三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「文大統領「慰安婦問題、真実と正義の原則に基づく解決を求める」」

2018年01月13日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/29465.html
「The Hankyoreh」 11 04:14 修正:2018-01-11 07:24
■文大統領「慰安婦問題、真実と正義の原則に基づく解決を求める」
 12・28合意の後続対応 
 「日本が真実認め心から謝罪すべき 
 そうしてこそハルモニたちも許せるだろう」

【写真】文在寅大統領が今月10日午前、大統領府迎賓館で新年の辞を発表している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、「12・28韓日慰安婦被害者問題合意」の後続措置と関連し、「すでに前政権が正式に合意しているため、現実的な方法を探した」としたうえで、「慰安婦問題は基本的に真実と正義の原則に基づいて解決されるしかない」と明らかにした。
 文大統領は同日午前、大統領府迎賓館で開かれた年頭記者会見で「日本が真実を認めて、心から謝罪し、二度とあのようなことがないよう国際社会と共に努力していく時、ハルモニたち(おばあさん)も日本を許せるだろう」とし、「それが完全な慰安婦問題の解決」だと強調した。これに先立ち、外交部は前日、日本が拠出した10億円を政府予算で補填し、日本に「12・28合意」の再交渉は求めないという内容の「12・28合意」の後続措置を発表した。
 文大統領は「日本に対し、真実と正義という原則に立脚した解決を求める」としながらも、「それは私たちが従来の合意を破棄し、再交渉を要求することで解決できる問題ではないと思う」と述べた。また、「10億円の処理」については「その資金が慰安婦問題を解決できる良い目的で使われる可能性があり、日本や慰安婦被害者ハルモニたち、市民団体が同意すれば、(10億円の使用も)望ましいかもしれない」としたうえで、「もう少し時間をかけて日本とハルモニたちをはじめ関連団体と協議していく」と述べた。
 文大統領は、記者会見の前に発表した新年の辞で、「韓日両国が公式的に合意した事実は否定できない。日本との関係をうまく解決していくことも重要だ」と強調した。また、「(慰安婦被害者ハルモニたちの)心の傷を癒せる措置を取っていく」としながらも、「日本と心が通じる真の友人になることを望んでいる。これまで明らかにしてきたように、歴史問題と両国間の未来志向的協力を切り離して、努力していく」と述べた。慰安婦問題について、日本の謝罪と追加対応を求めるものの、慰安婦問題を全般的な韓日関係と連携させないという考えを示したものと見られる。

キム・テギュ記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/827220.html
韓国語原文入力:2018-01-10 22:08


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/01/11/0200000000AJP20180111003500882.HTML
「聯合ニュース」 2018/01/11 16:39
■慰安婦合意の「沼」 抜け出す機会3回逃した=韓国TF前委員長
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓日合意の検証結果をまとめた韓国外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)の委員長を務めた呉泰奎(オ・テギュ)氏は11日、ソウル市内での講演で、「(慰安婦支援団体の)挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)関連の内容を非公開合意に盛り込んだことが最も衝撃的だった」と述べた。

【写真】講演を行う呉氏=11日、ソウル(聯合ニュース)

