卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

アンビリバボー

2008-03-30 03:08:01 | どうでもいい雑記など
毎年恒例の「上司にしたい男性」の第二位が所ジョージ。毎年上位にランクインしてますが、この人が上司だったら絶対ダメでしょ!?仕事するわけないし。芸能界でも仕事してるイメージがありませんけど・・・。
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日本キリスト教団弘前教会

2008-03-29 03:07:55 | 観光地
弘前の教会巡りをする!

自分が確認出来たところでは、弘前には教会が四箇所ある(他にもあるかも)。
日本キリスト教団「弘前教会」と、同教団「西教会」、「カトリック弘前教会」、「弘前昇天教会」の四つ。
このほとんどが歴史的価値のある建造物であり、弘前教会と昇天教会は県重要文化財に指定されている。

この四つの教会を二日間掛けて廻った。
その中で西教会のみ、はっきり言って建造物としてショボイ・・・。ちょっと洒落た一般住宅といった様子で、隣の一般の家とほぼ同化としていた。教会なので、室内は綺麗であると思う(西教会のHPで確認した程度)。
なので、西教会のみ中に入ってなく、建造物として価値も低いので、こちらは今回除外します。

まずはこちらの、日本キリスト教団弘前教会へ行く。
場所は元寺町のサンクスやらマグネットがある十字路あたり。

外観は双頭木造ゴシック様式。以前は純白だった壁の色がいつのまにらクリーム色になっていた。

1875年創立、東北初のプロテスタント教会である。
東奥義塾の塾長だった本多庸一が初代牧師となる。火災にも遭い、現在は三度目の改築(1907年)。
設計は桜庭駒五郎。施工は堀江佐吉の息子の斎藤伊三郎。
外装はかなりの様式美を誇る。

見学は日中なら大体いつでも出来る。牧師不在なので勝手に見学してくれと書いてあったので、勝手に入る。玄関から左手に行くと聖堂内へ。

聖堂内は天井がアーチ型の純白の壁。青森県材のヒバを贅沢に使用し、ヒバの茶色と壁の白のコントラストがシンプルであり美しい。
背面部は襖もあり、二階には畳も敷いてあり、和洋折衷の設計も素晴らしい。

一階にはリードオルガン、二階に歴史感じる電子オルガンが置いてあり、賛美歌の冊子もあって、日々活躍しているであろうと推測される。

壇上もシンプルで、荘厳さは薄い。よくはわからないが、プロテスタントなのだからなのでしょうか。

そんなわけで結構早めに出る。こちらの教会は内装よりは、外装の方が美しいと思います。

私はキリスト教徒でもなんでもないが、キリスト教の芸術と建築の発展の貢献には感謝さえ覚える。
宗教の中で飛び抜けて、真っ当な教えや入信の寛大さには、世界を制した理由が納得できる。
日本人の多くは潜在的な神道・仏教徒であるが、その潜在的信仰が功を奏して、日本人の国民性が確固として完成した。生悪説が絶対であるから宗教が生まれたわけだが、日本でキリスト教が普及したのは、やはり戦争があったためであろう。平和に宗教は必要なく、歴史上、常に戦争状態だった人類の悲しい性を打ち消す為に、宗教は生まれた。
人類の最大の発明は宗教だと誰かが言ったが、全くその通りだと思う。

どうでもいい戯れ言を書いたが、異教徒もフラっと入れる教会のカジュアル性は頭が下がる。ミサやら礼拝が行われている時に、ただ単純どんな感じなのか観てみたい。

最後に。キリスト教は傍から見ると最高の芸術文化である。

住所・弘前市元寺町48
電話・0172-32-3971
見学時間・10:00~16:00 
休館日・水曜・日曜日
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レオン

2008-03-27 03:20:13 | 映画
映画100選。第11回。

94年作品。
監督・脚本リュック・ベッソン
出演ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン、ダニー・アイエロ
音楽エリック・セラ

普及のハリウッドエンターテイメント傑作。たまに観たくなったりするので最近また観た。
あまりにも有名なので、詳しい事は書かなくてもいいでしょう。ちなみに完全版の方です。

フランスでの作品である「ニキータ」や「グラン・ブルー」で評価されたリュック・ベッソンは、ハリウッドに招かれ、このレオンの制作に掛かる。
一応アメリカとフランスの合作という形になっている。

レオンは「ニキータ」のサイドストーリー的な要素もあり、ある意味続編といったところでしょう。
「ニキータ」はフランスでもヒットし、ハリウッドで「アサシン」としてリメイクされる。
この当時のブリジッド・フォンダはいい女だった。

それはさておき、ベッソンもレオンの大ヒットでハリウッドで大活躍、とはいかず、結構ハズレ映画を作ってしまう。だが「TaXi」などのプロデュース作品は成功していった。

ベッソン監督作の「ニキータ」でもジャン・レノは出演しており、「グラン・ブルー」にも出演している。ベッソンとレノはお互いリスペクトしている盟友同士。
ベッソンのハリウッドデビューにレノが見事に主役に抜擢される。
レノはその後人気俳優として数々のハリウッド映画や、フランス映画に出演していく。
何故か親日家であり、それをメディアや企業には大いに悪用されたっけな。

