「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

大懇親会 愛国広場

2007-09-30 02:50:04 | 政策・マニフェスト
勉強会のあとは、
大懇親会。

愛国広場とかいうところがあって、
サッカー場一面ぐらいに広い。

野外。

満点の星の下、北海道の名産物が、会場を取り囲み、
大懇親会。
参加者が、サッカー場を埋め尽くす。

ビール自体は、おいしい。
けど、日が暮れた帯広の外気は、
はっきりいって、寒い。
吐く息が、白いのだ!!

ステージでは、
なんと、郷ひろみ。

日本の社会を変えていこうと言う
意志をもった、若者の集い。
これだけのパワーが、
日本全国にちらばり、
あるときは、わんぱく相撲
あるときは、公開討論会、
あるときは、わんぱくKIDS キャンプ
あるときは、中学生への職業体験
あるときは、こども区議会
様々な企画をうっている。

その力強いパワーに、
帯広の大地がゆれた。
アーチチ、アーチチ、、、
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家庭教育のために

2007-09-30 02:18:55 | 政策・マニフェスト
15:30
教育のシンポ。

愛が、家庭教育に大事。
わかるようでわかりにくい。
愛とは?

日本には、ない概念。
仏教では、愛欲など、
どちらかというとマイナスイメージ。
愛は、日本では、
哀しいということ。

すなわち、「つながっていたい」
想うということでもある。

つなぎとめる力、それが、愛。
絆でもいい。

つながっている、それこそが、愛。

分かりにくい概念に、
分かりやすい考え方入って、納得。
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戦後の欺瞞の中に生きること 

2007-09-29 15:30:08 | 政策・マニフェスト
午後一時半から、メインフォーラム
理想国家日本想像フォーラム。

朝までテレビの予定もあったが、
こちらの講演に駆けつけられた
宮崎哲弥氏のご講演。

私達は、戦後の欺瞞の中に生きていて、
気概ももてなくなっている。

最大の原因は、アメリカから与えられた
日本国憲法。
日本国の自らの運命の主人公になるために、
9条も変えるべきだという勢い。
武器をもてと。

私は、ご講演後、
質問させていただいた。
私も、自分の大切な人を守るために、
愛する人を守るために、
敵の前に立つ気概がある。
ただし、武器は持たず、無抵抗で。
アンサンスーチーさんも、
ガンジーもキング牧師も
無抵抗で平和を勝ち取ろうとした。
崇高な9条という理念をさげることは、
大変危険だと。

今の憲法は、
アメリカから与えられた点は宮崎氏と
同感である。

もう一度、国民投票時に、
9条そのままか、改正案か、
選んでもらいましょう。
この点のみ、一致して、
質問を終えた。
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帯広と言えば、豚丼

2007-09-29 12:20:39 | 政策・マニフェスト
昼は、やっぱり豚丼からと、
旅の連れが、帯広畜産大学出ということで、
ピンポイントの案内人。

行くのであれば、
帯広駅北口 『ぱんちょう』
創業昭和8年の元祖。

華1250円。
こじんまりしたテーブルが並んだ店。
豚ロース焼いたもの結構大きいそれが、7枚。
食べてみる、焼いた香ばしさが口に広がり、
油のうまみと肉のたれが絶妙な折り合わせ。
肉感が歯ごたえあり、しかしやわらかい。

7枚入っているから、
どんどん食べる。
しかし、減るごとに、
あと、何枚と惜しくなる。
でも、一番たくさんの豚焼が入っている
華でよかった。
なんといっても、
7枚。


幸先のよい北海道であった。
みなさんは、北海道といえば、
海産物というイメージかもしれない。
私は、北海道といえば、
北海道で初めて味わったおいしいもの、
豚丼というイメージが、
衝撃的に刷り込まれてしまった。


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初 北海道 帯広

2007-09-29 10:12:47 | 政策・マニフェスト
今、9・29 午前10時前。
北海道 帯広にいます。
初 北海道です。
羽田から、JALで帯広に飛びました。
窓から入る、北海道の景色。

『すごい!!』の一言。

綺麗に区画された農地?放牧場?が目に入る。

降立ち、
まず、空が広い!!
360度、どの上見ても空がある。

道は、ずーっとまっすぐ。

24時間だけ、北海道、楽しんできます。

(日本の将来を考える研修会参加だけど
そして、
真のジャーナリスト長井健司氏の
銃撃の悲報の詳細が入るにつれ
ミャンマー政府への憤りがつのる中で)
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いよいよ、9/30 日曜日!! 小児がんの子どものための銀座レモン計画

2007-09-29 03:20:19 | 小児医療
今週日曜日の9月30日 13時よりあすなろの木において
レモネード・クラブが『レモネード』を無料配布します。

称して『銀座レモン計画』。

「レモネード・クラブ」は、
がんの子どもと家族をとりまく療養環境を改善し、
生活の質(QOL)を向上させる活動をします。
昔、アメリカで小児がんと闘っていたアレックスちゃんが、
同じ病気で苦しむ子どもたちを助けようと、
手作りのレモネードを売り出したことに由来します。

レモネードを片手に、
小児がんを克服するための
「語らい」を、みんなで始めてみませんか?


