共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

電鉄会社も大変ですね…

2017年02月28日 22時35分35秒 | 日記
今日も風の冷たい一日となりました。正に『春は名のみの風の寒さや…』を地でいく陽気です。

ところで、仕と事を終えて本厚木まで戻ってきたら、改札口の上の電光掲示板に盛んにテロップが流されていました。何か事故でもあったのか…と思って見てみたら、朝方に起きたトラブルに関しての《お詫び》が流れていました。何でも『お客様同士のトラブル』と『扉点検』があったようです。

まぁ、扉点検は整備不良なのかも知れませんが、お客様同士のトラブルは頂けません。痴漢冤罪なのか、立ち位置の領土争いなのかは知りませんが、それで何万人もの輸送中の電車を遅らせるなんて迷惑千万です。もしかしたら扉点検だって、ドアの際に頑強に居座ったヤツのカバンか何かがドアに巻き込まれたのかも知れません。

それでまた、そんなことで電車が遅れたことを、到着した駅の駅員さんに向かって思いの丈をヤイヤイとぶつけたヤツもいたでしょう。そうだとしたら電鉄会社側にしてみたらたまったものではありません。

だから、個別に対応するよりはこうして一括してお詫びした方が、手間も省けていいのでしょう。何にしても、いつの頃からか日本人がギスギスし始めていますから、電鉄会社も大変なんだろうな…と、思わず心中を察してしまったのでありました。
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いろいろと考えはあるでしょうが…

2017年02月27日 20時25分10秒 | 日記
今日、小田原の教室の前に小田原城址公園に寄ってみました。もしかしたら、ネコ写コンテストで入賞した野良ちゃんがいるかな…と思ったのですが、残念ながら遭遇することはできませんでした。

ところで、天守閣のある本丸広場に着いたら何だか木の香りが漂っていて、足下におが屑が落ちていました。ふと気づくと、広場のアカマツが一本切り倒されたところでした。



市のトラックに切り刻まれたアカマツが載せられていました。木の香りは、ここからしていたのです。

この小田原城址公園の樹木伐採については、かなり以前から賛成と反対の声とが挙がっていました。ただ、御人的意見としては、少なくとも本丸にある松の木は必要ないと思っています。

かつてここには本丸御殿があって、主に将軍が下向した時の逗留所となっていました。その後、明治政府の発布した廃城令によって小田原城は全ての建物が解体され、それから閑院宮家の別邸になったり、神社になったり、戦後は遊園地になったりした後、昭和35年に天守閣が再現されて現在に至っています。

本丸広場に生えている樹木は、恐らく明治以降に植えられたか何かしたものであろうと思われます。それから百年前後経って、それなりの大きさに育ったのかも知れません。

しかし、それが故の弊害があることも、また事実です。というのも、小田原城の天守閣の写真を撮ろうとすると必ず何処かの松の木が邪魔をして、スッキリと写せる場所がなかったのです。

姫路城でも彦根城でも、遠くからは言うに及ばず、遠景からも美しい姿を仰ぎ見ることが出来ますが、小田原城では、例えば城郭建築として最も美しく見えるであろう銅門の辺りから見ても



こんな感じで、どうにも松の木をはじめとした様々な樹木が邪魔なのです。このため、折角夜間に天守閣をライトアップしていても、一番ロケーションのいいお堀端から天守閣を仰ぎ見ることが出来ないのです。これは、城郭観光都市としては致命的な欠点と言わざるを得ません。

部外者ながらも『どうにかならないものだろうか?』と思っていましたが、ここ最近、少しずつ本丸広場の木が減っているような気がしていました。今日、こうして現場を見ることが出来たのでそれが確信に変わったのですが、ようやく観光資源としての小田原城の撮影環境というところに小田原市の目線が向いてきたのかと安堵しております。

いずれ更に伐採が進んで、お堀端からも天守閣を仰ぎ見ることが出来るような日が来ることを楽しみにしてみようと思います。
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第9回アミューあつぎ野外ライブ

2017年02月26日 18時55分18秒 | 音楽
今日は、月末恒例となった本厚木のアミューあつぎ前での路上ライブの日です。昨年5月から始めたこの路上ライブも8月以外の毎月末に開催してきて、早いもので9回目を数えます。

