共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

旅立つ伯父にプッチーニの《菊》を…

2016年08月31日 21時58分58秒 | 日記
私事で恐縮ですが、一昨日父の次兄に当たる伯父が他界しました。80の声を聞く前だったようですが、長患いの末に一人息子に看取られて静かに召されたようでした。

生前からそれほど交流の多くなかった伯父でしたが、それでも親戚一同が会するような場では、特徴的な甲高い大声で陽気に振舞うムードメーカー的な存在でした。結婚式や法事の席で酒が入ると、

「おい、まだ嫁さんもらわないのか?」

と、寄ると会うと聞かれるのが若干鬱陶しかったりもしたのですが、そんな時には

「ひとの心配よりも、お宅の一人息子の心配の方が先でしょ!」

と返して話を逸らせていたことを、今でも思い出します。

昨日が通夜、今日が告別式でした。本当なら出席したかったのですが、急な話だったことと、何より場所が茨城県高萩市という、神奈川県厚木市からはかなり遠いところだったのとで、私は失礼してしまいました。昨晩、一人息子の従弟に電話をかけて非礼を詫びたのですが、向こうからも

「遠いんだから無理しなくていいよ。」

という言葉をもらえたので、心苦しいながらも甘えさせてもらいました。

ただ、このまま何もしないのも伯父に申し訳ないので、私なりの野辺送りとしてプッチーニの《菊》という音楽を送らせてもらいます。プッチーニの数少ない室内楽曲のひとつで、プッチーニが当時亡くしたパトロンのために一夜にして書き上げたという作品です。そういった意味でも、故人を送るのにまたとないものであろうかと思います。

今頃は彼岸で祖父や長兄の伯父、そして弟である我が父や連れ合いの伯母といった先立った人達と久方ぶりの再会を果たしているのかも知れません。あちらでゆっくりと旧交を温めてもらえたらと思いますが、先ずは故人の冥福を心から祈念したいと思います。

最後に…

伯父ちゃん、お疲れ様でした。あちらでみんなによろしくね。さよなら…。

合掌。

Puccini "Crisantemi" performed by the Enso String Quartet
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爽やかき氷

2016年08月30日 23時10分53秒 | グルメ
先週並の被害が予想された台風10号は、神奈川県にはそれほと甚大な被害をもたらすこと無く東北地方に逸れて行きました。それでも午前中はそこそこ雨が降り続いていたので、雨が止むまで我が家でウダウダしておりました(自由業の特権です、スミマセン…)。

夕方になって、だいぶ涼しくなった頃を見計らってから、お洗濯がてら《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。

涼しい風が心地よい感じではありましたが、今日はとにかくかき氷が食べたくてお邪魔したので、ほぼ迷い無くかき氷をお願いしました。今回は『あおうめ』のかき氷です。

見た目は真っ白なかき氷ですが、中には味わいの濃い梅シロップがたっぷり入っています。そして中には



こんなに大きな梅の甘露煮が入っています。

こんなボリュームの梅が入ったかき氷なんて、他では味わえません。この甘露煮をスプーンで崩しながら氷と一緒に頂くと、爽やかな甘酸っぱさが口一杯に広がります。

9月に入ってもしばらくはかき氷の販売を続けられるそうですので、興味のある方は一度お店に行って味わってみて下さい。
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エッシャー鹿

2016年08月29日 17時43分42秒 | 日記
小田原の生徒から、奈良旅行のお土産をもらいました。蚊帳地の布巾です。

奈良市内、元興寺に程近い奈良町界隈には、蚊帳を商う店が幾つかあります。ただ、最近は住宅事情等の影響により蚊帳の受容が殆ど無くなってしまいました。そこで店では、蚊帳地の吸湿発散性を利点とした布巾やタオル、シーツ等を販売するようになりました。

今回生徒が買って来てくれたのは、その中でも《白雪ふきん》というブランド名のものです。麻とレーヨンの混合地ですが、例えばガラスのコップを拭いても表面に毳がつきにくいので、使い勝手のいい布巾です。以前、私が奈良に旅行に行った折にお土産として渡したのを覚えていてくれたらしく、今回買って来てくれました。

この布巾には様々な模様がプリントされています。その中で、私が特に気に入っているのが、この鹿柄のものです。単純化された雌雄の鹿が描かれているのですが、よく見ると




こんな風に互いの隙間に入り込むようにデザインされているのです。さながらオランダの迷宮画家マウリッツ・エッシャーの作品のようなので、個人的に『エッシャー鹿』と呼んでいますが、よくこのデザインを思いつかれたなと感心しきりです。