【催し・・・ほかにもいろいろあるよ!】
◆小児がんをしろう
◆漫画家たちばないさぎ先生「レモネード色の未来」執筆秘話
◆ダニエルさんのギター演奏
◆青空麒麟児さんの切絵
◆チャイルドライフスペシャリスト(CLS)とは?藤井あけみ先生

などなど、


みなさん、
9月30日 日曜日は、お気軽に、あすなろの木に
(あすなろの木:東京都中央区月島3-30-4 飯島ビル1F )
遊びにいらして下さい!!


主催:
NPO法人小児がん治療開発サポート(SUCCESS)レモネード・クラブ

協賛:
キリンビバレッジ株式会社


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第二回食育専門部会 開催される

2007-09-28 23:17:03 | 教育
本日9/28、第二回目の食育専門部会が、保健所で開催された。

食は、健康になる基本中の基本であるから、
小児科医としても、目を離すことはできない。

生データからみるに、

①朝食の欠食
さて、話題の朝食の欠食。
毎日朝食を食べる子は、
小学生94.9%。
中学生89.7%
高校生78.7%

逆にほとんど食べない、もしくは週に2~3回をあわせると、
小学生2.5%
中学生5.6%
高校生10.7%
小学生の倍が、中学生。
中学生の倍が、高校生。ってことか。

②肥満度
20%以上の肥満
小学生 男子8.2% 女子3.5%
中学生 男子3.7% 女子2.3%

BMI25以上の肥満
高校生 男子16% 女子0%

③やせ度
-20%以下のやせ
小学生 男子1.6% 女子1.8%
中学校 男子11.1% 女子4.5%

BMI18.5未満のやせ
高校生 男子16% 女子22.7%


今回の会議で、一番の重要課題は、
食育重点的取り組みをどこにおくかという点。

「家庭」を中心にというところで、
私は話は、まとまっていたように感じたし、
私自身もそれでよいと思う。

家庭での食育ができることが、
大変大事。

子どもが、早くから、
食への関心をもつことで、
体で覚えるとでも言いましょうか、
そのことで、
大人になっても、
食を気にする大人になれるであろう。

今の大人の食育は、
それはそれで、メタボリック対策の
栄養指導、運動指導はあるが、
大人になってからでは遅いのである。

軸足の置き方は、
家庭に目をつけた点は、私も同感である。

私も、資料をひもといてみた。
さて、
各年代でどのような食育をめざすべきか。
厚生省(現、厚生労働省)の資料を引っ張ってきた。

幼児期:食習慣の基礎作りとしての食事
①食事のリズムの大切さ、規則的に
②なんでも食べられる元気な子
③薄味と和風料理に慣れさせよう
④与えよう、牛乳・乳製品を十分に
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
⑤一家そろって、食べる食事の楽しさを
⑥心がけよう、手作りおやつのすばらしさ
⑦保育所や幼稚園での食事に関心を
⑧外遊び、親子そろって習慣に

学童期:食習慣の完成期としての食事
①1日3食規則的、バランス取れた良い食事
②飲もう、食べよう、牛乳・乳製品
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
③十分に食べる習慣、野菜と果物
④食べ過ぎや偏食なしの習慣を
⑤おやつには、いろんな食品や量に気配りを
⑥加工食品、インスタント食品の正しい利用
(→正しい利用なんて、あるのかな?)
⑦楽しもう、一家団欒おいしい食事
⑧考えよう、学校給食のねらいと内容
⑨つけさせよう、外に出て体を動かす習慣を

思春期:食習慣の自立期としての食事
①朝、昼、晩、いつもバランスよい食事
②進んでとろう、牛乳・乳製品を
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
③十分に食べて健康、野菜と果物
④食べすぎ、偏食、ダイエットにはご用心
⑤偏らない、加工食品、インスタント食品に
⑥気をつけて、夜食の内容、病気のもと
⑦楽しく食べよう、みんなで食事
⑧気を配ろう、過度な運動、健康づくり


私は、食育でやってほしいことは、
①食事の時は、テレビを消す
②思春期の女性のダイエットに注意
③ジュースは、砂糖水なのでのまない
 例え、イオン飲料でも。
④ファーストフードやインスタント食品は、安易に利用しない
⑤学校給食の充実
などなど




福祉保険部の同じ部門で、
中央区保健医療計画
健康中央21
そして食育推進計画
が進められている。
重要なものが、同時に三つ進んでおり、
事務局は、本当に大変だと思う。
どうか、がんばってください。
応援しています。

次回、第三回専門部会は、
11/28(水)

食育に関心のある皆さん、
傍聴しませんか?





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一般質問 ご報告

2007-09-27 23:43:47 | 政策・マニフェスト
本日、一般質問を終えました。

一、100%対応可能な病児保育
⇒お預かりの病児の安全のために、協力医療機関だけでなく、かかりつけ医や近隣医療機関との連携もとる体制の整備

二、在宅介護・在宅療養の充実のための24時間対応型の支援
⇒他の社会資源を用いることで、24時間対応可能な支援の実現

三、NPO・ボランティア活動の活性化のための地域力向上を目指した「1%支援制度」導入
⇒NPOの弱い財政基盤は十分認識しているので、今後「協働推進会議」で、なんらかの財政支援の方法を研究していく。

それぞれに、⇒に書いたような、
その問題の鍵となるところの御答弁をいただきましたので、
そのことが、現場でなされていくことを今後見て行きたいと考え、
現場でなされていくことの要望を出すこととし、
さらなる質問を致しませんでした。