立春を過ぎたとは言え、まだ吹く風に冷たさが残っていることもあって、今日もお昼過ぎくらいからのスタートとなりました。何だか直前に『福島帰れ!』とかいう不穏なシュプレヒコールを上げながらデモ行進していた迷惑な団体がしばらく居座っていたせいで人影が疎らになってしまっていたので集客が危ぶまれましたが、警察が押し出してくれたおかげで何とか平静を取り戻し、ライブを始めることができました。

今日は陽射しが暖かかった割りに風が冷たかったので、最初の頃の集客は今一つでした。それでも、ライブが進む毎に徐々に人が集まってきて



中盤にはライブ会場らしい雰囲気になってきました。

ただ、今回のお客さん達は



できるだけ日向に居たかったのか何なのか、折角ベンチシートを用意したにもかかわらず、妙に遠巻きに立ったまま聞いている方が多く見受けられました。これが暖かくなってきたら少しは変わるのかどうか…それは来月になってみなければ分かりません。

最終的には、今回も結構な数の方が立ち止まって聞いて下さいました。中には何をやっているのか分からず、ただベンチシートに座っていた人もいたようですが、まぁそういった方にもこのライブが毎月末に行われていることを認識して頂くことができたのではないかと思っております。

さて、次回のアミューライブの時には御彼岸が過ぎています。今日よりも暖かくなっているのかどうか、今から楽しみではあります。

次回は3月26日です。お時間が許すようでしたら、是非お運び下さい。お待ち申し上げております。
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ネコ写コンテスト結果発表!

2017年02月25日 23時32分23秒 | 日記
今日も厚木は、冷たい風の吹く冬の様相を呈していました。午前中から午後まで家で練習して、それから《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。来週には三月になることと、今月初旬にスタートしたネコ写コンテストの展示の最中なこともあって、カウンター上にはこんなネコのお雛様が飾られていました。

ところで、そのネコ写コンテストの投票結果が発表になっていました。栄えある一位は



この仔猫の写真でした。

実はこの子、私がサポートプレイしている愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさん宅の飼い猫です。授賞理由は…説明不要かと思います。何しろこの写真が送られてきた段階で、担当スタッフさんが

「この写真はズルいです(;´∀`)。」

と仰ったくらいですから、恐らくこの上目遣いが投票者各位の心を鷲掴みにしてしまったものと思われます。

そして、二位以下もそれぞれ発表されていたのですが、その中に



何と私が撮った小田原城址公園の野良の写真が『あつめ木スタッフ賞』として入賞していたのです!もう、ビックリです。

講評によれば『ここまで緊張感のない野良の瞬間を収めたこと』が、スタッフさん達のお気に召したようです。確かに野良なのにもかかわらず、私の目の前でまるで昭和の家の縁側で酔っぱらっているオヤジのようなだらしなさを惜しみ無く曝してくれた瞬間に立ち会えたのは、奇跡と言えば奇跡かも知れません。

いずれにしても、今回も入賞できたということは有り難いことです。と同時に、名だたる飼い猫さん達を差し置いて野良で入賞してしまったことに、有り難いやら照れ臭いやら申し訳ないやら…。

このネコ写コンテストは三月八日まで開催されています。投票自体は終わってしまいましたが、興味のある方は是非一度お店に足を運んでネコ写を堪能してみて下さい。
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目にも鮮やかグリーンポタージュ

2017年02月24日 22時02分22秒 | グルメ
昨日の生暖かさから一転して、今日はまた冬の北風が戻ってきました。これもいわゆる三寒四温の走りなのかも知れませんが、とりあえず外出時の洋服のチョイスに迷う今日この頃です。

今週に入って一応通常モードに入ったとは言いながら、それでもまだ何処か本調子ではない感じもしています。しかし音楽教室講師としては、発表会シーズンを目前にしてボ~…ッとしているわけにもいきません。そんな病み上がり気分を何とか払拭すべく、久々に《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。

今日のランチはスープのセットを頂くことにしました。今日の日替わりスープは『ホウレン草のポタージュ』です。

先ず目を引くのが鮮やかな緑色です。タイトル通り、ホウレン草をふんだんに使ったポタージュは、クリーミーながらしっかりと青菜を感じられるスープになっています。スープの上にもフリーズドライのホウレン草が散らされていて、風味と食感にアクセントを加えています。

とにかく、これでもか!というくらいにホウレン草を味わえるポタージュです。ただ、見た目にインパクトはありながら目にも胃にも優しいスープでしたので、食欲がまだ本調子でない私でも最後まで美味しく頂くことができました。有り難いことです。

