加西市も中国山脈のなだらかな山麓? の、姫路に繋がる小さな町です。
とは言え、市域は広いのです。 北條の五百羅漢や玉丘古墳、西国霊場「一乗寺」などが有名です。
街の風情は、元三洋電気の城下町的な工場群の立ち並んでいた跡地に、新しい街並みが生まれているのです。
何年か前にも、一度審査をさせて頂いたことがあったのですが、その頃の作品とは、随分様子が違います。
やや、勢いを感じる作品群から、落ち着いた自分を見つめる作品群に変わっている気がしました。
どの町でも毎年「市展」が開催されますが、矢張り時代が反映されるのだろうとつくづく思います。 しかも、それぞれの街の「文化の顔」として位置付けられているのも、地方都市の特徴なのでしょうね。
その上、この街では「版画」、「水墨画」の部門が独立して開催されるのです。