共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

ちょっとした、大きな違い

2018年09月30日 23時08分16秒 | スピリチュアル
昨日の予報よりも遅めではありましたが、やはり直撃台風の影響は避けられなかったようで、昼過ぎから格段に天候が荒れて来ました。今日は本来ならばアミューあつぎ野外ライブの日でしたが、荒れるということが分かっている以上強行する理由もないので、中止としました。

こういう時には不要不急の外出はするまじ…と、荒れ模様になる前に買い込みを済ませて、後はひたすらデスクワークに勤しみました。なので、今日はブログのネタはありません。

…とバッサリ言うのも何なので、先日実感した『ちょっとした違いがもたらした大きな違い』について書こうと思います。

先日、横内・御霊神社の例大祭の時に、氏子である知り合いの方のお宅にお呼ばれしました。その時に、以前この方に作って頂いた二つの腕輪念珠の綴り糸をそれぞれ交換して頂いたのですが、その後しばらくして、そのうちの一つにふと気づいたことがありました。

上の写真の腕輪念珠は透明な水晶の間に、屋久杉材で作られた珠を五芒星の形に組んで頂いたもの…だったのですが、ある時ふと見ると、三個に一つ屋久杉珠が入るところが写真の左下のところで一箇所ズレていて、四個と二個になっていたのに気付いたのです。そのため、五芒星にはなっているのですが、若干イビツな形になっていました。

それでも、別に何らかの支障があったわけでもないので、そのまま使っていてもいい…と思っていました。しかし、気づいてしまうと何となく気になり続けてしまうもので、これはやはり『お手数ながら組み直して頂いた方がいい!』と思って、その旨をメールでお願いしました。すると程無く返信があり、昨日直して頂いて



見事な五芒星が蘇りました。組み直すおついでに屋久杉珠に保湿と保護のための蜜蝋も塗布して頂いたので、木目がハッキリして表面もツヤツヤになりました。

その後その知り合いの方の案内で、伊勢原市内にある神社を二社ほど参詣してから《Cafeあつめ木》に寄り道したのですが、ふと気づくと、組み直して頂く前よりも組み直した後の方が、格段に装着している腕が軽いのです。それこそブンブンと振り回せてしまうくらいに軽くて、自分でもその違いに驚きました。

しかも、組み直して頂いて腕に装着してしばらくしたら、この腕輪念珠の水晶が白く輝き出したのです。これは今までにも何度か起きた現象なのですが、今日は殊の外ハッキリと輝きを放ったのでビックリしました。

言ってみれば、念珠を構成する珠の位置がたった一箇所違っていただけ…ただそれだけのことでした。しかし、それを直しただけでこんなにもハッキリとした違いが出るなんて…。

ものごと何でも秩序高くあるということが大切なのだということを、改めて実感させられたて出来事となりました。
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九月最後に

2018年09月29日 23時33分06秒 | カフェ
昨日、富士山を隠してしまった雲が発達して、今日は朝から雨の降る生憎のお天気となりました。迫りくる台風24号の気配も感じさせる不快指数の高い空気の中、《Cafeあつめ木》にお茶をしに出かけました。

そう言えば九月も終わってしまうということで、今日は月替わりのアイスクリームを頂くことにしました。九月のアイスクリームは生ケーキと同じ『ぶどう』です。

アイスクリームというよりも、半分シャーベットのようなシャリシャリした食感のアイスクリームには中にゴロゴロとした葡萄の果肉が入っていて、風味も食感も楽しいものとなっています。かき氷『ぶどうしぐれ』とはまた違った葡萄のひんやりデザートです。

さて、明日はかなり荒れるということで、アミューあつぎ野外ライブは中止となることが決まりました。残念ですが、また10月末にお待ちしております。
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霊峰遠望

2018年09月28日 22時22分46秒 | スピリチュアル
今日は用事があって、小田原市栢山まで出かけました。ここは二宮尊徳の生まれ故郷ということで有名な場所でもあります。

