東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

2018年の振り返り

2018-12-31 12:00:00 | 18期生のブログリレー

稼プロの関係者の皆様。18期の市原です。

今回は大晦日というタイミングでもあるため、棚卸シリーズではなく、企業破たんで一年を振り返りたいと思います。元ネタは、TSRの速報です。

  • 今年は、「はれのひ」から始まりました。設立10年未満の会社です。身近な商材で、取材しやすかったことから、メディアで大きく取り上げられました。TSRも「成人の日に晴れ着届かず」と紹介しています。「ハレの日に晴れ着届かず」の方が、より良いコピーでしょうか。 
  • 2月は、「ジャパンライフ」です。負債総額は2405億円の大型破綻です。聞いたことがあると思ったら、過去にマルチまがい商法で、国会でも取り上げられた会社でした。
  • 3月は、「ケージェイ(旧キネマ旬報社)」です。歴史ある企業も、環境変化には抗えません。なお、キネマ旬報自体は、別会社で継続されています。
  • 4月は、「スマートデイズ」です。設立10年未満の会社です。今年、不動産業界を激震させた「かぼちゃの馬車」ですね。スルガ銀行さんの激震は年を超えそうです。また、シェアハウスは今後望まれる住形態ですが、前例・実績主義のわが国では、名に傷が付きました。
  • 5月は、「福老(旧イデアクエスト)」、慶応大発で、画像センシング技術をコアとする医療ベンチャーです。設立後は、新商品開発や代理店網の整備が進まなかったようです。設立10年未満の会社です。
  • 6月は、「MTGOX」です。ここは少し毛色の変わった紹介で、破産から一転、民事再生開始決定との話。これは、同社保管のビットコイン価格が破産時の約5万円から100万円を超え、破産債権の100%配当が見通せる状況となったためです。神風ですが、いまは?です。

ここで半年。

  • 7月は、「特殊精砿」です。社名から想像できないですが、ホテル木曽路の運営会社です。採掘などのセラミック関連の同社で、木曽の採掘跡地から温泉が湧いたことで、温泉リゾートの運営が始まりました。セラミック関連からの撤退が上手くいかなかったようです。
  • 8月は、「福島電力」、原発事故後に設立された新電力会社です。事業の拡大スピードに請求事務等が追い付かない等で、トラブルが相次いでいたようです。自身の提案で常に心がけることは、提案後の確実な運営です。企業経営も同じですね。設立10年未満の会社です。
  • 9月は、「ケフィア事業振興会」などの関連グループが破綻しました。負債総額は1000億超、債権者が3万人超の大型破綻です。食品の通信販売が中核事業ですが、会員から高利で資金を調達し、自転車操業の果て、です。
  • 10月は、「五島産業汽船」です。長崎・佐世保と五島列島を結ぶライフラインです。幸い従業員が一部航路を引き継ぎ、断絶は免れました。過疎化が進む中、公共交通網の維持は、より深刻な問題となります。
  • 11月は、「翔洋会」です。医療法人も時々倒産が見られます。多くが積極投資による資金繰りの悪化です。医療業界は、固定費が高い一方、患者が作れず、収入含め規制がある難しい業界ですね。
  • 12月は、「エイタロウソフト」です。スマートフォン版のソシャゲの開発・運営会社です。ゲームの開発・育成が上手くいかなかったようです。

という一年。

目に付いたものは、順法意識が希薄なものは論外として、若い会社や老舗の事業環境の変化の破たん等です。やはり、販売/マーケティング、投資などの計画が適切であったのか、そしてこれらが適切に管理されていたのか、が気になります。これらをサポートする役割が我々診断士です。適切な企業成長に向け、できることを磨いていきたいと思います。

2019年も皆様にとって幸多からんことをお祈り申します

 

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副業の活用

2018-12-30 12:00:00 | 18期生のブログリレー

稼プロ!18期生の石川 健(いしかわ たけし)です。

いよいよ今年も残るところ2日間となりました!最近1年の過ぎるのがますます速くなって、11月12月の2か月は3~4週間位に感じてしまいます。

さて今回は副業についてお話したいと思います。皆さんのお勤め先では副業は解禁されていますか?2018年は「副業元年」と言われています。ご存じの通り、政府は働き方改革の一環として副業の普及に努め、今年1月には厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表しました。さらにモデル就業規則から労働者の遵守事項の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という規定を削除し、副業・兼業についての規定を新設しています。

そのガイドラインに記載されている労働者にとっての副業のメリットは以下の通りです。
① 離職せずとも別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得ることで、労働者が主体的にキャリアを形成することができる。
② 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。
③ 所得が増加する。
④ 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。

私はこれを見てオッと思いました。副業は、私のような将来の独立開業を目指す企業内診断士の背中を押してくれる制度だな、と。企業内診断士が独立に踏み切れない大きな理由は、自分が果たして診断士として通用するのか、生計を立てることが出来るのか、確信が持てないということでしょう。ただこればかりは実際にやってみないと分かりません。

