共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

めんどくさい…

2024年04月29日 19時18分30秒 | 日記
今日は第124代昭和天皇の天長節です。現在では2月ですが、私が慣れ親しんでいる天皇誕生日といえば今日です。

そんな喜ばしい日…のはずなのですが、今日はちょっと憂鬱な買い物をしなければなりませんでした。

新年度が始まって早々、私は個人的に教育委員会から遣わされた健康管理士なる人物と話をしなければなりませんでした。なんでも昨年度の健康診断の数値のいくつかが思わしくなかったのだそうで、今後の健康管理について個別に面談する羽目になったのです。

曰く、現体重からマイナス2キロやせることと、腹囲を4センチ減らすことを目標に設定されてしまいました。そして、このミッションを敢行すべく

●体重
●体脂肪率 
●血圧
●腹囲 
●一日の歩数

を毎日計測して、アプリで送らなくてはならなくなったのです。

もう果てしなくめんどくさいのですが、やらないといつまでも付きまとわれるので、仕方なくノジマ電気に行って



体脂肪計と血圧計と万歩計を買ってきました。これらを駆使して、5月からはひたすら計測の日々が続きます…。

もう、よっぽど

「いいじゃん別に、何に気ぃ使ったって人間どうせ死ぬ時ゃ死ぬんだから好きにさせてよ。」

と面と向かって言ってやろうかとも思いました。しかし、それを言っちゃあオシマイよってなもんですし、痩せたら痩せたで何かが変わるかも知れませんから、とりあえずやってみてやろうかと思います。

あ〜〜もう!めんどくさいよ〜〜〜!

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古代ロマンの謎に迫る〜富雄丸山古墳出土の盾形銅鏡と蛇行剣

2024年04月27日 17時45分58秒 | 日記
今日は予報ほどには雨にならなかったものの、日差しのない涼しい一日となりました。そんな中、買い物に行った有隣堂で



この本を見つけて買ってきました。

これは日本の古代史について考察したものですが、近年新たに解明されてきた様々な新事実について掲載されています。特に昨年奈良県の富雄丸山古墳から発掘された国宝級の発見によって、これまで記述のなかった『空白の4世紀』の謎に迫るものとなっています。

2023年1月25日、奈良県奈良市丸山にある富雄丸山遺跡の埋葬施設から、『鼉龍文(だりゅうもん)盾形銅鏡』1枚と『蛇⾏剣』1本が見つかりました。盾の形をした銅鏡はこれまでに類例のない品であり、剣は鉄剣として日本最大かつ蛇行剣として最古の品ということで、国宝級の発見と報じられています。

鼉龍(だりゅう)とは中国では想像上の動物を意味するものですが、倭鏡に認められる龍文は神像と獣像が融合した日本独特の表現文様です。この盾形銅鏡は



4つの「乳」と呼ばれる突起をそれぞれ龍の胴体が取り囲む文様となっていて、上下で旋回する方向が逆になっています。

蛇行剣はこれまでにもいくつか発掘されていますが、それらは最大でも80cmほどのものでした。しかし、富雄丸山古墳から出土した蛇行剣は



なんと285cmもの長さを誇る巨大なものです。

これらがどのような技術で作られ、どのような意味を持って埋葬されたのか、これからの研究の成果が待たれます。この発見が、『空白の4世紀』を紐解く糸口となってくれることを期待したいと思います。

蛇行剣の調査を記録した動画があったので転載してみました。細かい作業によって明らかになっていく蛇行剣の様子を御覧ください。


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何が悪かったのかね…

2024年04月21日 17時28分35秒 | 日記
今日、ちょっとイヤなことがありました。

今日出かけていた時、自分の前を親子連れが歩いていました。お父さんとお母さんに挟まれる形で2〜3歳の女の子が両手をつないで歩いていたのですが、女の子は大人のペースに連れられてかなり頑張って歩いているように見えました。