割りと早くに到着したのですが、栢山駅から歩いて10分足らずの酒匂川の土手まで来たら、彼方に霊峰富士が聳えていました。たなびく雲の彼方に蒼く輝く霊峰は実に神々しいものです。

夕方に同じところを通りかかった時には厚い雲が空を覆ってしまっていたため、姿を拝むことは出来ませんでした。朝のうちに撮影しておいて、本当によかったと思います。
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甘い秋の香り

2018年09月27日 23時03分53秒 | 
昨日から降り続いた雨は午後には止み、辺りには湿気た空気だけが取り残されていました。

そんな雨上がりの、少し重めの空気の中を歩いていたら、何処からともなく独特の甘い香りが漂ってきました。これは…と思って辺りを眺めてみたら、やはり金木犀の香りでした。雨上がりなのでまだ蕾は開いていませんが、それでもかなり遠くからでも分かるくらいの香りを放っていましたから、開花すれば尚甘い香りが満ちることでしょう。

明日は久しぶりの晴天になるようです。もしかしたら、一気に咲いてしまうかも知れませんね。秋の深まりが楽しみです。
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あったかロールキャベツ

2018年09月26日 23時46分01秒 | カフェ
今日は朝が一番暖かく、むしろ昼から午後にかけて気温が下がっていくという、何とも言えない天候となりました。さすがの基本厚がりの私も、今季初めて長袖を着用したくらいです。

そんな中、午前中にいろいろと用事を済ませてから《Cafeあつめ木》にランチを頂きに行きました。

冷え込んだ中を歩いてきたので、今日は温かなスープのセットをお願いしました。今日の日替わりスープは『トマトスープのロールキャベツ』です。

ニンジン、玉ねぎ、キャベツ等の野菜がたっぷり入ったトマトベースのスープに、大ぶりのロールキャベツと、これまた大ぶりのメークインポテトがどどん!と鎮座在しています。一口頂けば、急激な寒さに慣れない身体に優しい風味の温かなトマトスープが染み込んでいきます。

さすがに一人住まいでは、ここまで手の込んだ料理をすることはありません。そういった意味で、こちらでこうした家庭的なものが頂けるというのは有り難いことです。

今日は富士山頂に初冠雪が観られたほどの冷え込みだったようです。明日も一日中気温が上がらないようなので、今から着るものを考えておこうと思います。
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名月パワー充電完了

2018年09月25日 23時32分46秒 | スピリチュアル
昨日の中秋の名月、皆様のお近くでは見られましたでしょうか?

厚木では日付けが変わってから丑三つ時くらいまでは、名月が中空に顔を覗かせていました。で、折角の機会なので、普段身に着けている水晶の腕輪念珠を月の光に当てて浄化していました。

普段これらの腕輪念珠は、帰宅してからこの細石(さざれ)の入ったガラスの皿に乗せて、神棚の中央にある



お供物を載せた八足台の下に入れて休ませつつ、神々のお力を頂戴しております。ちょうど天照大御神の大麻の前にあたり、またこのガラス皿が八足台の下にピッタリ収まる大きさだったので、大変重宝しております。

私の腕輪念珠は二つあります。一つは水晶の中に蜜蝋で磨いた屋久杉製の珠を五芒星の形になるように編み込んだもの、もう一つは私の誕生石であるアメジストとスモーキークォーツ、水晶を交互に編んだものです。特にアメジストは月の光で浄化されるというので、昨晩の中秋の名月パワーを出来る限り注入させて頂きました。

今日は十六夜の月のはずでしたが、朝から雨模様で見ることは叶いませんでした。明日からもしばらくは天気が芳しくないようなので、昨晩の名月は貴重でした。

さて、明日は冷え込むようです。最高気温が20℃に満たないという予報が出ています。昨日、長袖を洗濯しておいてよかった…。

皆様、風邪など召されませぬよう、くれぐれも御自愛下さいませ。
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中秋の名月、見られました

2018年09月24日 22時00分14秒 | 日記
今宵は中秋の名月です。

関東地方は曇りがちという予報で、果たして名月が顔を出すかどうか危ぶまれました。しかし、ちょっとコピーをとりに隣のセブンイレブンに出かけてふと空を見上げると、中空にくっきりと名月が浮かんでいました。