久しぶりに出会ったエッシャー鹿、大切に使わせて頂きます。
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そう言えば

2016年08月28日 22時55分28秒 | 日記
最近、厚木の街中にこんな小旗が翻っています。厚木市が『厚木が生んだ』と言い、海老名市が『海老名が生んだ』と言って譲らない《いきものがかり》の結成10周年を記念した地元凱旋ライブ『海老名でしょー』と『厚木でしょー』の開催を告知するためのものです。

発表時はまだまだ先の話…なんで思っていたのですが、ふと気付けば昨日と今日は『海老名でしょー』の開催日でした。両日とも雨に祟られて、会場に詰めかけた観衆はさぞや難儀をしているであろうことが忍ばれます。

が…

厚木市民にとっちゃあどうでもいいお話でござんす(*^O^*)。海老名の会場にいらした皆さん、お疲れ様でした。気温が下がった中で雨に濡れて風邪をひかないよう、呉々も注意して下さい。

とは言うものの、厚木市で開催される『厚木でしょー』の開催日が来月10日(土)と11日(日)に迫っているのですが、昨日今日にしても来月上旬にしても、いわゆる二百十日前後は天候が荒れやすい時期なのです。だから、ある意味この雨は『厚木でしょー』にとっても決して他人事ではありません。

こう書くと、さもさもオマエは『厚木でしょー』に行くんだな…とお思いでしょうが、私は仕事の都合で行けません。

とりあえず他人事ながら、野外ライブには付き物の天候というリスクが、せめて厚木では祟らないよう祈るまでです…。
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心強い肌守 その2

2016年08月27日 22時52分45秒 | 日記
昨日、知り合いの方から

「明日(=26日)時間ありますか?」

というメールがありました。何だろう?と思いつつ、夕方には厚木に戻る予定であることをメールでお伝えし、明けて今日《Cafeあつめ木》で待ち合わせました。

ちょっと遅れてお店に到着して一息ついたところで、腕にされていたこの腕輪念珠を私に下さいました。つい先日にもアメジストやスモーキークオーツで作って下さった腕輪念珠を頂いたばかりだというのに…。

何事かと思ったら、過日拙ブログに載せた屋久杉製の巨大腕輪念珠の記事を御覧になられて不憫に思われたらしく、改めて製作して下さったとのことでした。いやぁ何だかもう、恐縮するやらお恥ずかしいやら…。

先日頂いた腕輪念珠はアメジストを中心としたシックな色合いのものでしたが、こちらは一転して透明な水晶がズラリと並んだシンプルなものです。所々に配されているのは蜜蝋を染み込ませた屋久杉の珠で、それらが綺麗に五芒星を描いています。他人様より手首の太い私がしてもゆったりとしたサイズで、違和感なく装着できます。勿論、こちらにも御真言が込められているとのことでした。

それにしても、事前に採寸したわけでもないのに、よくこれだけピッタリサイズのものを作って下さった…と思っていたら、例の屋久杉ブレスの写真を御覧になられて、そこから割り出して作られたとのことでした。しかも、この腕輪念珠に使われているのは全て『直径12mm』の珠とのことで…はぁ(/-\*)。

こうしたことを気にかけて下さる方が身近にいるということは、大変有り難いことです。大事な肌守として、大切に使わせて頂きます。有り難うございました。
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悪評高きジャズフェス

2016年08月26日 23時02分58秒 | 日記
あざみ野の教室に出勤しようと思って本厚木駅の近くを通りかかったら、遠くの方から生演奏の音楽の音が聞こえてきました。そう言えば昨日と今日とで《あつぎジャズナイト2016》が開催されていることを思い出し、とりあえず足を運んでみることにしました。

この《あつぎジャズナイト》は、毎年夏休みの終わり頃に開催されるイベントで、近隣の大学のジャズ研や厚木にあるジャズ箱の常連プレイヤー、日産工場のジャズサークルに加え、プロのミュージシャンや在日米軍の軍楽隊までもが参加する、なかなかな規模のものです。今年は桑野信義(ラッツ&スター)の参加が決まったこともあって、前評判も上々でした。