唯一、
四、築地市場 現在地再整備 
につきまして、
一番、期待をしておりました、
区長の断固移転反対のマニフェストを実現するための、
具体的施策、行動につき、
まったく回答がございませんでしたので、
その部分、一点にしぼり、再質問を致しました。

区長の再度の御回答は、
1.今後の状況をしっかり分析していく
2.土壌汚染など、理にかなわないことがあれば、デモも含め行動していく
という回答を頂きました。

区長の姿勢で残念でありましたことは、
「都が決めたことは、従わざるを得ない」という姿勢を
取られていることです。
都がすることが、正しければそれはそれで構わないでしょう。
築地市場に関しましては、都のなすことは、誤りです。
①築地の現在地再整備計画を一時期すすめ都は300億円を投入するも、工事を途中で中止。ここ中央区でも巨額の資金(50億円?)を投入したが頓挫させてしまった。
②財政悪化により中止といえば聞こえがよいが、実は工事費は、資金をもとにした利子を当てにしていたが、バブル崩壊で、その計画が破綻したと。お金がお金を生むわけありません。
③土壌汚染対策法では、附則第三条をつけ、豊洲移転地の土壌汚染調査を、不十分なまま進めることを可能にさせた。
④実際、土壌汚染の不十分なまま、真実を明らかにしないままその上に物流センターを建設しようとしていること。
⑤築地市場移転を前提に、環状二号線地上化の計画は成り立つが、土壌汚染の問題で、豊洲移転は不明確の現状において、環状二号線地上化の計画が先に決定。
⑥卸・仲卸の目が効く市場システムを壊し、単なる物流センターとしての豊洲市場を作ろうとしている点。
挙げれば、きりが有りません。
都が誤っている以上、その誤りを正していくのが、
区の責任であると、私は考えています。


なお、今回の私の質問は、
大いに反省点の多い質問となりました。
質問時間の使い方、
わかりやすく、内容の濃いスピーチの作り方
につき、全くなっていませんでした。
今後の反省材料と致します。
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第三回本会議 一般質問 全文(8879文字)

2007-09-27 14:00:00 | 政策・マニフェスト
友愛中央の小坂和輝でございます。平成十九年第三回区議会定例会にあたり、会派のメンバーの一人として、また、医療特に小児医療を専門としてもつ立場のものとして、中央区の行政上の諸問題・課題につきまして、さきに提出いたしました質問通告、一、100%対応可能な病児・病後児保育事業の実現について、二、在宅介護・在宅療養の充実のための二十四時間対応型支援体制の構築について、三、NPO・ボランティア活動の活性化による地域力向上を目指した「1%支援制度」導入について、四、築地市場現在地再整備についての順で、区長ならびに関係理事者の方々にご質問させていただきます。私は、この度、中央区が直面する危機的問題を取り上げさせていただいたつもりです。歴史と文化と伝統あるここ中央区が、将来にわたり、子ども達が、夢と希望を描ける街であり続けられますよう、どうか、この危機を乗り越えて行きたいと考えております。建設的かつ明快なる御答弁を期待しております。なお、御答弁のいかんによりましては、再質問をすることを留保しておきます。


