共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

今日はフランツ・リストの命日〜貴重なヴィオラのオリジナル作品《忘れられたロマンス》

2021年07月31日 18時40分55秒 | 音楽
連日東京五輪の報が届けられ、様々なメダリストが誕生していますね。特に昨日はフェンシング・エペ男子団体で日本チームが初の金メダルを獲得し、日本フェンシングの存在感を内外にアピールしました。素晴らしいことです。

ところで、今日はフランツ・リスト(1811〜1886)の命日なのだそうです(享年74)。



ハンガリー生まれのリストは主にフランス・パリでピアノの大ヴィルトゥオーゾとして活躍して一世を風靡し、歴史上もっとも技巧に長けたピアニストとも言われています。また、その優れた演奏技術と肖像画からも伝わるイケメンぶりでの人気故に浮き名を流した女性は数知れず、スキャンダラスな逸話が数多いことでも知られています。

リストの天才ぶりを示す逸話として彼はどんな曲でも初見で弾くことができ、例えばヴァーグナーの楽劇のオーケストラのスコアでも初見で完璧に弾くことさえできたといいます。そして2度目に弾くときは、必ずリスト御自慢の即興をたっぷり付け加えて弾いたのだそうです。

ピアニストとして盤石の地位を築き上げたリストですが華やかな管弦楽作品も作曲しており、《レ・プレリュード》を始めとした『交響詩』というジャンルを作り上げました。ただ、晩年の作品は響きが内向的になってきて、調性感も曖昧になってきます。

さて、華々しい作品が目を引くリストですが、実はヴィオラのためのオリジナル作品も残してくれています。それが《忘れられたロマンス》という小品です。

この曲は、元々1843年に作曲された《女の涙》という題名の歌曲を1880年にヴィオラとピアノの為に書き直したもので、同時期にピアノソロバージョンも書いています。因みに、リストの晩年には《忘れられた〜》という名前が付く作品がいくつかありますが、それがどういう意味でつけたのかは見解が別れていて、現在でもよく分からないそうです。

あるピアニストは「過ぎ去った時代や喜びの幻影を示唆する」と言っていますが、個人的見解としては《忘れられた〜》の意味は晩年のリスト自身の想いのことなのではないかと思っています。もっとも、特に晩年のリストはどの曲も人に聞かせて賞賛を得ようとあざとく書いたりしていないのも事実だったりしますが…。

この《忘れられたロマンス》ですが、大きく2つの部分に分かれます。前半のホ短調9/8拍子の部分は切なさが滲み出ているリストのロマンティックな歌が魅力的で、明るいホ長調に転じた後半の2/4拍子の部分は、まるでリストが華やかなりし自身の過去を思い返しているかのような響きのアルペジオが聞かせどころです。

そんなわけで、リストの祥月命日の今日はその《忘れられたロマンス》の動画を転載してみました。4分程の小品ですが、有名な《ラ・カンパネラ》を始めとした華やかな作品とはまた違った、しっとりしたリストの世界観をお楽しみください。


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うなぎのチロルチョコ?!

2021年07月30日 18時05分15秒 | スイーツ
昨日の音楽教室の生徒さんとスットコドッコイ社長のことですっかり忘れていましたが、一昨日は土用の丑の日でした。ただ、例年に漏れず今年も鰻はなかなかの高値で、とても手を出せるものではありません。

それでなくとも、もう土用の丑の日も過ぎて鰻でもあるまい…と思っていたら、コンビニに


こんなものがありました。なんと『うなぎチロル』、つまり鰻のチロルチョコです。

今までにもチロルチョコには信玄餅やきなこもちといった様々なフレーバーがありましたが、遂に鰻に手を出したか!とビックリしつつ買ってみました。鰻の蒲焼きの味でもするのか?!と思ったのですが、パッケージにあるようにうなぎエキスパウダーが配合されたチョコの中にサクサクしたパイ風のフレークが入っていて、まるで浜名湖名物うなぎパイのような味わいでした。

それにしても、チロルチョコはいろいろと攻めてくるものだな…と感心します。今後もどんなフレーバーが飛び出すのか、今から楽しみです。

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たまプラーザよ、さらば

2021年07月29日 21時35分15秒 | 日記


今日は私にとって特別な日となりました。私が音楽教室ヴァイオリン科講師としてのキャリアをスタートさせてから20年以上勤めたたまプラーザ教室の私のクラスがクローズし、来月以降この街に来ることが無くなったのです。

