共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

お客様感謝デー

2020年02月29日 23時55分00秒 | 日記
政府から事実上の外出自粛令が発令されて、あちこちのイベントが中止・休止・延期に追い込まれています。イベントだけだは無く美術館やお祭り事まで中止になったりしていますが、若干騒ぎ過ぎの感は否めません。それでも、ヘタに国民にあちこちフラフラされて、何処かで新型コロナウィルスを拾って罹患し、巷に蔓延することを考えると、致し方無い措置てはありましょう。

そんな中、コロナに負けず日暮里の『夕焼け酒場』にやって来ました。

今日はこちらで、毎月29日に開催されている開店記念お客様感謝デーの日でした。本来なら2月に29日は無いのですが、今年は閏年のため目出度く開催の運びとなりました。

昭和感満載の店内で、



美味しいお酒やワインと酒肴に舌鼓を打ちながら、様々な話に花を咲かせていました。店内には



店主コレクションのCDが並べられ、BGMにはドニゼッティやヴィヴァルディのオペラが流れるという、何ともカオスな状況ではありましたが、様々な分野から集った客側も、そんな様子を楽しみながら多いに盛り上がっていました。

こうしたサロン的な場所では、異文化交流が盛んに行われます。今回も、それぞれの分野から様々な濃い話題が湧き起こり、楽しいひと時となりました。

3月29日は開店一周年記念日です。その頃には、一連のコロナ騒ぎが収まっていることを願って止みません。
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いざ!チャーミングセールへ!

2020年02月28日 16時45分17秒 | 日記
昨日の楽しい民族楽器セッション会から一夜明けて、今日も暇に飽かして横浜・元町に出かけました。現在、こちらで開催中の



年に2回のチャーミングセールに来たわけです。

例年だと、平日でもかなりの賑わいをみせるチャーミングセールですが、さすがに今回は一連の新型コロナウィルス騒ぎもあって人影が疎らです。

それでも



私が想定していたよりはずっと買物客が居て、思い思いに通りを闊歩したり店先で品定めをしたりする様子が見られました。

店側でも、折角セールに訪れた客を逃すまいと



バックの老舗《キタムラ》や



『ラムボール』で人気の洋菓子店《喜久屋》、



青いイヤープレートが華やかな《ノリタケ》や、



大判カーテンからハンカチまでレースの名品が揃う《近沢レース》、



業務用サイズ並のコーヒー豆量り売りが人気の《キャラバンコーヒー》や、



裏通りの生チョコレートの名店《霧笛楼》といったお店で、様々なセールが行われていました。

ところで、私が横浜元町に来た時の個人的楽しみがクレープです。

元町商店街の元町・中華街駅出口側の交番の裏に



《ドン》という小さなクレープ屋があります。ここに来ると私がいつもオーダーするのが





バターを塗ったクレープの上にチョコレートスプレーをふりかけ、一度畳んだ上からたっぷりとマイヤーズラムをかけて仕上げられる『ラムチョコレート』です。

生クリームもアイスクリームも無い至ってシンプルなクレープですが、近頃のタピオカ粉や米粉等をブレンドしたパヤパヤしたクレープとは一線を画する昔ながらの食感のクレープと、ほんのり甘い風味のチョコレートと、熱々のクレープから立ち上る香り高いラム酒がマッチして、絶妙に大人なクレープに仕上がっています。お酒の飲めない方には絶対におすすめ出来ないくらいの逸品です。

久しぶりにチャーミングセールに来て、いろいろと物色することができました。

因みに、今日私はただ冷やかして歩いていただけではありません。勿論ちゃんとお買い物もしました。

へ?何を買ったか?それはヒ・ミ・ツ。
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ヨコハマ民族音楽会

2020年02月27日 23時58分00秒 | 音楽
今日から2週間、ヤマハの教室も小田原の放課後子ども教室もありません。特に放課後子ども教室はこのまま年度内は再開せずに終わってしまうことが決定してしまいました。演奏会も一つ流れてしまったりで、踏んだり蹴ったりです。

