東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

嗚呼 モーリシャス

2014-08-31 15:44:20 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生の中川です。

今回で3回目のブログとなります。

8月17日から約1週間、モーリシャスという国に初めて出張に行きましたので、今回はその時に感じたこと、について記したいと思います。

モーリシャスと聞いてすぐにイメージ出来る方は少ないのではないでしょうか?

私は同国に出張が決まるまで殆どイメージがなく、ネットで検索し、海が綺麗な南の島、ハネムーンに人気、等の知識を付けた次第です。

さて同国に入国、仕事の合間に街の様子をタクシーや徒歩で見て回ったのですが、その時感じた雑感を2点。

1.日本車の存在感の大きさに比べ、日本の存在感の薄さ。

モーリシャスの国土は東京都程度の大きさで、交通手段は車とバスのみ(鉄道は無い)ですが、街を走っているのは日本車(特にトヨタ、ホンダ、三菱)が圧倒的に多く、韓国車とドイツ車が少々といった感じであり、タクシーの運転手も日本車の性能の良さをやたらと強調していました。

それだけ日本車が走っているのにも拘わらず自動車メーカーの工場・支社は無く、販売ディーラーも見かけませんでした。タクシー運転手曰く、日本車はインターネット(中古車ネットの類)で購入しているとのことでした。また街を歩いていても日系企業の看板は見かけず、日本人に会うこともありませんでした。

同国は人口130万人程度であり、同国のみを市場と考えて現地進出するのは困難ですが、同国はインドと非常に近い関係にあること(2国間のTax Treaty有り)、近年はアフリカへのゲートウェイとして注目を集めていることから、大小を問わず日本企業もモーリシャスを拠点に攻める余地はあるのでは、と感じました。(上述のネットでの並行輸入でもより現地のニーズを掴んだタイムリーな情報提供等により、中小企業が商売出来る余地があるとも思いました。)

2.タクシー運転手との会話

タクシーには6回お世話になりましたが、どのタクシー運転手もモーリシャス生まれの気さくな運ちゃんで、お互いネイティブでない英語で会話(其々の国、お互いの家族、モーリシャスの生活ぶり、国民の人気スポーツ、等々)を楽しみました。

モーリシャスという遠く離れた小国で、たまたま6人のタクシーの運転手と知り合い、他愛のない会話をしているうちに、“この出会いも一期一会であり、何かの運命なのだろう”と何だか不思議な気持ちになりました。

運ちゃん達も商売であり、”次回モーリシャスに着た時は安くするから連絡するように”と、皆名刺をくれましたが、もらった名刺は大事に取っておき、時に名刺を見て、運ちゃんやモーリシャスのことを思い出そうと思っております。

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仕事中のBGM

2014-08-30 09:33:41 | 講師田村からのメッセージ

こんにちは。田村隆一郎です。
プロコン育成塾は、今日から千葉で合宿です。

さて、私は自宅で仕事をすることがあります。

その際、余りに静かだと寂しいので、BGMが欲しくなる時があります。

You Tubeで「BGM」と検索すれば、そのメニューがたくさん出てきます。
私もときどきYou Tubeを利用しますが、それ以外にここ数カ月よく聞くプログラムがあります。

それは、ラジオ日経の第2放送。

インターネットのradikoで聞くことができます。

ラジオ日経第2放送では、平日の日中はずっと音楽が流れています。
(土日は競馬中継となります)

一部のメニューを除き、DJによるおしゃべりもありません。

通常のラジオ番組では、DJのおしゃべりがあるので、仕事に集中できないときがあります。

その点、ラジオ日経第2の番組は、音楽中心のため、軽く聞き流すことができます。

時間帯によっては、一人のアーティストを1時間特集することもあります。
また、演奏はカットされず、原則としてフルバージョンで曲が流れます。

好きなアーティストの特集では、聞いていてとても楽しい気分になります。

熟考が必要な仕事ではBGMは邪魔になりますが、単純作業などでBGMが欲しいときには、ラジオ日経第2はお勧めです。

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役割は当たり前?

2014-08-29 22:35:59 | 14期生のブログリレー

プロコン塾14期生の長田真由美です。

欧州から帰国して5年半、日本と海外の混成チームでサプライチェーン関連のプロセス改革・新規サービス導入プロジェクトを担当して来ました。

サプライチェーンのプロセス改革の多くは、大なり小なりシステム開発を伴い、部分最適より全体最適を目指す方が効果が高いため、多くの関連部署を巻き込むものとなります。

各部署は異なるKPI (Key Performance Indicator) 、部分最適のプロセス・システムを持っているため、全ての関連部署間の利害を調整して、1冊のビジネスルールブック、プロセス定義書、ビジネス要件定義書にまとめ上げるのは相当な苦労を伴います。

その後、システム側に内容説明しシステム開発をしてもらうのですが、システムの方も調達・工場・本社経理・販売など異なるシステムを使っていたりしますから、すり合わせ作業が相当量に上ります。

そこまでは想定内の苦労なのですが、数年前に日本のビジネスチーム・海外のシステムチームの組合せで改革プロジェクトを遂行した時に、とんでもない事態が起こりました。

日本では、通常ビジネス側にはシステムが分かる人を置かず、社内のシステム担当部署又は社外のシステム会社がビジネス・システムの双方が分かるSEを揃え、ビジネス側から詳細なヒアリングをしてシステム要件定義をすることが殆どのようです。つまり、日本のビジネスユーザーは導入したい改革内容をビジネス用語で伝えるだけで、システム部隊が詳細な書類に落とし、開発・テストも完璧に終えて、ユーザーテスト時にはバグなど殆どなく、ユーザートレーニングの代わりとしてユーザーテストを行う、という役割分担が当たり前と思っています。