マチルダ役は映画デビュー作のナタリー・ポートマン。これが映画デビューとは信じられない。
12歳なのに、堂々とした演技で、可愛らしいのは当然だが、それでいて子悪魔的な妖艶さ。ロリコンでなくても、このナタリーには惚れてしまってもしょうがない。
この当時に流行ったボブショートがあまりに似合っててキュート。悲しいかな、この時が一番のピークだった・・・。
天才子役として数々の映画に出るが、ヒッとはしなかったと記憶している。スターウォーズは別にやる必要もなかったと思うし。

レノもナタリーも最高だが、最凶ヒールのジャンキー麻薬捜査官のゲイリー・オールドマンの怪演ぶりは見事!
狂気に満ちた気持ち悪いブチ切れ演技。だが、顔はシュッとした良い男。
「シド・アンド・ナンシー」や「トゥルー・ロマンス」でも演技は評価され、このレオンでも高い評価を得た。ハリー・ポッターにレギュラーで出演しているとか。見る気もせんが。

ストーリーは誰でも知っていると思うので、個人的に好きな場面を一覧。
1.ジーン・ケリーの映画を少年の様な眼差しで観賞するレオン
2.マチルダの好きなアニメはトランスフォーマー
3.アパートを出る事になったレオンが、一人きりで出発した様に見せかけて、徐々にマチルダの姿が現われる坂道のカット。
4.その坂道でのOK問答。
5.恋焦がれてお腹が痛い
6.シャンパン飲んで大爆笑のマチルダ
あといろいろあったけど忘れた。
エンディング曲はスティングのいい曲。

役者と脚本と演出が見事に調和する作品にはなかなか巡り合えない。レオンは大衆的なエンターテインメント作品であり、映画が好きな者にも絶対愛される純粋な娯楽作品でもある。
興行的にもヒットしたのには納得せざるを得ない。

ハリウッドが一番元気だった時期だからこそ作り得た、監督、役者の一瞬の輝きが余りにも眩しかった奇跡の傑作。
これからも数年に一回観直してみたい。可愛すぎるマチルダ見たさで。

オススメ度(映画評価)・☆☆☆☆☆
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ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団コンサート

2008-03-25 21:32:57 | 音楽鑑賞
なんか名前も知らんフィルだけど、プログラムがそこそこ魅力的だったので行く事にした。
わざわざ弘前市民会館で公演するんだし、近いというのもあったから。

結構前から会場入りしたのに、コンサートの特等席の真ん中あたりを抑えられてしまったが、真ん中よりやや後ろの辺りで聴くことにした。客は三分の二ぐらい埋まっていたであろうか。

ポーランドの古都のクラクフにある、室内とはいってもフルオーケストラ。室内楽をメインでやってるのかも。
指揮はローランド・ダーバー氏。そして開演。

1.アイネ・クライネ・ナハトムジーク/モーツァルト
まずは普及の名作から始まる。第一から第四楽章までずっとメロディアスで心地良いストリングスの音色。文句なしに良かった。

2.ピアノ協奏曲第12番/モーツァルト
ピアノは渡辺まりチャン。子供です。小学生か中学生かそこらへん。
このモーツァルトのピアノコンチェルト12番は、安価なCDがなかったため、予習出来ず。
この子の演奏は非常に軽やかで、少女が弾いている事が目を瞑ってもわかるようだった。それがいいのか悪いのかはわからないけど。この曲が単調だったのか、ピアノ技術がそんなにでもなかったのかはわからないが、ちょっと寝た。右隣の男子高校生も、左隣のオバちゃんも寝てた。そんなに良い曲ではなかったのかも。まだまだ成長過程のまりチャンに今後期待ということで。

暫しの休憩。

3.ピアノ協奏曲第1番/ショパン
ピアノの詩人ショパンの数少ないコンチェルトの1番。ピアノは渡辺友子。こちらはオバちゃん。弘前出身です。
ピアノは抜群に素晴らしい。ショパンだなぁって感じた。このピアノコンチェルト1番はなかなか良い曲。シンフォニーっぽく終わるところとか。

最後はアンコールなくて悲しかった・・・。

このオーケストラは、演奏中に私語を交わしたり、ピアノの独奏中に、ピアノのリズムにのって首振ったり、演奏最後はみんなで握手を交わしたりと、少し驚いたけど、アットホームで素敵なオケだなぁと思いました。

技術は文句無かったので、またいいプログラムで聴きたいです。わざわざ弘前に来てくれて感謝です。
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劇団サザンカンフォート公演「雨に唄え」

2008-03-24 15:30:40 | 演劇鑑賞
弘前の「劇団サザンカンフォート」の公演を初めて観に行った。

宣伝らしい宣伝もしていなかったと思われる。会場に入ったらガラガラだった・・・。
それはさておき、会場にはジャニス・ジョップリンのライブベストみたいなの流れてた。いい趣味である。聴き惚れてたら暗転。開演。