そんな中、今日は先日の笹塚でのクルディスタン・タンブールのワークショップでお知り合いになった方が主催される民族楽器のセッション会があるという情報を受けて、馬車道駅近くのKing's Bar Vignetteというバーに出かけました。本来、教室があったら来られなかったイベントですが、はからずも今日から教室が休講になってしまったがために急遽参加出来るようになったのです。

会場ではお知り合いの方ともう一人共同主催者との方が迎えて下さりました。

カウンターでドリンクをオーダーしてから席に着くと、テーブルの上には



ネイを始めとした様々な笛やパンデイロを始めとした打楽器、また



ジューズハープやムックリといった口琴や、カズー、パチカ等も用意されていました。

私はヴィオラを携えて参加したのですが、その他にも上の写真にあるジャンベを持っていらした方や



ギリシャ・クレタ島の民族楽器クレタン・リラや



ブルガリアの擦弦楽器ガドゥルカといった、大変興味深い楽器を持っていらした方がおられました。

ガドゥルカは糸巻の数がかなり多めの楽器ですが、実際に弓で擦る弦は3本だけで他は全て共鳴弦です。先日のセッションで御一緒した



スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパにも



ヴィヴァルディの時代に良く使われていたヴィオラ・ダモーレにも



ハイドンのパトロンだったエステルハージー公が愛奏した弦楽器バリトンにも多くの共鳴弦が備えられていますが、もしかしたらこうした共鳴弦の響きというものは、広く人々の心をとらえるものだったのかも知れません。

民族楽器中心のセッション会ということでしたが、実際にはピアノが入ったりしながらのかなり自由な感じのセッションとなりました。セッション曲もクレタン・リラやガドゥルカといった民族楽器に合わせてギリシャやマケドニアの曲、更には朝鮮のアリランまで採り上げて、歌有り、笛有り、太鼓ありの賑やかなとのとなりました。最後の頃にはアイリッシュチューンやジブリものまで飛び出し、多いに盛り上がることとなりました。

新型コロナウィルスの蔓延に伴って様々なイベントが自粛・中止される中、こうした有意義なイベントを開催して下さった主催者とお店には感謝しきりです。そういえば会場では



「コロナを以ってコロナを制す!」とばかりに、コロナビールでの乾杯が見られたのは御愛嬌です(笑)。

最近、こうしたフォークロアな感じの奏者の方と知己を得ることが増えてきました。これはこれで昔から興味のある分野なので、急激に道が開けてきたようで嬉しい限りです。こうした活動が、これからも更に広がっていくことを期待して止みません。
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スカッとしたくて

2020年02月26日 23時52分00秒 | カフェ
今日はあざみ野の教室の日。出勤前に準備していたら、教室事務局から不穏なメールが…

嫌な予感がしつつも開いてみると、何と明日から2週間、教室を閉鎖するという内容でした。それだけでなく、来月末に予定されていた教室の発表会まで無期限延期となってしまったのです!

ガ━━━ー(゚Д゚)━━━━ン!!

はい、恐れていたことが現実となりました。政府発表を受けて、各業界が一斉に反応し始めたようです。しかし、普段のレッスンだけでなく、あれほどまでに日程調整して進めていた発表会まで槍玉に上げられてしまったのは痛過ぎます。ネット上では悲観派と楽観派が対立していますが、どうやら悲観派に軍配が挙がってしまったのでしょうか。

何だか陰鬱な気分を引きずりながら《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。今日はちょっとスカッとした気分になりたかったので、最初にゆず蜜ソーダをお願いしました。関西でいう柚子茶を強炭酸で割ったシンプルなドリンクですが、オレンジマーマレードとはまた違った柚子茶の程よい甘みの苦味がソーダとマッチして、頭も心もスキッとします。

夏みたいなドリンクでだいぶスッキリしたので、続いてコーヒーゼリーをお願いしました。こちらのコーヒーゼリーは



御覧のようにゼリーの上にバニラアイスクリームがてんこ盛りになって出てきます。なので初めてオーダーした人の中には、アイスクリームとオーダーミスしたのでは?!と勘違いする方もあるようです。ワッフルにも添えられるキチンと甘いアイスクリームと、お店特製の苦味の効いたコーヒーゼリーとの相性はバッチリで、口の中が幸せになります。

