対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

kは底aの双曲線対数に等しい

2022-08-05 | 指数と対数
aとkの関係は
  
だった。
k=1のときの底aをeとした。
  

このeを媒介してaとkの関係が124節で導かれている。

1+xの双曲線対数(自然対数、底e)は
  
である。また、底aの1+xの対数は
  
だった。
1+xをaとおくと、
  
したがって、
  
となる。kは底aの双曲線対数に等しい。
  

常用対数ではa=10。したがってkは10の双曲線対数に等しく、
  k=2.3025850929940456840179915
となり、個々の双曲線対数をこの数kで割れば、底a=10に適合する常用対数が生じる。