ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

青色申告、仕訳帳の書き方免許皆伝 Ver1.1

2014年02月21日 08時05分11秒 | 確定申告
 青色申告の時期である。3月になると混み合うしボチボチ除雪も進んだということで買い物ついでに税務署に寄ってきた。相変わらず愛想が良い。あらゆる役所の中では勿論、商店を含めたとしてもかなり上位に来るだろう。やはり金を取る、というか納めて貰うということで気を使ってるのだろう。あれだけ愛想良くてればストレスが溜まると思われるけどその発散は脱税者に向けられるのかも。

 ところでこのブログの記事のコメント欄をクリックするとこのブログの人気記事なんてのが出てくる。人気記事ったって上位のは昨日投稿したやつだ。でも昨年の暮くらいから青色申告、仕訳帳の書き方免許皆伝をよく見かける。ただ単に検索で引っかかるだけかもしれないが多少なりとも役に立ちそうな記事が常連になっている。


2月19日の人気記事


 青色申告、仕訳帳の書き方免許皆伝をもう一度見直してみた。すると今やってる方法と若干違う所があった。青色申告、仕訳帳の書き方免許皆伝では通信費などで家で使ってる分の処理は年末付けでやっていた。まとめてやった方が簡単でしょって税理士が言ったからだ。

 でもそうしたのは最初だけ。まとめてやるためには12ヶ月分の合計を計算しないといけない。年末にそんな作業が発生するのが面倒臭いのである。そこでその手間を省くために毎月処理することにした。下の表で括弧の中の数字は元の表と同じである。どちらの方法が良いかは人やソフトによるかもしれないけどオレサマカンパニーではこの方法が良かった。

ボッケ屋の仕訳帳の書き方一覧表 Ver 1.1
(貸方の金額欄は借方と同額なので省略)
日付借方貸方摘要
勘定科目金額勘定科目
(5)月々の電話代を個人口座から引落
3/1通信費5,000事業主借
NTT2月分
オレサマ銀行から引落
(12)電話代の70%を事業用とするための記帳
3/1事業主貸1,500通信費2月分の電話代×30%
斜字部分は前回の表と変った所
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確定申告終了

2013年02月15日 09時39分47秒 | 確定申告
 確定申告と言えば3月15日なんだけど、昨年の1月1日から12月31日の収入に関する話なので年が明ければ申告出来るみたいだ。俺は税務署から用紙が送られたのを機に申告することにしてる。まだ1ヶ月以上余裕はあるが〆切日が近づくにつれ税務署は混雑するのだ。といっても記入した用紙を渡すだけなのに列に並ぶことになってしまう。

 入出金はその都度 Excel ファイルに入力しているので煩雑な簿記計算は既に終っている。これが表計算ソフトの良いところ。残る作業は Excel ファイルの印刷と、申告用紙2ページ分の記入だけ。それも数箇所だけ。

 申告の準備は簡単だけど、年に1回のことなので思い出しながらやるので毎年何かしらの余計な作業をやってしまう。今回は帳簿のコピー。控えのつもりでコピーしたけどこれは税務署に提出する必要は無かったのだ。本当は帳簿の印刷も要らないんだけど、突然マルサがやってきてもサッと書類を出せるようにしておくためだ。もっともボッケ・ソフトウェア開発のような超小型企業なんかにそんなのが来ることはまず無いだろう。

 e-Taxなんてのを宣伝してるけど、専用の機械が必要なのでやらない。機械の代金はそっくり控除されるけど、その分税金から引かれて差し引きタダになるわけではない。どうもこの控除ってのは簿記素人にとって値引きと勘違いさせてるような言葉だ。

 税務署では記入した申告用紙を受け付けのおねぇさんに渡し、受領印を押したカーボンコピーを貰っておしまい。今頃の時期だと人は殆ど居ないのでこのやり取りは数分。最後に残った作業はというと、次年度への引継ぎ。それを今回やって年明けの未記入分を Excel ファイルに入力。





