卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

沢渡温泉 公衆浴場

2010-12-01 13:15:33 | 温泉(群馬県)
群馬県温泉遠征の五湯目は「沢渡温泉」の公衆浴場です。

沢渡温泉は草津温泉の仕上げ湯として有名である。

草津の強酸性泉で湯ただれを起こしてしまった湯治客が、草津の帰りに沢渡温泉のアルカリ泉で肌をなおした、と古くから伝わっている。

開湯は300年ほど前で、草津の繁栄とともに沢渡温泉も一時期は大変な賑やかさをみせ、明治期は50軒の宿があったらしいが、昭和の温泉街の大火災もあり、現在は12軒の宿しかないとのこと。

沢渡温泉に於いても公衆浴場があり、日帰り客も気軽に立ち寄れる。

沢渡温泉は急な坂道に軒を連ねているが、公衆浴場は中腹あたりにある。
狭いながら専用の駐車場もある。

建物の入り口はなんともモダンなデザインである。
玄関前の軒先にて受付を済まし、男女別の入り口から入る。

浴場はメインの適温浴槽と、激熱浴槽の2つ。

カランは4ヶ所ある、というには正しくないかもしれない。
何せ水の蛇口しかない。

なので、激熱の浴槽が上がり湯として、ここからお湯を汲んで体を洗うようになっている。

お湯は無色透明無味無臭。あまり特徴はなかった気がする。

メインの適温浴槽は42度の3人サイズ。
ここはかなりぬるいので、おそらく加水していると思われる。

激熱浴槽は46度のギリギリ2人サイズ。
ここは源泉掛け流しになっている。

どちらの浴槽もビニ菅の廃湯穴みたいなものがあった。なので溢れ出しは無い。

浴場に入ったと同時に常連客らしき人に話し掛けられ、気に入られたのかわからんけど、ずーっとほぼ一方的に質問攻めされてしまった・・・。
お互いになまりがキツイので、話は噛み合わないにもかかわらず、このオッサンとずーっと話してた。

草津の帰りで、ここ(沢渡)から帰りに四万行って帰ろうかと思ってると話したら、四万は行くなと言われる(笑)
四万のお湯は硬く、湯冷めしやすいので行かない方がいいと言うのだ。
でももう行くと決めてるので、そんなわけには行かないが、四万に行かないでまっすぐ家に帰りなさいと4,5回言われたので、さすがに、ハイハイと話を合わせたのであった・・・。

そんなわけで、ずーっと話し掛けられていたので、じっくりお湯をチェック出来なかったのである。

さっぱりとしたお湯だったので、草津の仕上げ湯としてはそりゃ最適でしょうな。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温・55度
効能・慢性皮膚病、きりきず、やけどなど

料金・300円
備品・無料ドライヤー

住所・ 群馬県吾妻郡中之条町大字上沢渡
電話・0279-66-2841
営業時間・10:00~21:00
定休日・なし

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