memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

人身売買された漁民が海でのその生活を語った

2012-05-11 00:26:53 | 海事
Soung Sokden はその年齢26歳よりも老けて見える。肌は黒く、タイ漁船の上で6年の強制労働の雨風にさらされている。金曜日に帰還した被害者が最近お人身売買の様子を語った(4月30日PPP)

Chamkar Leu地方のカンポンチャム出身のSoung Sokden,は伏し目がちに、あるブローカーがタイやインドネシア水域で操業する漁船への手引きをしたという。「そこに長い間いたが賃金はもらっていない。1リエルもない。そこで働いた自分が馬鹿だった」と彼はいう。
同じ漁船で働いた18歳のTok Ravvyはインドネシア駐在カンボジア大使館の電話番号を, 送還された友人から聞きだし、その緊急ホットラインに電話した。彼等とほかの二人は結局カンボジヤおよびインドネシア当局と移民国際機関IMOの支援で帰還することができた。

Tok Ravvy はまだ数百人のカンボジャ人が海外で苦境にあるという。Ly Cheang 24歳は高給の誘いに釣られたという。「自分は月給10,000バーツ [US$325]と聞いた。しかし無給の奴隷だった」という。内務省によれば2011年は12,000人が帰還したという。 Suos Sok Srey MomはIMOのコーデイネーターだが,3年間以上も働かされるの稀だがそうした事例も実際にあるという。「彼らは逃げるチャンスがなく、助けを求める連絡も取れない」という。

内務省反非人道的売買局のTen Boranyはこうした事案について当局はブローカを, 捜査しているという。これとは別のカムポット省にベトナム漁船に救われた漁民3人が帰還した。カムポットの海上国境局の次長Toch Polakはこれら3人は、船のボスが彼らを殺そうとしたので海に飛び込んでベトナム船に救われたものという。