最後には




久しぶりに『カフェ・アダージョ』も堪能しました。

向こう2週間レッスンが無いとなると、こちらにも伺うことが無くなってしまうのか、はたまたコーヒーを堪能するためだけにあざみ野に通ってもいいのか、今のところ心は揺れております。当局からの余程強い自粛圧力がかからないうちは通常営業されるとのことですので、じっくりと考えようと思います。
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『努力』を伝える難しさ

2020年02月25日 18時38分49秒 | 日記
最初にお断りします。今日の話は長いです。だから、苦手な方は読み飛ばして下さい。

私は現在、小田原の小学校で放課後子ども教室の学習アドバイザーをしています。そこにはいろいろな子供たちがやって来ますが、中には小学生のうちから『努力』や『勤勉』というワードを露骨に卑下する子がいます。曰く

「元々才能が無いものを努力したって、始めから出来る人になんか追いつかないから努力するだけ時間のムダ。」

と、小学生の身で言ってのけるのです。

そんな時、他の学習アドバイザーやコーディネーターからは『努力』することの大切さが切々と説かれるのですが、私は正直、その子の思いが分からないでもないのです。

話は私の小学生時代に遡ります。

今でもそうなのですが、私は子供の頃から体育種目がことごとくダメでした。走ったら驚異的に遅い、ボールを投げても全然飛ばない、ソフトボール大会では攻撃時にバットにボールを当てられない、守備時にフライ球が捕れない、鉄棒で逆上がりが出来ない、上り棒が登れない、雲梯が渡れない、縄跳びは基本の飛び方しか出来ない、跳び箱は飛べない、マット運動はでんぐり返しのみ、平均台を最後まで渡れない、そして泳げない…もう、見る人から見たら三文安以下の男子でした。

田舎の小学生で、体育の出来ない男子などクズ以下でした。当時身長も平均を大きく下回り腕力も無かった私は、男女問わずクラス中の格好の餌食となり下がりました。

特に嫌だったのが運動会でした。当時は不参加や棄権などという制度が無かったため何かしらやらされることとなり、案の定悲惨な状態で競技を終えれば

「オマエのせいで○組は負けた」

と、帰りのクラス会で担任を含めたクラス全員から袋叩きの刑に処される始末でした。

忘れもしない小学5年生の時。

さすがに

『これではイカン!』

と一念発起して、秋に開催される運動会に向けて春から人知れず独学で走るようにしていました。

そして迎えた運動会当日。

相変わらずヘタレな走りではありましたが、今までと違うことが起きました。無理やり走らされた徒競走で、何と私の後ろにまだ一人走者がいたのです。

ここでゴールまでに抜かれてはならじ!と懸命に足を動かして、人生初のビリから2番目に入ることが出来ました。その瞬間、私がどれだけ嬉しかったか。

『これで帰りの会でクラス中から非難されずに済む!』

そう思っただけで、私は一人で高揚していました。

そして…

全ての競技が終了して、校長先生の総評がありました。そこで校長先生が発したのは

「今日はいろいろな人がいろいろな成績を収めました。勿論、一位を獲った人たちも立派ですが、最下位になっても諦めずに走り続けてゴールした子も、私達に頑張る姿を見せてくれました。皆さん、各競技で最後まで諦めずに走った最下位だった皆さんにも、皆さんから暖かい拍手を贈りましょう。」

という言葉。

そして、校庭に座っていた児童だけでなく、観戦に来ていた父兄からも、ビリだった子達に惜しみない拍手が沸き起こりました。ふと見ると、私が負かした男の子は周りから祝福を受けていたようで、その子は頭をかきながら照れ笑いしていました。

それを見た瞬間から次の日まで、自分が一体どうやって帰宅したのか、次の日である振替休日をどう過ごしたのか、私には一切記憶がありません。

妹が言うには、私はかなり夕方になって帰宅してからはひたすら2階の自分の部屋の勉強机の椅子に座って、虚空を見据えて口を半開きにしていたそうです。両親や妹の問いかけに一切答えなかったとのことでしたが、顔には明らかに号泣したような涙の跡がついていたようで、どう接していいのか分からなくて困ったと、後日言われました。

