駒子の備忘録

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宝塚歌劇星組『LOVE&DREAM』

2016年01月08日 | 観劇記/タイトルや・ら・わ行
 東京国際フォーラム、2016年1月7日ソワレ。

 愛と夢を全世界に贈り届けてきたディズニーの楽曲を披露する第Ⅰ部、宝塚歌劇で歌い継がれてきた名曲で綴る第Ⅱ部の「北翔海莉Dramatic Revue」。構成・演出/齋藤吉正。

 ディズニーにあまりくわしくないワタクシ…初っ端の「星に願いを」が、みっちゃんがどんなに素敵に歌ってくれても脳内で『NW!宙』のあっきーの歌声に変換されちゃうよ~、から始まって、あまりの夢々しさに気恥ずかしくなり一瞬どうしようかと身悶えしましたが、そのうち一周回ってすっかり楽しくなりました(^^;)。
 なんと言ってもふうちゃんが素晴らしい! 段々スカートには夢しかない!!
 というか、トップ就任時は、「みっちゃん、ふうちゃんを相手役に選んでくれてありがとう」みたいに思っていたのですが(どこから目線だ)、もしかしてみっちゃんの方が果報者で、相手役がふうちゃんであることの恩恵を受けているのでは?とすら、今回思いました。
 ふうちゃんは上手いし歌も上手だけれど、ちょっとファニーフェイスだし性格的には典型的な娘役ではないんだろうなと思われましたが、みっちゃんに可愛がってもらってどんどん可愛くなっているし、本人がすごく努力して、綺麗で可愛いくて娘役らしい娘役であろうとしているんですよね。それが見えて、かつ嫌味に見えたりわざとらしく思えたりはしなくて、ただただいじらしい。そしてその可愛いスキルが組む相手役をとても素敵に見せていると思いました。
 てか人魚姫は泣いたね! 物語が見えたね!! レリゴーももちろん素晴らしかったよね!!!
 そんなディズニー・プリンセスがⅡ幕ではザッツ・宝塚淑女になって始まるのも素晴らしい。楽しく手拍子しました。私は「カルナバル・ド・タカラヅカ」だけが初耳だったかな?
 みっちゃんの『雨唄』リナ・ラモント再びも楽しかったです。サービスとしてもアドリブ・トークコーナーとしてもアリだと思いました。
 しかしかいちゃんの「幸せの鐘の鳴る日」って…号泣。「愛の巡礼」は一昨年の全ツより断然うまくなってるし、まさこセンターの薔薇タンの迫力はものすごいし(人数が違うんだけどあっきーの立ち居地で踊る生徒をついつい見ようとする自分に笑いました)、「うたかたの恋」ってかいちゃん出てなかったじゃん!とつっこみつつまたうるうるして「世界に求む」って…なんなの宙担への罠なのご祝儀なの???
 かと思えばみっちゃんの『THE SECOND LIFE』とかね! 『薔薇の封印』とかね!! 「ENDLESS DREAM」とかね!!! ファンはたまりませんよね。
 「かわらぬ思い」にも震えました。まっつが歌ったときも「上手っ!」と仰天しましたけどね。イヤ私はヤンさんの歌声を未だ愛していますけれどね。
 振り付けが違うんだけれどちゃんとイメージが踏襲されている『ノバ・ボサ・ノバ』もとてもよかったです。「シナーマン」の歌手は音咲いつきくん? マグコンかなんかやった生徒さんでしたっけ、素晴らしかったですね!!
 ぽこちゃんとかも一曲もらっていて嬉しかったけれど、まさこの歌とかはもっと減らして、もっと歌える下級生を使ってもよかったのでは…とはちょっと思ったかなー(^^;)。
 峰里ちゃんもいいんだけど、可愛いスキルはまだまだあいーりの方がありますね。歌もよくなってきているしね。峰里ちゃんはもっと場数踏んだら表情が柔らかくなるでしょう。期待しています。
 あとゆあちゃんね! 素晴らしかったね!! 可愛い、綺麗! 嬉しくなりました。
 これまたお正月公演にふさわしい、華やかな舞台でよかったと思います。しかしこうなると、バウでのコンサートは何をやるんだろう…? すごいコンビだなあ、みちふう!



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