この名月の時期は、なかなか安定した晴天が続くことがありません。よく『春に三日の晴れ無し』などと言いますが、それは秋も同じのようです。

昨日の彼岸花といい、今日の名月といい、今年は例年以上に秋を堪能しているような気がします。喜ばしいことです。


名月を 取ってくれろと 泣く子かな
(一茶)
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曼珠沙華に酔い痴れて #巾着田曼珠沙華公園

2018年09月23日 21時08分50秒 | 
今日は秋のお彼岸のお中日です。ということで、久しぶりに埼玉県日高市にある巾着田曼珠沙華公園に出かけました。

湿気を帯びた空気の中を西武秩父線高麗駅から歩いていくと、高麗川の蛇行に囲まれた巾着田が姿を現します。まるで巾着袋のように丸く蛇行した高麗川の岸辺に沿うようにして広葉樹の森があり、その森の中に御覧のような曼珠沙華の群生が広がっています。これは人が植えたものではなく、川の上流から川の氾濫等で流されてきた曼珠沙華の球根がたまたまこの蛇行地区に流れ着き、そこで自然と株を増やしていったものなのだそうです。そう聞いてみても、これだけの曼珠沙華の群生というのは圧巻です。

森の中に整備された遊歩道を歩いていると、中には



こんな白い曼珠沙華にも出会えます。真っ赤な世界の中にポツリポツリと咲いている白花曼珠沙華はかなり目立つので、訪れた人達はその可憐な姿に感嘆しながら、さかんにシャッターを切っていました。

それにしても、



これだけの一大群生地を形成するのに、一体どれほどの歳月を必要としたのか…この真っ赤な世界の只中で考えてみても全く想像がつきません。いっそ人の手で作られたものと考えた方が分かりやすい気もするのですが、それだとここまでの群生地になり得たかどうかは疑問です。

この曼珠沙華は来週末頃まで楽しめるとのことですので、興味のある方は日高市までお出かけになって、めくるめく赤の世界に身を置いてみては如何でしょうか。
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巳成金大祭 #不忍池辯天堂

2018年09月22日 21時36分16秒 | 神社仏閣
今日は上野・不忍池に出かけました。今日はこちらにあります辯天堂にて、年に一度の『巳成金大祭(みなるかねたいさい)』と呼ばれるお祭りが挙行されたので、私も参詣することにしました。

普段上野に来た時にはよく参詣しているのですが、お祭りにきたのは今回初めてでした。午後の法要に間に合うようにお昼近くに到着したのですが、その時には御覧のような長蛇の列が出来ていて、普段との違いに驚きました。逆に言えば、そのくらい有名なお祭りだということなのでしょう。

かつてこの不忍池を含めた上野の御山は、江戸初期に天海僧正によって開かれた《東叡山寛永寺》の寺域でした。その時に、天台宗祖最澄が開いた滋賀の比叡山延暦寺にならい、上野の御山を比叡山に、不忍池を琵琶湖に見立てて七堂伽藍が建立され、山号も関東の叡山ということで《東叡山》とされました。

そして、元々この不忍池の中程には聖天様をお祀りした小島があり、人々は舟で渡って参詣していました。天海僧正は寛永寺を建立してから数年後、水野伊勢守勝隆と相談の上で、この小島を琵琶湖に浮かぶ竹生島に見立てて拡張することにしました。伊勢守は自分の領地から大勢の人足を派遣し、上野の御山の土を掘って舟で島まで運んで埋め立て、わずか十日程で今の大きさに島を拡幅したと伝えられています。

島の出来上がりを見た天海僧正は大層喜んだそうで、この島に新たに御堂を建て、竹生島にある日本三大辯才天の一つとして有名な宝厳寺・竹生島神社の辯才天の御分霊を御勧請して国家安泰と福寿円満を祈念しました。これが、この不忍池辯天堂の始まりだそうです。開山当初は舟で渡って参詣していたそうですが、その後清水観音堂から延びる参道の延長線上に陸橋が架けられて現在のような姿となり、より便利に参詣出来るようになったということです。

