東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

出会いを良い人脈につなげる

2018-04-29 17:40:16 | 講師清瀬からのメッセージ
こんにちは。講師の清瀬です。

春ですね。
春といえば出会いの季節です。
私にも、ビジネスの面で多くの出会いがありました。
仕事で関わりあっていく方です。
このような出会いは、私にとって、とても大切です。
出会いを通じて人脈を形成し、それは自分にプラスの
結果をもたらせてくれることがあります。

では、ビジネスでの良い人脈とはどのようなものでしょうか?
または、皆さんは、どのような人脈を目指されているでしょうか?
いろいろな考え方があります。

1.損得抜きに、困ったときに互いに助け合える

2.一緒に特定の仕事や課題に取り組んでいく

3.成長するために一緒に切磋琢磨する

4.特に何かを一緒にするわけではないが、互いに尊敬しあっている

5.定期的に会って、近況報告や情報交換をする

6.仕事や収入に結びついたり、仕事を紹介しあったりする

7.時々、食事を共にして、楽しく過ごす

どれが正しい人脈ということはないと思いますし、
他にもたくさんあります。
皆さんは、いかがでしょうか。
私は、上記のいずれも目指したいですが、
特に1の志向が強いと自分で感じています。

自分の価値観に照らし合わせて、どんな人脈を
築いていくのがよいか。
こんなことを意識すると、どんな出会いを求め
どんな付き合い方をしていくかが明確になり、
自分にとって良い人脈が増えていくと考えています。

そういえば、この稼プロ!17期生の皆さんは
6月の最終講義を終えると卒塾となりますね。
卒塾後も、互いに良い関係・良い人脈であり続けましょう。
コメント (3)
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統計学を正しく理解して、経営の意思決定に役立てる

2018-04-28 10:00:00 | 17期生のブログリレー
皆さん、こんにちは。4月28日(土)担当の17期生山田隆司です。
本日もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

私は、中小企業診断士を取得する以前、
業務改善や・データベース設計の仕事をしていた関係もあり、
情報や統計に関する事柄には関心を持っていました。

過去には、国勢調査のアンケートにも答えたことがあります。
調査員による留置き法での調査です。診断士試験の知識問題としては出てきますが、
実際に経験できたことは、とてもラッキーでした。

また現在の仕事でも、経営診断の環境分析では、さまざまな指標を使って、
現状を把握するための有効な手段として、頻繁に統計情報を利用しています。

ということで、今回のテーマは、ビジネスのおける「統計学」について
考えていきましょう。お付き合いください。


1.統計活用のあれこれ
 皆さん、「統計学」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
特に仕事で使っていないのでわからない、数値ばかりで難しいなど、
自分には特に関係ないとお考える方も多いと思います
しかし、実際は至る所に統計学は活用されています。
ここでは、日常生活で統計が利用されている事例を3つご紹介します。
①製造業の品質検査(バラツキ)
 製品の最終検査で品質基準チェックを行う際に、統計学が使われます。
 主に、サンプリングや管理図などの手法で用いられています。
②新薬の効果検証
 新薬が本当に効果があるのか検証する臨床実験で統計学が使われます。
 仮説検定といって、同質な2つのグループに新薬と疑薬を別々に投与して、
 実際に効果がでるか検証することに利用します。
③スポーツでの戦略利用
 相手選手の傾向や弱点をデータで分析するのに統計が使われます。
 傾向をパターン化して、選手の強化や戦略へのサポートとして利用されています。
 有名な例としては、2012年に開催されたロンドンオリンピックにおいて、
 真鍋監督率いる全日本女子バレーボールチームが、データ分析から確率を算出して、
 作戦実行のサポートとして活用されていました。
 試合中にタブレット端末を見ながら選手たちに指示を出していたのが印象的でした。
以上のように、安くて高品質な製品を手に入れられることや、病院でお薬がもらえること、
日本代表が世界で活躍してメダルを獲得したことなど、
どれも身近な話題に統計学が関わっているのです。

2.統計とは客観的事実を知るツール
 皆さんにとって統計とはいったい何でしょうか?
統計とは、何が事実であるかを客観的に見極めるためのツールと考えます。
重要な理由として、以下の3つの機能があげられます。
 ①現状を正確に把握するための数量的調査
 ②事象を論理的に説明するための根拠となる基礎情報
 ③論理的な推測から、全体的な法則性を導き出す
知っているかいないかで結果に大きく影響します。
有効性を理解して、ツールを使いこなすことが経営管理には不可欠でしょう。