私がここの音楽教室の講師に就任したのは平成9年のことでした。その頃からずっとこの街の教室でヴァイオリンやヴィオラを教え続けて、気づけば20年以上の年月が経っていました。

しかしその間に経営者が何度か替わり、現在の代表取締役が就任してからは経営状況が年々右肩下がりの線を辿る一方となっていました。そして信じ難いことに、私は現在の代表取締役が就任してからの10年間、新規入会者はおろか、それを勧誘するための体験レッスンですら一度もしていないのです。

そんな中でも、今までは昔からずっと続けてくれている生徒さんたちを大事にしながらレッスンを続けていました。しかし、その生徒さんたちもそれぞれの都合で一人、また一人と櫛の歯が欠けていくように減っていってしまっていました。

そして先月、幼稚園年中さんからずっと続けてくれていた高校生の生徒さんが大学受験準備に入るために教室を退会していき、木曜日のたまプラーザ教室の生徒さんが大人の方一人だけになってしまいました。

それでも私は、生徒さんがたった一人になってもきちんと通ってレッスンをし続けるつもりでいました。ところがそこに、教室側から驚くべきメールが送られてきたのです。

その『社長からの伝言です』というタイトルで送られてきたメールには



木曜日たまプラーザにお通いの生徒さんが
○○様1名のみになってしまったたため、
誠に申し訳ございませんが
来月より水曜日のあざみ野に
ご移動いただきますよう先生からお伝え
いただきたいと思います。

生徒様にご移動いただくのは
誠に心苦しい限りですが、
昨今の当社の財政状況では
コロナによる不況もあり、
お一人の生徒様のために
講師の交通費を捻出することが
大変困難となります。
生徒数が少ない他の講師にも
同じ様にご案内しております。
ご理解ご協力のほど、よろしく
お願いいたします。



という、目を疑うようなものでした。

メールを読むだに、仮にも音楽教室社長自らがお客様であるはずの生徒さんに「ウチの経営状況がヤベーから、オマエから曜日を移籍するように話をつけとけ」と伝言されているとのことでしたので、呆れかえってものも言えませんでしたが、そのことをそのまま生徒さんにお伝えしました。そうしたらその生徒さんが

「こんな扱いを受けるくらいなら今すぐ退会します!」

と大変お怒りになってしまったのです。

当然のことです。

通常音楽教室に生徒さんが入会する際には、その生徒さんのご都合に合わせた曜日と時間枠を決めていただきます。そのようにして、自身がお月謝を支払ってレッスンを受ける枠を『契約』するわけですが、それをこともあろうに教室側から

「アンタしかいなくなっちゃったから、別の曜日の別の時間枠に移ってくんない?」

という自己都合を一方的に、しかもそれを『伝聞』で聞かされたのですから、主たる契約者である生徒さんからしたら正に青天の霹靂、たまったもんじゃありません。

今日退会してしまった生徒さんは、私が音楽教室のキャリアをスタートさせて間も無い頃に入会されて、そこから四半世紀近く続けてくださった大御得意様です。ところがこともあろうに教室のオッペケペー社長は、そんな大御得意様にとんでもない狼藉をはたらいてのけたのです。

勘違いしてもらいたくないのですが、生徒さんはコロナ騒ぎやら何やらで教室の経営状況が思わしくないことを責めているわけでも、クラスの一本化を生徒さんにお願いしてきたことを責めているわけでもありません。問題なのは、入会時に契約事項を締結した側が自らの都合で一方的にそれを反故にしたことと、そのことをよりにもよってメールでの又聞きで知らされたということです。

許されることではありませんが、もし教室側の都合でどうしても曜日や時間枠を変更してもらいたいと思っているのであれば、せめてパソコン打ちでもいいから生徒さんに対して直接手紙をしたため、社長の直筆署名をそえて封書にしたものに切手を貼って郵送するくらいのことをするのがマナーです。しかしあのオッパッピー社長はそれすらせず、あまつさえ自社の都合を部下から私に『伝言』させて知らん顔を決めこんだのです。