夕暮れ前でしたが、会場には大勢の人たちが集まっていました。ステージ前にはベンチシートが並べられて、皆思い思いにリズムに乗っていましたし、ちょっと離れたスペースには



こんな感じで立ち見の丸テーブルが置かれ、会場の周りに出店している




こうした様々な出店で饗されているビールや料理を楽しみながら、心地よいジャズの数々に耳を傾けていました。

有名プレイヤーや本格的米軍軍楽隊のジャズを楽しめる素敵なイベント…にもかかわらず、このジャズナイトそのものの市民からの評価は、残念ながらそれほど高くはありません。というのも、このジャズナイトの会場は周囲をぐるりとマンションに囲まれてしまっているため、一番ムードが盛り上がって宴たけなわになった20:30頃に

「誠に残念ながら、近隣住民への御配慮のために、この辺りでお開きとさせて頂きます。」

となり、アンコールは却下…こんなんですから、折角お酒がいい感じに入ってきた大人たちが、塾通いの中学生もうろついていないような宵の口に街中に放り出されるわけです。これでは、本当の意味で盛り上がるわけがありません。

こうなってしまうのも、厚木という街が『人を呼ぶこと』を考えた町作りをしていないのがいけないのです。折角の野外音楽堂がこんな体たらくではどうしようもありません。一部の市民からは

「こんな辛気くさいジャズフェスなんか止めちまえヽ(♯`Д´)ノ!」

と言われてしまっているのも、致し方ないことでしょう。

これから先、このジャズフェスがどうなっていくのか、企画する側には性根を据えて考えてほしいと思います。
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バカ野郎…有り難う(*T^T)

2016年08月25日 23時08分32秒 | 日記
今日も今日とて暑い一日でした。たまプラーザに到着した時点で尋常ではない暑さにあてられてしまって、矢も盾もたまらず教室に駆け込みました。

大至急エアコンを回して何とか一息ついて、準備を終えた頃に最初の生徒が入ってきました。そして

「先生、はい。(´・ω・)っ■」

と、このコーラをくれたのです。

普段私は全くと言っていいほどコーラを飲みません。味もさることながら、私には炭酸がきつ過ぎるので、飲む場合には氷をいっぱいに入れたグラスにあけてある程度炭酸を飛ばします。

しかしながら、ここは教室です。当然そんなものはあるはずもなく、この場でラッパ飲みすることになるわけです。まぁ、暑い中を歩いていて喉も渇いていたので、有り難く頂くことにしました。そして、何の気なしにラベルを見てみたら…



一瞬固まりました。

そんな私を尻目に、自分のコーラを飲みだす生徒。

生 :「あれ?先生飲まないんですか?」

私 :「へ?あ、うん。後でな、ありがと。」

生 :「冷たいうちに飲んじゃわないと、美味しくないですよ(ゴクゴク)。」

私 :「大丈夫。後でゆっくり頂くから。」

生 :「ふ~ん…(人の顔をしげしげと見る)」

私 :「『…のやろぉ、分かってやってやがんな!』うるせ~な!さっさと楽器だせ!レッスン時間が無くなるゾ!!」

生 :「はぁい。」

白状しますと、実はこの時涙腺が緩みかけて危ない状況でした。ちょっとでも気を抜くと(;ω;`*)となりそうになっていたのですが、それではコヤツの思うツボ…とばかりに何とか踏み留まり、後は何事もなかったかのようにレッスンを終えたのでありました。

ダァ~!ちくしょ~!!たまにこういうことがあるから、この仕事は止められないぜバカ野郎。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。!!!

よ~し、明日からも頑張るぞぉっ!!!
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すっきりパインソルベ

2016年08月24日 20時08分43秒 | グルメ
今日、二宮町の教室に行こうと思っていたのですが、お昼前辺りから一人、また一人と欠席のメールが届きました。そして、あと少しで本厚木駅の改札を入る…というところで、最後の一人からも欠席の知らせが入り、何と生徒が全員お休みになってしまいました。

こうなると、もう出掛ける意味がありません。だからと言ってすごすご帰宅するのも癪にさわるので、動機は不純ですが《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。今日も暑かったのでかき氷にしようか…と思っていたのですが、ふと8月も後半に入っていることを思い出し、月替わりアイスクリームをお願いすることにしました。

