経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

9/26の日経

2012年09月26日 | 今日の日経
 今日の日経に中韓連携があるが、韓国の取り込みは面倒なだけ。日本はASEANの一員のつもりでいたら良いと思う。ベトナムが地理的歴史的に東アジアの一国であってもおかしくなかったようにね。成長センターは、中韓からAESANへと移っていくだろうから、なおのこと。これからは「海のアジア」の時代だよ。

 そう言えば、2年前の尖閣衝突の際にも、いろいろ書いたな。「中国経済の失速」(2010/10/22)とか、「隣人は1人ではない」(2010/10/4)とかだね。残念ながら、中国のスタグフレーションは外れたが、成長率低下は読みどおり。今は中国が6%成長に落ちると言っても誰も驚かないだろうが、当時は筆者はまったくの少数派だった。

 インフレ収束は、投資比重が高く、それを抑えたことが予想以上に効いた。これが読み違えの原因と反省している。この3年で唯一の大きな読み違えだったね。収束は、中国の消費の弱小さも示してもいて、ここが未だアキレス腱だ。「隣人」は2年前のもの。今のインドネシアを始めとするASEANの盛況ぶりを見れば、これに耳を傾けた経営者に後悔はなかったはずだ。

(今日の日経)
 中国リスク・世界で関連株下落。電力債の意外な人気のワケ。円上昇、緩和息切れ。対日圧力で中韓が連携。米住宅に底入れの兆し。消費への波及は不透明。台湾は漁業権確保の思惑。車鋼板の成形しやすく。リフトの介護ロボを活用、資格不要業務に派遣高齢者、外国人定着は日本人以上。被災地の建設業の業績が急低下。海外勢が円債買い継続。経済教室・中国・田中均。

※米国もようやくだ。ここからがまた長い。※「選ばれる介護」は良い記事だったよ、篤田聡志さん。 ※無理な財政がここにも歪みを作っている。

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