食後の美味しいコーヒーも頂いて、十分に温まることができました。当たり前のようなことながら、美味しいものを美味しく頂ける幸せを改めて噛み締めたひとときでした。
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話題の《モーツァルトチロル》頂きました!@(・ω・)@

2017年02月23日 22時50分23秒 | 日記
先週、蜂窩織炎で教室を休んでしまったため、今日は2週間ぶりの木曜日レッスンとなりました。発表会前なのに、先生の都合で休みにしてしまって申し訳ないことをしました…m(_ _)m。

ところで今日、一人の生徒が

「本当だったら先週渡したかったけど、お誕生日おめでとうございます。」

と言ってこれをくれました。

こ、これはもしや噂に聞く《モーツァルトチロル》では…@(・ω・)@

何と生徒はこれを箱買いしてくれていました。何とも微笑ましいやら嬉しいやら…。そんなわけで、1週間遅れで有り難く誕生日プレゼントとして頂戴しました。

これはオーストリアはザルツブルクの土産物としても有名な『モーツァルトクーゲル』という、ピスタチオのマジパンをヌガーとダークチョコレートでコーティングしたチョコレート菓子を再現したものということでした。実際に食してみると、原材料にアプリコットカーネルペーストというものが使われているからか若干杏仁豆腐的な味もしますが、チョコレートの中にマジパンとピスタチオが入っていて、昔食べた覚えのあるモーツァルトクーゲルにかなり近づけた力作でした。

とりあえず撮影用に2個だけ取り出して頂きましたが、まだまだ丸々一箱ありますから、これからゆっくりと堪能しようと思います。
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いちごティー+バニラポッキー=ショートケーキ?!

2017年02月22日 23時36分40秒 | 日記
新居に越して早いもので1か月半、新しい環境にも随分慣れてきました。何しろ隣がセブンイレブンなので、ちょっとした買い物ならホイッと行けてしまうところがいとをかし…。

そんな下らないことを考えてか否か、今日ふらっと買い物をしにセブンイレブンに行ったら、ドリンクの冷蔵庫の中に何故かポッキーが入っていました。隣には午後の紅茶のストロベリーティーが置いてあって、そこには

『午後の紅茶いちごティーとクリーミーバニラポッキーで、お口の中がショートケーキに!』

という、何ともすっとぼけたポップが添えてありました。

これは何か?俗に言う

プリン+醤油=ウニ
キュウリ+ハチミツ=メロン

的なヤツか?

と、一瞬思考が止まりそうになりましたが、それに比べたらまだ試し甲斐がありそうだったので、いっちょ騙されてみることにしました。

で、実食するにあたってポッキーの箱の注意書を読んでみたところ

・先ずショートケーキを妄想する
・その後ポッキーを二口、午後の紅茶を一口
・それを繰り返すと…まるでショートケーキのような味わいに!

とありました。

そう、これは先ず妄想有りきで取り組むべき食べ合わせなのですΣ(-∀-;)。まぁ、自称妄想族としてはそんなことは造作もないので、サクッと妄想モードに入った上で指定通り実行してみました。

結果としては…確かに何回か繰り返すと、飲み込み際の最後の方になってそれらしき香りがフッ…と鼻に抜ける感じは確かにします。ただ、ポッキーのバニラコーティングが思ったよりも薄いのと、それに反して午後ティーのイチゴフレーバーがかなり強めなので、口に入れる午後ティーの分量を間違えるとポッキーが何処かに行ってしまって、ただひたすらイチゴのフレーバーティーを飲んだことのみが印象に残ります。

そんなわけで、検証結果としては

『分量さえ間違わなければ、一定以上の妄想力を基にしてショートケーキフレーバーを楽しむことも可』

という感じでした。

以上、報告終わりますっ!(ナンノコッチャ?ヾ(--;) )。
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本日静養中…

2017年02月21日 22時26分36秒 | 日記
今週に入ってだいぶ症状が落ち着いてはいたものの、やはり本調子ではないので病院に行ってみました。今度は皮膚科です。何故に皮膚科かというと、そういう情報提供があったからです。