すると、女の子の履いていた靴が片方脱げてしまったのですが、親子連れは気づかずにどんどん進んでしまっていました。なので、私はその靴を拾い上げて

「靴、落とされましたよ」

と親子連れに後ろから声をかけました。

…と、ここまではよく見かけるシチュエーションかと思いますが、そこで振り向いた母親が私に向かって開口一番

「ちょっと!うちの子の靴勝手に触んないでくれる!?」

と怒鳴りつけてきたのです。かなり予想外の展開に面食らっていると母親がツカツカと近寄ってきて、

「うちの子の靴を、どこのどいつかも分かんないオッサンに持たれて気持ち悪いんだけど!」

と言って私の手から靴をふんだくっていきました。

予想外の展開に唖然としながらも

『あぁ、そんなことでご立腹なのかぁ…』

と他人事のように見ていたのですが、そうこうしていたら一緒にいたお父さんが

「あのさ、先ずは拾ってもらったことに感謝することが先なんじゃない?」

と母親に対して問いかけたのですが、それを聞いた母親は更に激昂していくばかりでした。

その時、間で立っていた女の子がいつの間にか母親の手から靴をとり上げて自分で履いていました。そして、大人たちの言い争いをものともせずに私に向かって

「ありがとう(*^ ^*)」

とお礼を言ってきたのです。

これまた予想外の展開に大人たちが暫し固まっていたのですが、私は女の子の前にしゃがむと

「素敵なお靴ですね。ちゃんとマジックテープとめておかないと、また脱げちゃいますよ。」

とお話しました。すると女の子は

「はぁい(^O^)/」

と手を挙げてお返事をしてくれました。

母親は赤い顔をして押し黙っていましたが、お父さんが私に向かって

「ありがとうございました。」

とお礼を言ってきたので、とりあえず母親は無視してお父さんと女の子に

「気をつけてくださいね( ^_^)/」

と挨拶をしてその場を離れました。

なんでしょう、『世知辛い』などという言葉では片づけられないようなモヤモヤを感じています。それとも、私が何か母親の感情のスイッチを押してしまったのでしょうか…。

なんだか、今日はものすごく疲れました。今日は早目に休もうと思います…。

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『神戸ルミナリエ』記念切手

2024年04月13日 16時00分00秒 | 日記
今日は自宅で、ひたすら練習したりゆっくりと過ごしたりしていました。自身では気にしていなくても、やはり身体には疲労が蓄積しているようです…。

そこへ、知り合いから郵便小包が届きました。いざ開封しようと思ってふと見ると、



こんな切手が貼られているのに気づきました。これは『神戸ルミナリエ』の記念切手です。

『神戸ルミナリエ』は、1995年から冬場に神戸市の旧居留地で開催されている祭典および、開催期間中に電飾が施されているエリアの総称です。特に1995年1月17日に発災した阪神・淡路大震災が神戸市内に甚大な被害をもたらしたことを背景に、震災の犠牲者を追悼することや、震災の記憶を後世に継承することを開催の目的に掲げています。

調べてみたところ、この記念切手は



2016年に発行されたものでした。2019年の郵便料金値上げ前に発行されたもののため、まだ額面が82円となっています。

私自身は、こういう記念切手を使えずにしまいこんでしまうタイプです。一方、この知り合いはかなり無頓着なタイプで

「使えるんやったら使えばええやん。」

という精神の持ち主なので、たまにこういうものが届くことがあるのです。

いつかまた、貴重な切手の貼られた郵便物が届くこともあるかも知れません。それがいつかは分かりませんが、個人的に楽しみにしていようと思います。

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今年もちくちくエプロン修繕

2024年04月11日 20時40分20秒 | 日記
今日は学校勤務が無い日だったので、いろいろと準備をする時間にあてました。その中で、エプロンを修繕するために



コンビニで裁縫セットを購入してきました。

小学校では給食の配膳補助をするために、大人たちは三角巾やエプロンを着用する必要があります。特にエプロンは給食時だけでなく掃除や図画の授業でも着用するため登場回数が多いのです。

それだけならいいのですが、特に1年生のクラスで着用していると子どもたちがエプロンを引っぱってくることがあるのです。そして、何人かの力加減を知らない子どもたちに引っぱられ続けた結果



こういう惨状を招くわけです…。

明日から給食が始まることもあり、図工の時間が増えてくることもあるので、今日のうちに直して



多少ガタガタですが(汗)こんな感じになりました。このエプロンも毎年毎年縫い直していてすっかり満身創痍状態になってしまっていますが、もう少し頑張ってもらいたいと思います。

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もはや4月の風物詩

2024年04月02日 17時20分10秒 | 日記
今日もよく晴れた、気持ちの良いお天気となりました。この感じなら、入学式に桜がいい感じに咲いてくれているかも知れません。

