東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

10分間プレゼン研修を終えて

2016-04-30 08:00:00 | 15期生のブログリレー

皆様こんにちは。業務MAです。GWに入りましたね。初日の昨日は

風の強い一日でしたが、今日からは良い天気になるようです。

遠出する方もいらっしゃると思いますが、くれぐれも事故の無いよう

安全第一で連休を楽しみたいものですね(仕事などでそれどころ

ではないという方もいらっしゃるかもしれませんが…)。

 

さて、先週末は当塾の4月開講日で、各人用意してきた10分間の

プレゼンを披露する機会がありました。話題はビジネスに関すること

なら何でもOK。その中で特定のトピックにしぼり、パワーポイントや

原稿無しに10分間話さなくてはなりません。

 

まず、面食らったのは次の3点です。

 

①パワーポイント無しにスムーズに話しをつなげることの難しさ

 (話しの流れや構成を整理して説明していかないと、話しがつながり

  ません。パワーポイントがいかにこの点で役割が大きいか良く

  分かります)

 

②板書をしながら話すことの難しさ

  (板書に集中すると、つい話しの方がおろそかになったり、体が聴衆の方に

   真っ直ぐ向かなくなったりします)

 

③聴衆に目配りしながら話すことの難しさ

  (話しに集中すると、つい聴衆に目配りすることを忘れがちになり、一方

   通行のコミュニケーションになりがちになります)  

 

それなりに事前練習はして、10分間で何とか話しをまとめることは出来ましたが

それはあくまで表面的にであって、内実の伴わない内容に講師陣からは適切かつ

厳しいコメントを数多く頂戴しました。特に、話す姿勢とか、スピードとか、聴衆への

気配りの仕方に至らない点が見られるというコメントが多かったように思います。

 

自分の欠点というのは、よほど注意していても自分では案外気づかぬもので、それ

を気付かせてくれる、極めて有意義な機会となりました。

 

最後まで聞いていただき、的確なコメントをいただいた皆様、ありがとうございました。

皆様からいただいたお言葉を糧に、今後プレゼンのレベル向上に努めたいと思います。

 

 

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今月気づいたこと

2016-04-29 15:40:55 | OB生の近況報告・活動報告

こんにちは。講師の金子です。

今日から、ゴールデンウィークということで少しは気分を変えて、横浜市内の海辺のカフェで作業中です。

初日から天気も良くて良かったですね。

私は、独立コンサルタントとして活動しているのですが、4月は、80回以上の相談対応をさせていただきました。

セミナー2回に活動報告発表も1回、もちろんその他の業務もたくさんあるので、肉体的にハードな一か月でした。

4月半ばごろに、夜の面談も含めて新規の予約が取れなくなるまでスケジュールが埋まり、個人的にはもう限界と思っていた時に、あるお客さまから、かなり工数がかかる業務を依頼されました。

お客さまには何度もお断りのサインを送っていたのですが、そこをなんとかと頼み込まれたため、その仕事をお受けしました。

お客様の目を見ていたら、何とかしたいという気持ちが生まれてお受けすることになったのですが、結果、お受けして良かったと思っています。

追加業務を行うに当たり、まずは睡眠時間を削りましたが、その後電車移動時に行う作業工程の改善をし、日常生活の時間管理を細分化し、面談時の説明効率の改善を行いました。

自分では限界だと思っていたのですが、工夫を重ねることで何とか時間を捻出してご依頼いただいた業務を無事終えることができました。

お客様からは、何度も感謝のお言葉をいただきましたが、ご依頼をいただかなければ気づけなかったことにたくさん気づくことができたので、こちらのほうが御礼を言わなければならないと感じています。

自分の限界は自分が作っているもので、誰かのために動いた時にその限界を超えることができる時があります。

現在は、一日平均4時間の睡眠は確保するようにしていますが、独立前の実習では、ほとんど睡眠をとらずにがむしゃらに頑張っていました。

独立して時間が経つにつれていつの間にかハングリーさが薄れてしまっていたと思いますが、今回、久しぶりに独立前の気持ちに戻れました。

だんだん、体力だけでは乗り切れなくなってくるので、いろいろ工夫をしながらやっていきたいと思います。

今後も誰のためにやっているのかを常に忘れることなく、情熱を持って仕事に取り組んでいきます。

ブログをご覧になられている中小企業支援者の皆様、一緒に頑張っていきましょう。

 

 

 

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Internet of Things 2

2016-04-28 23:59:00 | 15期生のブログリレー

15期生の田本秀行です。

 

 前回のブログでIoTのモヤモヤを少しとってみようと試みてみました。今回もひきつづきIoTを話題にします。現在IoTと呼べる製品には、どのようなものが世の中に出ているのかいろいろ探しています。IoTの定義そのものが若干モヤモヤしており、なかなか、これがそうです!というわけにはいきません。ですので、まずは、思いつくまま羅列していきたいと思います。