実は知り合いのピアノの先生のお近くで同じような症状に見舞われた方がいらして、それを元に皮膚科に行き、受付で

「すみません、蜂窩織炎(ほうかしきえん)に罹患したらしいので、皮膚科で診て頂きに来ました。」

と告げ、(・д・;)という顔をしたお嬢さんに診察券を渡してロビーで待ちました。

診察室に呼ばれてことの経緯を説明すると、医師が

「よく蜂窩織炎って分かりましたね。」

というので、実は十数年前にも罹患したことがあって、その時に散々な目にあわされたことを話しました。

この蜂窩織炎という病気は、簡単に言えば細菌が何らかの要因で皮下組織に入り込んで拡がってしまう感染症のひとつです。私の場合、どうやら乾燥して割れた踵から溶連菌等の細菌が侵入したようです。

医師からのアドバイスとしては

・ひとつの靴を連続で履き続けない
・靴下も毎日取り替える
・床面や寝具等を清潔に保つ

ということでした。靴に関しては心当たりがありましたのて、内心『ギクッ(゜゜;)』としながらも、あとは普段から心がけていたことなので、それを続けて下さい…とのことでした。

そんなこんなで、先日循環器科から処方されたトンチンカンな薬は止めて、これからはこちらの薬を服用することになりました。完治まで2週間~1か月程見て下さいということでしたので、まだまだしばらくは戦いが続きます…。
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久々登場(=゚ω゚=)

2017年02月20日 20時11分23秒 | 日記
今日は一週間ぶりに小田原の教室に行きました。

そんな言葉は存在しないのでしょうが、小田原は春二番とでも言うべき強風が吹き荒れ、そこかしこで砂埃が舞い上がっていました。気温も20℃近くまで上昇して、正に春の様相を呈していました。

こんな時にはもしかして…と思って、小田原城の天守閣裏手の道に足を運んでみました。そうしたら…やはりいました。相変わらず道のど真ん中にデン!と居座って、埃っぽい中盛んに毛繕いに勤しんでいるところでした。

よく見ると、この子は左耳の先が欠けています。恐らく名誉の負傷なのでしょうが、一見呑気に見える中に野生の勝負の痕を垣間見て、コイツもコイツなりにいろいろとくぐり抜けてきたんだろうなぁ…と感慨深いものを感じてしまいました。

本当はその耳先の写真も撮りたかったのですが、急激に雨が降ってきてしまってこの子が退散してしまったため、今日は断念しました。そのうちまたチャレンジしてみようと思います。
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この一週間の出来事

2017年02月19日 22時18分33秒 | 日記
昨日、一週間ぶりにブログを更新しました。何故かというと、それまで更新したくても出来なかったのです。

昨日久々にブログ更新をしたところ、多方面から安否確認をされてしまいました。なので、あの間何があったのか、かいつまんで御説明しようと思います。


ことの起こりは12日(日)でした。

この日は初午の日でしたので、秦野にある白笹稲荷神社に参詣することにしていました。秦野駅から臨時送迎バスに揺られて現地に到着して、焼きイカやらベビーカステラやらの匂いの立ちこめる参道を歩いて御社に向かいました。

手水を使ってから参拝列に列び、拝殿前で礼拝を済ませました。その後、社務所に立ち寄って《Cafeあつめ木》さんから頼まれた大麻を頂いて、さてでは失礼を…と思った時、膝にちょっとした違和感を感じたのです。

その時はまだ『?』くらいで収まっていました。しかし、帰りのバスの中で膝がジンジンと痛み始め、秦野駅に着いた頃には熱も上がってきました。本来なら早速頼まれた大麻をお店へとどけたかったのですが、あまりのダルさにそれどころではなくなってしまったので、とにかく先ずは帰宅することにしたのです。

とにかく布団にもぐり込んで安静につとめました。そして、次の日の朝になって見てみたら、右足の膝から下がパンパンに腫れ上がっていたのです。驚きながらも、実は十数年前にも同じような症状に見舞われたことがあるので、とりあえず支度をすると厚木の市立病院に行きました。何科を受診すべきか考えましたが、とりあえず以前受診したことのある循環器科に診療をお願いしました。

順番がきて診察室に呼ばれ、脚を見せながらこれまでの経過を説明しましたが、医者は私の脚を見てエラく驚いていました。しきりに眉間にシワを寄せながら患部を圧したりしていたのですが、それに構わずに

「実は十数年前にも全く同じ症例でこちらへ担ぎ込まれたことがあります。その時には血液を採られたり、レントゲンを撮られたり、CT入れられたり散々あちこち引き回された挙げ句、最終的に病名が判明しないまま6人部屋のベッドに寝かされて、ひたすら点滴を打たれて御小水で出すという、極めて地味かつ無為な治療を一週間受けました。」