それに、教室に生徒さんが一人になってしまったのであれば、教室側がするべきことは『新規入会者の獲得をはかってレッスン枠を減らさない』という営業努力のはずです。しかし、ボンクラ社長の判断はレッスン枠の一元整理と交通費捻出の出し渋りという、不況下でも何とか業績を伸ばそうとするはずの会社経営者としての常識とは正反対の愚考でした。

結果としてあのスットコドッコイ社長は株式会社代表取締役として、顧客に一番やってはいけない無礼をはたらいたわけです。しかし当のドテカボチャ社長はそんな重大事をやらかしたことにすら気づいていないわけで、そんなオタンコナスの経営しているところで四半世紀も働いてきたことに、我ながら呆れて物も言えなくなっています。

生徒さんと別れを惜しんでから片付けを済ませて駅に向かうと



暗くなるのが早くなってきた中に、たまプラーザ駅が聳えていました。

思えば私がここで仕事を始めたのは、まだこのたまプラーザ駅が今の1/10くらいしかないショボくれた駅舎だった頃でした。それから月日を重ねて四半世紀もの間通い続けましたが、来週以降はもうこれまでのようにこの街に足繁く来ることも無いでしょう。

まぁでも、まだあざみ野の教室には生徒さんもいらっしゃるし、考え様によってはMAXでもあと10年ちょっとばかり働く場でしょうから、今後も私の生徒さんがゼロになるまで生温く通い続けて交通費を毟り取ってやろうと思います。そして、それまでは拙ブログも続けてみようかと思っておりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

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今一度の『マンゴー&レモンのパフェ』@横浜あざみ野《雫ノ香珈琲》

2021年07月28日 21時12分21秒 | カフェ
東京五輪、無観客でも盛り上がっていますね。アンチテーゼの皆さんは、どんな思いで報道に触れておられるのでしょうか。

今日は野球の日本対ドミニカの試合を見てから出勤しました。結果的にドミニカに3点差をつけられながらも土壇場の9回裏に坂本勇人が初球打ちで劇的なサヨナラ勝ちを決めてくれましたが、あんなに心臓に悪い野球観戦は久しぶりでした(笑)。

そんな試合結果を見届けてから横浜市青葉区あざみ野に出勤し、《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。今日も横浜はなかなか暑かったので、水出しコーヒーと



『マンゴー&レモンのパフェ』をお願いしました。

ヨーグルトテイストが爽やかなパフェの上にフレッシュマンゴーやレモンのシロップ漬け、ウエハース代わりにカリカリに焼いたクロワッサン生地のワッフルがあしらわれ、可愛らしいサイズ感ながら食べ応えのある一品です。時節柄そろそろ違うメニューと入れ替わってしまいそうなので、あるうちにいただいておきました。

学生時代に野球をされていたというマスターさんと、東京五輪の野球の話で一頻り盛り上がりました。まだしばらくは野球も含めて様々な種目で熱戦が繰り広げられるでしょうから、今後も楽しみです。

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主食がこれではいけないでしょうが…

2021年07月27日 16時58分20秒 | グルメ
昨日から関東直撃が心配されていた台風8号ですが、確かに厚木では午前中こそ一時的にドカ雨が降ったりしたもののその後は特に荒れることも無く、何なら夕方頃には強い日差しが差すようにすらなってきました。どうやら当初の予報円よりも北寄りに進んでいったこともあって、神奈川県ではそこまでの被害は出なかったようです。

今日はとにかく外に出ずに過ごすことを念頭に置いて昨日のうちに買い物やらなにやらを済ませておいたのですが、昨日から今日にかけて買い込んだほどに食料品に手を付けていません。というより、昨日今日に限らず、ここ最近何だか食欲がわかないのです。

最近の私の主食になっているのは、専ら



これです。昨今白飯が何となく喉を通らず、蕎麦やらうどんやら素麺やらにも飽きてきて、最早これがメイン食材となりつつあります。

私は昔から極端に脂っこいものがダメで、例えば成人男性が大概好きそうな



いわゆる二郎系ラーメンなども殆ど食べたことがありません。以前からそんな状態だったのですが、最近は街中で看板を見かけただけでも胃がもたれてくるようになってきていて、ちょっと重症かな…とも思えてきています。

ただ、いくら何でもこのままキャベツと水だけで生きていくのも不安ではありますので、何とか打開案を模索してみようとは思っています。そろそろ、また真面目に素麺くらい茹でてみようかしら…。