ところが副業を活用すれば本業で生計を立てつつ、会社にも隠すことなく堂々と診断士活動に「トライ」出来ます。やってみてダメだったら、あるいは時期尚早だと感じれば、本業に戻り作戦を練り直しても良い訳です。これは私のようなリスク回避型の人間にはありがたい話です。(そもそもそういう心構えだと成功はおぼつかないのかも知れませんが…)

現在、副業を解禁している企業の割合は20~30%のようですが、今後間違いなく増えていくでしょう。私の勤務する会社も今年度ガイドラインを策定しました。私自身、来年度には会社に副業を申請するつもりです。せっかく良い制度が広がりつつあるので、自分の将来のためにしっかり活用してメリットを享受したいと思います。

最後に、二次試験を突破し晴れて診断士の世界の入り口に立たれた皆さんに耳寄りな情報です!!

★お知らせ★
稼プロ!運営チームが、「診断士はじめの一歩セミナー」というセミナーを実施いたします。
・ 診断士を受験中の方
・ 診断士に合格したばかりの方
・ 診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

合格後にやるべき事が見えてきます!

時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。
お申込もこちらからお願いします。
http://kasepuro.com/LP/ippo2019/

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今年は変化の年でした。

2018-12-29 12:00:00 | 18期生のブログリレー

みなさん、こんにちは!稼プロ18期生の石垣雅裕(いしがきまさひろ)です。

65年続く企業の3代目という立場で日々奮闘しています。(企業概要:愛知県、金属加工製造業、従業員20名)

 

今年ももう終わりですね。

昨日が仕事納めであり、無事に乗り切れてほっとしています。

 

今年は皆さんにとって、どんな年だったでしょうか。

私にとっては、大きな変化があった年でした。

 

【①事業の承継時期が決まる】

今まで曖昧だった、事業を承継する時期が決まりました。現在、そこに向け親子間で話しを重ね準備をしている最中です。

承継が目前に迫ることで自分自身の会社への向き合い方が変わり、いままで考えてこなかった会社の歴史や、会社の考え方の大切さに気が付きました。

今課題として抱えていることは、自分自身が大切にしている考え方を言葉にすることができずにいることです。

もやもやとしていて曖昧なため、心の底から腹に落ちるまで考え続けないといけないと感じています。

 

【②現場への回帰】

今までは営業という立場で外部の方々と関わることが多かったですが、部署が変わり加工現場責任者として現場に戻ることになりました。

現場の社員さんと共に仕組みを見直したり、改善をしたりするようになり、関係が近くなったと感じています。

気持ちにも変化があり、これからこの会社を背負っていくんだという気持ちで働きことで、社員さんを今まで以上に大切に思うようになり、

感謝の気持ちが高まりました。自社で働くことに対し地に足がつけて、どっしりとした気持ちで向き合って行こうと思います。

 

経済の状況も不安定になりつつあり、来年は今以上に変化があるはずです。

変化に柔軟に対応し、自身も会社も周囲も成長できるように努めていこうと思います。

 _________________________________________________________________________________________________

稼プロ!運営チームが、「診断士はじめの一歩セミナー」というセミナーを実施いたします。

・ 診断士を受験中の方

・ 診断士に合格したばかりの方

・ 診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

 

合格後にやるべき事が見えてきます!

 

時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。

お申込もこちらからお願いします。

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いつからでもやり直せるけど!「はじめの一歩」が肝心!

2018-12-28 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

この度、中小企業診断士にこの度合格されたみなさま
おめでとうございます㊗️🍾

勉強もいっぱいして、時間をやりくりして、好きなことをお預けして…
しんどかったところ、お疲れさまでございました。


診断士デビュー!

扉の向こうには可能性がいっぱい!

診断士スタートを切りやすい時期で大きいのが「今」なんです!
前向きですし、まわりも「1年目ですね」となると温かい目で見てくれますし、様々なつながりがあります。騙されたと思って、いろいろお出かけしてみてください!

1年目あるある、どのようなことをしようについては群馬県産ひよっこ診断士の日記#8が微に入り細に入り、参考になります。


稼プロ!は、毎年6月からスタートです。2019年6月は新元号初の19期になります。
(西暦から2000を引くと期になるんです。稼プロ!あるある)

12月に新たな合格者が、3月に養成課程の方がご卒業しデビューし、4月の東京協会のスプリングフォーム(新人歓迎会)前後に稼プロ!を含む多くの「マスターコース」「プロコン塾」がこの時期限定で新しい方向けのセミナーや講義見学を実施します。

 

「マスターコース」とは?!(≒プロコン塾)
一定期間でコンサルタントについて学ぶ講座(スクール)です。診断士向けの中~少人数制のゼミみたいなものとででしょうか。数10のマスターコースがあり、カリキュラム、スタイル、カルチャーも当然違います。
いろいろな講座が存在しますが、「マスターコース」「プロコン塾」は診断士協会に認定されているものを呼ぶことが多いようです。一番種類の多い東京協会中央支部認定のマスターコース一覧はこちらをご覧ください。