恐らくですが、あの時、子供なりに私のアイデンティティが崩壊したのだろうと思うのです。

それまでは『努力は必ず報われる』と信じて生きていた節がありました。しかしあの瞬間、自分が積み重ねてきたつもりの努力や自尊心は、跡形もなく砕け散ったのです。そして、

『私が他人を打ち負かした=私が人としてしてはいけない事をした』

みたいな図が頭の中で出来上がってしまい、自分が人として凄まじく下劣で下品で不潔な存在だと、小学生なりに思うようになってしまっていたのです。

それからしばらく、私は『努力』を避けました。その成果は直ぐに現れ、学力は低下し、早く走れるようになりかけていた足は元の木阿弥となり、修学旅行に行こうが何しようが一切笑わない可愛げの無い子供になっていました。

そして次の年の運動会。

私はまたしても、無理やり走らされた徒競走で最下位。その年の閉会式で、去年と同じ校長先生は一転して最下位を褒め称えるようなことはせず、結果クラス会で袋叩きにされてボロ雑巾のようになって帰宅したことに関してはよく覚えています。

『何で校長先生は、今年は最下位の子を褒めてくれなかったのだろう?そして、どうして自分って何をやってもダメなんだろう?…』

それから中学校に上がるまで、それまで以上に『努力』を止めました。むしろ『努力』という美辞麗句を憎みました。

そんな気持ちとは裏腹に両親は、中途半端にグレだした我が子を思ってか、それまでおくびにも出さなかった学習塾へ半ば強引に通わせるようになりました。始めは心底迷惑だと思っていたのですが、ここでの先生との出会いが結果的に私の考え方を少しずつ変えていき、今でも年賀状のやり取りをさせて頂くまでにお世話になったのは、また別の話です。

子供たちは大人の薄っぺらい発言に、時に振り回されたり、時に疑心暗鬼になったりしているものです。大人よりも目線の低い彼等は、大人よりも敏感に大人の言葉を受け入れ、精査し、判断しているものです。なので、軽はずみに

『努力は大事だ』

などと、私は言えません。

ただ、一度憎んだ『努力』を積み重ねた結果として現在の自分がいることも事実です。なので、私はとりあえず直球勝負はせずに、斜め45度くらいからのアプローチで、少しずつその子の外堀を埋めていこうと企んでおります。

何気なく発した言葉が、どんなタイミングで人心をえぐるかは分かりません。それ故に『言霊』としての言葉に気をつけながら、これからも子供たちと接していこうと思います。
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ニューアイテム

2020年02月24日 21時21分00秒 | 日記
今日は昨日の新天皇誕生日の振替休日でした。なので、放課後子ども教室が無いのをいいことに、我が家でグダグダしておりました。

ところで、先日



長年愛用してきた眼鏡が、壊れたり、度が合わなくなってきたりしていたこともあって、思い切って新しい眼鏡を作りました。

それが



ジャーン!こちらです。

…へ?何が違うのかって?

いえいえ、これがなかなか違うのであります。

先ず、当然ながら度が違います。

昨今は近眼よりも乱視と老眼が進んでいるので、いつの間にか昔のごうつくババアみたいに眼鏡を外して近くの物を見ていたりしていました。それに、以前は遠近両用レンズだったのですが、譜面台に立てた楽譜くらいの中距離が見えにくくなっているのも気になっていました。

そこで今回は遠近両用では無く、中近両用というレンズにしてもらいました。要は、一番見えていてほしい楽譜くらいの距離を最優先したプリズムレンズというものに替えました。私にしてみれば、楽譜さえ見えていれば、楽譜の向こうにいる指揮者は指揮棒を持ってタコ踊りしているのが何となく分かればいいので(オイ…)。

それに、何と言ってもフレームがめちゃめちゃ軽い!前回眼鏡を作ったのは2016年で、その時にも最軽量というフレームで作ったはずなのですが、4年間の技術革新は並大抵ではありません。

今まであまり見えていなかった世界から、あまりにもよく見える世界に切り替わったため、正直ちょっと戸惑うこともあります。一応、明後日に購入店で微調整をしてもらうことになっていますが、とりあえず今までの眼鏡も併用しつつ、このニューアイテムを徐々に使いこなせるようにしてしていこうと思います。
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心行くまで呑んで食って