「今、先生がこの脚を診立てた上で、それに代わる治療法が模索できておいでですか?それとも、前回と同じような地道な治療になりますか?そうなるのであれば、例えば自宅でスポーツドリンクや経口保水材を接種しながら安静につとめながらひたすら御小水で出しても、入院して点滴を打たれて続けるのと結果は同じですか?」

とバババババっと畳み掛けました。返ってきた答えは

「そ、そうですね。まぁ、点滴治療になると思いま…。」

「そうですよね。じゃあ帰ります。何らかお薬下さい。有り難うございました。」

と食い気味に言うと、そそくさとスウェットのズボンを履いて診察室を出ました。

後はもう早いもので、帰りがけにドラッグストアで経口保水材を購入して、我が家の隣にあるセブンイレブンで持てる分だけのスポーツドリンクを仕込みました(新居の隣がセブンイレブンで、本当に助かりました)。そして帰宅すると寝床周辺に臨戦態勢を引き、後は布団にもぐり込んでひたすら安静をはかっていました。

この症状の特徴は、先ずは著しい高熱、そして凄まじい倦怠感と睡魔です。これさえ通り過ぎてくれれば、後はどうにかなることは分かっているので、とにかく水分補給を怠らないようにして熱が下がるのを待っていました。

しかし、これは感覚的なお話なので何とも言えないのですが、自分の身体の周りをどす黒い煙のような雲のようなものが始終とぐろを巻いていて、質量の無いもののはずなのにそれが重くのしかかってくるような日が三日間程続きました。

ところが、木曜の夜中くらいにその黒雲がとれてきて、視界が少し白っぽくなってきました。こうなると回復の兆候なので、更に静養につとめていましたが、その白っぽいものがとれて視界がクリアになった時には金曜日になっていました。

その頃になると、だいぶ身体の自由が利くようになってきたので、ふと枕元に置いておいたスマホのスイッチを入れてみました。すると、メールやLINEの着信が何十件と来ていてビックリ仰天しました。何でこんなに来たのに気づかなかったのか…と思ってよく見てみたら、マナーモードがいつの間にか『サイレントマナーモード』という、着信音もバイブも一切鳴らないモードになっていたのです。これでは気づくべくもありません。

そんなわけで、土曜の朝を待って、各方面にお詫び方々返信をしたらお昼を過ぎてしまい、そこから慌てて《Cafeあつめ木》に伺った…後からは、昨日のブログの通りです。

十数年ぶりにこんな厄介な疾患を患って、ほぼ一週間寝たきりになってしまい、特に発表会前の生徒には迷惑をかけてしまっていましたが、これからは何とか持ちこたえて頑張ろうと思います。

お騒がせしまして申し訳ございませんでした。
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ふと気がつけばBIRTHDAY

2017年02月18日 23時56分38秒 | 日記
スミマセン、一週間もの間ブログ更新を滞らせましたm(_ _)m。

実は先週の日曜日の午後から急激に具合が悪くなり、そのまま一週間高熱にうなされながら自宅で療養しておりました。その間、沢山のメールやメッセージを頂戴していたのですが、スマホが勝手にマナーモードになっていたため殆ど気づかずにいました。

そんなこんなでじっとしていたことが功を奏してか、今日になってようやく容態も改善したため、とにかく外の空気を吸いに出かけることにしました。で、チンタラ歩きながら《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。

実はお店からのお願い事を請け負っておきながら、そのままほぼ一週間音信不通になってしまっていたことでお店の方々をすっかりお騒がせしてしまっていたようで、久々に顔を出したら皆さんに驚かれてしまいました。とにかく、不本意ながら御無沙汰になってしまったことをお詫びした上で目的のものをお渡しして、それから席に着きました。

今日は久しぶりなので、前回にもお願いした月替わり生ケーキを頂くことにしました。今月の生ケーキは『生チョコケーキ』です。コク深い生クリームと味わい深いチョコケーキの層の上に柔らかな生チョコがあしらわれていて、ココアパウダーと共に口の中で溶けていくと幸せな気持ちになれます。奇しくも今日は私の誕生日だったため、何よりのバースデーケーキとなりました。

こういうものを美味しく頂けるのも、健康であればこそです。つい最近にもそんなことを自覚させられる出来事があったはずなのですが…今後ますます気をつけます。
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立春大吉

