三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

第25回・第12回海南島「現地調査」日程

2014年03月16日 | 海南島史研究
 3月21日(農暦2月21日)朝から4月2日(農暦3月3日)夕刻まで、紀州鉱山の真実を明らかにする会としては1998年6月いらい25回目、海南島近現代史研究会としては2007年9月~11月いらい12回目の海南島「現地調査」をおこないます。
 日程は、つぎのとおりです。
                                          佐藤正人

 
 3月21日 海口→澄邁県橋頭鎮沙土→臨高県多文鎮→加来鎮→南宝鎮→儋州市大星村→儋州
        舞鶴鎮守府第1特別陸戦隊が住民を虐殺した沙土、多文鎮、加来鎮、南宝鎮、大星村で聞きとり。
 3月22日 儋州→儋州市南辰→白沙黎族自治県阜龍郷(旧、可任郷)→牙叉(白沙)
        横須賀鎮守府第4特別陸戦隊守備隊本部があった南辰で聞きとり。   
            陳金英「日軍在可任郷犯下的罪行」(政協白沙黎族自治県文史資料委員会『白沙文史』
           第八辑(日军侵白暴行史料专辑)、1995年12月)。
            「1940年至1945年,日军侵占白沙县可任乡期间,抓了五百多名乡民修炮楼、公路、盖营
           房、粮仓等,半年的艰苦劳动之后,几百名民工死的死、伤的伤,活下的瘦得皮包骨。日军
           还抓去两名少女进行摧残」。
        政協白沙黎族自治県文史資料委員会訪問。
 3月23日 牙叉(白沙)→琼中黎族苗族自治県什運郷→五指山市毛陽鎮→楽東黎族自治県番陽→万冲
     →抱由(楽東) 
        毛陽鎮毛貴管区の海南琼崖纵队司令部旧址、番陽の琼崖公学紀念亭に行く。
        横須賀鎮守府第4特別陸戦隊守備隊本部があった万冲で聞きとり。
 3月24日 楽東黎族自治県抱由(楽東)→千家鎮→望楼港→三亜
        楽東民族中学校で「日本侵略海南歴史図片展」(海南島近現代史研究会後援)を見る。
        政協楽東黎族自治県文史委員会訪問。
        横須賀鎮守府第4特別陸戦隊が住民を虐殺した千家鎮で聞きとり。
 3月25日 三亜→「朝鮮村」→陵水黎族自治県狗尾吊村→万寧市月塘村
        海南警備府第16警備隊が住民を虐殺した狗尾吊村で聞きとり。
 3月26日 万寧→瓊海市大路→定安県黄竹→居丁→文昌     
        舞鶴鎮守府第1特別陸戦隊守備隊が住民を虐殺した大路、黄竹で聞きとり。
 3月27日 文昌→文昌市潭牛鎮大頂村・昌美村→海口
        海南警備府第15警備隊が住民を虐殺した文昌市潭牛鎮大頂村・昌美村で聞きとり。
        魏学策さんに“昌美村九・二二惨案”について話してもらう。
 3月28日 海南省档案館、海南大学図書館、海南師範学院図書館で史料探索。
 3月29日 海口→澄邁県加楽鎮常樹村→海口                     
        舞鶴鎮守府第1特別陸戦隊が住民を虐殺した澄邁県加楽鎮常樹村で聞きとり。
 3月30日 海口→雷鳴→金鶏嶺村→海口       
        舞鶴鎮守府第1特別陸戦隊守備隊が駐屯していた定安県富文鎮金鶏嶺村で聞きとり。
 3月31日(農歴3月1日) 海口→瓊海→燕嶺坡→海口    
        燕嶺坡での長仙聯村被虐殺者追悼集会に曹靖さんと参加。
        月塘村虐殺は農歴3月21日(今年は4月20日)。
 4月1日  海口→海口市甲子鎮福昌村→文昌市邁号→清瀾→海口
        佐世保鎮守府第8特別陸戦隊守備隊が駐屯していた海口市甲子鎮福昌村、および海南警備府第15
       警備隊守備隊が駐屯していた文昌市邁号と清瀾で聞きとり。清瀾港には、1939年2月に日本軍の大部
       隊が侵入していた。
 4月2日  海南省図書館、海口博物館、海南省地方史志辦公室で史料探索。
        《瓊崖縦隊》摂制組・海南瓊崖精神研究会と話し合い。
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