最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、花と風景、食べ物の写真が主になっています。

築上町散策~旧藏内邸

2016-09-23 | 福岡
築上郡築上町にある、旧藏内邸は、明治30年に造られた国指定の名勝で、近代和風建築の資料としても貴重です。


田園風景の中にたたずむ邸宅の敷地は2,000坪以上、建物面積は300坪以上の広さがあり、現存する炭鉱主の住宅では最古のものだとか。
現在は、築上町が所有、管理しています。


回遊式庭園。池の水は農業用水路から引き込み、敷地内を地下水路で巡らせて、池に注がれています。


土間と玄関間で15畳もある大玄関間。照明には三つ巴の家紋が入っていました。


大玄関間の生け花。白い彼岸花が生けられているのを見たのは初めてです。


新池坊と池坊、ふたつの流派の方が交代で、ボランティアで生けているそうです。




お花の手入れをされていた新池坊の方にお話を伺うことができましたが、毎日のメンテナンスが大変だとか。
そういえば、前回訪問したときも、今、生けたばかり、という美しさでした。


秋の生け花の数々。






丸窓がある、煎茶好みの茶室。


石のアーチの橋が印象的です。


18畳間が2室続く大広間。


煎茶文化の影響が色濃く感じられる旧藏内邸では、美味しい煎茶をいただくことができます。
急須のふたを少しずらしているのは、茶葉が蒸れてしまわないためなのですね。
お庭を眺めながら、4煎まで淹れていただきました。


煎茶と一緒にいただいた、お菓子、「寒菊」は、江戸時代に浜崎屋が作り始め、小倉藩に献上した豊前の名菓です。
糖蜜を加えた餅を乾燥させて蒸し、さらに一か月乾燥させた後で窯で焼き、砂糖としょうが汁で煮詰めてまぶして、天日でいる、昔ながらの手法で作られているそうです。
しょうがの風味が良い、美味しいお菓子ですが、量産できないために、取材などは断っていると聞きました。
築上町の物産館メタセの杜で手に入ると教えてもらい、買って帰りました。


大きな池庭のほか、表庭、中庭、裏庭など、多様な意匠の庭が複数あります。


平成25年4月18日から一般公開が始まった旧藏内邸。
広い駐車場もできていましたし、これからも、いろいろな催しが企画されているようです。築上町散策の折には、ぜひ、行ってみてください。

  
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本庄の大楠(ほんじょうのおおくす)

2016-09-20 | Weblog
築上郡築上町にある、国の天然記念物「本庄の大楠」です。お社と比べるといかに大きいかわかりますね。
日本三大楠のひとつとも言われており、大楠の葉を懐に入れると災いを免れることができるそうです。
秋には、大楠の前でクラシックコンサートが開かれるとか。


厄除けといえば、大楠を見た日の夜、韓国旅行のお土産に、厄除けのドアベルをいただきました。
澄んだ音色に、厄除けの効果があるのかな。


今日は、宮崎旅行をした友人から、生目(いきめ)神社のお守りと神水をいただきました。
閃輝暗点の症状が出ているのを心配してくれていたようで、感激です。
生目神社の神水で目を洗うと、目の病気が治ると言われており、遠方からの参拝客も後を絶たないそうです。


築上町の旧藏内邸の写真も続けてアップしようと思いましたが、枚数が多いので、また次の機会に……。


  
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正光寺の白い彼岸花 

2016-09-17 | 福岡
知恵をつかさどると言われている文殊菩薩が祀られている正光寺で、白い彼岸花が見頃を迎えています。


台風の影響を心配しつつも、明日からの「白い彼岸花まつり」の準備が進んでいました。


つぼみも多かったので、激しい雨にも耐えてくれるのではないかと願っています。


奥のほうの彼岸花は、白が際立って見えました。


こちらは黄色い彼岸花。


曼珠紗華という名前がぴったりの赤い彼岸花。


約1万本の彼岸花が出迎えてくれました。


こちらは、田んぼのあぜ道に咲いていた彼岸花。


稲刈りの様子も見ることができました。
旧藏内邸など、築上郡築上町の散策を終え、1時間半かけて家に戻ったら……。


嬉しいお手紙と一緒に、夫の里から新米が届いていました。
収穫の秋ですね。


続けてきている台風の被害がないことを祈っています。

  
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門司散策~白野江植物公園の彼岸花

2016-09-11 | 福岡
門司区白野江にある、北九州市立白野江植物公園へ。


母と夫と三人で、彼岸花が咲く小径をゆっくり散策しました。


黄色い彼岸花、ショウキズイセン。


白い彼岸花は、赤い彼岸花より少し遅れて咲き始めます。


「かがり火」という名前がついた彼岸花。


彼岸花同様、心惹かれたコムラサキ。


緑色から紫色に移っていく、微妙な色のグラデーションに見入ってしまいました。


いつ行っても楽しませてくれる白野江植物公園。もみじが色づく頃に、また行ってみたいです。


刺繍作家 細川文代氏の「小さな作品展~布と糸が好きで」が門司区大里のGallery cafe 「柳庵」にて、明日、9月12日から9月17日まで開催されます。


日にちを勘違いして、準備中にお邪魔してしまいましたが、快く見せていただきました。
行かれる方の楽しみを奪ってはいけないので、写真は数点だけにします。
刺繍という枠を超えた素晴らしい作品の数々でした。


大好きな作品、「からすうり」。


せっかく門司に来たので、フルーツファクトリーMooonにも立ち寄りました。


果物店のパフェです。


旬のイチジク(とよみつひめ)のパフェ。


静岡産メロンのパフェ。


盛りだくさんの門司散策でした。

  
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『あおぞら町 春子さんの冒険と推理』 柴田よしき(著)

2016-09-09 | 小説
柴田よしきさんの新刊、『あおぞら町 春子さんの冒険と推理』(原書房)を読了しました。
プロ野球の二軍で頑張っている拓郎と、拓郎を支える新米主婦の春子さん。ふたりの日常に迷い込む謎は、とても魅力的です。
どうして、白い花を捨てるの?
毎回、同じ席で野球観戦している黒い服の女性は、なぜいつも無表情なの?
春子さんに向かって「まきゅう」とつぶいた少女。どういう意味だろう?
考えるのが好きな春子さんは、その理由に辿り着きますが……。


『あおぞら町 春子さんの冒険と推理』は、アンソロジー『捨てる』(文藝春秋)に収録されている「花子さんと、捨てられた白い花の冒険」を土台に、新シリーズとして連作集にしたものだそうです。
収録されているのは3編。
「春子さんと、捨てられた白い花の冒険」主人公の名前が春子さんに変更されていますが、その理由もあとがきに書かれていましたよ。
「陽平くんと、無表情なファンの冒険」、「有季さんと、消える魔球の冒険」は書き下ろしです。

プロ野球選手になれるのは、選び抜かれた、ごくわずかな人たち。
そんな人たちでさえ、現役で活躍できるのは短い年数で、活躍することができずに去ることになった選手もたくさんいるのですね。
危うい立場で、いつ戦力外通告を受けるかわからない拓郎。
でも、スター選手となった後輩たちからも慕われていて、生き方がかっこいいです。
知らなかった、プロ野球選手の奥さんたちの大変さもわかって、謎解きと一緒に興味深く読めました。

拓郎さん、いいなぁ。春子さん、好きだなぁ。
胸に優しい空気が入っていく感じで、温かい気持ちになれました。

  
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