3.結局、統計ってどうなの?
 統計学がビジネスにとても重要なこと、お分かりいただけたでしょうか。
しかしまだ、統計って数字が多くて難しいなと感じる人も多いでしょう。
確かに、自ら統計情報を作成することは専門的になりますが、
だからといって食わず嫌いせず、それを理解して活用する努力は必要となります。
 個々の事象はバラバラであっても、数が多くまとめると1つの規則性が見つかり、
大数の法則より、データ数が増えるにつれて誤差が小さくなって、理論値により
近づていきます。正規分布のような理論形式を理解しているだけで十分だと考えます
 人間の判断は少なからずバイアスがかかっています。
主観による思い込みや勘違いにより、誤った意思決定をすることがあります。
 客観的な統計情報の基本を正しく理解した上で、自由に活用すれば、
課題に対する本質的な理解を助けてくれるツールとなるでしょう。

4.ビジネスにとって統計学は必須スキル!
 経営者の最大の仕事は何でしょうか? それは「意思決定」です。
 勘や経験のみに頼るのではなく、データに基づく物事の把握、
適切な統計的手法から導き出された結論や予測などを踏まえ、
より妥当性のある意思決定をすることが求められます。
統計の特徴や注意点を理解し、正しく活用することで、
確かなの経営支援に繋がり、成功への近道になると信じております。

皆さんは統計学をどのようにお仕事で活用されていますでしょうか?
よかったら感想をお聞かせください。ありがとうございました。


出所:総務省統計局HP
http://www.stat.go.jp/index.html
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息子がやっと新社会人に

2018-04-27 11:39:11 | 17期生のブログリレー
皆さんこんにちは。
稼プロ!17期 永井裕介(介さん)です。

4月に入り、我が家の玄関に30cmの安全靴が幅を利かせています。
遅まきながら息子(次男)が新社会人になりました。
毎朝6時過ぎに100キロの巨体を、時にはスーツ、時には作業着で覆い隠し、家を出ます。
勤務先は某建設会社で、通勤時間は片道2時間。
少しは痩せるんでは‥と、ちょっと期待しています。

就職戦線は昨年も好調でした。世間では。
その中でも建設業界は引く手あまたの状況、だったようです。
しかしとにかく不器用な息子にとって、それは別世界の話でした。
気が付けば秋になっていました。
教授にお声がけいただき、やっと内定をいただいた次第です。

従業員数は数十名、資本金も数千万と小さな会社です。
新卒入社は3名とのこと。
ただ息子にとって大会社より、社員の名前と顔が全てわかる中小企業で、かえってよかったのではと思います。
初出勤から4週間。親ばか夫婦は毎日息子の会社での様子を聞くことが、最大の喜びです。

実は、妻も建設関係の会社に勤めています。
最近、妻と息子の会話でわからない単語が行き交います。
サンケツ、ユウキヨウザイ、トッカブツヨンアルキル??
調べたら、「酸素欠乏・硫化水素危険作業」「有機溶剤作業」「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業」でした。
ちょっと危険な作業なんだな‥という程度には理解しました。

私は学生時代、田舎で土建業のアルバイトをしていました。
ブロック塀を積んだり、公園に水道を引いたり。
社会人になった後も、田舎でその設備を見るたび、俺が造ったんだと他人に自慢したくなったことを思い出します。
成果が形として見える仕事。
息子には誇りをもって取り組んでほしい。
同時に、ちょっとうらやましく思います。

今後診断士として建設業のサポートを依頼される可能性もあります。
知見がなく引き受けるには躊躇するかもしれませんが、一方で守秘義務に抵触しない範囲で息子にレクチャ-をしてもらえたら楽しいだろうな~と思います。
父親として診断士として、勝手に想像だけは膨らむこの春です。
コメント (4)
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補助金シーズン

2018-04-26 20:42:39 | 17期生のブログリレー

みなさん、こんにちは!事務局の姫田です。

診断士の皆さんは研修講師や補助金の申請支援でお忙しい時期かと思います。私も今年はものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金の支援が増えてきました。企業内診断士時代に経験を積ませていただいたおかげで、少しはマシな事業計画が作成できるようになってきたと思います。