 確定申告ってのは大変な作業だと思っていた。中学生の頃、親戚の商店に算盤持って手伝いに行った時はもう家族中で大騒ぎだった。最近だと、自営業の友達は毎年この頃になるとあたふたしてて申告が終るまで遊びに来るななんて言われたことがある。

 でも自分でやってみて分かった。パソコンがあれば経費などの計算は必要ない。必要なのは入出金があったらパソコンに入力するだけ。しかも入力する都度面倒な計算は終っている。でも大変だ大変だと騒いでる人の大半はこの次期になって1年分の領収書なんかを見ながらやってるんだろうな。そんな時に限ってパソコンが壊れてしまってデータ消失したりで青くなった経験がある人も居るのだろう。
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医療費控除@確定申告

2012年02月23日 07時11分26秒 | 確定申告
 今年は医療費控除の対象となるのなかと思った。去年も整体に何度か行ったけど、鍼灸師の資格を持っている整体院の領収書は有効だと何処かで聞いたからだ。一応領収書は貰っておいたけど、後になって物言いが付くのも嫌だから通りすがりに税務署に寄って確認してみた。

 確定申告の相談コーナーが開設されていたのでそこで聞いてみた。結論はダメ。どうやら医師との関連が無いと厳しいようだ。腰だの肩が不調になった時、整形外科に行っても必ずしも良くはならない。按摩とか整体で良くなることもけっこうある。なのにその時の費用は医療費とならないってのはどうも納得し難い。

 そんな話をヨメにすると、風邪引いた時に肉などで栄養を取るのと同じじゃないかと言う。なるほど、風邪引いて病院に行っても待たされてるうちに悪化したことがあった。それよりは栄養を取ってさっさと寝た方が良いし、そうすると翌日には治ったりする。つまり鍼灸は豚肉と同じなのか。
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寄付金控除@確定申告

2012年02月18日 09時41分54秒 | 確定申告

東北の震災の寄付の控除額は他の2倍


 今確定申告の時期だけど、その計算方法などを書いた手引きは毎年微妙に違うようだ。今回のでは震災関連の寄付欄が追加されていた。この寄付は他の寄付と違って控除額が倍になる計算になっていた。そんなのを尻目にこんな詐欺まがいの運動があった。

″募金はパンダ誘致と四川地震の遺児に使う″
ジャニーズの″東日本大震災復興支援プロジェクト″に
批判噴出
・・・・・全て略・・・・・
2012年02月16日18時33分 livedoor ニュース


 元々パンダ誘致も如何なものかと思ってた。寒い仮設住宅に住んでる人がぬくぬくとした部屋に居るパンダ見て楽しいか、と。そしたら東北を助けると言いながらあからさまに中国を助けるってどういうことなんだろう。中国進出の宣伝か資金に利用?こういうのをあざといって言うのかな。
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確定申告に行ってきた

2011年02月18日 08時46分31秒 | 確定申告
 確定申告ったって書類を出すだけだから1分で終る。窓口で係りの人とこれは認められないんですかなんてやり取りは無い。と思ってたが2枚綴りの申請書の控えを自分で剥がして家に置いといたので税務署でもう1度書き直した。その理由は提出した申請書の控えに間違いないという印を貰うためだ。

 申請書には控除を証明する書類を添付する。その1つが年金保険の控除証明書。これには紛らわしい文言が赤い字で書いてある。こんな注意書きを書くくらいならミシン目なんて入れなきゃいいのに。しかもレイアウトを工夫すればミシン目なんて要らなそう。


かえって切り離したくなる



まるでこのギャグみたい
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青色申告、仕訳帳の書き方免許皆伝

2011年01月28日 09時42分12秒 | 確定申告
 題名には免許皆伝と書いたけど、あくまでも自分中心、ボッケ屋限定。そのボッケ屋の実態はこうだけど、これに近い仕事の人、何かのデザインとか翻訳なんてのを最近開業した人には参考になると思う。