ところで、毎年4月に入ると見られる光景のひとつが通勤通学定期の購入手続きの列です。小田急線本厚木駅の中央改札横には



今年も定期券購入の長い列ができていました。

窓口での待ち時間を少しでも減らすために、



駅員が臨時の説明所を設けていました。これも、手続きをよりスムーズにするための工夫のひとつでしょう。

今年度から通学定期に関しては、初年度に手続きをすれば卒業するまで手続きが不要になります。今回は



改札どころか駅の外にまで列が伸びていましたが、来年度からはもしかしたらこの長蛇の列が少しは解消されるのかも知れません。

さて、私も金曜日から小学校の新年度がスタートします。いつまでも春休みモードでボンヤリしていないで、そろそろ準備をしておこうと思います。

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卒業生たちの幸せを願って

2024年03月21日 17時17分17秒 | 日記
今日は勤務先の小学校の卒業式でした。

普段よりも格段にドレスアップした6年生たちは、一層大人びて見えました。一人一人壇上に呼ばれて卒業証書を受け取る姿はみんな立派で、感慨深いものがありました。

終盤になると、昨今恒例化している『呼びかけ』というものが始まりました。よく聞かれる、

「初めて学校の門をくぐったとき〜!」

などと全員で唱和するあれです。

緊張からか所々途切れがちになりながらも何とか呼びかけが終わると、『旅立ちの日に』の合唱が始まりました。今まで彼らが一所懸命に練習してきた歌は素晴らしい出来栄えで、思わず目頭が熱くなりました。

式が終わって卒業生が拍手に包まれながら会場から去っていくと、言いようのない寂しさが押し寄せてきました。個人的にかなり濃密に関わってきた子たちだっただけに、その寂しさは想像以上でした。

一度教室へ戻っていった子どもたちが、記念撮影のために会場に再び姿を現しました。私はその様子を遠くから眺めていたのですが、撮影を終えた何人かの支援級の子が

「先生!」

と言って駆け寄ってきたのです。

そのうちの一人は、目を真っ赤にして抱きついてきました。ちょっと驚きましたが、かなり手がかかった分特に濃密に関わってきた子だったので、こちらもグッときてしまいました。

それでも、我々個別支援員には会場の片付け等の雑務がありましたから、少しだけ話をしてから

「元気でな!」

と伝えて親御さんの元に向かわせました。本当ならもう少し別れを惜しみたいところでしたが、我々個別支援員はあくまで日陰の身ですから、そうした場面は担任の先生たちに回してあげなければならないのです。

全ての作業を終えてから退勤して小田原駅に向かったのですが、そのまま帰る前に小田原城址公園に寄り道していくことにしました。本丸広場に着くと



『旅立ちの日に』で歌われた広い大空が美しく広がっていました。

ベンチに座って青い空を眺めていたら、いつの間にか涙が止まらなくなってしまっていました。白髪頭のオッサンが天守閣を眺めながら泣いている姿は、傍から見たらさぞかし不気味だったことでしょう…。

帰宅した後も、心にポッカリと穴が空いてしまったような虚無感は埋まりませんでした。それでも明日はまた学校勤務がありますから、在校生たちのためにも今日は早く休もうと思います。

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みんなで咲かせた寄せ書き桜

2024年03月12日 18時10分45秒 | 日記
今日は冷たい雨の降る、かなり寒い一日となりました。どうやら『一雨毎の暖かさ』となるのは、まだしばらく先のことのようです。

今日は、勤務先の小学校の放課後子ども教室最終日でした。そして、この日のために用意していたのが



この桜の木です。

大判の紙に幹を描き、その上から桜の花形に切った折り紙を貼りました。その上から子どもたちに桜の花形の折り紙に寄せ書きをしてもらって、上から貼りつけたら



こんな感じになりました。

大人たちで考えて毎週いろいろな企画を立ててきましたが、子どもたちはそれぞれに楽しんでくれたようでした。中には

「(来年度も)また来たい!」

と言ってくれた子たちもいて、こちらとしてもグッとくるものがありました。

今まで


パタパタ羽ばたく紙飛行機や



紙輪の飛行機、


イガ栗ースや



紙皿クリスマスリースや



折り紙コマも作りました。また、外部から講師をお招きして



SDGsの講座を開設したり



小田原えっさホイ踊りをレクチャーしていただいたりもしました。

毎回毎回準備は大変ですが、やり終えた後の子どもたちの笑顔を見ると

『やってよかったな…』

と思えていました。しばらくは頭を休ませてもらって(笑)、また来年度から新たにスタートできたらいいなと思っています。

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あの日から13年目の3月11日〜全ての御霊におくるフォーレ《レクイエム》より『サンクトゥス(初演版)』