ある深夜のレストランでの出来事。妊娠を知った女が自分の不幸を紛らわす為に幸福を装って友人知人に電話をかけまくる。
その隣の席には、部下の女に暴力振って退職させられた男。その部下の女は睡眠障害になり、夜を彷徨って、通り雨の為にレストランの軒下で雨宿りする。そしてレストランの店員も。
この四人の交錯劇みたいなもの。

とはいっても妊婦は出番少なくてカラミも少なし。大体店員と男と部下の女の三人芝居だった。
セットは簡素なもので、小道具も一切ナシ。コーヒーやらケータイやらもパントマイム。それぐらいは簡単に用意出来そうだが、敢えて動きの演技で魅せようとしたのか、だが、見せれては無かった。
男は部下の女と付き合っていたが、なぜ別れてたのか、徐々に原因がわかるような構成。
だが、原因は余りにも単純で不可解な設定に驚いた。機嫌悪い時に仕事の電話に出たという理由で、病院送りにされるくらいボコボコに殴られ蹴られ、それが会社にバレてクビになるのだが、挙句に、女にお前のせいだとか、責任を転嫁するという、人間のカスの糞野郎が、ダラダラ喋るのだから、ある意味笑える。
脚本を描いているのが女だからなのか、全く共感を持てない男が主役なのだから笑える。

演技はまあまあ良かった。兼演出の清水司はダメ男っぶりを見事に演じた。
店員の玉置肇は過剰演技が目立ったが、店員役としては成立してたかも。
新人の寺田有香は、まだ慣れてないのか、セリフが丁寧過ぎる。睡眠障害だし、人と距離を置きたいであろう設定なので、それもありという演技ではあった。ちょっとかわいい。
レストラン内の場面は、有線放送を意識して、BGMを流していた。それがずっとノラ・ジョーンズだった。自分の席の真上にスピーカーがあったので、ちょっとうるさくてセリフが聞こえずらかったので、音量下げて欲しかった。でも意外とノラ・ジョーンズいいなあ、と演劇観ながら感じてた。

とある一日の一場面という設定は好きなので、起承転結もないけど楽しめた。一時間弱だったので、デネガの固い椅子にケツ痛くなる前に終わって良かった。
サザンカンフォートが今後どういう公演をやるのか大いに気になった。次回公演も楽しみである。地方劇団には是非頑張ってもらいたい。

ちなみに、こいつらは漫才ライブもやっているらしいが、観にもいってないけどわかる事なので、是非やめなさい!と言ってあげたい。一つの事を評価されるだけでも素晴らしい事なのだから。
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板柳温泉共同浴場

2008-03-22 00:24:05 | 温泉(北津軽郡)
今日も温泉巡り♪わざわざ板柳まで。
今日行ったこちらの「板柳温泉」は昔、女学校だった校舎を改築して温泉にしたという温泉。
見た目は古くて素敵。悪く言えばボロっちいのだけど、風情ある建物は大好きである。

ちなみに、隣には板柳温泉旅館があり、といっても旅館ではなく共同浴場と同じ日帰り温泉施設があるとの事。
旅館の方は浴槽が豊富で、貸切風呂もあるとか。そちらは400円となり、共同浴場は350円である。

中に入り、内装が気になったが、中は改築がきちんとされており、全然古めかしくないのが逆に残念だった。でも、靴箱やロッカーは木製で、かなりの年季が入ってるもので素敵。トイレのドアも年季の入ったボロボロの戸。入る前はボットン便所がありそうな雰囲気だったが、中は綺麗で便器は新しい洋式のものでギャップがおもしろい。

脱衣場には施設の館長が書いたらしい俳句がびっしりと張ってある。そんなに上手くはない!

浴場は、左側に浴槽があり、あとはカランのみというシンプルな造り。カランは20ほど。

浴槽は大きな浴槽が仕切られており、大と中といった様子。どっちも入ったが、温度はほとんど変わらなかった。44度と熱め。大が6人、中が4人くらいのキャパ。

お湯は緑茶褐色といったような色。塩気と油臭あり。ヌルヌル感あり。

湯口がないので驚いたが、床穴から放出しています。

全体的に熱めなので、みなさんほとんど1分くらい入ってすぐ出てた。私はじっくり浸かりすぎてのぼせた。でも後引く熱さはなく、さっぱりした浴感だった。

場所は板柳駅のほぼ真向かい。近所の人がたくさんいて、常にワイワイしていた。
風呂から上がって着替えてたら、看板犬らしいトイプードルが脱衣場でお客さんになついでじゃれていた。なんてアットホームなのかしらと微笑ましかった。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・55.4度(加水あり)
効能・神経痛、関節痛、筋肉痛など

料金・350円
備品・無料ロッカーあり

住所・板柳町福野田字実田48-13
電話・0172-73-2152
時間・7:00~21:00
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かっぱのゆ@青森市