  1. 個人事業主である。いわゆる自営業。
  2. 職場は自宅。
  3. 仕事は1人でやる。アルバイトや従業員はなし。
  4. 仕事内容はソフトウェア開発。
  5. 消費税とは無縁の売上高。
  6. 商品の売買は無い。
  7. 手形や小切手は使わない。
  8. 消耗品などを個人のクレジットカードで買ってしまった。
  9. 光熱費などを個人のクレジットカードで支払ってしまった。
  10. 確定申告は自分でやる。


 そんなこんなでボッケ屋の仕訳帳の書き方パターンは次表にある通りである。これだけ書ければ後は全てパソコンがやってくれる。ただし簿記の知識が全くないと勘定科目を逆に書いたりして訳の分らない結果になる可能性があるので簿記用語に慣れるくらいは勉強しといた方が良い。

 では表に関する説明をちょっとだけ。

  1. 勘定科目に普通預金と書いたのは事業用口座。
  2. オレサマ銀行と書いたのが個人口座。
  3. 後半で背景が黄色い部分は期末処理。全て経費にするのではなく私用の分を差し引くための書き方。



ボッケ屋の仕訳帳の書き方一覧表
(貸方の金額欄は借方と同額なので省略)
日付借方貸方摘要
勘定科目金額勘定科目
(1)仕事の報酬が銀行に振り込まれる
6/1普通預金900,000売上げヨメ教育システム開発
(2)消耗品を現金で買う
3/1消耗品費5,000現金飴と鞭
(3)仕事で必要な本を現金で買う
3/1新聞図書費2,000現金パソコン入門
(4)消耗品をクレジットで買う(引落しは個人口座)
4/1消耗品費5,000事業主借
プリンターのインク
購入(2/1)
オレサマ銀行から引落
(5)月々の電話代を個人口座から引落
3/1通信費5,000事業主借
NTT2月分
オレサマ銀行から引落
(6)月々の電気代をクレジットで支払い(個人口座から引落)
3/1水道光熱費5,000事業主借
電気2月分
請求(2/4)
オレサマ銀行から引落
(7)事業用の口座から国民年金料を引落
6/1事業主貸177,400普通預金国民年金
(8)事業用の口座から小遣いを引落
6/1事業主貸100,000普通預金生活費
(9)事業用の口座に利息がついた
6/1普通預金123事業主借利息
(10)車検でかかった費用は全て車両費にする
6/1車両費18,980現金自賠責保険
6/1車両費7,600現金自動車重量税
6/1車両費1,400現金自動車検査手数料
6/1車両費30現金車検用紙代
(11)電気代の30%を事業用とするための記帳
12/31事業主貸70,000水道光熱費電気代合計×70%
(12)電話代の70%を事業用とするための記帳
12/31事業主貸40,000通信費電話代合計×30%
(13)車にかかった費用の50%を事業用とするための記帳
12/31事業主貸40,000車両費費用合計×50%
(14)自宅を事務所にしてるので15%を事業用とするための記帳
12/31減価償却費150,000建物建物の減価償却×15%
12/31事業主貸850,000建物建物の減価償却×85%

(12)電話代の70%を事業用とするための記帳などの処理の仕方を年末ではなくその都度やる例を青色申告、仕訳帳の書き方免許皆伝 Ver1.1に書いた。
記:2014年2月21日




 税の申告は税理士に頼めば簡単だけど、お金を使いたくない人は頭か身体を使うってわけだ。でも専門家に頼めば経費の範囲は広がるというメリットはある。前回の確定申告は簡易簿記でやったので控除額は10万円。それが複式簿記だと65万円になる。55万円貰えるってわけではないけど税金や健康保険に関係する少なくなるのだ。

 自分の記帳パターンは限られてるし、お金の出入りを入力すれば残りの煩雑な計算はパソコンがしてくれる。すると勉強の範囲は限られている。そうでなければ簿記3級を取れるくらいの勉強をしないといけない。

 とはいうもののここまで整理出来たのは税務署から派遣された税理士の助けが大きかった。無料の記帳指導を申し込む時、今年は人数枠が少ないと言われた。幸い1回1時間の記帳指導を4回受けられた。しかも予定では今月の4回目でおしまいなのに確定申告の間際にもう1度見てくれることになって更に有り難い。