まず、最初の課題
一、 「100%対応可能な病児・病後児保育事業の実現について」でございます。
病児保育とは、保育園・小学校に通園している子どもが、発熱などの病気になった時、保育園の代わりに子どもを一時的に保育する施設です。これは、国の健康支援一時預かり事業として開設され、自治体からの助成金で運営されています。規定により保育士1名、看護師1名の計2名で4人の子どもを保育する、2:1保育することが決められており、通常の保育より手厚い保育がなされています。自治体により異なりますが、ここ中央区では生後7ヶ月から小学校3年生までの子どもが対象で、利用者は一部負担金2000円で1日利用できます。
近年の少子化、核家族化、地域社会の喪失、女性の社会進出などの状況下で、病児保育は子育て支援の重要な施策ですが、保護者の就労支援だけが目的ではなく、病気の子どもに必要な看護、保育、環境を提供することが重要です。
病児保育は、厳密に言うと、病児保育と病後児保育に分けられます。病児保育は、医療機関に併設されているので、医師が常にいることから、入院や点滴の必要のない急性期の病気から回復期の病気、つまりはほとんどの病気の子どもを預かります。それに対して、病後児保育は保育園などに併設されており、医師は常時いるわけではありません。そのため、利用できるのは回復期の病気の子どもだけに限定され、元気でも38度以上の熱があるときなどは預かれないことがあります。
現在、中央区には、医療機関併設型、すなわち病児保育可能な施設は、月島の1施設定員4名。保育園併設型、すなわち病後児の保育をおこなう施設は、日本橋と京橋の2施設定員4名づつ。全施設を合計しますと1日に12名の病気の子を預かることが可能な状態です。
これから、冬場に向かう中で、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかる子ども達が増えてきます。是非、これら3箇所の病児・病後児保育の施設が有効に利用されることを願っており、ご質問させていただきます。
子どもが病気のときは保護者が看病すべきである、単に労働力の確保に利用されているなどの病児・病後児保育に対する批判があります。これらは正論ですが、現在の社会体制の不備のために子どもが犠牲になっているのであり、私達は、これらの批判を率直に受け止めながら、しかし、病気の子ども守っていかねばならないと考えております。
病児・病後児保育に対する倫理的な批判もある中、この事業を遂行しているわけでありますが、
第一番目の質問は、
1. 病後児保育事業に対する区の理念をお聞かせ下さい。
 第二番目の質問は、
2. 病後児保育事業のリスクマネジメントについて、特に子どもの急変時への対応について
 病児・病後児保育の特徴として園内で服薬をおこないますが、誤った薬を内服しないように二重、三重のチェックが必要であります。また、子どもの病気は急変することがあり、保育室から入院することもまれではありません。そのため看護師はもちろんのこと、保育士も子どもの体と病気について十分な知識と経験が必要であります。
 各施設では、どのように、リスクマネジメントを行っているのか、お聞かせ下さい。
 第三番目の質問は、
3. 病児・病後児保育事業の安全を見守る医療機関のネットワークの構築について
 中央区の各施設は、保育園併設型の場合、ひとつの協力医療機関がそれぞれ定められております。また医療機関併設型はもちろん医療機関が隣接していてよいのではありますが、それら医療機関が、休診の場合に何かあった場合の想定をする必要があります。
 私は、医療機関がネットワークを組んで、病児・病後児保育事業の安全を見守る体制の構築が必要だと考えますが、いかがでしょうか?
 また、そのネットッワークに参加する医療機関で、入室前診断を済ますことができるのであれば、より使い勝手の良い病児・病後児保育事業が実現できると考えますが、いかがでしょうか?
 第四番目の質問は、
4. 病児・病後児保育施設間の連携について
 冬場にかけて、風邪やインフルエンザの流行期になりますと、たくさんの子ども達が病気になり、病児・病後児保育施設への利用希望者も急増します。わずかな定員12名の枠を有効に活用させるためにも、定員オーバーの場合、他施設を紹介しあいながら、3施設間がうまく連携をとりあう必要があると考えます。現在、一つの施設で利用の登録をしても、他の施設では、あらためて再度利用の登録をしなおさなくてはならないという状況であり、施設間の情報交換、情報共有は取れていない状況にあります。
 また、利用は前日の予約制になっておりますが、当日利用者のキャンセルが出た場合など、他施設の定員オーバーの子を積極的に受け入れる情報交換をしていくと利用率の向上に有効であると考えますが、いかがなものでしょうか?
 第五番目の質問は、
5. 地域の社会資源の活用による病児・病後児保育の可能性について
 ここ中央区では、認可保育園だけでもH19.5.1現在1386人。風邪のシーズンにおいて、わずか12名の枠では、病児・病後児保育施設を利用したくても、利用できない人が、多数出ているのが現状です。現在、地域の社会資源の一つとして例えば、ファミリーサポートがあります。ファミリーサポートの提供会員さんが、病児も預かることができうれば、さらに病児・病後児保育の問題も解決されていくことになると思います。
 このときに問題になってくるのが、リスクマネジメントでありますが、ファミリーサポート会員さんへの、保育・看護についての研修の充実とともに、第二番目の質問で、致しましたように、病児・病後児保育施設の安全を見守る医療機関のネットワークがしっかりしていれば、ファミリーサポートの提供会員さんも、そのネットワークに同時に見守られながら、病児保育を行うことが可能と考えます。
 このような、地域の社会資源の活用による病児・病後児保育の可能性についてお聞かせ下さい。

二つ目の課題にうつります。
二、 「在宅介護・在宅療養の充実のための二十四時間対応型支援体制の構築について」
現在、中央区も高齢化率は、平成19年4月1日現在、16.67%で、率そのものは、若い人の転入に伴い減少傾向にありますが、高齢者人口は一貫して増え続け、17175人にのぼります。また、高齢者人口に占める一人暮らし世帯の割合は平成17年3月末現在34.2%と約1/3に上っており、高齢化にともなう問題は様々に存在しています。住み慣れた街で安心して暮らすことが出来るそのような中央区を目指すために、質問させていただきます。
現在、介護保険制度において、地域密着型サービスのひとつとして、「夜間対応型訪問介護」があります。これは、夜間いつでも介護が必要な時にヘルパーが呼べる、緊急時にヘルパーが駆けつけるなど、夜間の安心感を提供するサービスであり、在宅医療・在宅介護定着には、欠かせないサービスであると考えます。要介護1以上の人が対象で、夜間定時にヘルパーが訪れる定期訪問と、事業所内のオペレーションセンターに届いた緊急通報で駆けつける随時訪問とに分かれます。
サービス内容は、夜間の不安の解消/転落・転倒時の介助/トイレへの移動介助/おむつ交換/体位変換/救急車の要請/体調急変時の主治医や訪問介護ステーションへの連絡などを行います。
ここ中央区でも、はるみ訪問介護ステーションにおいて、『ナイトサポート』という名称で、サービス提供が、おこなわれています。時間帯は18:00から翌朝7:00までの間であります。
利用料金は、介護保険の適応のもと、自己負担額は、基本料金が1ヶ月1000円。別途、定期訪問に1回372円。随時訪問に622円。主に老老介護や、一人暮らしの高齢者が、夜間の安心のために、利用されています。
サービスの利用状況は、現在、このサービスに登録している数は、13名。月に随時の出動は、月5~6件という状況であります。
この事業は、夜間の安心を提供するものとして、在宅介護・在宅療養にとって非常に重要と思われますが、現状における登録状況・利用状況は、少ないと考えられます。
第一番目の質問は、
1. 夜間対応型訪問介護事業『ナイトサポート』の現況の利用状況をどのように分析し、今後の事業展開を如何に考えておりますでしょうか。

また、この介護の現場においては、夜間だけでなく、24時間の安心の提供が必要です。家族のものが同居していても、その家族が、昼間は働きに出て、実際一人のなるのは、昼間である場合もあります。しかし、昼間においては、随時訪問という制度は、介護保険上、認められておらず、現状においては、例えば、ケアマネージャーのところに電話が行き、ケアマネージャーの善意で、問題が解決されているということも聞きます。夜間だけでなく、日中にも、すなわち24時間対応型の随時の訪問介護が可能となるシステムの構築が望まれます。
第二番目の質問は、
2. 昼間も含めた24時間対応型の随時訪問介護事業の必要性についていかがお考えでしょうか?

