吾川郡仁淀川町のしもなの郷で開催の「金子直吉翁の偉業をたたえる集い」に、
前から「金子直吉」について資料を見せてくれて、話題にされていた根木さんと一緒に参加しました。
~秋景色のしもなの郷で、仁淀川町が生んだ偉人・「金子直吉」を語りませんか~
10月18日、「金子直吉翁の偉業をたたえる集い」 に参加しませんか
金子直吉とは
慶応2年(1866年)、高知県吾川郡仁淀川町で商家の子として生まれ、丁稚奉公から身を起こし、神戸・鈴木商店の「大番頭」として大正時代には三井財閥、三菱財閥をしのぐ規模の企業グループに拡大させ財界のナポレオンとも言われ、鈴木商店を世界的な「総合商社」にまでにしました。
昭和2年の金融恐慌で市場から退陣してしまいますが「神戸製鋼所」や「帝人」など、多くの企業群は現在でも第一線で活躍しています。
また、金子直吉は、そうした数多くの企業を創業する一方、私財を費やして多くの企業人を育成し、さらに比類なき主家に対する忠誠心の高さや私生活における無欲恬淡な人でもあり、彼の企業者活動は高く評価されています。
(すでに小説(城山三郎「鼠」や玉岡かおる「お家さん」)や金子直吉氏(鈴木商店)に関する本が発刊されてもいます。)
基調講演を、火付け役をはたされた吉原強氏が 「仁淀川町が生んだ偉人、金子直吉翁について」と題して行われました。
休憩をはさんで意見交換会が行われました。
高知・金子家現御当主の金子直傳(なおつぐ)様(金子直吉翁の弟・楠馬様の孫)もお越しになられて 、当時の様子の一端を聞かせて頂きました。
吾川森林取締り役の栗原トミ子さんは、大学の卒論で金子直吉翁について書かれたそうで、早くから知っていた方が地元にもおられる事を知りました。
様々な分野で活躍された、仁淀町出身の方々の後押しがあり、今後が期待されています。
しもなの郷運営委員会の中西会長は、 はじめの会の司会をしたり、高知県地域づくり支援課所属の
地域支援企画員の西森さん達と協力しながら、「金子直吉翁の偉業をたたえる集い」を成功させる原動力として、活躍されておられるようでした。
参加者からの意見として、高知市内の観光ボランティアとしても活躍されている根木さんから、龍馬生誕地の隣にある「金子家」(龍馬の家を借りて住んだ・・・経緯もあり) についてもわかるようにして、金子直吉翁の偉業をたたえる取組みの一つにしたらどうか?が提案されていました。
地元で一緒に取り組まれている方からは、金子直吉翁の生誕地の特定についてと記念碑の建立場所などについて、ご質問が出ていました。
金子直吉翁の偉業をたたえる集い
HN:偉人伝
金子直吉 に関する記事
しもなの郷 に関する記事
仁淀川町の見所・ウオッチング
偉人(高知の歴史上の) に関する記事
HN:偉人伝 さんの記事