ところが海外では、ビジネス側にプロジェクト専任担当部隊や兼任でもプロジェクトのエキスパートを置いて、システムに詳しくないビジネスユーザーからの要件聞き取り及びシステム側に渡す詳細ドキュメント作成を、ビジネス側が担うことが多いのです。

数年前のとんでもない事態は、上記のギャップに加え、そのギャップを双方がなかなか認識できなかったことから起こりました。

日本のビジネス側は大枠の改革内容を伝えるだけで、後はシステム側が不明点をどんどん質問してきて詳細ドキュメントを作り、完璧な開発・テストをしてシステムを導入してくれると思い込んでいますし、海外のシステム側はビジネス側がシステムにも分かるような詳細要件ドキュメントを出してくれると思っています。ところが、いつまで待ってもビジネス側から詳細要件ドキュメントは出てきません。

システム側としては詳細が良く分からないものの、スケジュールが押しているので仕方なく自分たちの解釈で開発を行い、ユーザーテストの段階で何百個もの「バグ」が出てしまったのでした。

プロジェクトの最終工程で導入直前期であるユーザーテストの段階で何百個のバグが出る事態など見たこともない日本のビジネス側はパニックになり怒り心頭、システム側と不毛な大ゲンカの連続。更に、「バグを出すためにユーザーテストがあるのでしょ」という海外のシステム側の発言が火に油を注ぐ事に。。。

プロジェクトは1年も遅れ、挙句の果てに導入をあきらめて手仕舞いをすることになってしまったのでした。

要件定義・バグ出しなど、日本と海外ではビジネスとシステム側の役割・期待がかなり異なっていることに早々に気付いて手を打たなかったのが敗因。海外流の「アバウト」さが日本のビジネスユーザー側には許せなかった、という部分もありました。

 

このようなギャップは日本vs海外でなくても、日本国内でも大いに起こり得ます。私が数年前までいた本社と今働いている関連会社では組織の作り方も、各組織が何を担当するかの役割分担も全く違う。今でも毎日のように「え?」と思うことの連続です。

重要なのは、新たな人と新たな仕事をする時、①どういうタスクがあるか、②相手はどういう組織で誰がどこまでの役割・権限を担っているか、③相手がどこまでをやれるか、④自分がどこまでをやれるか、を毎回詳細に確認することなのですね。

その中で、相手の自分に対する期待・自分が想定する業務範囲と比べ抜け漏れがないか確認でき、不足するリソースを事前に探すか、そのタスクをあきらめることに合意しておくことが出来ます。

自分でもタスクリストのドラフトを作り、それを相手に提示後、本当に誤解や齟齬や抜け漏れがないか、「質問力」をもって徹底的に確認しておく。

誤解や齟齬が見つかると最初は相手との話が難しくなるかもしれませんが、最終的にはそれを乗り越えることが後悔のない仕事の完遂につながるのだと思います。

「当たり前と思うな」- 前回の講義での大切なポイントの一つでしたね。

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経験不足を痛感しています

2014-08-28 10:55:35 | 14期生のブログリレー

こんにちは。14期生の坊山です。
今週に入ってから急に寒くなってきましたが、皆さんは体調は如何でしょうか。
私は、風邪をひいて口内炎が痛いです。
皆さんも体調には、気を付けてください。 

先月から実務従事の一貫として、
商店街の報告書を作成しています。 

担当は、事業者アンケートの分析です。
それも、商店街の将来を占う重要事項に関する意識調査です。

そのような貴重な経験を積めるパートを担当できたのは嬉しい。
しかし、私は分析をしたことがない上、グラフを作成したこともなく、

また、過去の報告書でも取り扱ったことのない質問のため、どのようにまとめれば良いのか苦労しています。

中間の集まりで、指導員の先生に見て貰いましたが、
普通のクロス分析ではなく、クロスのクロス分析や
仮説をたて、それを検証するような分析を行うように指示されました。

「なるほどな」と関心しつつ、
普段慣れていない作業や知識不足により時間がかかっているのが現状です。
多分、マクロを組めば、もっと効率的に作業が進むんでしょうね。
次回、このような時のために、少しマクロの勉強もしようかな、と思っています。

報告書ができるのは来月の9月上旬です。
それまで、まだまだ修正することがあり、大変ですが
もう少しですので、頑張ります!

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声で表現する

2014-08-27 13:28:16 | 講師大草からのメッセージ

こんにちは。
大草 昭人です。

今回もボイトレの話です。
ボイトレを始めてから3年がたち、最近は良い声で発声することだけでなく
感情や情景を表現することにもチャレンジしています。

「ビッグバンドJAZZという音楽」というタイトルの14期生のブログの中で、
たった1つの音にもこだわっていることが書かれていましたが、
声で何かを伝える場合も、1つの言葉、1つの音にこだわることが
大切なようです。

声の強弱、滑舌、アクセントのつけ方、間の取り方、気持ちの込め方などなど、
気をつけるべき点は色々とあります。
こんな風に表現したい、こういう風に発声したいと、イメージしていても
その通りに発声することがとても難しくて、なかなかうまくできず、
苦労しています。

そもそも、正しい姿勢で腹式呼吸でお腹から声をだす、これだけでも
思った通りにやることが難しいのに、この基本的なことができている前提で
声で表現していくのですから、さらに難しいです。

苦労してはいるものの、今は楽しみながら取り組めていて、
今後も楽しみながら挑戦していけたらいいなと思っています。

話は変わりますが、今週末には14期育成塾の第3回講義が開催されます。
テーマは「書くスキル」です。
音楽や声で表現する時に1つの音にこだわることが大切ならば、
文章を書く時も1つの言葉にこだわることが大切なのかもしれないなと
感じています。

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