 介護に関して、述べて参りましたが、介護だけに係らず、高齢者は、とくに一人暮らしなどの場合、何か困ったことがあった時に相談する人がいなくて、心細い思いをされていらっしゃいます。実際、内閣府の高齢者を対象にした調査でも、65歳以上の一人暮らしのうち、6割を超える人が、日常生活の中で心配事を抱えていたといいます。一番の不安は「病気、介護」で、次に多いのは、「頼れるひとがなく一人きり」という悩みでした。その他にも、例えば、電球が一つ切れてしまったからはじまり、ねずみが出て困る、夫がベッドから落ちたが一人ではどうしようも出来ない、働き口を探したいなど色々な相談があります。相談相手がいなくて、振り込め詐欺や、悪質商法の被害に合ってしまうケースもあると考えます。老老介護では、悩みを抱えたあげく高齢者虐待にはしるというケースも聞きます。もし、とりあえずここにかければ、相談できるそのような電話を設置し、相談内容に応じて、高齢者の不安を解消できうれば、安心した地域生活を可能なものにすることでしょう。相談窓口では、地域の社会資源の情報をとりまとめ、相談内容に応じて、解決しうるボランティア、NPOや、事業所を紹介したり、地域の公的な相談窓口、地域包括支援センターや保健福祉センターへと引き継ぐことで、解決の糸口を見出せるようにするのです。
 第三番目の質問は、
3. このような高齢者のあらゆる相談を受け付ける、地域の社会資源の情報を一括してとりまとめた電話相談窓口、言うなれば「高齢者無料安心コール」の設置の必要性を考えますがいかがでしょうか?

三つ目の課題にうつります。
三、「NPO・ボランティア活動の活性化による地域力向上を目指した「1%支援制度」導入について」
平成10年(1998年)に、特定非営利活動促進法いわゆる、NPO法が成立致しました。NPOは、Nonprofit Organization という和製英語で、非営利組織をさします。NPOは、NGOすなわち、Non Governmental Organaization、 非政府組織と大体、同義と考えてよいわけですが、NGOは、もともと、国連に、政府としてではなく、活動する組織を指してきた経緯があり、NGOは、主に国際協力活動、NPOは、主に国内活動を指しています。さらに、NPOは、「社会システムを変革する道具」として新しく誕生したことを強調することの意味もあり、和製英語がつくられた経緯をもつと言われています。
 NPOは、「寄付、ボランティア、委託事業等の社会的資源を活用して、公共的サービスを提供する事業体」と定義されます。例えば、福祉や環境保全、街づくりなどの活動をする営利を目的としない市民団体のことです。日本では1995年の阪神大震災以降注目され、98年にNPO法が施行に繋がりました。英国ではボランタリー・コミュニティー組織(VCO)などと呼ばれ、公益性を認定され、税制上の優遇資格を持つ団体だけで約19万に上っています。
市民にとって、NPOとは、「社会参加の道具」であり、いままでは、「企業」と「行政」が社会を成り立たせていましたが、NPO法により、NPOが認められたことは、「企業」と「行政」そして「市民」が、社会を成り立たせる時代が到来を意味致します。
私は、1998年をこそ、日本社会を変えるメルクマールとなる年と考えます。このNPO法成立は、明治以来の中央集権体制からの「脱却」であり、市民が「公共」に参加することを認めたからです。
そして、その年から、10年以上が経過し、認証を受けた「NPO法人」は現在3万を越えます。ここ中央区には、平成17年の段階で390のNPO法人が存在するようになりました。
中央区は、平成18年3月に、「みんなでつくる快適で活力に満ちた都市型協働社会」の実現をうたい文句に、『地域との協働指針』を策定、そして、この度、地域との協働指針の円滑な執行と、社会貢献活動の一層の活性化、協働の推進に向けて、『中央区協働推進会議』を設置し、検討を始めることになっており、その活躍に期待をするところであります。
日本社会全体で、地域力の低下が叫ばれ、地域ぐるみで子育て、地域での見守りが、できにくくなっています。しかし、その一方で、中央区では、町会・自治会活動がもともと存在しておりました。その後、プレディという地域の人がボランティアで学校に出向き、放課後の子どもの面倒を見たり、ファミリーサポートという地域の人が、地域の人の助けになるシステムができたり、NPO法成立以後、子育て支援、教育、環境学習、地域情報発信のとりくみ等、さまざまな形のボランティア団体やNPOが誕生してきています。地域力が芽生えるあらたな土壌が出来つつありますが、この地域力がさらに育ち、花開く中央区にするためには、①NPOの人材の育成②行政や他のNPOなどとの連携③弱い財政基盤など、まだまだ多くの課題があります。
NPOは、福祉力、教育力、雇用力等をその強みとして持っており、今後地域力をたかめる主体となって行くと考えますが、そこでご質問させていただきます。
第一番目の質問は、
1. 今後、中央区は、NPOとの協働をどのように進めていくお考えでいらっしゃいますでしょうか?
 例えば、地域振興課内に、協働推進の係りをもつのではなく、仮称「NPO・ボランティア協働推進課」のようなNPO・ボランティアとの協働推進のための独立した課を設け、積極的に取り組むところから始める必要があると考えますが、いかがでしょうか。