2020年02月23日 23時54分00秒 | グルメ
今日、本当は都内に出ようと思っていたのですが、行くはずだったイベントが新型コロナウィルス騒ぎでキャンセルになってしまいました。考えてみれば一昨日、昨日とライブが続いたので、今日は家でゆっくりすることにしました。

夕方になってから、知人が近くに来ているということで、折角だから夕食を共にすることにしました。どこにしようかということになったのですが、手頃なところでサイゼリヤにしようとなりました。

席に着いてからメニューを広げて、とりあえずワインは頼もうということになりました。で、折角なのでドドンとデキャンタでオーダーしました。

一部の情報番組で取り上げられているので御存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実はサイゼリヤのワインはなかなかのクオリティです。それがこんな値段で出てきていいの?と思うくらい、ちゃんとしたワインです(失敬)。

最近、お互いに積もる話があったので、実はこの後に白も頼んで呑んでしまいました(汗)。でも、一日の終わりに美味しいワインを堪能できて、いい一日となりました。
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アイリッシュセッション2日目

2020年02月22日 22時20分40秒 | 音楽
今日は相模原市にある《まゆみんち》という居酒屋さんに出かけました。今日はこちらで、昨日国立の《Celtic Moon》でアイリッシュライブを開催した御三方によるライブが開催されることになっていて、昨日に引き続きやって来たわけです。

三部屋続きの座敷を開け放った縦長の部屋には、満員のお客様が入っていました。ここ最近、新型コロナウィルス騒ぎでいろいろなライブやイベントが中止に追い込まれたり集客が奮わなかったりしていることを考えると、かなりの盛況ぶりでした。このライブを企画されたプロデューサーさんの力量と営業努力が窺えます。

昨日と同じくオリジナルやアイリッシュチューンを織り交ぜてのライブとなりましたが、昨日と違ったのは



私が数曲ヴィオラで参加させて頂いたことでした。前半には『ダニーボーイ』から、昨日のワークショップで採り上げた『Lucy Farr's』を、後半には『サリーガーデン』を始めとするエアやジグを共演し、アンコールには『オー・シャンゼリゼ』を日本国歌詞で大合唱しました。

終演後には



全員で集合写真を撮影し、多いに盛り上がったライブは無事終了しました。

フルートのIZUMIさん、クロマティックアコーディオンの大塚雄一さん。ニッケルハルパとフィドルの大森ヒデノリさんのトリオはまだ結成されてから日が浅いとのことでしたが、それでも実力者が揃ってセッションすればそんなことは微塵も感じさせず、終始楽しいステージとなりました。やはりプロフェッショナルのパフォーマンスというものは気持ちのいいものです。

今後もこの御三方でのライブが企画されるようですので、それが今から楽しみです。
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再びのアイリッシュセッション&ワークショップ@国立《Celtic Moon》

2020年02月21日 23時08分18秒 | 音楽
今日は、先月アイリッシュライブを開催したメンバーでまたライブが開催されるとのことで、国立市のアイリッシュパブ《Celtic Moon》に行きました。

会場に入ると、フルート奏者のIZUMIさん、ボタンアコーディオン奏者の大塚雄一さん、そして



スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパとフィドルの奏者である大森ヒデノリさんが迎えてくれました。

今日は先ず、大森ヒデノリさんによるアイリッシュチューンのワークショップからスタートしました。

先ず我々受講者の前で



大森氏がフィドルで模範演奏を細切れに披露し、それを受講者がなぞるという、笹塚でのタンブールワークショップの時と同じような感じで進められました。

課題曲は『Lucy Farr's』というダンスミュージックでした。始めは覚えられるかどうか心配だったのですが、とてもシンプルなメロディだったので、何とか付いていくことができました。私は



ヴィオラを持参して参加し、他にもジャンベやら笛やらマラカスやらで参加した方もいらして、なかなか楽しいセッションとなりました。

ワークショップの後に休憩を挟んで、



三名による素晴らしいライブが始まりました。大森氏によるオリジナル曲やトラディショナルな曲を織り交ぜて、楽しいライブが続きました。

更にその後には



予め渡された楽譜を使ってのセッションタイムとなりました。『サリーガーデン』は知っていましたが、他の3曲は初めて見る、そして聴く曲でした。それでも、楽譜にコード進行が書かれていたので、何とか追いかけながらセッションすることが出来ました。