8月の自家製アイスクリームは『粉雪パイナップルソルベ』です。生のパイナップル果汁からお店で手作りしたというシャーベットは、文字通り口に含むと粉雪の如くホロホロとほどけて、爽やかなパイナップルの風味がふうわりと広がります。相当時間をかけて空気を含ませて作った丁寧な仕事が忍ばれる、美味しいシャーベットです。下にはカットされたパイナップルも添えられていて、風味と食感の違いを楽しめます。試してみたい方は、是非《Cafeあつめ木》までお越し下さいませ。

ところで、このシャーベットが運ばれてきた時に、全体的なフォルムが某都市の異様にハイテンションな非公認ゆるキャラに似て見えたのですが、どうやらその件についてはスタッフさんも気にされていたらしくNGワードだったようです。それはそうですよね、梨の味はしませんでしたから…あっ!( ̄0 ̄;。
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サイズは正確に確認しませう…

2016年08月23日 21時48分20秒 | 日記
今日、出掛けようと思っていたところに郵便配達員が来て、先日ネットで購入した屋久杉製の腕輪念珠を届けてきました。

早速開封して中身を確認してみたら、こんな物が出てきたのです。



…へ?何か、デカくね(゜。゜;)?

と、とりあえず袋から出してみたのですが、想定していたよりも遥かに玉が大きいのです。どのくらいかと言うと…



一粒あたりが10円玉大!Σ(゚ロ゚;)

「そ、そんなもの注文した覚えはない。何かの間違いでしょ…。」

と、注文した時の入力画面でサイズの確認してみました。そうしたら『半径12mm』とありました。

…ん( -_・)?『半径』?

そう、こうしたもののサイズを表記するのであれば通常なら直径を書くべきところ、このサイトの注文画面では何故か半径が書かれていました。つまり、

半径12mm=直径24mm

ということだったのです。

そんなことって…などと思いつつ、それでも一応腕輪念珠ですから腕にはめてみました。そうしたら…



もうね、何処の大阿闍梨様かと…。

まぁ、それでもサイズを見間違えたのはこちらですし、これで返品だ何だと言って貴重な屋久杉の材を無駄にしてしまうのも何なので、腕にはめて出掛けるのではなく家に置いておく用にすることにします。

ネットで物を買う時には、サイズの表記はキチンと確認しましょう…(´-ω-`;)。
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台風に備えていたら…

2016年08月22日 19時38分12秒 | 日記
未明から雨を降らせ始めた台風9号は、夜明けから昼過ぎにかけて南関東を縦断しました。朝から我が家の雨戸に打ち付ける励み雨音で、テレビの音声が聞き取りにくくなる程でした。

こうなることは判っていたため、昨日のうちに食料品等を買い込んで、今日は一歩も家から出ずに済むようにしておいたのですが、その買い込んだお菓子の中にこんなものがありました。クレイジーソルト風味のポップコーンです。

一時期、特にサラダのドレッシングを自作した時に、味を決めるのにほぼ毎回クレイジーソルトを使っていたことがありました。これでほぼ完璧に味が決まってしまうので、ものぐさな私にはえらく重宝したものでした。最近は真面目に料理をしなくなり、それに伴って調味料のラインナップからクレイジーソルトが消えていたので、久しぶりの味を期待して購入したのです。

結果としては、クレイジーソルトの味を御存知の方であればお分かり頂けると思いますが、いわゆるクレイジーソルトの風味そのものでした。こう書いてしまうと実も蓋もないのですが、こればかりはその通りなので致し方ありません。でも、クレイジーソルトならではのバジルをはじめとしたハーブの風味が引き立つ、なかなか美味しいポップコーンでした。

いつの間にか雨音がしなくなったので外の様子を窺ってみたら、



台風一過の夕焼け空が広がっていました。さて、明日は晴れるでしょうか…。
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愛川町勤労祭

2016年08月21日 22時15分38秒 | 日記
今日は昨日に引き続き愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんのサポートでした。と言っても今回は演奏ではなく、カメラマンとしてのお手伝いです。

今日は愛川町で行われた《愛川町勤労祭》にやって来ました。大きな工業団地を擁している愛川町で、一年に一度行われている慰労祭です。特に愛川町の工業団地には南米や東南アジアからの出稼ぎ労働者の方々が多く、今回の勤労祭でもペルーやヴェトナムといった様々な国のブースが設けれていました。

そんなお祭りのプログラムの中で、地元在住のアーティストであるみらいあいこさんが出演することになりました。とは言うものの、今回は15分程しか持ち時間が無いため全編オケをつかってのパフォーマンスとなりましたので、サポート演奏はしませんでした。その代わりと言っては何ですが、動画撮影係を仰せつかりました。

この後、日が暮れた頃に、主にブラジル出身者によるサンバカーニバルパフォーマンスが予定されていたのですが、雨が降りそうになってきたのと、一緒にいたあいこさんの下のお嬢さんが疲れてしまっていたのとで、今回はこのまま解散と相成りました。

さて、明日は台風9号が未明から関東地方に接近・上陸との予報が出されています。はてさて一体どんな具合になりますら…。
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It's 営業?!

