クリスマスイブの昨日は、子どもたちも心待ちをしているようでした。
教室の玄関付近も、いろんなサンタさんが出迎えています。 リースも「メリークリスマス」 手掘りのサンタさんも1日だけ、玄関に飾っています。 燭灯も出迎えています。
今回の掲載は、昨日の作品のうちから、沢山upしてみました。 右下の表示は、「小1」とあるのは、小学1年生と言う感じで、判読できるように、 発達段階が判断できるようにしました。 右、左向きの魚たち。珍しいのです。やがて前から得画れるようになってきます。
海の中を想像するのは、子どもたちは大好きなのです。 こんな写実的な表現の出来る子の学齢の子は、 あまり無いのです。 「龍」の置物も、いつも誰かが描いています。架空の龍に、自分の想いをラップ出来るのでしょうか。
写実表現の挑戦は、知的活動とも呼べるのかも知れません。 こんな絵の中に、いろんな想像を組み込んでいます。 描き上がった後で、子どもと話を交わし合いながら、 少しばかり、コメントを入れいるものもあります。 一年間の作品を一冊の冊子にまとめた時に、描いた人、このコメントが意味を持ってきます。親子で話し合う機会にも…。
この作品たち は、年齢を超えた物語が包含されていて、私の質問にも、具体的な返事があります。 持ち帰ったその「絵本」は、1年の子供の成長を物語っているのです。しかも、子供ごとに、特性が出ているのですね。
6号1点辛うじて出来上がりました。 M100号の作品への制作過程で生まれた、オートマティックな作業から生まれた断片たちです。 作品制作過程にです、残滓が、美しく、この自然に生まれた美しさをどんな絵にコラージュ使用かとも思っています。
その100号刷りこんだ、意味を持たない「無機的な文字」 の羅列が、まるで物語を図式化してくれるような気がして、こんな作業を続けているのです。
久々に、「画集編さん」を依頼している「長谷川君」が、珍客を誘って立ち寄って呉れました。 高校時代の「世界史」の恩師・中井先生と親友の中村さんが、いきなり、絵画論、美術論に話を切り込んで来ました。 激論になりましたが、作家への質問も兼ねて、論議が伯仲しました。「ゴッホ」「岡本太郎」「世に駄なかった作家」の沢山が名を連ねました。 丁度同じ高校出身のかおりさんが、「制作」にやって来ていたのですが、その論議に耳を傾けて、その展開に圧倒されたようでした。 アトリエ玄関口は、迎春の準備が出来ました。シルバーさんが、前庭の落ち葉も、整理をして下さっていたのです。
帰路の夕日が美しく 自宅の「紅白の千両の実」が色づいています。 桜草も咲き始めています。 いよいよ新しい年がやって来ます。
切る・貼る・皺を付ける・鋏の使い方・糊の塗り方などを1時間以上も続けました。
3歳児では考えられない長時間の作業でした。 10分か20分で、今期も、集中力も途切れてしまう年代なのですのに・・・・。
共同作業は、子供同士が触発し合います。 同時に、自分の作ったものを見せたくもなります。
得意げに、もう作業の工夫を始めています。隣のお友達のやり方を見て、真似ているようで、自分の出来ないことをやっていることに気付いています。隣同士が真似を一斉にし始めたグループも出ています。 もちろん自分だけの世界を展開する子供たちも出て来ました。 雑誌の写真も切らせて見ました。何より驚いたのは、小刻みに「輪郭に沿って」写真を切り取った子が何人も出たのです。 凄い展開になっています。 そこらじゅうに模様を造って貼り廻った子も、重ねて細部に小さな「色紙の切り落とし色」を重ねて貼った子も出ています。 つまり工夫しているのです。 こんな見本も黒板に、ヒントトシテ与えました。 こんな過程で出来上がっていく共同制作も、26日に、この制作過程の画面の続きを4-5歳の指導で出来上がる予定です。
みんな納得が入った表情で、「はーい」と出来上がりに自信を示したのです。