河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1622- アゲイン!、シュトラウス、祝典前奏曲、紀元2600年祝典曲、ヨセフの伝説、ネーメ・ヤルヴ

2014-04-25 01:19:30 | インポート

2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2014年4月24日(木)7:00pm サントリー
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オール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム
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祝典前奏曲 13′
紀元2600年祝典曲 14′
ヨセフの伝説 59′
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オルガン、小林英之
ネーメ・ヤルヴィ 指揮 NHK交響楽団
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前の晩は、ほぼわからず、ストレスのたまる演奏会でしたが、この日は、ガラッ、と変わって非常に素晴らしいものでした。いくら音楽という抽象的なものを相手にしているとはいえ、自分の気分の違いだけでこうも変わるもんでもない。と思うのです。
N響は前の晩とだいぶ異なり、気張ってなくて肩から力が抜けた軟らかい演奏、だいぶ、こなれてきた。一晩でこうも違うものなのか。ヤルヴィもそうだな、この日の最終アクションは満面の笑み、満足した出来だったのだろう。
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最初の祝典前奏曲でまずびっくりしました。前晩と「まるで」異なるしなやかな表現でビックリ。演奏解釈が変わったというよりもプイレイヤーたちが二晩目で肩の力が取れたリラックスした表現で演奏できたことが大きいと思います。ヤルヴィも一晩で大きくなったのかフレーズに余裕あり。結局この10分の曲が、前晩より2分も長くなるという昔の大巨匠時代の解釈を思わせる変貌ぶり。精緻で滑らかでうるさくない。本当にいい演奏だったと思います。シュトラウスの中にあってはマイナーな曲も演奏次第でこうも変わるものなのかと、感心感激。
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次の祝典曲。鐘の音アクションは前日のほうが見た目、迫力ありましたけれど、この日は全体的に音楽が整理整頓、コントロールされており、はみ出ていない。この曲も派手なものではありますが四方八方飛び散るサウンドではなく、滑らかなアンサンブルが心地よい。そちらのほうに耳が奪われる。
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クライマックスは後半の大曲バレエ音楽。この日の前半と同じく自然で滑らか。音が飛び跳ねたり盛り上がったり、浮き沈みを繰り返す。音が生き生きと生きている。全く弛緩しない。このバレエ曲のクライマックスはどこなんだろう。たぶんスコアの特定のバーの位置のところじゃないんだ。音楽が進むにつれてうねっていき燃焼する。そういうチリチリ感がこの曲の盛り上がりクライマックスなのかと思ってしまう。美しく燃えた1時間でした。
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結局、ヤルヴィやり尽くしのワンナイト。前半の曲もさることながら、ヨセフ伝説はヤルヴィ快心の大満足な演奏で、聴衆も、ふ~、と大満足。
ナチュラルなブラボーがそのことをよく証明しておりました。
ありがとうございました。
おわり