 ところで去年の10月に個人事業主と通帳という記事を書いた。その中で書いた次の文は間違いだった。元の記事も修正した。

事業に関係してる口座でのお金の出入りは全て記録しないといけなかったのだ





 個人事業主になる時に事業用の口座は作ればそれで良いと思ったのが大きな勘違い。消耗品などを買う時に個人のクレジットカードを使ってたんだけど複式簿記だとこの場合の記帳が面倒臭いのだ。理由は商品を手にした時と銀行から引落される日が異なるからだ。しかも個人口座の預金出納帳も書かないといけないが、通帳に書かれてることを全て記帳するのだから大変だ。

 でも蛇の道は蛇、税理士に簡単な書き方を教わった。個人の口座に売上げの入金がないのなら通帳と対応が取れれば良い、と。預金出納帳は不要なのだ。これを教訓にして今年はクレジットカードで仕事関係の買い物はしないのと事業に関連する引落は全て事業用の口座から引落とすように手続きをした。すると書き方パターンは更に少なくなる。
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青色申告用の会計ソフトを選ぶ

2010年10月23日 09時19分44秒 | 確定申告
 今年の3月に青色申告というのを初めてやった。これで来年からは安心だと思ってたらそうではなかった。前回の控除額は10万円だったけどやり方によっては65万円になるというのを知ったからだ。そのためには色々な帳簿を記録しないといけない。帳簿録、これを略して簿記だそうだ。

 帳簿をつけるためにはまずその元となる記録だ。何時何にお金を使ったとか売上げがあったとかという記録だ。そして難しいのは仕訳。といっても事業仕訳ではない。勘定科目を書き添えて尚且つ複式簿記のルールに従って記帳するんだけどこれが簿記初心者にとって一番の壁だ。しかしこれさえ出来ればあとはソフトが全部やってくれる、というかそういうソフトを探すのだ。

 前回の申告に使ったのは簡易帳簿用なので今度は複式簿記用のを探すわけだ。当然の如くフリーもしくは格安の会計ソフトを探した。すると Excel で作られてるのとそうでないのがあった。また作者が税理士の場合とそうでない場合。

 10個くらいダウンロードして使ってみた。まず税理士が作ったものは即ボツ。兎に角使い勝手が悪かった。しかも一旦入力した内容を修正する方法がこのオレサマでも見つからなかった。得てしてその道のプロが作るとこんな感じだ。



 ではExcelなら何でもOKかというとそうでもなかった。何処から始めるのか分らないのは論外として入力方法で選ぶことになった。まずExcelなのにシートからではなく専用の入力画面から入力するタイプがあった。会話風で一見初心者に良さそうだけどこれは頂けない。というのも既にメモしてる記録を一気にコピー&ペースト出来ないからだ。

 メモを見ながら1項目ずつ入力なんてのはまるで30年前のコンピューターのやり方だ。こういう方法は確かな簿記の知識があって尚且つ日々入力する人向けだろうね。少なくとも俺みたいに入力して集計しながら身体で簿記を覚えようという人には向いてない。散々入力した挙句根本的な間違いがあって最初っから再入力じゃぁシャレにならない。

 また計算方法を隠してるタイプのは簿記の理解という面から見ると具合が悪い。結果から推測って手もあるけどそれよりは計算式が直に見える太っ腹なのが良い。そんなこんなでマニュアルは有料だけどエクセル簿記に決めた。ただこのソフトは税理士から教わった緒口(しょくち)のことがマニュアルに出て来ないから扱えないのかな。



 色々なソフトを試してて思ったのが勘定科目コードのことだ。入力では言葉ではなくコードという数字を入力するようになっている。例えば売上げなら1などと入力する。何故そうするかというと言葉だと売り上げとか売上などと様々になり同一科目で集計するのが厄介だからだ。で、そのコードがソフト毎に全然違うから試すのも中々厄介だったのだ。
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個人事業主と通帳