こちらに祀られている辯天様は、いわゆる七福神の一柱に数えられている琵琶を持った優美な女神の御姿ではなく、



同じ女神でもヒンドゥー教の女神サラスヴァティに近い姿で、衣の上に甲冑を身に纏って八本の腕を持ち、それぞれの手に弓・斧・剣・羂索・箭・三鈷戟・独鈷杵・鉄輪を持った『八臂辯才天(はっぴべんざいてん)』です。

更にこの辯才天は頭上に、翁の頭を持ち蛇の体を持った農耕の神・宇賀神と鳥居を戴いていて、この姿をした辯天様を『宇賀辯才天』と呼んでいます。因みに、私は個人的に琵琶タイプよりも、こちらのタイプの辯天様を信奉しております。

辯才天が戴く宇賀神が蛇のかたちをしていることに因み、こちらでは毎年暦の十二支の巳と中段(十二直)の『成る』、二十八宿の『金』とが重なる九月末の日に《巳成金大祭》を挙行しています。この日には普段秘仏とされている御本尊八臂大辯才天が一年に一度御開帳され、午前と午後の二回に渡って全山僧侶による大般若転読法要が行われます。大般若転読とは御本尊に向けて僧侶が祈願文を唱えながら、蛇腹に折られた大般若経の経本を次々と手に取ってはサラサラと広げ流していく呪法のことです。私は午後の法要に参列することが出来たのですが、キハダで鮮やかな黄色に染められた何巻もの経本が、居並ぶ僧侶の手によって波打つようにサラサラと広げ流される光景は何とも美しいものです。

法要後、塗香(ずこう)を手に取ってよく揉み込んで手を清めてから、御厨子の側まで進んで御本尊を拝しました。普段秘仏にされているだけあって着衣を中心にかなり彩色が残っており、造像当時の華やかさが偲ばれました。

また、この日に金銀や銭を紙に包んでお守りにすると福徳に恵まれるということで、境内では福銭守や福財布が売られます。私はどうしようかと迷ったのですが、このお財布がなかなかいいお値段するので、今回は予算の関係上



予め紙に用意された御朱印だけ頂いて来ました。本当は巳成金大祭の特別御朱印があったらしいのですが、限定千枚の御朱印は午前中に完売してしまったとのこと…ちょっと遅かったようです。

この辯天堂を含む不忍池の堂宇は、先の戦禍で全て消失してしまったのだそうです。ただ、比較的コンパクトな御本尊だったため、こちらの辯才天と隣の大黒堂の大黒天は持ち出されて戦火を免れ、今日に伝えられています。その後、辯天堂と大黒堂はそれぞれ再建されましたが、何と今年は辯天堂が再建されてから六十年、大黒堂が再建されてから五十年の節目に当たる記念すべき日でした。知らずに参詣したとは言え、これも辯天様のお導きと、感慨深いものを感じずにはいられませんでした。

境内には早々と、来年の巳成金大祭の開催日が九月二十九日(日)と案内されていました。その時にはもう少し軍資金を用意して、福財布をGETしてみようかと思います。
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《はやぶさ Ⅱ》に思いを寄せて

2018年09月21日 22時23分29秒 | 日記
今日はまたしてもバッハに一日を持って行かれました。

あれやこれやと思いを巡らせつつ、ふと時計を見たら夕方18時…。今日はこの秋一番の寒さだったらしいので暑がりな私としてはルンルンで出かけたかったのですが、それも叶いませんでした…。

それでも、デスクワークで殆ど動いていなくても腹は減るもので、仕方なく隣のセブンイレブンに買い物に行こう…と思い立ち、出かける準備をしていました。そうしたらテレビのニュースで、日本の惑星探査機《はやぶさ Ⅱ》が3億キロ彼方にある目的の小惑星『リュウグウ』の上空約55メートルにまで接近し、そこから『リュウグウ』の写真を送信してきたのと共に、地表に向けて《ミネルヴァ》と呼ばれる2台の探査ロボットを投下することに成功したという報がありました。