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何という間の悪さ…

2021年07月26日 19時25分25秒 | 日記
先週末から、台風8号が明日あたり関東地方を直撃するという予報が盛んに出されています。なので、その前に貯まった洗濯物を一気に済ませてしまおうと思い立ち、いつも行っているコインランドリーに行くことにしました。

当初予定していたよりもちょっと寝坊してしまったので家を出るのが9時半頃になってしまいましたが、それでも今までものぐさにかまけて貯め込んでしまっていた洗濯物を抱えて、暑くなり始めた中を歩いていきました。そしてコインランドリーに着いてみると、中で何やら作業をしている人が目に付きました。

何やってるんだろうか…と思っていたら、入口の自動扉に何やら紙が貼られていることに気づいたのでそれを見てみると…



機械の定期点検があることのお知らせでした。そして私が到着したのが、正に10時だったのです。

『えぇ…』

と思っている私を他所に、作業員たちは黙々と作業準備にとりかかっていました。そして私の姿に気づいた一人が

作業員:「すみません、今から機械のメンテナンスが入るので、ちょっとお時間頂くのですけど…。」

と声をかけてきました。

私:「どのくらいかかりますか?」

と聞いてみると

作:「最低でも1時間くらいはかかるかと…。」

という返答が。

『マヂか…』

と思ったのですが、始まっちまったものは仕方ありません。かと言って、折角ここまで来たのにまたスゴスゴと帰宅するのも面倒です。

そこで私は考えた末

私:「1時間待ちます。」

という、作業員にとっては些か迷惑な決断を下しました。

それから実質1時間以上、待合スペースに陣取って背中でプレッシャーをかけ続けて、ようやく1台の洗濯機が空きました。そして、学校の給食の時間に使っていたエプロンやランチョンマットを含めた大量の洗濯物を放り込み、一気に洗濯を済ませました。

乾燥機にかけてふんわりとボリュームアップした洗濯物をキャリーバッグに詰め込んで帰宅すると、既に14時を過ぎていました。何だかものすごく疲れましたが、これでしばらくは着るものの心配はせずに済みそうです(汗)。

さて、明日は特に午後から天候が荒れるようですが、どんな具合になるのか心配です。特に私と同じく東日本に住まう皆様、くれぐれもご注意くださいませ。

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朝も早よから蓮見に来たが…

2021年07月25日 14時40分10秒 | 
今日は朝の4時半に起きて、小田急線に乗って町田まで向かいました。そして町田駅からちょっと離れたところにあるバス停に向かい、鶴川駅行きの始発バスに乗りました。

バスに揺られること20分ほど、『薬師が丘』というバス停で降りたところにある《薬師池公園》に来ました。こちらの公園の池に植えられている大賀ハスが見頃という情報を聞きつけて、早朝に行ってみることにしてみたのです。

で、いざ公園に到着してみると…



…あれ?蓮の花は…?

何と、わざわざ始発バスで来てはみたものの、全くと言っていいほど蓮の花が咲いていなかったのです。

よくよく見渡してみると



花が終わった後のハチスや



青々とした蓮の葉、そして



固く閉じた未生蓮華はあちこちにあるのですが、見頃の花はどこにもありませんでした。咲き終わってしまったハチスの数から想像するに、もしかしたら先日小山田神社に行った時くらいにこちらにも来ていたらよかったのかも…と思わせるような状況だったのです。

私の他にも朝早くから多くの方が公園にいらしていたのですが、皆一様に蓮の花があまりにも咲いていないことに戸惑っている様子でした。それでも池に巡らされた八ツ橋を渡り歩いているといくつか咲いている蓮もあった、のですが…



ちょっと小さかったり、



ちょっと葉陰だったり、



折角咲いていても岸からやたら遠かったり、



向こうを向いちゃっていたりと、本当にいい感じの蓮の花がありません。むしろ池の周りに咲いている



大輪の百合や



早咲きの萩の花の方が綺麗で、

『えぇっと、私は今日何しに朝早くから町田まで来たんだっけか…?』

と考えてしまうほどでした。

これはもう、どうしようもないな…と思って諦めて帰ろうとしたら、殆ど人影の無い池の端のところにピンク色の物体がチラリと見え隠れしているのに気づきました。そして近づいてみると…