2008-03-21 01:52:16 | 温泉(青森市)
しゅはりの帰りに寄った温泉。大型日帰り温泉施設である。
何故か入り口付近には焼き鳥屋があり、お風呂入る前に注文して、上がった時には出来るよ。みたいな事書いてた。いきなり焼き鳥の匂いを浴びながら入る。

中には広い休憩場と、食事所があった。
脱衣場はそこそこ広いが、ロッカーが異常に多くて邪魔だった。

浴場も広い。カランは35ほど。浴槽はほとんど下北産ヒバ造りの立派なもの。
メイン浴槽、ぬるめ浴槽、寝湯などは総ヒバ造りで素晴らしい。
残念なのは、ヒバの香りどころか、塩素の匂いが強くてガッカリ。

お湯は無色透明でほぼ特徴なし。
メイン浴槽は10人ほどのキャパ。隣のぬるめ浴槽は6人ほど。寝湯は3人用。湯温はメインが43.5度、ぬるめが43度くらいかな。
寝湯は総ヒバのリラックスできる造り。これはなかなかいいです。

近くには、背湯足湯という、椅子のような造りの、背中伝いにお湯が流れる仕組みの、更に足湯も楽しめるという面白い湯。

露天風呂は、足湯と座り湯という浅めの風呂。足湯には寝転がるのがちょうどいいスペース。
更に壷湯が二つ。興味のみで入るが特に気持ちよくもない。
広い露天風呂があったので入ろうと思ったが、かなりの低温。張り紙には子供用プールと書いてある・・・。オッサンが気持ちよく泳いでいた・・・。

サウナは92度ほどで、8人ほどのキャパ。テレビ付き。
「オネェマンズ」が入ってて、ちょっと面白かったのでずっと見てた。

というわけで総評。ヒバ浴槽は最高だが、お湯は残念。塩素の匂いが強過ぎ。
広くて清潔という点はいいのかも。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・32.1度(加温・加水あり・循環・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・390円。
備品・無料ロッカー、無料ドライヤー設置
施設・食堂、マッサージ

住所・青森市横内字神田95-1
電話・017-728-5001
時間・5:00~22:00
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麺屋 しゅはり

2008-03-19 02:02:09 | ラーメン屋(青森市)
暇なので青森にラーメン食べに行く。
ちょっと前に青森に用があって行ったのに、ラーメン食べる金もなかったのである意味リベンジ。
ラーメン店を探しにただひたすら走り回る。
そういえば、何かとネットで人気を博している「しゅはり」を探すも、よく場所も定かでなく、以前偶然通りかかった事のあったくらいで、何より青森市内にあんまり詳しくないのだが、テキト-に走ってたら偶然にも着いた。

ここは去年の11月にオープンしたばかりなのに、もう人気店らしい。
店名のしゅはりは、「守・破・離」という武道の精神だか何だかから取ったとか。
ここのご主人は東京の有名店「麺彩房」というところで修行したとか。

店内は狭いと聞いていたが、狭すぎる。カウンター5席と、ギリギリ4人座れる子上がり席のみ。
ここはかなり混んでいるとの事だったが、訪れた時は客3人のみで落ち着いて入れたが、すぐ学生二人と家族連れ三人が入ってきて、小上がりでダラダラ喋っていたカップルは追い返された。作っているのは主人と女の人は嫁さんなのかしら?

ここはつけ麺が有名らしいが、個人的につけ麺はナシなので、スタンダードなラーメン(あっさり)を注文。620円プラス大盛り100円。

スープは豚骨と煮干のダブルスープ。濃厚な豚骨スープの滑らかな味わいと、煮干の薫り強さがマッチしている。こりゃうまいなぁ。ずっとスープばっかり飲んで、麺とのバランスが合わなくなってしまった。
麺は細ちぢれ麺で、かなりコシあります。
具はチャーシュー、ネギ、メンマ、なると、のり、ほうれんそう、干しエビという豪華なラインナップ。
チャーシューはデカイ。ほうれんそうは何故か棒状になっていた。干しエビが微かなアクセントを醸し出す。

完食したら、スープの底から魚粉がドバーっと出てきた。なのに全然しつこくなかった。これであっさりかよ!?というくらい濃厚だった。

無料のトッピングとして、魚粉、刻み玉ねぎ、酢が置いてあったが、あまりにおいし過ぎて、それに気付かず食べきってしまった。

ちなみに、お水のピッチャーにはカットレモンが入っていて何気にオシャレだった。

正直、青森市のラーメンはハズレが多すぎる。これは単純に好き嫌いなのだが、煮干一辺倒のスープや、うどんの様な麺が嫌いだからである。青森市民はそんな味が大好きなのだろうが、個人的に好きになれん。

でも、このしゅはりのラーメンは、濃厚好きの若者から、煮干好きの青森市民からも愛されると思う。ぜひともまた行きたい!