2010年10月21日 08時50分24秒 | 確定申告
 税務署への申告には簡単な白色申告と簿記知識が必要になる青色申告がある。青色には控除額10万円コースと65万円コースの2つがあって、昨年度は10万円コースでやった。65万円のは出来ないのだと勘違いしてたのだ。なので次の申告に向けて今はそのコースに挑んでる最中。すると思わぬことが分った。

 自営業のことを個人事業主と言う。法人と違って公私のけじめをつけにくい事業形態である。そんな身分に変った時、今まで給料を支給する側、社長が報酬を振り込むために銀行口座を作ってくれと言った。それまでは郵便局に口座に振り込んでたけど今度は銀行にしないといけないからだと言う。

 何故郵便局ではダメなのかは良く分らないが公私のけじめがつけ易いってことで銀行口座を作った。ところがお金の管理は逆に煩雑になった。というのも郵貯の口座はとっくにゆうちょ銀行となってて銀行と同じことが出来てたのだ。無知同士では三人寄れば文殊の知恵のようにはならないのだ。

 煩雑になったのはこんな事から来てる。経費として落とせる電話代、全て落とせるわけではないが兎に角郵貯から引き落としてる。しかも郵貯がゆうちょ銀行になる前に作った銀行口座からはクレジットカードの引き落としがある。またクレジットカードのポイントを稼ごうとして電気代をクレジット払いにしてる。

 ところが65万円コースでは※ 事業に関係してる口座でのお金の出入りは全て記録しないといけなかったのだ。9割は私的なものだ。面倒臭いし何だか私生活を覗かれてるような所も嫌な感じだ。まぁ兎に角愕然! って感じだ。本当にそうしなきゃならないのか来月税務署から簿記をタダで教えてくれるために派遣されてくる税理士に再確認してみよう。で、恐らくそのことは覆ることはないと思うんだけど、そのことが会計ソフトの選び方に影響するのに気が付いた。唯一良かったのは気が付く前に決めてなかったってことかな。

※ 上の赤い文字の部分は間違いだった。詳細はこちら@2011年01月28日
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複式簿記

2010年02月26日 08時38分04秒 | 確定申告
 簿記を知らない俺にとって青色申告の最大の難関は複式簿記だった。他に単式簿記ってのがあって、それは良き妻が毎日つけてる家計簿。これは誰でも書ける。ところが複式簿記は面妖なルールで書くことになってるのだ。

 そのルールはどんなものなのかは置いといて、単式と複式で何が違うかというと複式だと利益が出てるのかどうかが簡単に分るってことかな。例えば銀行から10億円借りたとする。ま、こんな時くらいしかでかい数字を書く機会はないんだけど、単式簿記だと残金が増えて大黒字みたいに見える。ところが複式簿記だと現金は増えたけど、借金も増えてるよってことになるので大黒字には見えない。

 上のような事を書けるまでに苦節半年。毎日勉強してたわけでもないけど図書館で簿記入門みたいな本をのべ何冊も借りた。何故この青色申告にこだわったかというと、ソフト開発なんてのは商店経営と違って日々のお金の出入りは殆どない。記入する項目がとても少ないのだ。掛売りだとか在庫なんてのも無縁だし減価償却するような高価な機械を使うわけでもない。なのに複式簿記でやるだけで10万円の控除が受けられるのだ。

 結局本を幾ら読んでも具体的なイメージが沸かない。そしたらこんなのがあった。えくしん青色簿記っていうサイトにあるExcelファイルで決算書を作れるってんでダウンロードして使ってみた。他にもこういう無料で使える有り難いものはあるだろうけど、暫くはこれのお世話になることにした。
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確定申告に行って来た

2010年02月19日 08時56分30秒 | 確定申告
税金は払ったことないよ、だってキジバトだもん


e-tax

 確定申告のイメージはというと商店主が趣味の道具を経費で落とすの落とせないのと窓口で鍔迫り合いするもんだと思ったがそうではなかった。形式が整ってれば書類を出してそれでおしまい。