2024年03月11日 18時18分20秒 | 日記
今日は3月11日、あの未曾有の災害である東日本大震災が発生した日です。あれから13年の時が経ちましたが、警察庁と復興庁によると、死者・行方不明者は2万2222人、避難者は2万9328人にのぼり、原発事故を逃れた福島県民が約9割を占めています。

13年前ということは、現在中学1年生が生まれた年に発生したことになります。だから、当然のことながら現在私が面倒をみている小学生たちは、あの大災害を全く知らないのです。

毎年拙ブログに書いていますが、私はあの時あざみ野の音楽教室にいて、子どもたちがやってくる前の準備をしていました。すると、ちょっと建物が揺れた…と思った次の瞬間、凄まじい横揺れに襲われたのです。

あの当時、職場のレッスン室のアップライトピアノには



防振などのためにキャスターにかませておくインシュレーターが設置されておらず、全てのピアノがゴン!ゴン!と轟音をたてながら勝手に動き始めてしまいました。幸いにして倒れたピアノは一台もありませんでしたが、後にこれを期に全てのレッスン室のピアノにインシュレーターがかまされることになったのは言うまでもありません。

私は全てのレッスン室の扉と出入口の扉を全開にして動線を確保してから受付の机に乗り、天井から提げられていたペンダントライトを両手で掴んで、更に受付の後ろでガタガタ揺れていたスチール棚を片足で押さえていました。あの強烈な揺れの中で、我ながらとんでもない格好をしていたものだと思います。

揺れが収まってからは、停電が発生して帰宅難民になったり、情報が遮断されたりして大変でした。それでも、東北三県の方々の苦しみや悲しみに比べれば、申し訳ないくらいに大したことはありません。

はからずも今年は元日に能登半島地震が発生し、津波や火災による被害も発生しました。東日本大震災を知らない世代にも強烈な印象を残していますが、あの震災を知る我々世代は、今こそ東日本大震災を知らない子どもたちに自身で体験したことを伝えていかなければなりません。

今日は、東日本大震災の全ての犠牲者の追悼に、ガブリエル・フォーレの《レクイエム》から第3曲『サンクトゥス』を送ります。一般に演奏される1900年フルオーケストラ版ではない1888年初演版での演奏で、フォーレの静謐な祈りの音楽をお聴きください。

ここに、東日本大震災犠牲者の御霊安かれと祈ります。

合掌。


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鳥山明氏の訃報を受けて〜ドラゴンクエストⅢ《そして伝説へ》

2024年03月09日 17時10分40秒 | 日記
昨日のことですが、ショッキングなニュースが日本中、いや世界中を駆け巡りました。漫画家の鳥山明氏が3月1日に急性硬膜下血腫のため亡くなっていたことが報じられました(享年68歳)。

急性硬膜下血腫は頭部へ外から強い衝撃が加わることによって脳と脳を包む硬膜とのすき間に血が溜まって脳を圧迫する疾患で、重篤な場合には脳が腫れ、死に至ることもあります。ボクシングなどの激しいスポーツで発症するケースが代表的ですが、高齢者が転倒して発症することもあるそうです。

鳥山明氏は愛知県出身で、1978年に「週刊少年ジャンプ」の読切作品『ワンダー・アイランド』で漫画家としてデビューしました。その後、1980年に連載を始めた『Dr.スランプ』がアニメ化され、少女型アンドロイド、アラレちゃんの「んちゃ」や「バイちゃ」などのセリフが流行語になるなど、大きな人気を集めました。

1984年に連載を始めた『ドラゴンボール』は、主人公の孫悟空が「かめはめ波」などの必殺技を駆使してさまざまな敵と戦い成長していく物語を描き、累計発行部数は2億6000万部を超える大ヒット作となりました。連載開始の2年後にはテレビアニメ化され、これまでに世界80以上の国と地域で放送されただけでなく、ゲーム化やハリウッドで実写版映画が制作されるなど、世界的に多くのファンを獲得しました。