何と!岸からものすごく近いところに、一輪だけ大輪の大賀ハスの花が咲いていたのです。

この花には本当に誰も気づいていないようで、写真を撮影していたのは私だけでした。なので



一人で心ゆくまで、美しい蓮の花を間近に堪能させてもらうことができました。

薬師池公園では例年7月最終日曜日の早朝には『観蓮会』という催しがあり、先着順で蓮の花酒(下戸の方には蓮の葉茶)が振舞われます。しかし新型コロナウィルス感染拡大予防の観点から、昨年に引き続き今年も見送られることとなりました。

まぁ、もし仮に観蓮会が催されていたとしても、さすがに今日の花数の少なさでは様にならなかったのではないかと思います。それでも、今日見た感じだと意外と蕾の数があったので、もしかしたら今月末くらいにもう一度見頃を迎えるかも知れません。

ただ、明後日あたりに台風が関東を直撃するのしないのと言っていることも気になります。嵐に負けず、再び美しい花を咲かせてくれるといいのですが…。

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美しく青きツユクサの花

2021年07月24日 17時40分10秒 | 
今日も暑い一日となりました。この気温の下で闘っているオリンピアンたちは、さぞかし大変なことでしょう…。

さて、夏休みに入ってすっかりヒマになってしまったのですが、それはそれで買い物や用事に出かけたりしなければならないこともあるわけです。なので、そんな時にはなるべく午前中の涼しめな時間帯に全てを済ませてしまおうと思って、早目の時間に外出するようにしています。

そうすると気づくのは、朝早いといろいろな花が美しく咲いているということです。中でも最近よく目にするのが



青色も鮮やかなツユクサです。

雑草の類ではありますが、こんなにも『青』く咲く花は実はそう多くはありません。青く咲く朝顔や桔梗ですらうっすら紫がかっている中にあって、ここまで『青』く咲くツユクサの花の美しさは抜きん出ているのではないかと思うのです。

ともすると大きく目立つ花に目が行きがちですが、たまにはこうした路傍の花の美しさに目を留めてみるのもいいものです。朝の爽やかな空気の中、昼の強烈な日差しにくすんでしまう前のツユクサの『青』を楽しんでみては如何でしょうか。

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東京五輪開幕!

2021年07月23日 21時55分20秒 | 日記
いよいよ今日から東京五輪が開幕しましたね。何だか多方面から足を引っ張ろうとする輩が跋扈しているようで、ひどいところでは立憲民主党議員による天皇陛下の政治利用未遂もありましたが、どうやらそうした勢力の企ては今のところ悉く失敗しているようです。

今日の午後には東京上空にブルーインパルスが飛行し、



青空に五色のラインを鮮やかに描き出しました。1964年にも国立競技場上空に五輪のマークを描いたブルーインパルスですが、今回も大いに盛り上げてくれました。

また国立競技場からの聖火ランナーも多彩で、野村忠宏・吉田沙保里に続いて長嶋茂雄・王貞治・松井秀喜と繋いで新型コロナウィルス治療にあたった医師や看護師、パラリンピアンと来て、



テニスプレイヤー大坂なおみが最終ランナーを務め、見事に聖火台に点火した様子は感動的でした。

それにしても、今まで散々オリンピック開催をこき下ろしてきた各報道機関が何事も無かったかのように報道を開始していますが、一体どの面下げてアスリートたちにインタビューするつもりでいるのでしょうか。私だったら恥ずかしくて顔向けすらできませんが、金になるならそうした恥もかなぐり捨てるのでしょう。

何だかんだガタガタ騒がれた開会式も無事に挙行され、計206ヶ国が勢揃いしてオリンピックがスタートしました。新型コロナウィルス流行の下での開催となりましたが、参加アスリートたちには今まで我慢を強いられていた分、思う存分本領を発揮してもらいたいと思います。

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今年も登場!豆腐一丁そば

2021年07月22日 23時15分00秒 | グルメ
今日も暑かったですね。そんな中でも東京五輪の前哨戦は始まっていて、女子ソフトボールはオーストラリアにもメキシコにも勝って、幸先のいいスタートをきりました。

さて、この時期になると小田急線の駅蕎麦《箱根そば》に『アレ』が登場します。それが



『豆腐一丁そば』です。

御覧の通り、冷たい蕎麦の上に絹ごし豆腐が丸々一丁ドドン!とのっているという、なかなかアグレッシブなメニューです。それでも、実際に食べてみるとさっぱりと美味しく食べられてしまいます。