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆☆☆

住所・青森市松原3-15-30
電話・非公開
営業時間・11:00~15:00/17:00~20:00
定休日・水曜日
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ダン・ゲァハルツ展@弘前中三

2008-03-18 04:03:15 | 美術鑑賞
「ダン・ゲァハルツ」って誰だ?
友達から中三で何やら展示してるよとの情報。そして前日訪れた弦やに何故かパンフレットが置いてあり、なかなか良い絵を描くなと思い、中三へ。

中三はデパートのくせに、中の上の階級って雰囲気がして嫌いだ、というどうでもいい話。
展示は6階のギャラリーアルス。

入ってまず度肝を抜かれる。「モロ好み!」と思った。いい女を見つけた時にでも言いそうなセリフだが、実際、絵のモデルはほとんど美女と花である。
展示数は20もなかったかと思うが、3分の2は女の絵。他は風景画や静物画。タッチは印象派だし、実際印象派の画家として扱われているようだが、印象派と写実の間といった様である。冷静と情熱のあいだといった感じでもなくもない。

多くの絵は、女をモデルとして中央に配置し、そして花をあざとく周りに配置するという構図。これは無敵の構図。

私の持論だけど、「絵は美しくなければならない」と思っている。なので絵画は「美しいもの」と「美しくないもの」に分けられる。
評価されている現代絵画はほぼ「美しくないもの」に部類されると思う。
美しい絵画を描くことが古典と思っているのか、独自性を出したいがあまりのアバンギャルドな絵に成り得るのであろうかは知らんが、私は理解も出来ずに、そいつらをスルーしてしまう。
私は美しいものが好きという単純な男である。しかも美しいものは万人に支持される。
じゃ、美しいものを描けばいいのだけど、実は、美しいものを描いても、美しくはならない。そこが画家の才能の有無になってるくるであろう。

絵画はキリスト教の普及という主題を持っていた為に、大きく繁栄した。更に、王侯貴族のための趣味として益々繁栄する。
宗教も貴族文化も排除した、純粋な芸術性のみを追求した大きな流れはやはり、印象派であろう。
私は純粋美として、印象派のメジャーな画家たちを愛している。印象派から絵画の良さを知った。
それはやはり、美しいからである。美しいものはそれだけで芸術であり、それを更に美しく描く事が天分の才を持った画家の使命である。
ダン・ゲァハルツは美しさを何か知っており、美しさを追求し、更に美しく描いている。女も、花も、風景も、煌びやかで繊細で美しい。

神の造りし最高の芸術作品は、美女である。美しい女を見てセックスしか考えない凡人とは違い、画家ならば描きたいと思わなければ異常であろう。
白い肌を持ち得た細身のアングロサクソンを黄色人種が羨望の眼差しで見つめてしまうのはいた仕方の無いことである。
絵から滲み出るアメリカの風景とは感じさせない柔らかな空気感は、ゲァハルツの発明なのかも知れない。

面倒臭いこと散々書いたが、結局言いたいのは、ゲァハルツの絵は美しい!この一点である。
現代美術の嬉しい進歩は、版画の技術が格段に向上したことだろう。庶民が格安で美しい本物の絵画を手に入れれるからだ。
展示してあった油彩画はオリジナルの1点ものなので、百万単位だけど、版画は数十万で手頃。二、三十万の美しすぎる絵が何点もあった。中でも「ライラック」はとても欲しかった。
でも私は貧困階級の労働者階級なので、買えないのだが、いずれ復讐するつもり。いずれ我が家に飾る日がくるであろう事を妄想して中三を後にした。
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無国籍ダイニング 弦や

2008-03-16 03:12:54 | 居酒屋・焼き鳥・ダイニング
久し振りにお店にお友達と飲みに行った。
鍛治町でも行けばなんとかなりそうだけど、一応知らない店に入ってみたいとのリクエストにより、軽く下調べしてこの「弦や」が気になったのでここに決定。

場所は五重塔の坂ノ下。
ここはよく通る道なので、この店は何年も前から気にはなっていた。鍛治町からちょっと離れているので、なかなか来れないでいた。初めて入る。

店内は薄暗く、いかにも、流れ出たらアジア♪といった佇まい。
壁にはどこぞやのお面やら、骨董やら、ポスターやらで不気味オシャレ。座敷に通される。
座敷は三つに仕切られていたが、座敷全体で25名、カウンターは7名、更にテーブル一つあり、5名ほど座れるといったようなキャパシティーでした。

メニューは基本的にはアジアンエスニック。よく名前は聞くけど実体がわからない料理がいっぱいあるので、いっぱい頼んだ。
だけど料理がなかなか出てこず、少し苛ついたが、そもそも手間が掛かりそうなものばかり頼んだのが悪かったかも。厨房もそんなに人がいなさそうであった。
花の金曜日(古い)だったので、若干混んでたのもあったろう。でも料理出てきてからは楽しく、美味しく頂きました。

ガイヤーン、ゴイクン、ナシゴレン、トムヤムクン、ゴーヤチャンプルーと色々謎めいた物を頼んだが、ほとんど美味しかった。
スイートチリソースが調味料として付いて来たのだが、それが気に入って、ほとんどの料理にソース掛けて食った。スイートチリソースは何に掛けても大抵美味いということが判明した。