NPOの活動を根付かせるためには、基本的には財政的基盤が弱いNPOへの支援が必要であります。昨今、他の自治体の例をみるに、例えば、「市川市納税者が選択する市民活動団体の支援に関する条例」(通称「1%支援制度」)が、平成16年12月に市川市に誕生し、同市の市民活動が盛んになってきております。
「1%支援制度」とは、市川市の住民が、自分が払う市民税の1%分を、市内の応援したいNPOや住民団体に提供できる制度であります。義務ではなく、希望制であり、応援したい団体をひとつ選び、市役所に通知すれば、市の補助金としてその団体に届けられます。平成17年の初年度は、受け手として福祉ボランティア養成、少年野球教室、ミュージカル公演など。83の団体が名乗りを上げ、市の審査の結果81団体が適確と判断されました。各団体へは、市にあらかじめ提出した計画に基づく事業に必要な経費の2分の1を限度に、市から補助金が交付されます。限度額を超えた場合は、新たに設置する基金に積み立てられます。市川市は、46万人余りが住み、個人市民税の納税義務者は、22万人です。個人市民税は約300億円であり、納税者全員が団体を指定した場合、1%に当たる約3億円が市から各団体に助成されることになります。実際は、各団体のPR期間を経て、税の提供を申し出た人は6266人、うち有効であった申し出は5557人で、最終的に1124万4952円が支援金額として各団体に交付されました。
この1%支援制度には、「首長の予算編成権との関係」「議会の議決権との関係」「普通税を目的税化すること」「非課税者の扱い」など様々な課題があるわけですが、市川市は条例を作ることでそれらの課題を克服し、みごと実現させました。
第二番目の質問です。
2. ここ中央区でも、NPO・ボランティア活動、市民活動を活性化するために、「1%支援制度」のような仕組みの導入をいかがお考えでいらっしゃいますでしょうか?
仮に「1%支援制度」を導入したとして、平成19年度の中央区財政白書のデータを下に、平成19年9月1日現在、人口104,229人の中央区の場合に当てはめますと、平成18年度の納税義務者は、6万3801人、特別区民税の18年度の決定額は、167億9600万円でありました。その1%は、約1.7億円に上りますが、10人に1人が申し出をするとして約1600万円がNPOや住民団体に事業費として交付できる計画になります。


「1%支援制度」のような仕組みを導入・運営する場合、大切になってくることが、そのおさめた先のNPOなどの活動をきちんと評価していく必要であります。NPOが活動を行う上で大切なことは、公益性・社会貢献性・計画性・情報公開などありますが、それらNPOの活動をきちんと評価する体制の整備が必要と考えます。
第三番目の質問です。
地域のひとりひとりが、評価できる目をもつこと、いわゆる「メディア リテラシー」を持つことが大切な一方、
3. NPOを評価する第三者評価機関の設置についてのお考えをお聞かせ下さい。


最後の課題にうつります。
四、「築地市場現在地再整備について」
 東京都中央卸売市場築地市場、通称築地市場は、17世紀初頭から続く歴史ある市場であり、1935年に現在の築地に移り、70余年が経ちました。敷地面積は23万836㎡、東京ドーム約5個分という巨大な広さをもっています。現在、日に2300トン、およそ20億円の取引がなされ、水産物の取引高では、世界一です。年間取引量は、10年前のピーク時の約7500億円からは、市場を通さない流通が拡大してきているため2500億円減りましたが、約5000億円に上ります。
この歴史ある築地市場の移転問題について、中央区及び区長は、断固反対の姿勢をとり、のぞんでいらっしゃいます。移転候補地の豊洲は、土壌汚染が深刻であり、かつ現在の土壌汚染対策法に合致した調査をうけておりません。先日の毎日新聞の都民の世論調査でも、約7割の都民が移転を反対しています。食の安全を守る立場から、また、築地の町、築地の魚河岸文化を守る立場から、東京都による移転の強行に断固として反対していかねばならないと考えています。
 移転を前提に、環状二号線も地下化の計画を、一変地表化にするなど、移転に向けた計画が強引に進められる中で、
 第一番目の質問です。
1. 区長の築地市場再整備に関するお考えをご確認させてください。

 第二番目の質問です。
2. 調査が不十分な段階で、土壌汚染のある場所へ、生鮮物をあつかう築地市場を移転することに対するお考えをお伺いさせてください。
東京ガスの土壌汚染の調査も、今行われている専門家会議の調査も不自由分であるというのには、二つの理由があります。
まず、
① 両方の調査において、道路計画部分の地下の土壌は調べていない点です。土壌は、地下で繋がっており、道路下に万が一土壌汚染があった場合、地下水の毛細管現象とともに、土壌汚染物質が移動する可能性があります。
そして、二つ目に、
② 東京ガスによる土壌汚染調査のデータは、現在の土壌汚染対策法に則った基準では調査されていない点です。