 IoTの製品は、ざっくり、「Things」と「Internet」に分けることができます。最初に「Things」のほうですが、製品名に「スマート」という言葉が使われるとそれっぽい感じがします。スマートフォン、スマートウォッチ、スマートメーターなど。特にスマートウォッチはApple社がApple Watch(http://www.apple.com/jp/watch/)を出し、すぐにGoogleのAndroid陣営が対抗しています。スポーツやアウトドアでの用途を中心に、スマホからスピンアウトする格好で市場ができあがり拡大しています。そして大御所?のカシオが満を持して新製品を投入しました(http://wsd.casio.com/jp/ja/)。かなりカッコいいと思います。スマートウォッチの特徴は、加速度センサーをはじめとした各種センサーが搭載されていて、その計測データをスマホと連携しながら監視したり計測結果を分析して、リアルタイムに日々のスポーツやアウトドアの活動をサポートするところです。なかなか実用的なのですが、意外にもスマホ側のバッテリを大量に消費してしまうという弱点が課題となっています。今、スマホを除けば一番身近なIoT製品ではないでしょうか。

 他に「Things」を具現化している身近な製品として、ネットワークカメラがあげられます。こちらはIoTと言われるはるか以前から製品として世に出ており歴史があり、2000年代の市場は成熟していました。ところが、IPカメラの登場により、HDデジタル化による高画質映像のリアルタイム送信が実現し、防犯、介護、そして生産管理系への様々な用途への広がりを再び見せています。IoTの主役として躍り出た現在は、スマホとの連携と認識技術の発達により、子供や老人の状態変化をキャッチしてスマホへ通知を送ったり、対象物を特定してその動きに追従して映像をスマホで見続けることができるようになり、「監視」から「見守り」という言い方もされるようになりました(http://www.iodata.jp/ssp/lancam/qwatch/)。

 他にも人が入れない災害現場や遺跡を撮影できるドローン。Amazonでは無人配達に使う大型ドローン(http://www.amazon.com/b?node=8037720011)。ハウステンボスやホテルのフロント係として続々採用されているペッパー君、自分の分身として外出してくれるおりひめ(http://orihime.orylab.com/)といったロボットなど。今後の注目製品と思います。

 一方、「Internet」のほうはこれといった決定版的な製品がありません。クラウドなので目に見えにくいということ、カスタマイズや開発が必要になるため「ありもの」ではないこと、といった理由からでしょう。私が注目しているもっとも身近なクラウド上のシステムは、サイボウズのkintonです(https://kintone.cybozu.com/jp/)。APIを使ってではありますが、プログラミングを知らなくてもかなり本格的なクラウドの生産管理システムや業務システムを構築することができます。IoTに特化したものでなく、普通のクラウドシステムなのですが、サイボウズのこの独特なお手ごろ感は、「Things」と実はとても相性がいいのではないかと考えています。

 最近では、各社がIoTを銘打ってクラウドサービスを開始しています。旭酒造の獺祭の製造プロセスの最適化を支援している富士通(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79305400V01C14A1000000/)。安川情報システムとCTC(http://www.ctc-g.co.jp/news/press/20160331b.html)。東洋システムエンジニアリング(http://www.to-be.co.jp/news/press/2016/news160217.html)。日立情報通信システム(http://www.hitachi-ite.co.jp/products/smt_iot/)。このあたり、ただのシステムインテグレータという感がしなくもないですが。。。

 足早ですが、以上、IoTの製品を概観してみました。本当はまだまだ他にも将来性がある製品はたくさん生まれています。とくにスタートアップでは様々なコンセプトの製品が試されています。かなり近いうちに、セキュリティ、生産管理、マーケティングなどなどIoT製品が当たり前のようにInternetにつながってクラウドでビッグデータが処理され、経営支援に役立たせることが普通に行われていくようになると思っております。その時に多くの選択肢を提案できるように今からいろいろと勉強しておきたいと考える今日この頃です。


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iPhoneロック解除問題

2016-04-27 22:00:00 | 事務局からのメッセージ

こんにちは、事務局の佐野です。

先日長田さんが投稿されていましたので、連投になってしまいますが、私からもセキュリティ関係のお話を。
今年1月からマイナンバー制度が開始されたことで、情報セキュリティに対する関心が随分高まっているように思います。本業(ITコンサルタント)の現場でも、情報セキュリティ強化の話題を避けて通ることはできなくなりました。
手前味噌ですが、先日MBC総研のブログに「自治体の情報セキュリティ強化について」というお題で書かせていただいていますので、関心のある方はお時間のあるときにお読みください。
http://blog.livedoor.jp/mbcsouken/archives/2010249.html

