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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ひさしぶりに乗馬に行ってニアフュージョンに乗る

2011-09-13 15:47:04 | 馬が好き
ひさしぶりに乗馬に行くよ。ホームグラウンドで乗るのは5週ぶりだ。
週末の時点で、月曜「最高30度・最低21度」、火曜「最高29度・最低19度」って予報を見て、たいして変わんないんだが気分的に涼しそうなんで火曜に行く予定にしたんだが、きょうの予報は33度だ。北海道に比べて内地はいつまでも暑いねえ。
気温の予想に気持ちは萎え萎えになるんだけど、そうは言うものの、新しい馬は来たっていうし、よく考えてみたら、こうして月火に乗馬ができる生活もあと少しのあいだ(半年?)かもしれない、乗れる機会は大事にしなきゃいけないよぉと気合い入れ直してチャリンコで出かけてく。
きょうの馬は、ニアフュージョン。(あらら…)
すごい久しぶり。(帰ってきてから調べたら、去年の6月1日以来。)

どんな馬だっけ?忘れちゃったよ。
なんか駈歩行くときとか障害飛ぶときとかに、ピョンピョンはねてるのをよく見るような気がしたな。(極端なときには、障害ってのは後ろ足でバーを蹴り落とすゲームだと勘違いしてんぢゃないかってくらい、そんな動きを繰り返すよ。)
間違ったプレッシャーのかけかた(扶助)をすると、こちらの期待とは違った反応で逃れようとする、ある意味わかりやすい馬。もちろん、もうちょっと扶助に対する許容範囲を広げていただいたほうが有難いことは言うまでもないんだけど。
馬装してると、馬の前を右左に通り過ぎるだけで、いちいち耳キュっとしてguruguru言ってるよ。
怖いなー。でも怖いのバレると余計見くびられるから、知らん顔して馬装を続ける。歯をむいて、来るか!?って一瞬思わせるんだけど、たいがいは自分の引き手をガジガジ噛んでるだけ。
ちなみに、となりの馬房のカネショウエイコウがいないと、不安で不安で、ヒンヒン騒ぐ。そのへん、私が初めて見た2年前から成長がない。カネショウエイコウが残って、自分が馬場に行くときは平気なのに。ヘンなやつ。
さあ、またがったら、馬場に行くまでのあいだが勝負だよ。(ちなみに私は厩舎のまわりを歩ってるときは、馬上体操しない。固いアスファルトの上に落ちたらヤだもん=落ちない自信がない。)
たぶん昨日休んでたんだろ、元気に歩いていく、そこんとこを、ハミ受けろーって要求する。あれ、意外と簡単にうけたよ。そしたら、スルスルーっと手綱伸ばす。もう一度、手綱短くもって、譲れー、そしたら俺も譲るからーってやる。できたら手綱伸ばす。何度も繰り返し。なんだ、意外と乗りやすい馬じゃん。
馬場に出たら、馬上体操して、アブミ直して(久しぶりのせいか、なんか適当な長さがわかんなくて2度直した)、常歩で、またハミ受けろー、受けたら手綱伸ばすをやってみる。
んぢゃ、速歩開始。あらら。少しはハミ受けを意識して乗ってられたのは、常歩まで。途端に馬のバランスというか、人馬のコンタクトがおかしくなるよ。
耳しぼって、口開けて、上げた頭を振りながら、何すんぢゃい!って感じの目で馬が私を見てるよ。これで、ドンドンと脚使って、拳で受けようとしても、たぶん馬がそっくりかえってくるだけだよ、どうしよ? 最初はもっと適当にフワーッと乗っとこうか?
もっと手綱短く、って言われて、短くもつ。もっと、って言われて、もう拳ひとつぶん短く。あ、なんか前向いて進み出した。最初の、馬の横顔が見えるような状態なのは、手綱が長いからに決まってるってことに、私が気づいたのは、馬場をもう何周かしてからのことだったな。