酒は、タイ風ウィスキーや、ベトナムウォッカなど珍しいものもあり、焼酎や梅酒や日本酒を一押ししているようだが、私はこのベトナムウォッカに大いにハマリ、そればっかり飲んでいた(名前は忘れたが、プッチモニとかそんなような名前だった)。
アーモンドの風味が絶妙で、是非買って帰りたかった。

最後は、酒飲みは甘いものが好きだという最近の風潮によって、アイスで〆。ごちそうさまでした。

店内は、ビョーク、タクシードライバー、ダリといった、アジアを逸脱した無国籍ぶりのポスターに驚かされる。
雰囲気も料理も良かったのでまた是非行きたい。木村健吾もびっくりの、チキンレッグラリアートという謎の料理を頼むのを忘れたのが悔いに残ったので、次回は食べたいな。

ちなみに、隣の客は、合コンっぽいが、出自の良さげな上品な男女が、政治やら経済の話で盛り上がってた、かどうかは知らないが、将来の高所得者といった出で立ちが、この店とは不釣合いであった。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆

住所・弘前市銅屋町34
電話・0172-34-9951
営業時間・18:00~1:00
定休日・日曜日
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道の駅いかりがせき 関の庄

2008-03-14 15:38:38 | 道の駅・物産施設
碇ヶ関にある道の駅へ行きました。
場所は国道7号沿いです。

碇ヶ関は名前の通り、藩政の関所があったことから名付けられている。
今では旧碇ヶ関村も、平川市となってしまった。

碇ヶ関といえば、なんといっても温泉ではなかろうか。
七色の温泉を持つ、各所の様々な源泉を楽しめる。
津軽為信は、碇ヶ関の温泉を「何さも効がね、関の湯っこ」と、嘘の情報を流して、温泉を独り占めしようとしていたという。
碇ヶ関の温泉には結構行く事もあるので、当ブログを参照してね。

ここの道の駅は、広大な土地を生かして、施設も大きい。施設は観光館、特産物館、関所資料館、温泉、室内プールなどあります。

観光館内は碇ヶ関周辺の観光案内などがあり便利。
物産販売、レストランもあります。

地元の名物は、たけのこ、自然薯、マルメロ、にんにくなど。それの加工物などと、青森の名物なども販売している。

隣には特産物館があるが、ここは地元の野菜などの特産物を中心に販売しいるが、なぜかこちらも名物加工品やレストランもあり、ライバル関係になっているのではなかろうか。客を殺しあっているような気がしますが・・・。

住所・平川市碇ヶ関関石13-1
電話・0172-49-5020
営業時間・9:00~20:00
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落合温泉共同浴場

2008-03-12 01:08:26 | 温泉(黒石市)
落合博満のインコースに来た球を打つバッティングホームをスローモーションで。というモノマネが最近ハマってます。ま、どうでもいい話。

そんなわけで「落合温泉」に来ました。
ここらへんは温湯温泉、板留温泉と落合温泉が近所に温泉が密集しているエリア。
弘前から意外と近い。40分もあれば着く。

板留や落合付近をグルグル回り、入りやすそうな施設を探していた。
落合温泉の地図が書かれていた看板を発見。車を停めたら、そこに偶然、この公衆浴場があった。

公衆浴場といっても、小屋くらいの大きさ。とても不安だが、ここにする。魅力はなんといっても料金です。150円ぽっきり。あんまり期待せず入る。

入り口から男女ともに別れている。中に入ると極狭の玄関。番頭は何故か若いお姉さん。地元の方かしら。
この番頭お姉さんの入っているスペースが一畳くらいの極狭で、びっくりした。

脱衣場はそこそこ余裕のある広さ。手洗い場の蛇口がセンサー付きの自動だっのにはギャップで笑えた。

浴場は予想していたより広くて安心。カランは5コ。浴槽は4人くらいのキャパです。
公衆浴場なので、地元民のためのものであろう。女湯からはオバちゃんたちの楽しげな会話がずっと響いていた。

お湯はとても熱め。45度ほど。久し振りに熱い湯に入った。これもまた悪くはない。

お湯は無色透明で無味。やや硫黄臭がしたくらいで、大きな特徴は無い。
だけど効能はかなりあるらしい。味気ないシンプルさが魅力なのかも。

お湯は蛇口からチョロチョロ出ていてた。お湯は止めるなとの注意書きが素敵。
浴槽には長くても3分位しか入ってられない高温。軽く温める程度に浸かるのが理想でしょう。

脱衣場には何故か落書き帳があり、訪れた客が思い思いに書いていたので私もつい書き残してきました。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
泉温・58度
効能・リュウマチ、眼病、高血圧、動脈硬化など

料金・150円
備品・無料ロッカーあり

住所・黒石市袋字平山64-2
電話・なし
時間・6:00~21:00
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弦楽アンサンブル ベオーネ

2008-03-11 23:58:38 | 音楽鑑賞
ベオーネは、弘前大学フィルの弦楽パートの卒業生たちを中心に、卒業記念的に行われるコンサートらしい。
一昨年に第一回公演を行い、今回第二回公演を行ったので観に行った。