さて、iPhoneをお持ちの方であれば、このニュースをご存じない方はいらっしゃらないでしょう。かくいう私もiPhoneユーザです。
昨年12月、Apple社は米国内で起きた銃乱射事件の捜査への協力を米連邦捜査局(FBI)に求められ、犯人が所持していたiPhoneのロックを解除するよう裁判所からも求められ(命令され)ました。
しかしApple社は、要請に応じることは全iPhoneユーザーをセキュリティ侵害のリスクにさらすことになるとの懸念を強調し、「危険な前例を作る」として裁判所命令の無効化を申し立てた事案です。
どのような状況であれ、セキュリティを守る仕組みを公開することは、企業にとって途轍もないダメージです。でも、これが重大な犯罪やテロの脅威に晒されても、そのようなポリシーを貫くことができるか。悩ましいところです。
IT業界に身を置く者、そしてiPhoneのユーザとして、どのような結末になるか固唾を呑んで見守っておりましたが、先月驚くべき結末になりました。

なんと、政府はApple社の助けを借りずにiPhoneをロック解除する方法が見つかったとして、訴訟を取り下げてしまったのです。
すでにFBIは犯人のiPhoneに保存されていたデータにアクセスし、現在その情報を詳しく調べているとのこと。
これまでApple社は「iPhone(というより搭載しているOS)は堅牢なセキュリティ対策を施しているので、第三者があなたのデータにアクセスすることは不可能ですよ」を売り物にしてきましたが、FBIで行われたことが事実ならば、それが覆されたことになります。
当然、Apple社はその解除方法の提示を求めると思いますが、相手はFBIですので簡単には応じてくれないでしょう。
結局、ロック解除したのはFBI自身ではなくApple社以外のセキュリティ関係企業ではないかといわれています。

今回の事例でよく分かったことは、セキュリティの確保に100%はありえないということです。どんなに企業や技術者が心血を注いだ技術であっても、人が作ったものは、いずれ他の人に真似される(破られる)ということです。
特に秒進分歩のセキュリティ技術の進化は、特許のようなものでは守れません。技術で守るか、破られるかの2択しかないのです。だからといって、丸腰、無防備でいることはできません。少しでも99.99・・・%に近づけるために、2重3重の対策を施して、敵の侵害を諦めさせる以外に方法はありません。
iPhoneであればパスコードとTouchID(指紋認証)の併用は必須です。パスコードは、英数字6桁で設定できるようになっています。そして、定期的な変更ですね。10回パスコードを間違えると、全てのデータを自動的に消去するという設定もあります。定期的にバックアップを取っておけば、消去されても安心ですね。

ガードは1つではなく、2つ3つ・・・と重ねること。これがイマドキの情報セキュリティの基本です。

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「口コミ」マーケティング

2016-04-27 08:47:35 | OB生の近況報告・活動報告

15期の小林隆です。

今日は、あらためてフェイスブックやインスタグラム等のSNS(Social Network Service:ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等の「口コミ」をもたらすメディアの効果的利用について考えてみたい。

フェイスブックの出現以来、多くの人々が、自分の体験の一部を切り取って、多数の人に発信をするようになった。

飲食店で注文した料理を、食べる前にスマートフォンで撮影している風景は、もはや日常である。
人々に、こんなにも自分を訴求する欲求があったとは、驚きである。

今更のことであるが、特にB to Cビジネスにとってこれは、大きな媒体であり、上手に利用すると、大変な効果をもたらす。
そのメリットは、効果が高いばかりでなく、無料であること、客観的な第三者の評価であるので、情報の受け手が信頼をすること、等を考えると、中小企業でも利用可能な媒体として、積極的に活用を進めるべきであると考えられる。

2015年10月14日の「日経MJ」には、来店した顧客がSNS等を通じ「クチコミ」を引き起こすようにするための留意点として、以下の項目を挙げている。

① 顧客が話したくなる話材を提供する
② 話材は話した相手から反応が見込める内容であること
③ 欲しくなる情報を付け加える

①の顧客が話したくなる話材を提供することは、心が動くトピックを提供することである。例えば、予期しないちょっとしたプレゼントなどを送ることがこうしたことにあたる。
②は①で提供をする話材は、話した相手から写真にとってフェイスブック等に掲載する等の行動を引き起こすことが見込める内容であるという意味である。ここでは、写真に撮りやすいモノであることが、大事である。したがって、伝えたいものが写真に撮るまで消えてなくなってしまわないような、モノ、コトを提供する必要がある。
③の欲しくなる情報を付け加えるとは、情報を受けた人もその場所に行きたくなるような、情報が付け加わっていることである。例えば、そのサービスには期間限定であるとか、数量限定であるとかが、それにあたる。

現代のビジネスにおいて顧客による「クチコミ」は、自社の商品・サービスや店舗の認知拡大を行う上で積極的に利用すべき、有効なマーケティング手段のひとつとなった。

皆様の事業にも活用してみてはいかがでしょうか?

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