近所の干潟に渡来してきたコアオアシシギ(全長24cm)。オーストラリアの野鳥図鑑での体重は65~90g(平均78g・以下同)
アオアシシギと比べるとクチバシが細いので、慣れれば遠くからでも識別ができる野鳥です。
左コアオアシシギ2羽、右側の胸が薄褐色の2羽はタカブシギ(全長20cm・オーストラリアの野鳥図鑑にあった体重72g)
環境省シギチドリ全国調査(コロナ前2019年・秋)ではコアオアシシギ58羽に対してタカブシギ300羽。コアオアシシギの方が少ないのですが、この干潟ではよく見かけるシギの仲間です。
ちなみに2004年秋の調査ではコアオアシシギ91羽に対してタカブシギ527羽。両者ともに渡来数を大きく減らしています。
両者がこれから渡る先(越冬地)を図鑑(日本の野鳥590・平凡社)で見ると、東南アジアからオーストラリアと、ほぼ同じでした。・・・コアオアシシギ3羽
コアオアシシギ3羽と足が赤いアカアシシギ(全長28cm)、その隣の足がオレンジ色はソリハシシギ(23cm)
このコアオアシシギ4羽とタカブシギは、これから越冬地に向けて旅立つのですが終着点はオーストラリアかもしれません。
ちなみにオーストラリアでの遭遇率(5段階で数字が多いほど遭遇率が高い)はコアオアシシギが3(普通に遭遇可能)、タカブシギ2(かなり遭遇困難)とされ、日本での調査とは逆転していました。