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東南アジアの力と勢いを感じて

2024-03-09 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ!23 期生の種本淳利です。

実は最近、海外出張が続いています。12月に1週間、年が明けて1月に1週間強、そして今月に入り2週間弱の出張です。特に今回はシンガポールから入り、マレーシアのクアラルンプールのに横移動して、来週からはベトナムのハノイに続きます。特にシンガポールは約20年ぶりの訪問、クアラルンプールは人生初の訪問となり、個人的にも興味津々でした。

驚いたのは、シンガポール入国の手軽さでした。入国する際に求められた登録手続きはイミグレーション手前に置いてあったタブレット端末から行って完結し、あとは無人ゲートでパスポートを読み込ませるだけの手軽さ。しかも、親切な係員の方にタブレット端末の入力方法をアドバイス頂きながらの入国でした。そして街は私が知っているシンガポールではなく未来都市の様相。中東のドバイに似た印象を覚えました。

一方で、クアラルンプール入国では自前のスマートフォンを使って入国手続きを行う方式をとっていて、操作性の複雑に若干閉口しました。スマートフォンに割と多めの個人情報を入力した上で、自分のメールアドレスに飛んでくるパスワードを使ってスマートフォンの中で発行されるPDFを開いてイミグレの職員に提示した上での入国です。ブラウザによってはPDFがダウンロードできないなどのトラブルに見舞われる人もあり、操作を手伝ってくれる係員も見られませんでした。そもそもスマホを持っていない人はどうなるのか疑問に思いながらイミグレを通過しました。私の少し前にいた大乗仏教のお坊さんや小僧さん達はイミグレを通過して行きましたが、スマホを持っていたのか。。。

初めてクアラルンプールを訪れた感想は、、、好印象です。都市の雰囲気はインドネシアのジャカルタに似た穏やかさを感じつつ、華僑が多く住む街らしく漢字で書かれた看板に安心感を覚える一方、マレー系やインド系の住民が街中を闊歩していて人種のるつぼ感満載です。シンガポール、クアラルンプールはそれぞれ違う見え方でしたが、双方とも好印象の都市でした。

中小企業の海外展開、特に東南アジア進出の足がかりとしては、外資受け入れに関する政策的柔軟性の点においてシンガポールが一歩抜きん出ていると思います。一方で、広大な国土と豊富な資源を持つマレーシアの首都クアラルンプールも東南アジアでのビジネスチャンスを期待できる重要な都市の一つです。シンガポールには既に1,000社を超える日系企業が進出し、3万2千人以上の在留邦人を擁し、一方のマレーシアに進出している日系企業は1,600社以上、在留邦人は2万4千人以上です。(いずれも2022年時点のジェトロのデータに基づく)

皆さんも東南アジアの力と勢いを感じにシンガポールとクアラルンプールを訪れてみては如何でしょうか?

クアラルンプールの街並み

シンガポールのビル群

 

コメント (3)
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