場所は弘前文化センター。多分小学生の時以来に入った。観客のほとんどは演奏する大学生の関係者達だろうけど、純粋に音楽ファンもいたであろう。
狭いホール会場の半分くらいは埋まっていたかも。友達と合流し、どこに座るか迷い、なぜか一番前に座ってみる。

弦楽四重奏とかやるので、4人位かと思ってたら、30人以上の大所帯でした。さっそく始まる。

1.弦楽四重奏曲第二番(弦楽合奏版)/ボロディン
予習しておきたかったが、なかなか安価で売ってるCDを探せなかったので初めて聴く。
レベルははっきり言って低い。ミスがかなり目立つ。一番前で観たのがそもそも間違い。音が頭上を越えていく。
しかし曲は二長調で明るく流れるようなメロディー。素敵な曲であった。
ボロディンは化学者という本職の傍ら、作曲をしていたという。そうとは思えぬいい曲を書く。
この曲は妻に贈った愛の曲なんですって。

暫し休憩。ガラガラだったので、席を少し下げて聴くことに。

2.四季より冬/ビバルディ
傑作の四季の冬のみ。
バイオリンコンチェルトなので、コンマスらしき男がソロパート。こいつはOBらしい。そこそこ聴けた。
そもそも結構な技術を要するソロパート。なんとかやりきった。なんというか、客に緊張感を与えちゃいかんと思う。
でも、四季は全編通して素晴らしい曲であるが、中でも冬はドラマチックでダイナミックな曲なので大好きである。そこそこ下手でもやっぱり曲がいいから感動した。

3.G線上のアリア/バッハ
バロックの超名曲。まあまあ演奏は良かった。曲がいいのでやっぱり感動。冬とこの二曲は学生が指揮していた。

暫しの休憩。更に座席を後ろに移動し、ホールの真ん中らへんで聴くことに。やっぱり座る位置は大事である。

4.浄められた夜/シェーンベルク
これもまた予習出来ず。この曲はデメールという詩人の詩をモチーフに作った曲。恋人以外の男の子を身ごもった女の苦悩と、それを許そうとする恋人の男の寛容さと、新しい人生を始めて行く気概と嬉しさを表す曲。
弦楽のみの暗いパート。最後以外はずっと陰鬱な感じ。あんまり好きではなかった。

アンコール.スラブ舞曲/ドヴォルザーク
一応、マナーとしてアンコールを要請。ドボルザークの悲しき旋律と、中間部の楽しげな旋律の相反する小曲。結構好きな曲。サラサーテ編曲版です。

というわけで終了。正直。レベルは低かった。そこそこ聴けるレベル。曲が良かったのでまあよしとしよう。
学生のノリにちょっと苦笑いしたり、指揮者のノリもなんか鼻についたが、よしとしよう。女が半分以上と多かったが、中でもビオラのある学生は、絶世の美女だった。物凄い可愛かった。加藤浩次の嫁のようであった。あれは弘大フィルのマドンナであろう。弘大のマドンナかも。多分下手なので後部にいたのが唯一の救いであった。
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仙寿 鶴亀温泉

2008-03-09 14:51:44 | 温泉(青森市)
青森市に演劇を観に行った。正直全然面白くなかった・・・。
給料日前でお金もほぼなくなってしまい、ラーメンも食べる金もなくなったが、なんとか温泉に入る金は残った。
落ち込みながら、時間も遅いので、遅くまで営業しているところを探す。
そういえばとある知り合いが気に入っているというこちらの温泉へ行く事に。
環状7号線バイパス沿いにある大型日帰り温泉施設のこちらへ。

駐車場からしてかなりの車の量。中へ入ると休憩場や食堂があり、そこにもウジャウジャ。
脱衣場にも、浴場にも物凄い人の数。そういえば土曜日だったので、人も多いだろうが、40人以上はいた。

浴場は右手にカラン、左手にメイン浴槽、奥にいろいろ。カランは45ほど。

メイン浴槽へ。とはいっても、ほとんど泡だらけ。バイブラからジャグジーから立ち湯ジェットバスから、バブルであった。泡を避けて純粋にお湯に浸かる。

お湯はやや黄色ががった、しかし単純なお湯。
43度ほど。12人ほどのキャパ。表示では、循環無しと書いてあるが、明らかに循環している。塩素消毒しているので、この匂いがなんとも気分悪し。

なのでお湯に期待せず、他の浴槽を楽しむ。電気風呂、露天風呂などにも入る。これといって特徴なし。打たせ湯は機能しておらず。

サウナは85度ほどの低めで、8人ほどのキャパ。テレビつき。

ここには珍しい釜風呂というのがある。入ってみると、洞窟状の超低温サウナ。タオルが敷いてあって、寝転がれる。48度ほどで、4人寝れる。これは結構いいかも。
普通のサウナでは寝転がると迷惑だし、温度も高いのですぐ出ないといけないけど、ここだと10分から20分くらいは寝ていられそう。意外とホカホカする。

