまだわからない。だから我々は大規模な環境問題が起こるのではと懸念している。またこうしたものにどう対応したら良いのか検討を始めたところだ」

どこであれ発見された瓦礫はチェックされるとBurdenはいう。また不可思議なスラッジが一部の海岸に打ち上げた。明らかにコンテナからのものだ。また数日まえに膨大な量の浮遊ゴミがプリンス・ウイリアムサウンドの南で発見され話題となったところだ。しかし最悪のものはいまだやってきていない。「来年にはもっと大型の瓦礫が海流で運ばれ漂着すると見込まれる」と彼は警告する。
「まったく違ったものであろう。水を介して別の軌跡を描き異なった場所に着くだろう」「間違いなく悲劇だ。非常に大きな環境的危害をもたらすだろう」とBurdenはいう。…アラスカの海員、漁業者、パイロット、海辺を散歩する人たちはこれからやってくる津波の瓦礫について重要な役を担う。瓦礫を見つけたらその位置や、何であるかを我々MCAに知らせてほしいと要請。MCAはNOAAと情報を共有する。詳しいことはMCAFoundation.org.でみることができる。(以下省略)