そして最後にワークショップで演奏した『Lucy Farr's』をもう一度みんなで演奏して、多いに盛り上がったライブはお開きとなりました。

今回もライブを堪能しながら



すっかりお気に入りとなったアイリッシュシードル『マグナーズ』もしっかりと堪能してきました。甘さ控えめのアイリッシュシードルは、クセになる美味しさです。

実は、今日の御三方とは明日も別現場でお目にかかる予定です。そのことについては、また明日に。
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皮を剥くのはどっちから?

2020年02月20日 23時16分00秒 | 日記
今日、教室の受付の女性陣と雑談していた時に、ちょっと盛り上がった話題がありました。

皆さん、ミカンの皮を剥く時に、どうやって剥きますか?

私は何の疑いも無く



こっちから剥いているのですが、愛媛出身の方が言うには



ヘタの方から皮を剥くのだそうです。その方が中の白いスジが綺麗に取れるのだとか。

で、実際にやってみたのですが、私がブキッチョなだけなのか、あまりうまくいきませんでした。

そういえば昔インドネシア人に、どうして日本人はバナナの皮を剥く時に



手前の軸の方から剥くのか、と聞かれたことがありました。聞いてみたら、インドネシアでは殆ど



花のついていた先の方から皮を剥くのだそうで、みんなでびっくりしたことがありました。

で、実際にやってみると、こちらはあのバナナの白いスジが綺麗に取れたのです。しかも、花がついていたところだからか先の方が心なしか甘くて美味しく感じました。

何故日本人はバナナを軸の方から剥くのか。これは推測ですが、昔○ールのCMで軸の方から剥かれたバナナのキャラクターがいたので、何となく軸の方からバナナの皮を剥くイメージが定着してしまったのではないかと思います。

ものの食べ方ひとつとってもお国柄が出るものですね。
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一日遅れのバースデーケーキ

2020年02月19日 23時51分00秒 | カフェ
今日は水曜日。ということであざみ野に出勤して《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。

昨日特にバースデー的なものをしなかったので、今日こちらで美味しいワッフルを頂くことにしていました。それが2月の限定商品『ミックスベリーとチョコレートのワッフル』です。先日も頂いた時にとても美味しかったので、是非バースデーケーキにしようと思っていました。コーヒーも今月限定のトラジャコーヒーです。

マスターさんとお話をしながら過ごしていてもう少しコーヒーが飲みたくなったので、



もう一度トラジャコーヒーと、自家製焼きプリンとをお願いしました。マンデリンとはまた違った深いコクと香りのインドネシアトラジャコーヒーの風味は格別です。

一日遅れでしたが、美味しいバースデーケーキ…というかワッフルを堪能出来ました。こうした美味しいものが頂ける幸せを、改めて噛み締めたのでありました。
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いつかまた演奏したい曲 ~ ベートーヴェン 七重奏曲変ホ長調 op. 20

2020年02月18日 19時18分35秒 | 音楽

私事で大変恐縮ですが、不肖私、本日をもちまして年男を卒業し、49歳と相成りました。

今日は朝からメールやらフェイスブックやらメッセンジャーやらLINEやらで、様々な方々からお祝いのメッセージを頂戴しました。この場を借りて、篤く御礼申し上げます。

日々自分を生きていると大した感慨もありませんが、こうして年齢の節目を迎えてみると、自分もそんなに年月を重ねてきたんだなあ…と気づかされます。

これまでの49年間、決して自分ひとりで生きてきたわけではありません。沢山の人との御縁を頂き、支えられ、助けられてきたのだと思います。そうした御縁を頂いた皆様方には、感謝してもし尽くせません。本当に有り難うございました。そして、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

今日は仕事を終えて帰宅してから、久しぶりにベートーヴェンの《七重奏曲》を聴いています。かつて学生時代に手がけ、30代で手がけた曲ですが、ベートーヴェンの室内楽の中でも大好きな作品です。室内楽としては規模も大きいし難しい曲ですが、チャンスがあればまた演奏してみたい作品です。