《箱根そば》にこのメニューがとすると、本格的な夏が到来したなと感じます。何となく食欲の落ちる時でも楽しめるので、毎年重宝しています。

さて、明日はいよいよ東京五輪の開会式です。何やらマスコミが関係者の過去をほじくり返していろいろとゴタゴタしているようですが、兎にも角にも無事に開催されることを願うばかりです。
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爽やか梅ソーダ@横浜あざみ野《雫ノ香珈琲》

2021年07月21日 21時38分06秒 | カフェ
今日から学校は夏休みです。とは言うものの音楽教室は通常通りなので、午後から横浜市青葉区あざみ野に向かいました。

うだるような暑さの中、いつものように《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。今日はあまりにも暑かったので



梅ソーダをお願いしました。自家製の梅シロップを使った梅ソーダは何とも言えず爽やかな味わいで、ひと時暑さが和らぎました。

明日は祝日ですが、これと言ってやることもありません。折角ですから洗濯でもしようかと思いますが、暑さによっては挫けそうな気もしております…。
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いよいよ明日から夏休み!

2021年07月20日 17時10分30秒 | 日記
今日も猛烈な暑さとなりました。そんな中、今日は小学校で終業式か執り行われました。

昨年に引き続き新型コロナウィルス感染症対策としてオンラインで行われた終業式では、校長先生から夏休み中に注意してほしいことや挑戦してほしいことなどのお話がありました。また教務担当の主任教諭からは水の事故に特化した注意がなされ、子どもたちは各々の教室で真剣に聞き入っていました。

小田原市は海に面していたり海に注ぐ大きな河川が複数あったりするので、そうしたところに出かけて涼をとるということは決して珍しい行為ではありません。それ故に毎年何らかの水難事故も発生していて、中には残念ながら死亡事例も出てしまったりするので、関係各位は神経を尖らせていることも事実です。

そんなことに注意しながら、それでも子どもたちには出来る限り夏休みを楽しんでもらいたいと思って、今日はいつもより早目に出勤して黒板に子どもたちに向けてのメッセージを書いてみました。それが



これです。

基本、私は絵はからっきしダメなのですが人の絵でなければどうにかなるので、ヒマワリの絵をイラストっぽく描いてみました。そして、

いよいよ明日から 夏休み
ケガ無く事故無く 病気無く
新型コロナも 気をつけて
9月に元気に あいましょう!

という八五調のメッセージを添えてみました。字が下手っぴいなのは気にしないでください(苦笑)。

自分としては微妙だな…と思っていたヒマワリのイラストですが、子どもたちには概ね好評でした。これくらいのイラストなら、私でもどうにかなるのかも知れません(汗)。

さて、そんなわけで明日から夏休みです。しばらくは早起きしなくてもいい日が続きますが、だからといってその生温い状況に馴れきってしまわないように気をつけます(汗)。

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どうか無事で…

2021年07月19日 17時15分55秒 | 日記
いやぁ…参りました。何でしょう、この暑さ…。

今日は北海道でも35℃の猛暑日を記録したところがあったようですが、厚木市でも黙って外に立っているだけで肌の露出している部分がジリジリするような暑さとなりました。熱中症アラートこそ発令されなかったものの、ひとつ間違えたら身の危険を感じるくらいでした。

ところで、先日見かけた



燕の巣ですが、今日見てみたら巣から零れ落ちそうになっていた雛鳥たちが



一羽もいなくなっていました。どうやら、みんか巣立っていったようです。

かつて雛鳥の尾羽根がはみ出すくらい密だった燕の巣から元気に餌をねだる雛鳥たちの声がしなくなったのは何だか寂しい感じもしますが、巣立っていった雛鳥たちには無事に南の国まで渡っていってもらいたいと思います。

さて、明日で小学校の勤務が一段落し、水曜日からは夏休みに入ります。明日の午前中授業まで、先生頑張ります。

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今年も来ました小山田神社!しかし…

2021年07月18日 12時34分56秒 | 
今日も朝から暑くなりました。外にいる時には雨でもないのに折り畳み傘でもさしていないと、脳天から溶けそうになります…。