2017年02月11日 22時03分17秒 | 日記
昨日の雪から一転して、今日はけるような青空に恵まれました。朝のうち残っていた雪も、昼過ぎには日陰の部分を残して殆ど溶けてしまいました。

さて、そんな中出掛けようと思って玄関の戸締まりをして何の気なしに扉の上を見上げた時に、そう言えばブログに書き忘れていたことがあったことを思い出しました。それが写真の御札です。

これは《立春大吉》という護符で、秦野市にある出雲大社相模分祠で授かるものです。例年お正月にお詣りに行って授かってくるのですが、今年は転居だ何だのゴタゴタでつい行きそびれていたところ、いつもお邪魔している《Cafeあつめ木》のスタッフさんがわざわざ私の分も用意して下さっていたのです。有り難いことです。

古神道において、我々の命は正しい生命秩序を維持することによって、連続した終わりのない生命発展を遂げるとされています。そして生命は四季毎に甦り、草花や樹木が後世に命を継ぐように、人もまた親から子へと命を受け継がせていきます。

この《立春大吉》は古神道に則って太古の秘術を甦らせて作られた護符で、大宇宙から授かる天地自然の霊気を正しく受けられる縁起物とされています。これを、生命が甦るとされる立春の日の朝に玄関口、若しくはその家の中で中心になる部屋の入口の上に貼り付けることによって、その家に福がもたらされると言われています。

昨年まで住んでいたアパートの玄関口には貼り付けられるところが無かったため、仕方なく居室の入口の上に貼り付けていました。しかし、新居には玄関の扉の上に貼り付けるのにちょうどいい鴨居があるので、晴れて玄関口に貼り付けることができました。

これから、この護符が新たな我が家の護りとなります。何も無かった新居ですが、新調した神棚と言い、先日届いた経机と言い、徐々に精神的背景が整ってきました。
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ネコ写コンテスト in Cafeあつめ木!

2017年02月10日 19時21分22秒 | 日記
さあ、今日は待ちに待った日です。今日から厚木の《Cafeあつめ木》で『222(ニャンニャンニャン)うちのニャンコの写真展』が開催されます。これは2月22日が『ニャンニャンニャンの日』であることを記念して(?)、ネコ好きの客&スタッフが力作ネコ写を持ち寄って展示し、期間中投票を受け付けてその順位を競うコンテストです。

このコンテストは上位何位かまでには商品が贈られるので、皆さんガチで選び抜いたネコ写を出品されます。今回は店舗移転後初めての展示会ということもあって、いつも以上の気合いが感じられます。

店内には、展示壁は言うに及ばず



入口付近から始まって



カウンター席の上の壁に至るまで様々な場所にネコ写が掲示されています。何しろ旧店舗で開催されて以来二年越しのコンテストですから、それぞれが『我こそは!』と意気込んで応募しているのが分かります。なので、可愛さに目が釘付けになるものから思わず吹き出してしまうようなポージングのものまで様々なネコ写があって、そのどれもが力作揃いで見飽きません。

実は及ばずながら私も末席にエントリーさせて頂きました。私は自分で猫を飼っていないため、必然的に野良の写真になってしまうのですが、それでも何とか当たりをつけて応募しました。かつて不肖私グランプリを受賞した経験もありますが、果たしてどうなりますやらドキドキです。

このコンテストは今月21日(火)まで店内で投票を受け付けて、翌22日(水)に順位が発表されます。この期間中に来店され、投票された方々の一票で運命が決まりますので、興味のある方は是非御来店下さい(木曜日定休です)。

教室に向かうべく外に出てみたら



昼過ぎから降り始めた雪がうっすらと積もるまでになっていましたΣ(・ω・ノ)ノ。立春を過ぎたにも関わらず、これからしばらくはまた気温の低い日が続くようです。皆様、風邪など召されませぬよう御自愛下さいませ。
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『他社線』よりも

2017年02月09日 23時55分10秒 | 日記
昨日から散々天気予報で騒いでいた通り、午前中から白いものが空からチラチラと舞い降りてきました。関東地方は立春を過ぎた辺りの頃の方がむしろ雪が降りやすくなりますから、この雪も想定内と言えば想定内ですが、それでも、ここ最近の春めいた陽気に慣れかけていた身体に、前日比-7℃は堪えます。