そんなわけで今日は、私に向けた自分からの誕生日プレゼントということで、ウィーンフィルハーモニックアンサンブルによる演奏を転載しました。40分以上かかる大作ですが、今年生誕250年を迎えるベートーヴェンの室内楽の名品を御堪能下さい。

Beethoven: Septet in E-flat major, op. 20

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河津桜の御寺

2020年02月17日 23時56分00秒 | 
今日はものすごく風の強い日でした。もしかしたら、気象庁から春一番の観測報告が出されるのでは…と思うほどです。

そんな強風の中、小田原の放課後子ども教室を終えて小田原駅へ向かっていると、道すがらにある高長寺という曹洞宗寺院の門の向こう側が鮮やかに色づいていることに気づきました。まだ閉門したいなかったので入ってみると、



本堂の前に植えられた河津桜が、ほぼ満開になっていました。



目にも鮮やかな桃色の河津桜の花が今を盛りと咲き誇っていましたが、私の他には誰もいなかったため、しばらく独り占め状態で堪能させて頂きました。



思いがけず一足早い花見ができて、ちょっと幸せな気持ちになれました。まだまだ風が強く吹いていましたが、せめて散り急いでしまわないよう願うばかりです。
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特別な思いを

2020年02月16日 18時15分24秒 | 日記
今日は何だか今までの暖かさが嘘のように、冷たい雨の降る一日となりました。

ここ数日には珍しく何も予定が無かったので家の片付けやら練習やらしていたのですが、夕方近くになってちょっと手を止めて考え事をしていました。

実は、ちょっと思い悩んでいることがあるのです。

先日、ある方からお手紙を頂きました。とても大切な方からのものでしたが、詳細は伏せますが、そこに思いもよらないものが同封されていたのです。

とてもお気持ちの込められたものでしたが、正直

『このまま受け取ってしまっていいのだろうか?』

と思ってしまったのです。

それからしばらく、あれこれと予定をこなしながらもその思いは頭から離れず、だからといってそのお心遣いを無碍にするわけにもいかず、どうしていいのかと悩み続けていました。しかし、先方が不肖私のことを考えて送って下さったものであるということもあって、きちんとその思いをお受けする決心がつきました。

ただ、そのことをメールやMessengerでお伝えするのは甚だ失礼になるかと思い、普段滅多に使わない便箋と封筒を納戸の奥から引っ張り出してきました。それが



これです。このレターセットは以前銀座の鳩居堂で購入したもので、



こういう地模様が施されたものです。これは余程のことが無ければ使わないものなのですが、今回のお手紙のお返事には一番向いているだろうと思いました。

最近、私の足を引っ張ろうとする輩や私の神経を逆撫でする輩が多くて荒みがちだったのですが、部屋で香を焚きながらこの便箋に向かっていると段々と気持ちが落ち着いてきました。先ずは心を込めて文章をしたため、しっかりと先方に感謝の気持ちをお伝えしようと思います。
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222ネコ写コンテスト

2020年02月15日 18時25分19秒 | ネコ(=゚ω゚=)
昨日は充実した一日を過ごしました。そして今日はちょっと遅くに起床したので、とりあえず家の片付けをしつつ、久々に《Cafeあつめ木》に行ってみることにしました。

店内では毎年恒例の『222(ニャンニャンニャン)うちのニャンコの写真展』が開催されていました。年を追う毎に力作が出品され、





家ネコから野良猫まで、様々なネコ写が展示されていました。

それぞれの写真には番号が振られていてオーダーした人に投票用紙が渡され、自分で気に入った写真の番号を書いて投票します。21日まで投票を受け付けていて、22日のニャンニャンニャンの日に集計結果が発表されます。

そして、この時期限定のオリジナルスイーツが



マシュマロで肉球をあしらった『プニプニプリン』です。通常のプリンよりもかなり柔らかめに仕上げられたプリンは、口の中でとろけます。昨年まではプリンの表面をキャラメリゼしていたのですが、今年はプリンの上にダイレクトにラングドシャがのせられていたので、恐らくモデルチェンジしたのでしょう。

店内は何処を見渡してもなかなかの力作ネコ写揃いですので、興味のある方はお店に行ってみては如何でしょうか。
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