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1983-1984シーズン聴いたコンサートをここのところ書いてますが、NYPとMETがほぼ中心です。
1983-1984シーズン冬になればコンサートも佳境です。でも、ニューヨーク・フィルハーモニックも年末になれば休みます。大みそか元旦の価値はあまりなく、当然クリスマスのお休みがメインなわけです。
1983年12月21日(水)から12月28日(水)まではコンサートはお休みです。
12月29日(木)から再開です。指揮はザンデルリンク。
当日朝9時45分からのゲネプロを済ませ夜の公演。
年末年始はこんな感じでした。
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1983.12.29
シューベルト9番他 ザンデルリンク
1983.12.30 〃
1983.12.31 〃
1984.1.3 〃
1984.1.5
マーラー10番 ザンデルリンク
1984.1.6 〃
1984.1.7 〃
1984.1.10 〃
1984.1.12
マーラー復活 バーンスタイン
1984.1.13 〃
1984.1.14 〃
1984.1.17 〃
1984.1.20
マーラー10番 ザンデルリンク
1984.1.21
シューベルト9番他 ザンデルリンク
1984.1.24
マーラー10番ザンデルリンク
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このあと音楽監督のズービン・メータが再登場するがいかにも影が薄い。
それにしてもよくマーラーをそろえた。このあとメータが大地の歌を振っているので、ここのところ一ヶ月すさまじいマーラーだ。
特に、バーンスタインの復活を間に挟み、マーラーの10番(クック全曲版)を6回演奏したザンデルリンクこそはすさまじい。エンタメの街マンハッタンで、当時まだマイナーだった10番をこれだけ振れるというのは双方にとって非常に有意義であったに違いない。
サイモン・ラトルもロス・フィルとこの曲を振ったりしていて、だんだんとその気運はあがっていたのだろうが。。
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それで、NYPのほうですが、年末のコンサートのことは次回です。
終わり。