実は前回の《はやぶさ》の時にも、このミネルヴァに相当する探査ロボットを小惑星『イトカワ』の地表に投下する計画がありました。しかし、結果として投下は失敗し、その後も《はやぶさ》は帰還の途中で宇宙空間で迷子になり、地球からひたすら電気信号を送信し続けて何ヶ月もの間応答を待ったということがありました。それらの苦い経験から、今回の探査にはJAXA関係者各位の並々ならぬ期待がかかっていたはずです。

一時は宇宙の藻屑となってしまったと絶望視されながらも、奇跡的に《はやぶさ》から発せられた弱い発信電波をキャッチして無事に地球までの誘導に成功し、オーストラリア上空でサンプルを切り離した後に自らは流れ星となって消えていった《はやぶさ》…その姿に多くの人が涙し、彼が命と引き換えに持ち帰った『イトカワ』の粒子は、喜びをもって向かえられたことを覚えておいでの方も多いかと思います。

今日《はやぶさ Ⅱ》から、小惑星『リュウグウ』の写真が送信されて来ました。そこには、『リュウグウ』の地表に近づいた《はやぶさ Ⅱ》自身の影がクッキリと写っていました。後は《ミネルヴァ》が無事に地表に投下されればかなりの成果となりますが、それは明日の夕方頃に送られてくる予定だそうです。

今回は今のところ順調に観測体制を整えつつあるようです。次は《はやぶさ Ⅱ》が無事に着陸できるかどうかですが、ニュースに出ていたJAXAの津田先生は

「ひとまずはおめでとうございます。」

と仰っておられましたから、関係者の皆さんもさぞかしホッとされたことでしょう。

さて、《はやぶさ Ⅱ》はどんな驚愕を持って帰って来てくれるのか、これからの一つ一つのミッションを見守りながら、地球への帰還を楽しみに待つことにしましょう。
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巫女舞体験

2018年09月20日 22時13分35秒 | 神社仏閣
今日は教室に行く前に、海老名の総鎮守社である有鹿神社(あるかじんじゃ)に参詣しました。そして今日はここで、普段お世話になっている《Cafeあつめ木》のスタッフさんが巫女舞の体験をされるというので、記録係がてら見学させて頂くことになりました。

白衣と緋袴姿に着替えてから、女性宮司さんの指導の下、明治神宮で記録された『浦安の舞』の動画を見ながら、画像と音とに合わせての練習が始まりました。

始めは前半の扇舞から



動画では木の薄板を重ねて色糸で綴じた檜扇を使っているので、割合とサラサラ開いたり閉じたり出来るのですが、こちらでは通常の白扇を使っての練習となり、しかもこれが開けたてだったために要が少々キツめだったようで、扱いに若干苦労されていました。

後半は鈴に持ち替えての神楽舞となります。こちらは動画に合わせながら鈴の音をシャンシャンと高らかに鳴らしながらの舞となりました。途中、特に足捌きの難しいところも幾つかありましたが、実際の浦安の舞では舞妓が五つ衣を着て裳を長く引いて踊るために着物の裾捌きとして必要な足捌きもあるので、その点については今回は短い袴姿だったので一部省略しての動きとなりました。

そして一頻り動きを体験してから、場所を社務所から参集殿に移しての撮影会となりました。折角なので、指導して下さった『パンダ宮司』さんも一緒に…

はい、ポーズ!



となり、一連の体験会が御開きとなりました。

こちらにはパンダの他にもいろいろな被り物が用意されているので、素顔でのお巫女さん姿をアップで撮れなかった代わりに、被り物を着用して…

はい、ポーズ!



タコ巫女&イカ巫女です。どうでしょうか?