私は、地域住民の声の代弁者として、断固として反対の意志を都に表明していく必要があると思っております。
第三番目の質問です。
3. 住民投票を行うことで、断固として反対の中央区民の意志を、都に示すことが必要であると考えますがいかがでしょうか。

豊洲が土壌汚染のために、移転をしない場合、では、築地市場で再整備が可能であるかという対案が、必要になってまいります。
第四番目の質問です。
4. 築地市場再整備計画案を作成し、再整備が可能であることを都に証明することも、豊洲移転反対を述べる場合、必要になりますが、いかがでしょうか。

 第五番目の質問です。
5. その他、築地市場移転を断固反対するための方策をお持ちであれば、ご提示下さい。


以上をもって、私の第一回目の質問を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
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さて、明日、一般質問

2007-09-26 23:53:31 | 政策・マニフェスト
さて、いよいよ明日になりました。

本日は、同期の新人議員のひとりが、
初質問されました。

とっても、すばらしい先陣をきってくださいました。
その議員は、教師出身であり、
教育問題を深く、考察くださいまして、
私自身、非常に勉強になる一般質問でした。

特別支援教育をあつかうことは、
以前からお聞きしていたもので、
私は、今回、せまりくる危機の一つとして、
特別支援教育も取り上げることを考えていましたが、
十分、議員がしてくださったため、
重複させずよかったと思っています。

明日、中央区民の良識にとどくような、
そんな、一般質問をしてみたいです。

0.001%の可能性の実現に向け。

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廃棄物処理手数料の値上げを考える

2007-09-26 11:35:28 | 社会問題
問.以下の文章の矛盾をあげよ。

処理処分原価=(清掃一組負担経費+都負担経費)/(清掃一組処理量+直接埋立処分量)

処理処分原価とは、廃棄物を1トン処理するのに必要な経費

これをもとに、手数料が算出されることになる。
この手数料は、廃棄物の処理という行政サービスの提供に伴う受益者負担の形が
原則とられることになる。


⇒考え方として、
上記、式に、間違いはない。
かかった経費を処理したごみの量で割れば、
一単位あたりのごみの処理に要した金額が出る。

問題は、この処理処分原価をもとに、
手数料に当てはめるところにある。

例えば、経費に無駄があった。
その一方、住民努力で、ごみの量が減ったとする。

すると、分母が小さくなって、なんと処理処分原価が上昇。

ごみの量が減ったのに、ごみ処理手数料は、逆にあがる。
住民努力で、ごみを減らせば減らすほど、
手数料はどんどん上がっていってしまうという、
からくり。

見えない経費とやらに、メスを入れなければならない。
ごみの量が減って、同時に経費も下がれば、処理原価は、
そのままを維持もありうる。
しかし!!経費は下がらない構造的欠陥があると考える。

無計画なごみ処理施設・プラントの建設、
起債の発行、その利子の重圧、無駄な投資などが
潜んでいると類推する。

なかなか、普通に配布される「事業概要」の書類からは、
切り込めない部分ではある。

この度の、定例会で
「中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例」が
提出され、
廃棄物処理の値段が引き上げられようとしている。

十分な審議の必要性がある。


会派の高橋幹事長の分析を、幹事長のブログより、許可いただき転載する。
****友愛中央 高橋しんじ氏の分析****
 国の特別会計は見直しの方向に進んでいますが、23区で作っている「清掃事業一部事務組合」は見直しどころか、今まで以上にブラックボックス化しているように思います。役員は23区の区長、議長から成り立っていますが、当然、専門職ではありませんから、議論など出来るはずもありません。今議会に提出されている「清掃手数料』の値上げなどは、中央区の担当者に聞いてもはっきりしたことは何一つ分からないのが現状です。様々な議論を重ねていくうちに分かってきた事は、一般住民が知らないうちに「清掃事業一部事務組合』がかってに起債を発行して、借金を重ねて、その負担に耐えられなくなったから、手数料の値上げを予定しているとのことです。これは国の特別会計制度となんら変わることはありません。一般住民が知らないところで、この23区でも同じような間違いをどんどん犯している事を知らせる事も私たちの仕事です。これからも清掃工場の更新は続いていきますから、ここで値上げを認めてしまうと歯止めがなくなり、負担を住民に押し付ける事になってしまいます。
中央区としても慎重な審議を行って欲しいと期待しています。

以上。





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秋の陣 

2007-09-26 01:26:27 | 政策・マニフェスト
9/25 第三回本会議開始(~10/18)
9/27 14:00本会議一般質問 18:30友愛中央勉強会
9/28 食育専門部会第二回会合
9/29 日本青年会議所 帯広大会
9/30 13:00銀座レモン計画

10/3 12:00築地市場
10/6 第3回豊洲土壌汚染専門家会議
10/7 7:45消防団合同点検⇒トリアージ訓練
10/8 第19回区民スポーツの日 一般男子10kmマラソン

10/13 政治スクール
10/14 月島第一小学校防災拠点運営委員会防災訓練

10/20 16:00プロジェクト日本
10/21 銚子市防災訓練

10/23 行政視察(~10/25)
10/27 坪井ゼミ(国富論)
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国民が求めたもの 二元代表制

2007-09-25 16:21:51 | 政策・マニフェスト
先の参議院選挙で、国民が求めたもの、
それは、“二元代表”

衆院と参院のお互いのチェックしあう形が
これから始まる。
だれが、「ねじれ」という
マイナスなイメージを生む名づけ方をしたのか?
これこそ、「健全」国会の始まりである。

これからは、情報も、二箇所からでるようになる。
ジャーナリズムも育成されていくであろう。
そして、国民の意識も変わっていくであろう。

中選挙区制をなくしたあたりから、
政治が変わり始め、
ここにきて、もう少し変わり、
真の民主主義を日本も目指していけるかも知れない。
10年程度のスパンで。

陰と陽、
月と太陽、
「あ」と「うん」、
左と右、
男と女、
相対するもののバランスで、
世の中って、成り立っていくのかな。
これって一つの“真理”?
その中の、衆院と参院。

さて、首長と議長(地方議会)の相対は?