 呉氏は「これが国なのかと尋ねたい内容だった」と表明。「どんな国が市民団体を排除するよう(他国から)求められ、『そうする』といえるのか」として、「国の存在価値が問われる悪い内容だった」と指摘した。
 TFが公開した慰安婦合意の非公開部分では、日本側は挺対協などの団体が合意に不満を示す場合、韓国政府として説得するよう求め、韓国側は説得のために努力するとの内容があった。
 呉氏は「(韓国政府に)交渉のデッドラインがあったのか疑問」として、「歴史問題に関連し、初めてわれわれが措置を取ることを受け入れる悪い前例を残し、不均衡な合意を受け入れた」と指摘した。
 また、「責任認定や謝罪、政府予算を使った補償といった韓国政府の三つの要求に対し、日本は終始、最終的かつ不可逆的な解決の確認、(ソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦被害者を象徴する)少女像の移転努力、国際社会での非難禁止などをパッケージとして(合意に)盛り込まない場合、交渉を破棄しても良いとの姿勢で臨んだ」と説明。「だが、韓国はギブ・アンド・テイク方式の問題点を認識しながらも、三つの要求にとらわれ、終始日本が作り上げた構図に巻き込まれた」との見方を示した。
 その上で、「(韓国政府は)慰安婦合意の沼から抜け出せる機会を3回逃した」と説明。「1回目は慰安婦問題を交渉で解決できるかどうかに関して省察するべきだったし、2回目は(前政権で)慰安婦問題を韓日関係全般と結びつけたことが問題になっていた時期にその問題から抜け出すことができたし、最後は少女像などをリンクさせた日本のパッケージ提案を受け入れないことができた」と述べた。
 今後の韓国政府の対応については、「(日本の拠出金)10億円をどう解決するかが最も重要」として、「焦らず、被害者の声を聞き、学界と専門家の意見も聞きながら日本と十分な協議をすることを望む」と表明。「(合意への対策の)あいまいさを維持することも良い政策」と提言した。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/11/2018011103422.html
「朝鮮日報日本語版」 2018/01/11 22:03  イム・ミンヒョク記者
■慰安婦合意:宙に浮いた10億円、韓日間で問題長期化か
 日本政府予算から拠出した10億円、4億円はすでに使用
 韓国政府「自国の予算で充当、日本のカネは使わなかったことに」
 日本「受け入れられない論理、なぜ合意を破ろうとするのか」
 
 旧日本軍慰安婦問題をめぐる2015年の韓日合意に基づいて日本が拠出した10億円が、韓日間の新たな火種になっている。
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と外交部(省に相当)の康京和(カン・ギョンファ)長官は8-9日に記者会見を開き「合意破棄や再交渉は求めないが、10億円を韓国政府の予算で充当する」と表明した。日本が拠出した10億円を、韓国の予算を10億円で置き換えるというわけだ。「日本からもらったカネは1円たりとも使わない」という意志を強調したのだ。しかし日本側は「慰安婦合意に反する」として強く反発している。韓日が10億円をめぐって対立し「ソウルでも東京でもなく玄界灘上空に10億円が浮いている」などという声も出ている。

★韓国政府、日本拠出の10億円を自国の予算で充当
 韓国政府は、日本が拠出した10億円を基に、16年7月に「和解・癒やし財団」を設立し、慰安婦被害者に対する支援事業を進めてきた。当時、生存する元慰安婦47人のうち36人が現金の受け取りを表明した。4億円がすでに使われ、現時点で約6億円が残っている。10億円を受け取ったことについて、被害者支援団体などからは「日本に免罪符を与えた」と批判が出ていた。
 文大統領は9日「慰安婦被害者への支援は韓国政府予算で行う。すでに支払った分も政府の予算から充当する」と表明した。そして「日本が拠出した金で支援が行われているという事実をおばあさんたちが受け入れられずにいる」とも述べた。財団の基金10億円は韓国政府が出したものと見なし、今後は別途10億円を造成し、これを日本の拠出金として処理するというわけだ。
 このような措置は、法的解決策ではなく韓国政府の「政治的宣言」の意味合いが大きい。ある外交筋は「国民感情と韓日関係の板挟みになった韓国政府が、苦肉の策として打ち出した方法だ」と述べた。韓国政府は、外交部の慰安婦合意検証タスクフォースを通じて「合意は問題だらけ」と批判した。そのため日本が拠出した10億円をこれまで通り使うわけにはいかなくなった。しかし、だからといって日本に返還するのも困難だ。仮に返還しても日本は受け取らないだろうが、返還という話自体が「合意破棄」と見なされる可能性もある。最悪の場合、韓日関係が破綻しかねない。

★10億円問題、宙に浮いたまま長期化か
 韓国政府は10億円の処理について日本と協議する方針だ。外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は11日「日本側が韓国政府の立場を十分に理解し、これに積極的に呼応してくれると期待している」と述べた。しかし期待に反して10億円が韓日間の火種として漂流する可能性が高い。日本が10億円返還や協議の提案に応じる可能性は極めて低いからだ。
 10億円は慰安婦合意の柱の一つだった。金額の問題ではなく、日本が「政府の予算」から拠出したということに意味がある。韓国政府はこれまで、日本が10億円を民間の基金ではなく政府予算から拠出し首相が謝罪したことについて「法的責任を認めたのに等しい」としてきた。日本も、10億円の拠出によって慰安婦問題が完全に解決したとの立場を貫いている。
 日本政府とメディアは「日本側は合意に基づいて義務を忠実に履行したのに、韓国が言い分を変えて合意を破ろうとしている」と批判している。韓国政府はひとまず10億円の予算を編成して「休眠基金」として凍結し、時間をかけて解決策を模索する可能性が高い。


http://japanese.joins.com/article/402/237402.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp
「中央日報日本語版」 2018年01月11日11時11分
■中国「日本、慰安婦問題に対して責任ある態度で解決を」