それにしても、こんな近くで神職さんによる巫女舞体験が出来るということを、初めて知りました。なかなか貴重な体験だったのではないかと思います。

この体験会は、パンダ宮司さんの御都合のいい時になら随時開催しているようですので、興味のある方は有鹿神社にお問い合わせになってみては如何でしょうか。
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新兵器

2018年09月19日 21時25分32秒 | 音楽
今日は何とも爽やかな、秋晴れと呼ぶに相応しい気持ちのいい陽気となりました。湿度が低くてカラリと晴れる…秋はこうでなければいけません。

ところで、今日我が家にこれが届きました。鍵盤ハーモニカです。

鍵盤ハーモニカというと幼稚園や小学校低学年で使用するイメージがあるかも知れませんが、この鍵盤ハーモニカはそうした学校の授業用と違って音域が3オクターヴと広いものです。これだけの音域があると、アコースティックのアンサンブルの中でサックスやトランペット代わりに使われたりもします。

なかなか立派なケースに入ったものですが、外国製だからか結構しっかりと息を吹き込まないとちゃんとした音が出ません。肺活量に自信の無い私としては上手く使いこなせるかどうか不安な部分もありますが、何とか練習してみます。

さて、何故このようなものを入手したのか…実は後日、これをあることに使おうと企んでおります。それが何かは、いずれ改めて発表します(*¬_¬)。
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これがあるから…

2018年09月18日 20時22分05秒 | 音楽
ふぅ…

いや、先日からバッハの《パッサカリア ハ短調 BWV582》の編曲に取りかかっているのですが、やはり敵は大曲、そう易々と私なんぞの手にかかってくれるはずも無く、書いちゃあ消し書いちゃあ消ししております。今更ながら、とんでもないものに着手しちゃったな…という感じです。

何が大変って、原曲の規模の壮大さもさることながら、実はこの曲には巨匠レオポルド・ストコフスキー版という名編曲が既に存在していて、どうしてもそれが頭の中でチラチラしてしまうのです。

今回は吹奏楽版ですから、音色としては全然別物になるのですが、どうしても

『バッハかくあるべし』

然としたこのストコフスキー版が巨大な壁になってしまっていて、遅々として筆が進まないのです。いっそのこと、この名編曲を知らなければどれだけ気が楽だったか…いや知らなくても、どのみちテンパっていたには変わりないのかも知れませんが…。

ここまで絢爛豪華な編曲はできませんが、何とか頑張って自分なりのバッハを完成させてみようと思います。

ということで今日はこの名編曲を、ストコフスキー自身の指揮による名演でお楽しみ下さい。

Bach: Passacaglia & Fugue in C minor - Stokowski in Germany
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遂に出た!カレーメニュー

2018年09月17日 21時48分20秒 | カフェ
今日は朝のうちはお天気がよかったのですが、午後に入ってから曇天模様となってきました。

今日は敬老の日で教室が休みのため、朝からバッハのアレンジに取りかかっていました(詳細は土曜日の書き込みを御覧下さい)。しかし、さすがにずっと五線紙とにらめっこしていると疲れてきたので、気分転換を兼ねて《Cafeあつめ木》に出かけてみることにしました。

メニューをひろげてみると、ランチとは別の頁にカレーメニューが新登場していました。これは!と思って、早速お願いしてみました。それが、このキーマカレーです。

淡路島産の玉ねぎをふんだんに使ったというキーマカレーは頂くとかなり甘め…なのですが、そこはキーマカレー、後からなかなかの辛さが追いかけてきます。その辛さもカレー粉の辛さだけでなく、山椒か何か和的なスパイスも効いているようでした。

事前にスタッフさんから

「玉ねぎベースで甘めのテイストになっていますが、辛くしますか?」

と聞かれていたのですが、今回は初回なのでノーマルでとお願いしていました。結果、個人的にはノーマルタイプにして大正解。この状態で甘めだと言うのなら、果たして辛口タイプはどうなっていたのやら…ε〜(´ε`;)。

昨今は焼魚定食や栃尾揚げ定食といったものがメニューに並び、コーヒーの香りよりも味噌汁の香りが目立つ、およそカフェらしからぬ雰囲気になりかけていたお店でした。それがここに来てカレーという、ある意味カフェめしの鉄板メニューがようやく登場したことによって、定食屋化しかけていたお店がカフェとしての雰囲気と有り様を取り戻し、ホッとしております。