そんな寒空の下でレッスンを終えて、厚木へ帰るべくたまプラーザ駅に行きました。ふと電光掲示の時刻表に目をやると、ちょうど急行電車が出たところでしたが、よく見ると何だかおかしい…。言い知れない違和感があってよく見てみたら、20:20の電車が来ることが案内されているのに、右上の時計は20:28を示している…つまり10分近く電車が遅れているわけです。

しかし、これだけずれ込んでいるにもももわかわらず、電光掲示板には都営新宿線や京王線といった他社線の遅れには言及するものの、自社線の遅れに対してのコメントが一切流されません。そうこうしているうちに電車が来てしまったので、そのまま急行電車に乗り込むことになりました。

車内でも

『2~3分ならともかく10分くらい遅れているんだから、せめて車内アナウンスで遅れの原因くらい言ってくれるんだろうな…。』

と思っていたのですが、何のコメントもないまま終点の中央林間駅に到着してしまい、遅れの原因はついぞ分からず終いでした。

まぁ、今日は雪も降ったし、相互運行している東武線で何かしらあったのかな…くらいに留めておきましたが、何だか喉の奥に魚の骨が引っかかったかのような違和感を感じながら帰途に着いたのでありました。
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経机 劇的ビフォーアフター

2017年02月08日 19時35分23秒 | 日記
年明けに新居に越す際に、かなりのものを断捨離したことは今までにも何度かブログに書きました。その中に、仏壇の前に置いていた経机もありました。

経机と言っても、以前使っていたものは座卓に毛が生えたような簡易的なものでしたし、あまつさえ脚が一本ガタついていたので、ちょっとした揺れでも位牌や遺影がズッコケていました。これでは話にならんな…ということで、転居を期に古くなった経机も処分してしまったのですが、私はよりによって新しいものを用意しないまま机だけを断捨離だけしてしまうというスットンキョウなことをしでかしたのです。

そんなわけで、新居の中に位牌等を置く場所が無くなってしまったので、窮余の策として上の写真のようなものを用意しました。パッと見た感じにはミニミニサイズの経机に見えないこともありませんが、実はこれは100均で売っている黒色の小物入れを三個重ねて、その上に同じく100均にあった持ち手付きのお盆を乗せたものです。何とも手狭で粗末なものですが、位牌や香炉の居場所が無いよりはマシかな…ということで、両親には申し訳ないながらここで我慢してもらうことにしていました。


ここまでが今回の話の前提です。


それで、先日友人と電話で話をしていた時に、新居についていろいろと聞かれました。その話の流れで、実は経机代わりにこんなものを使っているという、生活の知恵的な話(何処がぢゃ…)になりました。そうしたら友人が

「なんだ、それなら実家の物置に随分使ってないそれっぽいものがあるから、送ってあげるよ。」

と言ったのです。

本来は自分で買おうと思っていたのですが、使っていないものをくれるというのであればそれはそれで助かるので、ちゃんと御両親に了解を得た上で送ってね…と有り難く頂戴することにしました。

そして昨日の夜、その荷物が届きました。早速開封してみたら、中から出てきたのは…



!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚

おいおい、 一体何処の名刹の持ち物だったんだよ…というような立派な経机だったのです。

全体を黒漆で仕上げられた経机には、至るところに彫金の金具が付けられています。前面の菊の浮き彫りには金箔が貼られていて、一層華やかな雰囲気をかもし出しています。この浮き彫り部は引き出しになっているので、そこに経本やお線香を入れておくことができ、大変便利です。

また、机の天板の下の部分には



菊の花と葉で作られた支えのようなものが付けられていて、前面の猫脚部分にも



欄間のようにして菖蒲の花の彫り物が飾られています。

飾り金具が経年変化で色がくすんでいたり、 彫刻が所々金箔が剥落したりしていますが、製作当初はさぞかし華やかなものだったでしょう。何でも送り主のお家はかつて敷地内に倉が三棟もあったような旧家なのだそうで、裕福なお宅には贅沢なものが使われずにあるものだなと感心してしまいます。

そんなわけで、今まで粗末な置き台に置いていた遺影やら位牌やらを、こちらのきちんとした経机に移しました。何だか急に居場所が豪華になって、机の広さも100均パーツ積み上げ突貫工事作品よりも3~4倍は広くなりましたから、もしかしたら両親も戸惑っているかも知れませんが、これからはこちらで朝晩回向することにします。
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