9月末から10月初めにかけての大阪港では、西側水平線上に雲がなければ明石海峡に沈む夕陽を見ることができます。この日の天候はまずまずでした。
明石海峡大橋も良く見えています。夕陽は、明石側主塔の真上にありましたので、日没ポイントは海峡のやや右側、神戸市垂水区辺りでしょう。
大関門赤灯台の向こうには、淡路島も見えていましたので、この日の空気の透明度は良好でした。
夕陽は、西の水平線上をオレンジ色に染めはじめました。このくらい低い角度の夕陽を見ることができるポイントは、大阪市内でも少ないと思います。
明石海峡大橋の手前に埋め立て工事の機械があり、夕陽の手前をタグボートが通過していました。
夕陽が、ほとんど水平線上まで落ちてきて、少し暗くなってきました。
ところがズーミングしてみると、夕陽の下に雲があるではありませんか。
水平線上の雲が無ければ、もっと素晴らしい夕陽写真となったはずですが仕方ありません。
夕陽が沈んだ直後、大阪港の大関門を中国上海行きの蘇州号が静かに通過してゆきました。
大阪港からの夕陽は、黄砂の影響などで空気の透明度が低い春よりも秋の方が 良いようです。