many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

馬はキウイを食べないみたい

2012-09-10 17:52:19 | 馬が好き

きのうの「馬に親しむ日」では、さっそくホワイトウォーリアーが、体験乗馬デビューした。
いきなりでも、なんの問題もなく、ヤンキースに移籍したイチローみたいに当たり前に、仕事を普通にこなすんだもん、だから好きさベルギー産乗馬!
(↑ベルギー馬鹿=ベルギー産乗用馬を無条件に礼賛する。)
でも、やっぱ芦毛が1頭いると大きいよね、ファンサービス的には。こどもに「白いお馬さんと、黒いお馬さん、どっち乗る?」とか聞けるもん。
さてさて、それはいいとして、こないだの落馬以来、ひそかにメラメラとアドレナリンが燃えるものありつつ、乗馬に行く私。
何乗ってもいいよってんで、迷ったんだけど、きょうのところは、ひさしぶりにミラッチョをチョイス。

…おーい、ミラッチョ、こっち向いておくれぇ。

ミラノは好きさぁ、いまいち何考えてんか分かんないけど、ざ・サラブレッドぉ、って感じで。
たまに乗るとね、上でグラグラ無駄に体重移動すると、止まったり嫌がったり走ったりハネたりして、過ちを教えてくれるし。
あいかわらず眠そうなとこをつかまえて、馬装。あのさー、ハエとか虫がうるさいのは分かるけど、ひとのことシッポではたかないでくれるぅ?

馬場に出て、常歩。
なんかシャキっとしないなあ。
常歩のうちから、前進してもらって、うけてかえしてってしたい私は、ちょいとムチ使ってみる。
びっくりしたよーに反応するミラノ。まさか私が常歩のうちからムチふるうとは思ってなかったみたい。
常歩は、けっこう長くやる。速歩にしないで、せっせと歩かせる。
んぢゃ、速歩。はじめの軽速歩は、あくまで軽く軽く、ウォーミングアップ。
左右の手前コロコロ替えながら、速歩をあれこれやる。いまいち思うように前に出てないけど、まあいいや。
速歩で詰めたり伸ばしたりする。ミラノって、どうも分かりにくいんだよなー、出てるの、出てないの?

そしたら、輪乗りしよう。直径30mくらいかな、ラチの二辺と接するとこ決めたら、その大きさで円を描く。
速歩の詰め伸ばしをしたら、そこから駈歩。詰めといてゴー出せば、スッと出るよ。
駈歩は、緊張させない、緊張させないって感じで。
ふつうに走ったあと、脚つかって、そのあと拳で抑えて。フッとうけてくれたような気がしたら、あとは必要以上に引っ張らないように気をつける。
走れえっていえば走る、問題はそのあと、おさえて、スピードダウンというか歩度を詰めたときに、プレッシャーを与え続けないように、気をつける。
前に出ろ、と言いつつ、詰めるよ、って言って、そのままそのままそのペースで駈歩つづけて、って一番むずかしくない?
適当な横木がなかったんで、輪乗りのなかで、ラチの支柱の見えるとこ探して目標設定する。
最初、この支柱のとこから、あそこの支柱のとこまで、イチ・ニ・サンって数えてって8歩。次の輪乗りは抑えてって、イチ・ニ・サン…って9歩、次は伸ばしてって7歩、って感じでやってみる。
大事なのは詰めてったときだよね、引っ張ったまんま走んない、詰めたけど前にいく気はあるあるってのを感じたら、手を前に出してそこでコンタクトをとるだけってのを目指す、引っ張んないでね。

右手前で輪乗りしてると、左にふくらんでっちゃうよ。
手綱をあれこれ振り回すのも限界あるから、左右同じ長さにもって、そのなかに馬がいるように心掛ける。
内を引っ張っても、それだけぢゃダメだから、内向いた瞬間にかえすようにして。

何度もくりかえして、なんとか回れるようになったら、おしまい。
障害も飛んでみたいような気がしたけど、それは次回のお楽しみ。(ミラノとの障害は、楽しい。)
馬、すっごい汗。クビの手綱が接するとこ、白い泡のような汗があると、なんかプロみたいでカッコいいと思うんだけど、いざ自分が乗っててそんな光景みると、「おーい、大丈夫か」って気になっちゃう。

短時間集中、正味30分ちょっとで、練習はオワリ!
時間それ自体は問題ぢゃないけど、人馬ともに「楽しかったな!」ってとこで終わるのが、大事なことだよね。
はい、そんぢゃ、暑いなか、よくつきあってくれたんで、終わったあと、ミラノは鞍とか外して、放牧場に放しちゃう。




「フイーッ、ヘタが乗ると背中が凝るぜぇぃ!」って声が聞こえてくる。
…ほんと、気持ちよさそう。
いやー、乗ってるあいだはさんざ迷惑かけたけど。
砂浴びさせるだけで、こーんな喜んでくれるなら、これはいいことしてやったなって思うくらい。
砂だらけだけど、私が洗えばそれでいーんだし。
しばらく、ほっぽっといて、帰る気ないかな?って近寄ってみると、それはそれで帰りたそうにして(独りぢゃさびしいもんな)寄ってくるとこがカワイイ。

(※9月12日付記 放牧場は、ふだん閉めてる扉を通って外へ出たとこにあるんだけど、開いた扉の前で、しばらくミラノは引っ張っても動かなかった。
放馬したら大変だと思って私らは扉の開閉には注意してるんだけど、たぶん開けっ放しでもミラノは逃げない。自分で馬房帰って寝るんぢゃないだろうか?)

全身丸洗いしてやっても、気温高いから、すぐ乾くよ。
砂のうえで寝っ転がると、耳の後ろまで砂で汚れちゃって困るんだけど、ぜんぶキレイにしてやって、ブラシかけたあと、リンゴやる。
で、きょうは、実験で、キウイをやる。

一口めは、運動のあとでハラも減ってるし、勢いで、パクッて食ったけど、次やったら食べなかった。
うまくない?

さすがのオリアンダーも、食わなかった(モグモグして、ペッてした)んで、馬にとってキウイは、うまくないらしい。(こーんな美味しいのにねえ?)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海馬を馴らす | トップ | ホセカレーラスへの再再挑戦... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

馬が好き」カテゴリの最新記事