魅力的なキャラクターが登場する世界的な人気作品を次々に生み出した漫画家の鳥山明氏ですが、私が個人的に思い入れが深いのが



『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザインです。

鳥山明氏は、『ドラゴンクエスト』のシリーズ1作目からキャラクターやモンスターのデザインを担当しました。『ドラゴンクエスト』シリーズを提供するゲーム会社「スクウェア・エニックス」によると、シリーズの累計出荷本数は2023年3月末の時点でダウンロード販売を含めて世界で8800万本にのぼり、鳥山明氏が描く魅力的なキャラクターは今なお世界中のゲームプレーヤーから愛され続けています。

鳥山明氏の訃報に接し、今日は鳥山氏がキャラクターデザインを手がけた『ドラゴンクエスト』から、個人的に思い入れ深い『ドラゴンクエストⅢ』のエンディングテーマ『そして伝説へ』を送ります。作曲者のすぎやまこういち氏も2021年に逝去されていますが、これでますます寂しくなります。

ここに謹んで、鳥山明氏の御冥福を御祈念申し上げます。

合掌。


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やっぱり寂しいよな…

2024年03月08日 18時18分18秒 | 日記
今日は支援級の『6年生を送る会』が開催されました。小さな子たちは何をしているのか分かっていないようでしたが、4年生や5年生が中心となって進行や人員整理をしていました。

会の最後には、



先日メッセージを書いた桜の花のカードを貼った寄せ書きをプレゼントしました。6年生たちは自分へ寄せられたメッセージを読みながら、あれやこれやと話をしていました。

会を終えて会場から教室へ戻る時にふと気づくと、私の横を歩いていた6年生の男子が俯いて鼻をすすっていました。風邪でもひいたかと思ったのですが、よく見ると泣いていたのです。

ちょっとビックリしたのですが、他の子に見られないように列から外して人のいないところに誘導して話を聞いてみたところ、どうやら寂しくなってしまったようでした。いくら男子とはいえ、やはり悲しくなってしまったのでしょう。

あの子たちと一緒の学舎にいられるのもあと10日ほど、せめてその時間を大切にしようと思います。

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みんなで考えるプラスチックゴミ問題

2024年03月05日 18時10分00秒 | 日記
今日はまた一段と冷え込む一日となりました。教室では暖房をMAXで焚いていないと、寒くていられないくらいでした。

そんな中、今日は放課後子ども教室がありました。ここでは毎回、宿題を終えた後に様々な企画を用意しているのですが、今回は



小田原市役所環境政策課の職員の方においでねがって、SDGsについての講座を開いていただきました。

現場に従事しておられる方から、ゴミの分別についての映像や動画を見せながら小田原市のゴミの実態を解説していく講座は大変興味深く、子どもたちも熱心に聞き入っていました。特に、ペットボトルの分別については



左から

●破砕されたペットボトル
     ⬇
●不純物を除去し洗浄したもの
     ⬇
●加熱処理したペレット

と処理過程の実物をお持ちいただき、子どもたちは勿論、大人たちも興味津々でした。

こうした講座を通じて、子どもたちに少しでもゴミの問題について考えてもらえたらと思います。勿論大人たちも、このままのペースでゴミを出し続けると2050年には海洋ゴミが海洋生物の数を超えるかも知れないという恐ろしい未来を防ぐべく、考えることは山積みです。

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地名に託された先人たちの知恵

2024年02月24日 18時05分18秒 | 日記
今日は、久しぶりに気持ちのいい晴天となりました。なので、たまっていた洗濯物を一気に済ませて、折り紙を買い足しに有隣堂に出かけました。

目的の買い物を済ませてから何となく書籍コーナーに寄ってみたら



この『一個人』があったので購入しました。今回の特集は『地名の謎と歴史』とのことで、興味を惹かれたのです。

日本には様々な地名がありますが、それにはそれぞれ由来があります。この『一個人』は、そうした地名の由来や謎について特集したものです。

例えば私が住まう厚木は、かつて相模川に現在の愛川町や相模原市の山から切り出された材木を流し、それを一時的に集めた貯木場=木場のあった河川貿易の拠点でした。そのことで『あつめぎ』といわれていたのが、いつの頃からか音韻変化して『あつぎ』になったといわれています。