これからどんなカフェめしメニューが登場するのか、今から楽しみです。
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二年越しの例大祭

2018年09月16日 23時13分57秒 | 神社仏閣
今日は久しぶりに平塚市横内築に坐す御霊神社の例大祭にお呼ばれしました。昨年は残念ながら台風の襲来に伴って中止となってしまっていたために、二年越しの例大祭となりました。

私は御神輿の宮入に伺ったのですが、境内に着いた時にはちょうど御神輿を迎え入れるべく、神楽殿で太鼓が打ち鳴らされているところでした。

そのうち太鼓の音の向こうから、御神輿に着けられた鈴のガランガランという金属音が響いてきました。と共に、境内に近隣の人が続々と集まってきて、徐々に神輿宮入に向けてのボルテージが上がってきました。

やがて行灯が仄暗く揺れる参道の向こうから、道行提灯に明々と照らし出された黄金色もきらびやかな御神輿がやって来ました。



先導役と担ぎ手とによって交わされる「ドッコイドッコイ!ドッコイソォレ!」という掛け声と共に御神輿が激しく上下に揺られると、御神輿の四隅に張られた晒に括り付けた鈴がガランガランと激しく音を立てます。その音に合わせて、居合わせた人々のテンションはいよいよ増していきます。

境内に入ってからは早く御霊を本殿にお戻ししたい神職と、お祭りを終わらせたくない担ぎ手との間での攻防戦が繰り広げられます。御神輿の屋根の鳳凰の足元から白いものが伸びていますが、これは神職が御霊を迎え入れるべく御神輿を手繰り寄せている晒の長布です。神職はこれを手繰り寄せながら何とか早く御霊をお戻し申し上げたいと奮闘するのですが、担ぎ手の方は、御霊をお戻ししてしまえば祭りが終わってしまいますから『そうはさせじ!』と抗って後退して行きます。

その攻防戦の中で、先導役が

「ゑ〜ぇ、相州相模はぁ!」

と甚句と呼ばれる一節を唄い出します。すると担ぎ手達が

「ヨイヨ〜イ!!」

と合いの手を入れます。そこから更に

「相州相模は横内のぉ〜…」

と甚句が唄われる度に担ぎ手や観衆から

「ア〜ヨイショ!」

と合いの手が入り、最後に

「今もぉ〜昔もぉ〜」

と唄い上げる節になると担ぎ手達が渾身の力を込めて、担ぎ棒も折れよとばかりに御神輿を上下に振ります。御神輿の鈴は更に高鳴り、境内のボルテージは最高潮に達するのです。その後も神職と担ぎ手との応酬は続き、境内に入ってから実に30分近く続きました。

そして、遂にその攻防戦に終止符が打たれる時が来ました。

最後の甚句が唄われると世話役によって木が入り、台の上にゆっくりと御神輿が降ろされました。こうして、二年越しの例大祭は恙無く御開きとなりました。

この『どっこい神輿』と呼ばれる慣習は、主に湘南地方から一部の神奈川県央部にかけて見られるものですが、江戸前神輿とはまた違った勇壮さがあります。特に、担ぎ手も大変なのですが



御神輿の土台部分に付いている箪笥の引き出しの取っ手のような金具(この部分を本当に『タンス』と呼ぶのだそうです)を、写真で御神輿の左右に立っている青年が土台に打ち付けながら実質的な音頭を取るのですが、タイミングを誤ると勢いをつけた金具と土台の受け具の間に指を挟んでしまったりして、かなりな大事になる…ということも教えて頂きました。お祭りもある意味、命懸けなのですね…。

この後は御霊還御祭が行われ、最後に神楽殿から縁起物のチマキが撒かれて、熱気を帯びたお祭りは全て御開きとなりました。

こうした地域の伝統行事を人々が大切にしている姿というものは、実に感動的です。存続していくための御苦労も決して小さくないと思うのですが、これからもこうした地域の行事を大切にしていってほしいと思いました。
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