というわけで、釜風呂は良かったが、あとは特にいい所もないかな。施設がきれいといったところか。
家族風呂もあるが、普通の浴場に家族連れがたくさんいたので、子供がいる家族連れはここは大きくて重宝しているのだと思う。深夜迄営業しているのも人気の理由であろうかな。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・45.2度(循環・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛など

料金・390円
備品・無料ロッカー、有料ドライヤーあり
施設・家族風呂、食堂

住所・青森市安田字近野1-73
電話・017-766-8821
時間・5:30~23:00
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再会公園~津軽の旅(6)

2008-03-07 03:41:32 | 観光地
津軽の旅、遂に最終回。小泊へ行く。

339号線をひたすらひたすら北へ北へ。左手には日本海。右手には禿山。

私は冬の津軽の海をいろいろ見たが、これほどダイナミックな海は観た事無い。
天気が良かったせいかも知れぬが、冬の海独特の寂しさや絶望さが感じられなく、荒々しく、轟々たる存在は男の海といった様子であった。
その寒風に常に晒された山は、禿げるしかなく、その禿山も堂々たる存在であった。

この北限の僻地に、太宰はわざわざ育ての親を探しに来たのには、相当の覚悟をもって挑んだに違いない。何せ電車も走っていないのである。
ポツンと存在する部落だが、ここはここで歴史のある場所である。国防上、これ以上記述するのはよそう。

途中、たけや食堂や、雄乃屋(たけのや)温泉という、「たけ」関連の店が目に付くのだが、関連性はあってもなくてもどうでもよいし、楽しいからよいではないか。

太宰とたけは、超感動的再会を果たした場所に、記念として銅像が建立されていたことは知っていた。
だが、詳しい場所もわからなければ、目印となる建物やらもあるのかどうか。あやふやな情報で小泊まで来た。太宰がわざわざ小泊まで来て、沫や再会ならずといった状況と同じく、この銅像を発見出来ないという不穏さは確かにあった。
私は自分でいうのも何だが、運のない男であるので、ここまで来て発見出来ないことはありえる事であった。
だが、旅の恥はかき捨て。交番でもコンビニでもなんでもいいから聞きまくろうという覚悟はあった。

大体、太宰が好きな阿呆は、私と同じ旅行プランでも計画して、最後にこの銅像をゴールに決定して、写真に収めようとする輩は他にも幾人もいたに違いないので、町民は、この北の僻地にまた太宰オタクの変な奴が来たと穏やかに思っている事であろうか。

この狭い町をグルグル回っていると、「太宰再会の地」みたいな看板を発見!神のたすけ!その看板を元に探し回る。看板を辿ると、遂に物語りも終焉を迎えようとしていた。

「再会公園」という、何とも美しいネーミングの公園には、記念館と、そして太宰とたけのツーショットの銅像に会えた。

銅像は「津軽」のクライマックスで、たけに再会し、無言のまま、運動会を眺める二人の姿になっている。
たけはまだ40代だというのに、お婆ちゃんみたいに老けているのには、上野公園の西郷隆盛像が本人と似ても似使わぬ姿に西郷婦人が涙したという逸話が思い出される。
ほんの数十年前なのではあるが、40代後半といえば。それなりであろうかと思うが、何よりこの銅像は美しい。
この日は真冬だというのに、晴れ晴れとしていて、空気も澄んでいる。銅像の遥か向こうには、日本海が眺望できる。なんとも、平和である。
近くには中学校があり、恐らくこの中学校で、運動会が行われていたのであろう。中学生が校庭で、私のことを変な奴だと見ていたが、この場所では日常茶飯事なのであろう。

ちなみに、ここには記念館があるが、見事に休館していた。ここは運無し男の本領発揮。
しかし銅像を見れたことで満足。私は何か達成感を覚え、こんな場所から離れなければならないという想いに駆られ、この思い出の場所を後にしなければならなかった。

というわけで津軽の旅は終了します。
楽しかったので、おそらくまたこの地を最終目的として旅するに違いない。

「津軽」は心のふるさとを実感させてくれる重要な本である。太宰治がどんなに野蛮な作家であろうが、これは所詮、風土記という旅行記感覚で気楽に読む事が、津軽人に必須なのである。

最後に、最も感動的な一文を掲載してこのシリーズを終了する。では、失敬。

私はたけの、そのように強くて不遠慮な愛情のあらわし方に接して、ああ、私は、たけに似ているのだと思った。きょうだい中で、私ひとり、粗野で、がらっぱちのところがあるのは、この悲しい育ての親の影響だったという事に気附いた。私は、この時はじめて、私の育ての親の本質をはっきりと知らされた。私は断じて、上品な育ちの男ではない。どうりで、金持ちの子供らしくないところがあった。見よ、私の忘れ得ぬ人は、青森に於けるT君であり、五所川原に於ける中畑さんであり、金木に於けるアヤであり、そうして小泊に於けるたけである。アヤは現在も私の家に仕えているが、他の人たちも、そのむかし一度は、私の家にいた事がある人だ。わたしは、これらの人と友である。

終わり。
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