こうした地名の由来というものは、大変面白いものです。実際に本を紐解いてみると、興味深い事実がたくさん載っていました。

明日は、また天候が崩れるようです。一雨毎に春に近づいているということなのでしょうが、もう少し天候が落ち着いてくれないものでしょうか…。

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これ以上、、涙腺を刺激しないで…

2024年02月16日 16時50分30秒 | 日記
今日は久しぶりに、6年生の音楽の学習支援に入る時間がありました。今年度に入ってからは低学年の子たちの支援に入ることが多く、そもそもあまり彼らの支援に入れていませんでした。

6年生のこの時期の音楽の時間といえば、今や卒業式の定番ソングとなった『旅立ちの日に』の練習です。非常にシンプルながら2部に分かれてハモる部分もある華やかな曲なので、担任の練習にも熱が入ります。

ただ、どうしても低音部を担当する男子の歌唱が上手くいきません。早い子ではもう変声期をむかえてしまっていたりすることもあり、また男子ならではの気恥ずかしさも相まって声が出ないのです。

それでも、やはり本番まで一ヶ月間を切っていることを本人たちも自覚しているので、何とか形にしようという思いは伝わってきます。私も及ばずながら音取りのアシストをしたりして、何とか彼らに歌ってもらえるように後押ししてみました。

しかし、自身の学生時代には影も形もなかった曲とはいえ、やはり聴いているとグッと来るものがこの作品にはあります。元々学校の先生が作られたものであることも要因の一つなのかも知れませんが、指導している最中ちょっと涙腺が刺激されたのは内緒です(汗)。

何とか無事に授業を終えて子どもたちを送り出して教室の後片付けをしていた時に、支援級の担任から



これを渡されました。これは支援級の6年生に贈るプレゼントのメッセージカードで、在校生と担任、個別支援員全員のメッセージを集めてプレゼントにしようというものです。

折角落ち着いた涙腺が、この桜のカードを見ていたらまた刺激されてしまいました。今の6年生には個人的にいろいろと思い入れがあり過ぎて、こんなチンケなカードに書き切れるようなものではないのです。

教員というものは大きな流れの中に立つべき存在ですが、私は個々と関わりを持ち過ぎてしまう傾向があります。それ故に、他の支援員には見せないような表情を見せてくれたり、担任にも言わないような悩み事を聞いてきたりすることがあるのですが、それが果たしていいことなのかそうでないのかは分かりません。

とりあえず自宅に持ち帰って、一人一人の顔とこれまでの軌跡を思い返しながらメッセージを考えようと思います。誤字脱字と、長文をブチ込まないようにだけは気をつけなくては…。

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因縁めいた今年の春一番

2024年02月15日 16時48分38秒 | 日記
今日は勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室の日でした。その最中に、気象庁から関東地方で『春一番』が吹いたという発表がありました。

春一番には気象庁による明確な定義があり、



①立春から春分までの間に日本海で低気圧が発達したことにより、
②北日本と沖縄を除いた広い範囲で初めて吹く、
③前日より暖かく強い風速8m以上の南よりの風

となっています。そして、この気象庁の定義に則った状況の風が吹かなければ、その年の春一番は『吹かなかった』とされます。

今年の春一番は昨年の3月1日より14日早いもので、横浜市中区では昼前に最大瞬間風速19.9メートルの南西の風を観測しました。気温も高くなっていて神奈川県内の全5地点で今年の最高を更新し、横浜で午後2時までに19.7度、小田原市では20.2度を記録しました。

実は、奇しくも今日は『春一番名付けの日』ともされています。

今から165年前の安政6(1859)年旧暦2月13日、壱岐郷ノ浦の漁師53人が五島沖で突風に遭い、全員が死亡するという痛ましい出来事がありました。それ以前から郷ノ浦の漁師の間では春の初めの強い南風が『春一』と呼ばれていて、これが後の『春一番』の語源とされていることによるものです。

ちょっと春一番のことを調べていた時にこの事実を知って、ちょっと偶然とは思えない何かを感じました。子どもたちも、そんな日に今年の春一番が吹いたということに、何らかの思うところがあったようです。

子どもたちを送り出して学校を出たら、時ならぬ『狐の嫁入り』がありました。私は一応常に折り畳み傘を持ち歩いているので大丈夫だったのですが、ここ数日の腰痛に事寄せて久々にバスに乗って小田原駅まで向かったのでした…。

さて、早くも明日は金曜日です。最近またインフルエンザ等で欠席する子どもたちが増えているのですが、一体どうなりますでしょうか…。

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