私が関わる地方議会も、
二元代表制であるはずである。が、
そうなっていない。
住民から選ばれた首長(区長)と
住民から選ばれた議員、その議員から選ばれた議長、
この緊張関係が有って初めて、
有意義な区議会になるのである。

いま、恥ずかしながら、そうなっていない。
私達の無所属会派 友愛中央の総会後の
話の中でそういう話になった。

区長が審議会を準備して、区のあるべき方向性を考えるのであれば、
われわれ区議会も審議会を準備し、あるべき方向性を考え、
区長案にぶつける。
そこで、よりよい案が生まれるのである。

現状は、区長、行政が準備したお膳立てに、
追認するだけの現状。
チェック機構としての区議の存在意義がどれだけあるのだろうか。

時間は、かかるだろう。
だけど、私達、無所属会派 友愛中央
経験豊富な高橋幹事長、青木副幹事長、先輩両議員。
そして若僧の政務調査会長の私で、
有るべき姿の実現目指して行きたい。

議会改革を!!

さて、本日9/25から、
本会議が始まりました。
会期は、10/18までの24日間。
大事な決算の審議も入ってくる。
このブログで、進捗状況をご報告していきたい。





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再発小児がん患者に光を

2007-09-24 23:32:45 | 小児医療
本日、9/24、
再発小児がん患者に光を
新しいお薬を届けるために

と題した講演会があり、
聴講してきた。

主催は、厚生労働科学研究
共催 財団法人 日本対がん協会
後援 財団法人 がんの子供を守る会
   NPO 小児がん治療開発サポート(SUCCESS)

小児がん、
特に再発の場合、
治療薬や治療法がなく、
難渋する。

新薬の治験や、臨床試験が
待たれるところである。

そこに挑む
大阪市立総合医療センター 小児血液腫瘍科 部長 原純一氏
国立がんセンター中央病院 小児科 医長 牧本 敦氏

ユーイング肉腫家族の会 代表で、
実際、ユーイング肉腫でお子さんを亡くした 有國 美恵子氏

シンポジウムでは合わせて、
小児がん経験者 青木康洋氏
株式会社ヤクルト本社 臨床開発部長 角 邦男氏
らの講演であった。

今回の講演会、
特に良い点は、なんといっても、
医療者だけでなく、患者家族、患者本人、
製薬会社など、
多くの関わる人を招いている点が、
注目される。
医療は、医師だけでするものではない。

はじめ、ユーイング肉腫と闘った有國氏のお子さんの
最後の生きたメッセージのDVDが、流された。
最後まで、笑顔を絶やすことなく、生きた彼は、
多くの人に、手紙をかけないから、DVDを残し、
多くの方へのメッセージとした。
最後の言葉、「ありがとう」「ほくは往く」を残し、
眠りについた。
小児がんから、子ども達を守らなくてはという
思いを強くした。

いまの小児がん医療の現場の課題。

マンパワーの不足、
治験・臨床試験のできるインフラの不整備、
日本製薬メーカーのがん新薬競争力の低下
がん新薬開発の、とくに小児分野での不採算性
がん医療の治療や入院生活のQOLの格差
がん医療の他科連携・病院間連携
厚労省の新薬承認のスピード
がん医療の患者への情報提供
小児がん医療拠点の分散しすぎな点(特に関東では、もう少し集約を)

がん闘病でのその子のために何ができるかを考えること、
とくに学校に通うこと。

いろいろな職種、患者らが、集う場づくり

以上。



色々な課題が浮かび上がったが、
しかし、少しの光が見えるような講演会であった。

コメント (1)
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インターネットが繋げてくれた出会い

2007-09-23 23:11:31 | メディア・リテラシー
インターネットで、うちのクリニックを知ったという電話が、
北海道から。

北海道札幌養護学校共栄分校さん(北広島市)が、
東京に見学旅行に来られる。
その生徒さんが、
旅行中安全に過ごせるように、
疲労・発熱・発作などの緊急事態が発生した時は、
対応してほしいというお願いであった。

北海道とつながったこと、
それも、“広島”なんかがついていて、
親近感がわき快く了承させていただいた。

先週無事に、見学旅行を終え、
帰られたというご丁寧なはがきをいただいた。
何事もなくよかった。

そして、今日、
インターネットで、
これまた、不登校の子を見てほしいと、
はるばる千葉県の方から依頼が。

遠くうちにまで、
頼ってこらざるを得ない状況を察し、
診させて頂いた。


インターネットで、
いままでは、存在しえない出会いがある。
携帯電話により子ども達が、犯罪に巻き込まれる
負の出会いもあるが、
世界が広がることは、
楽しいことである。
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