2016年08月20日 23時30分38秒 | 日記
日中、厚木市内では局地的な豪雨に見舞われました。突然の豪雨で道路の一部が冠水したり、視界が著しく悪くなったりしました。

そんな悪天候の中ではありましたが、今日は愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんのサポートで、相模原市緑区の中野という地区のお祭りに参加しました。

一応雨天決行ということでしたが、お祭りが始まるまではこちらでもかなり激しい雨に見舞われ、どうなることか…と関係者一同やきもきしていました。しかし、いざお祭りが始まる頃には雨も小康状態になり、どうにかこうにかお祭りが始められる雰囲気になりました。

住民有志のカラオケが何人か続いた後で、ゲスト歌手陣の出番となりました。当初は5名の歌手が、それぞれ25分の持ち時間でパフォーマンスをするはずだったのですが、蓋を開けてみれば各人の持ち時間は10分少々に大幅に縮小されていました。何か急がなければいけないような案件も見当たらなかったので不思議に思っていたのですが、どうやらこのお祭りのPAも担当していた写真の歌手の出演時間を十分に確保するための皺寄せ工作だったようです。まぁ、こちらとしては自分の出番の音響でお世話になっていることもありましたので、特に異論は挟まずにいました。

みらいあいこさん以外のゲスト歌手は、全員演歌系でした。殆どがマネージャーも連れずに単独でやって来て歌っていましたが、この21世紀の御代になっても演歌系の歌手はこうした営業回りを細々とされているのだということを、改めて目の当たりにしました。一曲当たるまでの歌手って、本当に大変なのですね…。
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《ルノワール展》

2016年08月19日 18時21分10秒 | 日記
今日は《ルノワール展》を観賞するために、乃木坂の国立新美術館に行きました。結構会期が長い展覧会だったので、内心

「まだ間に合うからいいや~♪」

くらいに思っていました。ところが、ふと気がつけば来週月曜日で終わってしまう!ということを今更ながら認識して、慌てて駆けつけた感じになりました。

今回の《ルノワール展》は、パリのオルセー美術館やオランジュリー美術館所蔵のルノワールの初期から最晩年までの作品と、それに関連したゴッホ、マティス、ピカソといった画家の作品も展示されるかたちのものです。

今回のメインは、何と言っても初来日を遂げた大作『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』です。会場入口にも御覧のような大パネルが設置されていて、来場者が思い思いに記念撮影をしていました。

当然のことながら初めて生で本物を観たのですが、131.5✖176.5cmというサイズは想像以上に大きいものでした。普段、画集サイズでしか観ていなかった私にとって、衝撃的な大きさでした。こんなに実際の大きさに驚いたのは、恐らくモネの『かささぎ』以来だと思います。

ルノワールならではの木漏れ日の描写は実に美しく、ダンスや会話に興じている人物一人ひとりを生き生きと浮かび上がらせています。画面の向こうからポルカやカンカンの音楽が聞こえてくるかのような躍動感溢れる大作は、いつまで観ていても飽きません。

今回はその他にも『ブランコ』や『ジュリー・マネの肖像』『バラを持つガブリエル』『道化師(ココの肖像)』といった有名なものもあって

「えっ?こんなのまで持ってきちゃったの?!Σ(・ω・ノ)ノ」

と思うような作品が目白押しでした。中でも



『都会のダンス』と『田舎のダンス』の2つの等身大大作が揃って出展されていたのには驚きました。今までのルノワールの展覧会に、どちらか一方が来たことは何度かありました。しかし、2作品が揃って日本の展覧会に出展されたことは、少なくとも私の記憶にはありません。

