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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



四川料理店としては広州で有名な、川国演義という店に行って来た。

四川料理



店名の由来は三国志演義の主役、劉備が支配した蜀(四川省)にちなんで、三国志演義の三を縦にして、川国演義としたらしい。

この店は広州のビジネス街、体育東路の南方証券ビル4階にあり、エレベーターを降りると4階のフロア全部がこの川国演義であった。



30室くらいある個室の一室に案内されたが、中国の高級中華レストラン特有の西洋風な内装で清潔な店である。

途中個室の外のトイレに入ったが、この有名な川国演義にもトイレットペーパーが置いて無かった。

日本のレストランでは考えられないが、このクラスの店でもまだトイレットペーパーを持って帰るお客が大勢いるのであろう。

運ばれてきた鍋は真中に仕切りがあり、赤い色をした激辛の唐辛子味と、白いマイルドな味付けをしたスープの2種類に分けられていた。

鍋に入れるネタは各種の肉団子、白菜、ジャガイモ、ワカメ、冬瓜、湯葉、豆腐、マトン、牛肉、スジ肉、水菜。

取り皿に鍋の中のスープとゴマ油を混ぜてタレを造り、おろしニンニク、ネギ、香菜等の薬味を加えてネタの煮えるのを待つ。

最初に入れた白菜が煮えたので、赤いスープの中から取って、タレにつけて食べる。

実は唐辛子味のスープの下に山椒の実が大量に入っており、唐辛子の辛さよりも山椒の辛さの方が圧倒的に強烈で唇がしびれるほどであった。

この鍋を食べるときには山椒の実が口の中に入らないように、ネタをよくスープで洗い、万一取り皿に入ったとしても、口に入らないように一粒づつ丁寧に出しておくというのが鉄則である。

そのルールさえ守っておれば、激辛といわれる四川料理でも十分食べられる辛さであった。

しかし汗を大量にかくのでハンカチは必需品である。

これでも何段階かある辛さのレベルで中くらいということなので、最高レベルという鍋はどれくらいの辛さなのであろうか。

最後に残った赤いスープは全くラー油そのものという状態であった。

代表的な四川料理のマーボー豆腐



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