んぢゃ、軽速歩で、またやるよ。速くしないように注意して、前へ出す、グーっとハミを受けること要求する、できたらスルスルーっと手綱伸ばしてく、馬のアタマが下がって伸びてく、(内側のクビ)ポン、ポン。
左右の手前を替えて、何度も繰り返し。あんまり後ろへ引っ張らないように、拳を前に置く、どっちかっていうとヘソが拳に近づいていくようなとこに立ったり坐ったりしている感じで。幸い、ニアフュージョンとは、引っ張り合いのような状態にならない。
んぢゃ、駈歩。手綱短くもって、駈歩でもやるよ。駈歩だとクビとか馬の動きは大きいから、常歩のときのように引っ張れば簡単に馬の口がフッと軽くなるわけぢゃないよ、ちゃんとコンタクト保って駈歩に乗ってかないと、受けてる受けてないがわかんなくなる。受けたら、また手綱伸ばす(駈歩で手綱伸ばすのは、ちょっと怖いよ)、馬のクビが一旦伸びて、また手綱短くもってやり直し。何回も繰り返し。手綱短く持ち直すときは、左右同じ長さにって気をつけて、内側を軽く開く、ちゃんと内方姿勢できてるかチェック。
んぢゃ、横木通過。駈歩で3本またぐ。回転するとこではしっかりエンジンかけて、だからって横木に向いたら速くしない、馬が突っ走んないように、さっきのハミ受けてる状態の駈歩を心掛ける。
最初はヘンな突入のしかたしたみたいだけど、2回目くらいから、明らかによくなる。なんかバランスがいい感じがする、私がよくやらかす馬が伸びちゃってるような感じが全然ない。面白いんで、繰り返し。いいよぉ、エキサイトするとこがない、通過後も冷静だ。
(やってるうちに、ニアフュージョンって、ときどき、横木通過のとき、両の前脚のあいだでバーを跨ぐのを見たことがあるのを思い出した。左を横木の手前に着地して、右は横木の向こうにとか。あれはヘンだなーっと思ってた。)
んぢゃ、速歩で障害。最初は、超低空クロス。速歩出したら受ける、障害に向かっても速くしない、ダーッて勢いで突破しないように、一歩余計に入れて上へあがる感じを目指す。まあ、考えるまでもない低さなんだけど。
一回目は抑えること意識しすぎて、止まるかってくらいヘンな飛び方だったんだけど、二回目から馬のほうでわかってくれたみたいで上手に飛ぶ。
抑えよう抑えよう、起こそう起こそう、なんて考え過ぎてて、飛ぶときに人間が遅れる。頭うしろに行かないように、真上にいることを心掛けて、気持ち手を前に出して、飛ぶ。
バーを上げて、やがて垂直。飛び方いっしょ、助走のしかた同じ。なんか止まんぢゃないかって思うくらい、おとなーしく向かってて、問題なく飛ぶ。
んぢゃ、駈歩。出したらすぐ抑える、速くしないで真っ直ぐ向かう、突っ込まないように飛ぶ。
最後80センチくらいまで上げて、スピードあげずに、それまでの調子で飛ぶ。飛んだあと走んないのがイイね、フライングチェンジ(人間が)うまくできないけど、速歩に落としてすぐ手前替えた駈歩出して、もう一度飛んで、終わり。

ハミ受けた駈歩で向かってくと、障害の前でどっちかっていうと手綱の手応えがフワーっとしてて、なんだよ飛ぶのかホントに、とかって最初のうちは思ってたんだけど、繰り返すにつれて、馬が前出てるのがわかってきた。
っていうか今までの感覚が間違ってたんぢゃないかと。
障害飛ぶのに馬が前進気勢があるのって、なんか馬が手綱持ってくくらいの勢いで前に引っ張るのを腕力で抑えようとしてる状態だと誤認してたんぢゃないかと。そうぢゃなくて、適度なコンタクトのなかで、手綱から拳がフワーっとした感じでいても、馬がしっかりとした駈歩してんのが鞍から伝わってくるのが、前に出てるってことぢゃないかな。
クールダウンの常歩しながら、またやってみる。ハミ受けて、受けたら手綱伸ばす。
練習の前にやってたときのように、たまたま馬のクビが曲ってきたからって、そこで手綱伸ばしても、馬はポカンとしてるだけである。そうぢゃなくて、ちゃんと受けたあと伸ばすと、馬のクビが前へ下へ伸びてくのもそうだけど、後肢が踏みこんでるから、伸ばしたあと何歩かの勢いが違う、解放されたように力強く大きく前へ歩いてく。うん、次回はこれを最初からやらなきゃ。
練習終わったら、汗びっしょりの(途中からクビの汗でゴム手綱がすごく滑ったよ)ニアフュージョンを洗う。暑いから、あっという間に乾いちゃうのだけが、夏の乗馬のいいとこだあね。
おわったあと、リンゴぢゃなくて、最近安いんで、梨をやってみる。予想どおり、鼻先に突き出してやれば、フーンフン興奮してるけど、食べない。ニアフュージョンは、リンゴ食べるようになるまでも、ちょっと時間あったからね。

無理やりひと口押しこんだあとは、ほかの馬にやってみる。コンキスターやミラノはどっちでもいいやって感じで、付き合いで食べる。なんでも喜んで食うのは、例によってキリーンとかフラヴォンとかオリアンダー。
コメント
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