実際に観賞すると、『都会のダンス』でモデルのシュザンヌ・ヴァラドン(後のモーリス・ユトリロの母親)が着ているシルクのドレスと、『田舎のダンス』で、後のルノワール夫人となるアリーヌ・シャリゴが着ている木綿のドレスの質感が見事に描き分けられていて、改めてルノワールの観察眼の鋭さに驚かされました。

それから



円熟期の名作『ピアノを弾く少女たち』も来日していて、来場者の注目を浴びていました。この他にも同主題の『ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル』や、以外と同時代人だと認識されていない『リヒャルト・ヴァーグナーの肖像』といった珍しい作品も展示されていて、音楽絡みのなかなか面白い一角が形成されていました。

そして



最晩年の傑作《浴女たち》までが来日していました。これには本当にビックリ!キュレーターさん、頑張りましたね…(;ω;`*)。

60歳を迎えた辺りからルノワールは重度のリウマチに悩まされ、いつしか絵筆を持つことさえも儘ならなくなってしまっていました。それでも想像意欲の衰えなかったルノワールは、腕が上がらない代わりにカンヴァスに滑車を付けて上下動させたり、固まってしまった指に絵の具をつけた絵筆を子供たちにねじ込んでもらいながら絵を描き続けていました。

その最晩年の集大成とも言うべきこの《浴女たち》は110✖160cmという、そんな満身創痍の画家が描いたとは思えないくらいの明るさと柔らかさと瑞々しさをもって、観る者の頬を緩ませます。後にキュビスムという全く別方向の芸術を生み出すピカソが、若い時分に貪るようにルノワールの絵に学んだというのも、こうした色彩感覚や精神性に惹かれてのことだったのでしょう。

とにかく、自分が想像していた以上に内容の濃い展覧会でした。あと3日で会期が終わってしまいますが、興味のある方は是非おいでになってみて下さい。

ところで、主だった作品をミュージアムショップの絵葉書で紹介しましたが、実はこれだけでは済まなかったのであります。実はニャンと…
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こんニャものまで(ФωФ)!

2016年08月19日 18時17分18秒 | 日記
今回の《ルノワール展》のミュージアムグッズに、こんなものがありました。これは『ジュリー・マネの肖像』でジュリーが抱いている茶トラネコを、単独でぬいぐるみストラップにしたものです。

これは一部の新聞で『可愛過ぎるミュージアムグッズ』として紹介されていたようですが、そんな情報を全く知らなかった私は、ショップでいきなりこの子と鉢合わせしてしまったのです。その瞬間

『………欲しい!(ФωФ)=3』

となってしまったのは言うまでもありません…。。(〃_ _)

後は、とにかく少しでも毛並みが整っていて全体のフォルムが良さそうなものをスタッフさんに怪しまれるほどに吟味を重ね、最終的にこの子に決めました。

「こういうことをしているから、お小遣いがすぐに無くなるんだぞ!」…と言われることは重々承知しております。しかし!この可愛さを出会い頭的に目撃してしまったからには、どうにも抗えなかったのであります。そこんトコ分かって頂きたく、平に平に…m(_ _;)m。
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分かるかナ?

2016年08月18日 23時55分12秒 | 日記
昨日に引き続き、今日も残暑厳しき一日となりました。こういう時には日中は駅ビルにでも籠って涼もう…と思っていたら、今日はミロード全館休館日( ̄□ ̄;)!!

そんなわけで、私の目論見は脆くも崩れ去ったのでありました…(*T^T)。

そうは言っても、何処やらでは涼まなくてはいけません。さて、何処に行こうか…と厚木一番街近辺をうろついていたら、上の写真の看板が目に留まりました。最近よく見かける、黒板のようなイーゼル看板です。昨今はこうしたお洒落な感じの看板が、街中のあちこちに見受けられるようになりました。

さて、突然ですが問題です。ジャジャン!!

この看板の中にある間違いを見つけて下さい。制限時間は10秒です。スタート!



…はい!終了~!(^|0|^)



分かりましたか?答えは…





×PREASE ⇒ ○PLEASE

ですね。

折角英語でカッコよく看板を書くのであれば、スペルのチェックくらいはして頂きたかったです。


以前、他のお店で似たような看板の誤記があって、それをお店のスタッフさんに伝えたところ、真顔で

「はぁ( ´Д`)?」

と返されたことがあるので、それ以来あまり立ち入ったことは言わないようにしています。あとはお店のスタッフさんの誰かが気づいてくれて、いつか書く直されることを祈念するばかりです…。
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