 今回は初めてってこともあって所得金額のところに収入金額を書く間違いをしてしまった。それを直ぐ指摘された。「 入力し直せば税金がもう少し安くなりますよ 」 と。そしてその場でe-taxってのを体験。良い機会だと思った。

 このe-taxは家で簡単に出来るのかと思ったらICカードリーダライタが必要。なのでどんな感じなのかも全く分らなかったのだ。で、何のカードを読むのかというと住基カード。

 装置購入の費用は控除されるとはいうもののそのお金が補助されるわけではない。だから余計な出費はかかるってことだ。しかもドライバーをインストールしたりと余計な手間も。そしてたとえ無料でも年に1回しか使わないからそれを保管するのも面倒臭い。なので早々に諦めて手書きにした。

 実際体験してみると入力の手間は少ない。何でこんな計算をせにゃならんのだという計算は不要なのだ。ちなみに何処かの行政書士のサイトに自分で計算することにより納税の意識がどうたらって書いてあったぞ。残念ながら再び探し出す事は出来なかったけど。で、このe-taxは住基カードがあれば税務署のパソコンを借りて出来るのが分った。申告期間より前から出来るそうだ。だったら来年は税務署で入力しようかな。


そこは入力しなくても大丈夫です

 手書き用の用紙は全てのケースに対応してるので記入欄が沢山ある。恐らくここを全て埋める人は少ないだろう。該当しない項目には記入しなくて良いんだけど、どうもそれが気になってしまう。該当しないんだよっていう意思表示としてゼロを記入したいんだけどそれは不要みたいだ。

 更に分らない事があった。それはe-taxをやってる時だった。アルバイトらしき女の人が傍について1つ1つ教えてくれるんだけど、「 あ、そこは入力しなくても大丈夫です、次に行ってください 」 と言う。取引先の名前と住所を書く欄があるんだけど、住所を入力しようとしてそう言われた。だったらそんな項目初めから無くても良いのにと思うのだけど、住所を書かないといけない場合があるんだろうか。
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確定申告準備中

2010年01月22日 08時10分42秒 | 確定申告
 25年くらい前、初めてユーザー車検をやった時は大変だったけど確定申告も自分でやるとなるとなかなか敷居が高い。確定申告といえば青色申告だと思ってたけど、白色申告というのもあった。でも控除金額が多い青色にすることに挑戦。しかし複式簿記だの何だのと厄介なものが立ちはだかる。だいたい収入と所得の違いすら分らないところから始まったのだ。

 山仲間に商店などの経理をしてる怪しい組織の頭がいるんだけど、毎月3千円の会費を払えば色々節税が出来てどうのと言う。一方入るものが少なければそんな会費払うのなんて無駄だよと言う友達も居る。その人の意見に一票。そもそもやり方によって違うってのが気に入らない。

 サラリーマンでも年末になると経理の人に生命保険控除の手続きをしてと言われる。確定申告も同じだが、記入する金額は以下のルールを見ながらやる。ちなみに最高控除額は50000円だ。

生命保険控除額の記入方法
支払い保険料控除額
25000円以下左に同じ
25001円~50000円支払い保険料×0.5+12500円
50001円以上支払い保険料×0.5+25000円


 記入した用紙は機械で読み取るんだけど、機械といってもコンピューターの周辺機器だ。何が気に入らないって、何故こんな計算を申告者がしないといけないかってことだ。コンピューターで処理するんだからこんなのは支払い金額をそのままを記入すれば済む話だ。Excel なんかに長けてる人なら式を1つ入れれば済むのにと思ってるだろう。

 何故こんな無駄な事を強いられるかというと、ママが毎月1500万円くれたのを知らなかったけど贈与税払ったからもういいよねっていう政治家がいるからかな。それとも役所に言われるままシステムを作ってる業者のせいか。スパコンは1位じゃないとダメですかなんてすっ呆けた事言ってる暇があったらコンピューターをもっと活用する事を考えろってなもんだ。
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