石破茂氏の重大発言にを反駁する(再度掲載)
昨日の産経記事(ネットニュ-ス)によれば石破茂氏は、現在の日韓関係の悪化は政府が侵略戦争を反省していないからだ、と言った。重大で極めて危険な発言である。
まず事実誤認がある。日本の朝鮮半島確保は、当時のロシア帝国、清帝国そして日本の勢力角逐の結果、日本が領有させられたのである。極東のコックピット(諸勢力争いの場)である朝鮮半島は自力で存立できないから、どこかの国が領有せざるを得なかったのである。特にロシアの南下は日本にとって脅威であった。だから日本は最初李氏朝鮮に独立を求めた。そうしてできたのが大韓帝国である。李氏朝鮮がしっかりしておれば日本は半島を領有する必要はなかった。しかし民度は低く、階級格差が著しく(当時朝鮮にはれっきとした奴隷階級があった)、内紛は絶えず(新羅以来この半島は常に大陸の帝国の属国であった、つまり1000年いや1500年間属国であった)、独立した経験のない朝鮮半島は不安定でどこかの領土にならざるを得なかった。この状況は現在でも続いている。どこかの保護下に入らなければならなかったのだ。英仏独覧さらにロシアやスウェ-デンの勢力に囲まれたデンマ-クが独立を維持しえているのとは大違いだ。結局日本が取った。高い買物だった。朝鮮半島支配の40年間半島の経営は常に赤字で予算の15-20%日本からの持ち出しだった。
石破氏の発言の矛盾の第二は、韓国と日本の間には50数年前条約が結ばれていることである。これで過去のいきさつはすべてオジャン、と言うのが条約締結の意義である。条約の内容にはここでは触れない。もしこの原則が覆されると、あらゆる国家での条約は結びえない。過去が何であれ条約の内容は護る、それが外交の原則である。韓国の態度はこの原則を無視している。石破氏はここのところを全く無視している。
加えて石破氏は、慰安婦強制連行の嘘、徴用工問題の虚偽、レ-ダ-放射事件、韓国が一切話し合いに応じない事などをどう理解しているのか。耳を疑う。
加えて時期が時期だ。日韓関係最悪の時にあらゆる事情を無視して、ありもしない半島侵略を云々する。これでは石破氏は立民党や共産党と同じ発想だ。彼らでさえ現在は黙視している。
石破氏は共産党や立民党にも劣る発想だ。このような人物が仮に政権を取ると日本はどうなるのか。8年前の民主党政権の悪夢の再来だ。私は石破氏に反省を求めない。自民党から出て行って欲しい。
今回の日韓摩擦は、日本にとっては戦後初の自力外交展開の機会を与えてくれた。日本の国は日本自身護ろう。
(付)伊藤博文は朝鮮併合には反対だった。理由の第一は保有しても全く益がない、経営には不断に金が要る、ということだった。
「君民令和、美しい国日本の歴史」文芸社発刊
序文曰く「日本は侵略戦争はしていない」
昨日の産経記事(ネットニュ-ス)によれば石破茂氏は、現在の日韓関係の悪化は政府が侵略戦争を反省していないからだ、と言った。重大で極めて危険な発言である。
まず事実誤認がある。日本の朝鮮半島確保は、当時のロシア帝国、清帝国そして日本の勢力角逐の結果、日本が領有させられたのである。極東のコックピット(諸勢力争いの場)である朝鮮半島は自力で存立できないから、どこかの国が領有せざるを得なかったのである。特にロシアの南下は日本にとって脅威であった。だから日本は最初李氏朝鮮に独立を求めた。そうしてできたのが大韓帝国である。李氏朝鮮がしっかりしておれば日本は半島を領有する必要はなかった。しかし民度は低く、階級格差が著しく(当時朝鮮にはれっきとした奴隷階級があった)、内紛は絶えず(新羅以来この半島は常に大陸の帝国の属国であった、つまり1000年いや1500年間属国であった)、独立した経験のない朝鮮半島は不安定でどこかの領土にならざるを得なかった。この状況は現在でも続いている。どこかの保護下に入らなければならなかったのだ。英仏独覧さらにロシアやスウェ-デンの勢力に囲まれたデンマ-クが独立を維持しえているのとは大違いだ。結局日本が取った。高い買物だった。朝鮮半島支配の40年間半島の経営は常に赤字で予算の15-20%日本からの持ち出しだった。
石破氏の発言の矛盾の第二は、韓国と日本の間には50数年前条約が結ばれていることである。これで過去のいきさつはすべてオジャン、と言うのが条約締結の意義である。条約の内容にはここでは触れない。もしこの原則が覆されると、あらゆる国家での条約は結びえない。過去が何であれ条約の内容は護る、それが外交の原則である。韓国の態度はこの原則を無視している。石破氏はここのところを全く無視している。
加えて石破氏は、慰安婦強制連行の嘘、徴用工問題の虚偽、レ-ダ-放射事件、韓国が一切話し合いに応じない事などをどう理解しているのか。耳を疑う。
加えて時期が時期だ。日韓関係最悪の時にあらゆる事情を無視して、ありもしない半島侵略を云々する。これでは石破氏は立民党や共産党と同じ発想だ。彼らでさえ現在は黙視している。
石破氏は共産党や立民党にも劣る発想だ。このような人物が仮に政権を取ると日本はどうなるのか。8年前の民主党政権の悪夢の再来だ。私は石破氏に反省を求めない。自民党から出て行って欲しい。
今回の日韓摩擦は、日本にとっては戦後初の自力外交展開の機会を与えてくれた。日本の国は日本自身護ろう。
(付)伊藤博文は朝鮮併合には反対だった。理由の第一は保有しても全く益がない、経営には不断に金が要る、ということだった。
「君民令和、美しい国日本の歴史」文芸社発刊
序文曰く「日本は侵略戦争はしていない」