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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



ラウンジから搭乗口に移動して少し待つと搭乗案内があり、ビジネスクラスの乗客はエコノミーの客よりも先に機内に入れるので、特別扱いに弱い人間は高価なビジネスのチケットをまたもや買い求めることになるのである。



JALの座席間隔は、エコノミーの81センチに対してビジネス157センチと、ほぼ倍のスペースがあり、リクライニング角度は152度と中国国際航空のファーストクラスとほぼ同じなのでラクチンである。

機内の配膳室



ちなみにSKYTRAX社の調査によればアジアのエアライン29社中、ビジネスでは全日空が164センチと最大で、JALが第2位、ガルーダインドネシアは137センチ、中国国際航空のビジネスは106センチと狭いようである。

赤ワインのサービス



さて、エコノミーよりも7センチ幅の広い座席に座り、横6列、縦5列のビジネス席を見渡すと殆どが若者のペアで、中高年の乗客は後ろのエコノミー席に流れてゆくではないか。

座席の液晶モニター



キリギリスのような若者が惜しげもなく豪華な席を買い、アリのように働いて苦労した中高齢者が安い席を買う、今回のJAL機内では何かを象徴する奇妙な状況を目の当たりにすることとなった。

アイマスク、耳栓、マスク、歯ブラシ



離陸するとアイマスクの分配があり、さらに各種の酒とワイン(赤白6種類)のリストの中から好みのものを選んでグラスに注いでくれるサービスがある。

白ワイン



夕食は、和食と魚か肉の洋食、3種類の中から選択できるようになっていたので私が魚の洋食、家内が和食を注文して、ついでにワインのお代わりを頼んでおく。

洋食



暫くすると前のほうから配膳が始まり、最後の列の我々は少し待たされたが、ワインを飲みながら座席の肘掛の中に収納されている液晶テレビで映画を楽しんだ。

和食



食事の後は、デザートとコーヒーのサービスがあり、デザートは5、6種類の中から好きなものをいくらでも注文できるのであるが、人間そんなに食べられないのでうまく考えられたシステムである。

デザート



次にナイトキャップ用として洋酒のミニチェアビンまで配ってくれたが、アル中になりはせぬか心配になってくる。

ナイトキャップ



さらに夜食としてサンドイッチとオニギリ、アイスクリーム、コーヒー、お茶のサービスまであったが、1日のカロリー摂取量としては人生最高に近いビジネスクラス搭乗であった。

夜食



6時間50分かけて到着した夜中のバリ島ングラ・ライ(旧名デンパサール)国際空港は、むっとする暑さであったが大混雑の入国審査に並び、50分もかけてやっと外にいる旅行社の係員と会うことができたのである。

入国審査




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