「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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ダンダリンの活躍を援護する社会。第3話 労働基準監督官はルール それ以下でもそれ以上でもない。

2013-12-09 15:22:33 | 社会問題

 労働基準監督署 課長の同級生が社長の零細の工作所での事故。

 労働衛生安全法上、事業場に安全管理者の配置義務があるのに、おかずにいたら、そこで転落事故。
 転落者を病院に運ぶ救急要請の前に、まず、安全管理者の到着をまっていた。
 安全管理者がいなかったことがばれるから。


 旧友の工作所だから、目をつぶるか。
 このまま、書類送検されるとただでも経営が危ないのに会社が倒産し、労働者が行き場を失うことになる。


 臨検では、労働者全員が、転落事故の時、社長である安全管理者は、現場にいたと詳細に答えた。
 十人いれば、十人異なる証言があってしかるべきが、全員が一致していた
 あたかも、リハーサルをしたかのように。
 だれも、社長を裏切らなかった


 実は、このことは、逆に怪しいということ。


 ダンダリンの選択は、温情をかけるのではなく、ルールとして動くことであった。

 結果、会社は破産。でも労働者全員をひきとる会社は、社長の配慮でみつかった。

 彼は、必ず再生するはず。

 

 *****過去のダンダリン*****

実際の題名ではなく、各話、自分の感じたことを一行で述べています。

「ダンダリン」の活躍を援護する社会。第1話 会社にしがみつくのではなく、命にしがみつけ

ダンダリンの活躍を援護する社会。第2話労働基準法41条名ばかり店長

ダンダリンの活躍を援護する社会。第3話 労働基準監督官はルール それ以下でもそれ以上でもない。

ダンダリンの活躍を援護する社会。第4話 内定切りは解雇と同じ。 労働基準法104条2項

ダンダリン活躍を援護する社会。第5話労働者と雇い主のwin-win。そのためには労働者に手段が要る。

ダンダリンの活躍を援護する社会。第6話最低賃金の半分も行かない時給で外国人労働者が働く環境とは

ダンダリンの活躍を援護する社会。第7話行政解剖の前に死亡画像診断Aiを。

ダンダリンの活躍を援護する社会。第8話 ブラック企業 会社嫌なら会社を→×辞める○変える。 

ダンダリンの活躍を援護する社会。第9話請負契約は事業主となること。雇用ではない。

ダンダリンの活躍を援護する社会。第10話えん罪を起こしてくるやつはいる。

 

 

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