【写真】中国外交部の陸慷報道官。(写真=中国外交部ホームページ)

中国が日本に責任ある態度で慰安婦問題の解決に積極的に臨むことを呼びかけた。
 中国外交部の陸慷報道官は10日、定例記者会見で韓国政府が発表した韓日慰安婦合意の処理方向に対して「中国はずっと日本政府が国際社会の懸念を直視して責任ある態度で関連問題を解決することを要求してきた」とし「この問題は日本だけでなく、歴史にも関係がある」と話した。
 10日文在寅(ムン・ジェイン)大統領は新年記者会見で「日本が誠意を見せて謝罪しなければならない」と述べた。これに対して 菅義偉官房長官は10日の定例記者会見で、文大統領の発言に対する考えを尋ねる質問に対し、「1ミリたりとも合意内容を動かすことはない」と述べた。菅官房長官は「両国間の合意は国際的に見ても極めて重い合意だ。引き続き韓国側に合意の着実な実施を強く求めていく」とし、このように明らかにした。
 これに先立ち、康京和(カン・ギョンファ)韓国外交長官は9日、韓日慰安婦合意の処理方向を発表し「被害当事者の意思を十分に反映しなかった2015年韓日慰安婦合意は問題の真の解決策になれない」と話した。


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/29448.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-01-09 21:52 修正:2018-01-10 08:43
■[社説]世界基準に合う慰安婦問題解決を日本に求める

【写真】カン・ギョンファ外交部長官が今月9日午後、ソウル鍾路区の外交部庁舎で、韓日慰安婦合意の処理方向に対する政府の立場を発表している=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 日本軍の慰安婦問題が完全に解決されなかったと韓国政府が9日宣言した。2015年末の韓日慰安婦問題合意の検証結果、被害者女性たちの意思をきちんと反映しなかったことが明らかになったことに伴う事後措置だ。当然の決定である。合意の当時に使った「最終的かつ不可逆的な解決」という表現は実に傲慢だった。被害者に口を開くなと圧力をかけたことは暴力的でありさえした。日本という国が戦時に女性の人権を蹂躪した事実を認める気持ちを込めた謝罪と被害者に対する賠償、それらをもっての被害者の許しがない限り誰も最終的解決を口にする権利はない。
 カン長官は日本軍慰安婦問題は「韓日両者の次元を越えて戦時の女性暴行に関する普遍的人権問題」として「人類の歴史の教訓であり、女性人権拡充運動の国際的な道しるべの地位を得るべきだ」と話した。もっともな話だ。韓日の関係改善という目先の要求に釣られて誤った慰安婦合意をきちんと正さないままいくと、私たちは被害者のハルモニ(おばあさん)たちに、そして人類の歴史に罪を犯すことになる。
 韓国政府は日本政府が拠出した和解・癒やし財団の基金10億円を全額自国の予算でまかなうことにした。日本に解決を求めるとともに、我々が被害者たちの名誉と尊厳の回復のために、心の傷を治癒するために十分な努力をしたか、改めて見直す必要がある。
 政府は2015年の合意を両国間の公式合意として受け入れ、日本政府に再協議を求めないことにした。再び交渉を始めても皆が満足するほどの合意に至る可能性は非常に低い。再協議は両国の関係を深く傷つけるばかりだ。それよりは道を開いておくほうが良いのだろう。一部の被害者ハルモニが返還を求めているのに、政府は日本の拠出金10億円の処理策を日本政府と協議することにしたことも、両国の関係の将来を考えた避けられない決定と思える。
 2015年の無茶な合意がなされたときに47人いた元慰安婦は現在31人に減っている。全員高齢者だ。日本が世界基準に合うように慰安婦問題を解決できる時間も、もうそう多く残っていない。歴史は慰安婦の強制動員だけでなく、日本が彼女たちにどのような対応をしたかも明確に記録するはずだ。

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/827010.html
韓国語原文入力: 2018-01-09 19:14
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