さてこの補助金申請の支援ですが、様々なメリットが得られることを実感しています。

【ヒアリング能力が向上する】

経営改善や社長へのコーチングで必須となる、ヒアリング能力が向上します。社長の漠然とした思いを形にしていく作業は高い能力が求められます。ポイントを押さえてヒアリングをするにはまだまだ実力不足ですが、この能力も少しは向上してきた気がします。

【新たな出会い】

今シーズンの補助金支援で20社以上の素晴らしい会社と接点を持つことができました。特に製造業は勉強になることが多く、また全ての会社が販路開拓に悩みを抱えており、診断士として貢献できそうな気がしています。補助金が無事採択されたら、また違う形でお付き合いがスタートしそうです。

 

効率よく、多くの補助金申請をこなして、バリバリ稼いでいる診断士の先生も多いようです。私はそのような申請支援はまったくできません。ヒアリングに何度も足を運びましたし、事業者さんが間違えないか心配で、申請書の送付作業も時間をかけて手伝ったりしています。人によっては効率が悪い、ダメなコンサルに思われるかもしれませんね。

ただ、何度も足を運んでいるうちに社長と仲良くなったり、新たな提案機会が生まれたり、面倒見の良いコンサルと思っていただくこともあるようです。今回ものづくり補助金の支援をさせていただいた数名の方から、落ち着いたら飲みにでも行こう!と誘っていただきました。一部の社長さんからはゴルフのお誘いも?

毎日3、4時間睡眠が続いていますが、得られることも多い補助金申請シーズン。早く終わって欲しいような、新たな出会いに感謝してずっと続いてほしいような、複雑な気分です。結果が全てとも言えますが、それ以外でもお客様から信頼を得られる支援をしていきたいと思います。

 

 

 

 

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2次データが気になってしまう理由

2018-04-25 19:52:06 | 17期生のブログリレー

17期生の井上です。

過日の自身のブログ投稿にて、情報過多の現代では、
・何も考えない時間を持つことで頭を定期的にリフレッシュする
・情報の取捨選択をする
・情報をシンプルに整理する
などを行わないと、脳が疲労してしまうという内容を記載させて頂きました。

上記のような対応が出来ていない私は、
沢山の情報を捌ききれず、頭が疲れがちです。


一方、メディアの情報や、仕事で処理する大量の連絡メールと資料の中で、
いつも気になって読んでしまう記事があります。

それは、
営業時の雑談等で使えそうなマーケティング情報で、
トリビア的な内容が数字情報とともに短い文章で記載されており、
1分もかからず読める内容となっている記事です。

例えば、以下のように、
簡易な2次データのような内容が記載されております。

<記事例>
1.セルフレジの利用実態
 セルフレジを利用したことがある人の割合は約7割。
 業態別では、スーパーマーケットで利用した経験のある人が約9割でダントツ。

2.漫画が売れない! 初の2ケタ減
 漫画単行本(コミックス)の売上が、16年に2000億年を割り込み、
 そして17年には1700億円まで縮小。前年比13%減と初めて2ケタの減少。

3.女性が抱く理想の結婚相手は「三高より三優!」
 家族に優しく家事・育児を率先、浮気しない、
 家計に優しい節約家の「三優」が人気の上位を占め、三高は下位に。


短文の記事にざっと目を通しつつ、
「そりゃそうだ」(上記2)とか、「そうなの!?」(上記3)などと思ったり、
気になった内容はもう少し調べたりします。


なぜ上記のような2次データが記載された記事に目を通してしまうのかと考えてみたところ、
いくつか思い当たる点がありました。

<ついつい記事に目を通してしまう理由>
1.稼プロでブログを書くようになり、ネタ探しをするようになったため。

2.稼プロで診断報告書や論文、またスピーチの原稿などを書いた際、
  外部環境などの情報収集に時間を費やした経験から
  2次データなどをストックしておきたいと思ったため。

3.トリビア的な情報が短い文章で記載されており、隙間時間に読める内容のため。

特に、ブログやスピーチなどのテーマや内容を考えるといった経験から、
無意識のうちに参考になりそうな情報を拾っておこうと思ったのでしょう。


これまではあまり気にならなかった情報も、
自身の置かれている状況によっては興味が出てきたりします。

情報の取捨選択の基準は1つではなく幾つもあり、
また、増えたり変化したりしていくものだな、と感じました。

コメント (1)
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