労働基準監督署 課長の同級生が社長の零細の工作所での事故。
労働衛生安全法上、事業場に安全管理者の配置義務があるのに、おかずにいたら、そこで転落事故。
転落者を病院に運ぶ救急要請の前に、まず、安全管理者の到着をまっていた。
安全管理者がいなかったことがばれるから。
旧友の工作所だから、目をつぶるか。
このまま、書類送検されるとただでも経営が危ないのに会社が倒産し、労働者が行き場を失うことになる。
臨検では、労働者全員が、転落事故の時、社長である安全管理者は、現場にいたと詳細に答えた。
十人いれば、十人異なる証言があってしかるべきが、全員が一致していた。
あたかも、リハーサルをしたかのように。
だれも、社長を裏切らなかった。
実は、このことは、逆に怪しいということ。
ダンダリンの選択は、温情をかけるのではなく、ルールとして動くことであった。
結果、会社は破産。でも労働者全員をひきとる会社は、社長の配慮でみつかった。
彼は、必ず再生するはず。
*****過去のダンダリン*****
実際の題名ではなく、各話、自分の感じたことを一行で述べています。
「ダンダリン」の活躍を援護する社会。第1話 会社にしがみつくのではなく、命にしがみつけ
ダンダリンの活躍を援護する社会。第2話労働基準法41条名ばかり店長
ダンダリンの活躍を援護する社会。第3話 労働基準監督官はルール それ以下でもそれ以上でもない。
ダンダリンの活躍を援護する社会。第4話 内定切りは解雇と同じ。 労働基準法104条2項
ダンダリン活躍を援護する社会。第5話労働者と雇い主のwin-win。そのためには労働者に手段が要る。
ダンダリンの活躍を援護する社会。第6話最低賃金の半分も行かない時給で外国人労働者が働く環境とは
ダンダリンの活躍を援護する社会。第7話行政解剖の前に死亡画像診断Aiを。
ダンダリンの活躍を援護する社会。第8話 ブラック企業 会社嫌なら会社を→×辞める○変える。
ダンダリンの活躍を援護する社会。第9話請負契約は事業主となること。雇用ではない。
ダンダリンの活躍を援護する社会。第10話えん罪を起こしてくるやつはいる。