「マスターコース」と「稼プロ!」と
初めて「マスターコース」と聞いた時「数年かかった受験生活で受かってさらに勉強ってありえない!」と思いました。しかし意欲のある同期に恵まれ、これはブームにのって入ったほうがいいのだろうかと、スプリングフォーラムでご紹介いただいたりして、数ヶ月後に入塾していました(わたくし、ブームに弱いんです)。結果としてよかったと思います。

 

おっと、ここは稼プロ!アピールする場でした^ ^
でも、なんか「これいいです!」っていうだけのCMてありきたりで、琴線にひっかからないので、しばらく続けます。


「稼プロ!」の良さ
稼プロ!の良さは、このブログでの発信内容から醸し出される雰囲気や、公式サイトの「ひととなり」重視の氷山のマインドの絵(通称アイスピック←誰もいってない💦)や講師陣やカリキュラムの内容などです。これらのことを触れたときに「一緒に学んみたい」「自分の診断士人生を考えると、必要な気がする、ぴんとくる」につきると思います。(感覚的で申し訳ございません…)

ぴんとくるか悩んだら、実際に体験するとはっきりわかるとおもいます。
(「きたら絶対わかるから!」という押し付けのつもりはありませんし、反対もあるでしょう。いずれにしてもご自分に合ういい場所を探してくださいね。)

稼プロ!は、カリキュラムも理念にもコンセプも素敵だと私は思っていますので、選ぶ方は選んでくださると思っています。無理にお引止めしません。
ただ、あうひとには来ていただきたいと思います。
ぜひセミナーや講義見学、スプリングフォーラムなどに足を運んでください。

 

第一弾として、稼プロ!運営チームが、「診断士はじめの一歩セミナー」を実施いたします。

・ 診断士を受験中の方
・ 診断士に合格したばかりの方
・ 診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

合格後にやるべき事が見えてきます!

時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。
お申込もこちらからお願いします。
http://kasepuro.com/LP/ippo2019/

 

そうそう、何年目とか本質的には関係なくて、転機などで「今」だと思ったら今がスタートですよ!
私はこの考え大好き!

閑話休題…

以上、診断士3年目の稼プロ!事務局藤田からお知らせでした。



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Slack!

2018-12-27 12:00:00 | 18期生のブログリレー


18期生の阿部です。

稼プロでも導入されていますが、最近自身の職場でのオンラインコミュニケーションツール『Slack』を導入してみました。
皆さんの中でも会社やプロコン活動で既に利用されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

私はSlack自体は知っていたものの完全にメール主体の社内文化の中ではむしろ使いづらいと思い利用していませんでしたが、
Slackのしくみを知った上でメールでのやり取りをしていると不便に感じる、あるいはこのやり取りSlackだと便利だな、
と感じることが多くなったため職場へ導入を提言したところ意外にも肯定派が多かったので導入に至りました。

利用方法やメリット・デメリットなどはwebにも掲載されていますが、この場では数週間利用しての
私の実体験からメールやLINEとの違い(メリット)、デメリットを紹介したいと思います。

●メールとの違い
・やり取りがリアルタイムかつ気軽である
・クローズドな環境のため誤送信の心配がない
・複数相手のコミュニケーションに向いている
 →メールの場合大量の宛先に大量のメールが届くためそれが「必読」なのか「参考」なのかわかりづらく全メールに目を通さなければいけないが、
  Slackでは宛先指定をすることで「必読」なのか「参考」なのかが明確になる(宛先指定しない場合でも情報は流れるため時間がある時にチェックすればよい)。

●LINEとの違い
・一つのグループで複数トピックを扱うことに向いている
 →Slackはグループ毎に『チャンネル』を構成し、その中でやり取りを行うのですが、一つのチャンネルの中で複数のトピックが並行して行われる場合でも、
 トピックごとに『スレッド』を作り枝分かれさせることで混乱することがありません。
・LINEは端末に紐づいているため端末が無いと利用できないがSlackはweb環境があればいつでも利用できる

デメリットとしては、メールからSlackへ完全移行するのは困難(対社外や、メールからの移行を好まない層)であるため、
複数コミュニケーションツールが混在することです。特に対社外とのコミュニケーションにメールが無くなることは
考えづらいため、Slackは社内コミュニケーションという位置づけになるのでしょうか。

今回はSlackを紹介しましたが、ビジネスコミュニケーションツールはSlack以外にもTeamsやチャットワークなど様々なツールが存在しています。
皆さんもお勧めのビジネスチャットツールがあれば教えてください。


稼プロ!運営チームが、「診断士はじめの一歩セミナー」というセミナーを実施いたします。
・ 診断士を受験中の方
・ 診断士に合格したばかりの方
・ 診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

合格後にやるべき事が見えてきます!

時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。
お申込もこちらからお願いします。
http://kasepuro.com/LP/ippo2019/

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