去年コチドリが繁殖した場所に行ってみると、やっぱりコチドリがいました。
コチドリなど小型の野鳥は、警戒心が強く、これほど近くまで寄ると、飛びたってしまうのが普通です。
こうして近くに寄っても飛び立たないのは、孵化した雛がいるせいでしょう。
折角の機会なので、正面からのコチドリ大写しを撮っておきました。
しばらくすると、予想通り、雛が現れました。コチドリの雛は、土や枯草の色によく似ていて、見つけるのが大変です。
コチドリの雛は、孵化すると(親に頼らず)すぐに自分で餌を探すことが知られています。
こんなに小さな雛でも、かなり広い範囲をしっかりと歩いて餌を探していました。
フワフワの綿毛のせいか、保護色のためか、カメラのオートフォーカスが迷って、なかなかピントが合いません。
コチドリの親鳥は、敵が近づくと偽傷行動をとって雛を守ることも知られています。