往復交通費100円で行くことができる公園の葦原にオオジュリン(全長16cm)が出ていました。
葦の茎に止まっている姿だけでは変化に乏しいので、葦から葦へと飛び移る姿を追いかけてみました。
翼を一杯に広げダウンストローク。
背や肩羽の軸斑と翼は黒褐色で、羽縁は茶褐色。上尾筒は灰褐色という渋みのある色彩をしています。・・・ごく短い距離の移動でも翼を微妙に変化させていますね。
尾羽を畳んだ際に最下部になる外側尾羽(2枚)は白色(裏面は灰白色)、下尾筒は白。
上クチバシは、下クチバシより黒く見え、飛び出しの際に見える脚(跗蹠)は肉色。葦の茎をしっかり掴む足指は意外と長い。
中央尾羽の羽縁は明るい茶褐色ですね。
翼を広げると判る大雨覆の端部も明るい茶褐色。中雨覆の端部は赤褐色に見えています。
今回はピントが甘い写真ばかりでしたが、次回は雨覆の微細構造が判る写真を撮りたいものです。