そんな中、先日小田原城址公園の南堀に大賀ハスが咲いたことをうけて、今日は毎年蓮を見に来ている町田市の小山田神社に行ってみました。

町田バスセンターから『小山田』行き始発バスに乗って30分ほど、日大三高を過ぎたところでバスを降りると熱風の中に蓮田独特の甘く香ばしい香りが漂ってきて、雲ひとつ無い快晴の空の下を歩くと、



広大な蓮田が現れます。この蓮田には



小田原城址公園に植えられているのと同じ大賀ハスが植えられています。

折り畳み傘をさしながら蓮田の周りの道を進むと



天照大御神を祀る小山田神社の鳥居が見えてきます。そしてその周りには、神社を埋め尽くすかのような大賀ハスの花や葉が夏の朝の風にそよいでいます。

参拝を済ませてから御社の裏手の蓮田にまわると、



堅魚木を戴く御社と、仏教的イメージの強い蓮の花とのユニークなコラボレーションが見られます(笑)。蓮田の只中に身を置くと蓮田独特の香りに包まれて、何とも言えない心地良さを感じます。



こちらに植えられている大賀ハスは本来観賞用ではなく、この近くにある町田大賀藕絲館という施設が育てているものです。大賀藕絲館では、この大賀ハスの茎から繊維をとって藕絲(ぐうし)という糸を紡いで様々な工芸品を作ったり、蓮の実をとって加工しお菓子を作ったりしています。

今日は快晴だったため陽の光を遮るものが何もないので、花の写真を撮るには些か厳しい状況でした。あまり陽光が強過ぎると花本来の色彩が飛んでしまうので撮影が難しくなるのですが、逆に



葉陰に咲く色鮮やかな花や





強い日差しが蓮の薄い花弁を透かして輝く様子が楽しめて、これはこれでなかなかの美しさです。



これだけの広さの蓮田の管理はなかなか大変なことだろうと思っているのですか、よく見ると





美しく咲く蓮の花の周りに雑草が生い茂っていることに気づきます。そう思って周りを見渡してみると、以前より蓮田の面積が減っているように見受けられました。

あちこちで蓮の花を撮影していましたが、ふと目線を移すと





管理が行き届いておらず、雑草が伸びるにまかせている部分も多く見られました。もしかしたら大量の大賀ハスの管理や栽培が大変で藕絲館側の手が回りきらないのかも知れませんが、こうした蓮田の荒れっぷりを目の当たりにすると、この先もこの美しい大賀ハスが楽しませていただけるかどうか不安を覚えてしまいます。

それでも、今年もまたこちらで美しい蓮の花を見られたことは幸せでした。この幸せをこれから先も感じることができることを、心の底から願って止みません。

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花の色は選べずとも

2021年07月17日 17時40分45秒 | 
今日も日中は暑くなりました。梅雨も明けて空はすっかり夏の空、気づくと入道雲のような雲もわき、方々から蝉の鳴き声も響いてくるようになりました。

とにかく暑くなる前に買い物を済ませてしまおうと早くに出かけたら、



朝顔の花が咲いているのを見つけました。

私の勤務している小学校でも、一年生が朝顔を育てていました。その朝顔は前の年の一年生、現二年生が去年育てていたものから採れた種を譲り受けて各々の植木鉢に蒔いて栽培したものです。

今年の一年生が育てていたのも、去年私が面倒を見ていた現二年生が育てていた朝顔の種を植えたものです。ただ無作為に種を配るため、何色の花が咲くのかは蕾がついてみるまで分かりません。

なので、女子の鉢に青い花が咲くこともあれば男子の鉢にピンクの花が咲くこともあるのですが、ピンクの花が咲いた男子の何人かが

「俺青いやつがよかった〜!」

とブー垂れるという現象が見られます。去年も何人かの男子がゴネたのですが、どうやら今年の一年生の男子も何人かが不満を述べたようです。

まぁ、男は形から入る傾向がありますから仕方ないのでしょうが、咲いた花の色はどうあれ、自分がせっせとお世話したことで無事に花が咲いたことを喜んでくれればいいんじゃないか…と思ってしまいます。ただ、それでも

『男は青(黒)、女は赤(ピンク)』

という固定概念は相変わらず根強いのでしょうから、この先いつまで経ってもそうした小さな不満が噴出し続けるのでしょうか。

もっとも、花の方はそんな人間側の執着には少しも頓着していません。この鮮やかなピンク色の朝顔にもまだまだ沢山の蕾がついていましたから、これからしばらくは楽しめそうです。

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