共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

最後のインスタ映え?!

2018年04月30日 23時26分58秒 | カフェ
昨日すっかりオペラを堪能して、その勢いでワインなんぞ飲んでしまったら、今朝思いっきり寝坊してしまいました。起きたら既に昼近く…。

とりあえず頭がお湯を浴びて何とか風体を整えてから、買い物がてら《Cafeあつめ木》に伺いました。ランチメニューをせ頂いてほっこりしていたのですが、ふと今日で四月が終わってしまうことに気づいたので、月替わり生ケーキをお願いすることにしました。

四月の生ケーキは『お花畑のオレンジ』です。真っ白な生クリームの上には菜の花やヴィオラ、撫子の花で飾られ、一層の華やか差を演出しています。そして勿論、これらの花は頂くことが出来ます。

明日から五月です。連休前半は天候にも恵まれそうですね。、
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稲城市民オペラ第四回公演《カルメン》

2018年04月29日 20時20分20秒 | 音楽
今日は月末恒例アミューあつぎ前路上ライブの日…なのですが、実は今日は半年以上前に予定が決まっていたこともあって、お休みさせて頂きました。

今日は稲城市民オペラの公演を観に、稲城市中央文化センターに出かけました。旗揚げ公演の《椿姫》から数えること四回目、今回の演目はジョルジュ・ビゼー不朽の名作《カルメン》です。

《椿姫》からそうですが、この稲城市民オペラは限られた空間と限られた舞台装置、限られたアンサンブルの中で如何に本格的なオペラを上演するか…という、或る意味において非常に実験的な公演を重ねています。そして、驚くことにそのどれもが予想を上回るクオリティで展開され、観客を魅了して止みません。

本来であれば三管編成に多数の打楽器やハープまで入った大オーケストラでの伴奏ですが、今回は



ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、ファゴット、そしてトランペットというたった六名による、かつての浅草オペラに匹敵するような少数精鋭アンサンブルでした。

稲城市民オペラのオーケストラは毎回、指揮者である河村逸平氏の手によってアレンジされています。

通常、あれだけの大オーケストラをただ単にたった数名分に縮めてしまうと、どうしても低音部の音圧が薄くなって物足りなさを感じてしまいます。しかし今回も河村氏のアレンジは、チェロやコントラバス、ティンパニといった低音楽器が一人もいないにも関わらず、ピアノの左手やファゴットを中心に、時にクラリネットの低音まで駆使して非常に充実した低音部アンサンブルを聴かせてくれましたし、時にクラリネットがオーボエや二番トランペットの代わりになったり、トランペットがファゴットと一緒にホルンのような柔らかい音を作ってハモったりと、本来この場にいないはずの楽器の音色を要所要所で巧みに補填してくれて、楽器の少なさを不満に思わせることなくオペラに集中でき、原曲と比べても安心して鑑賞していられました。

これはアンサンブル内における一人当たりの負担が増え、それに伴って演奏者一人一人の演奏技量も要求されるため、いくらアレンジしようと思っても手練の奏者が揃えられないとなかなか出来ないことなのです。そういった意味において、稲城市民オペラのオーケストラには毎回驚かされると共に、アレンジャーや各奏者の御苦労がしのばれます。

演出は稲城市民オペラ主宰であり、公演芸術監督でもある馬場紀雄氏です。こちらの公演では毎回、最小限の道具と舞台背面の書き割りとを使って空間表現を演出するのですが、今回も第一幕では建物の書き割りの前に黒く塗られた縦格子が立てられるだけの至ってシンプルなものでした。これがカルメン達が働くタバコ工場の柵になっているのですが、これが最終幕では闘牛場の外壁に姿を変えて登場するのです。限られた時間内での舞台転換を余儀なくされている中で如何に変化に富んだ効果を上げるかという、稲城市民オペラ演出の面目躍如といったところです。

また、第二幕の幕開けの『ジプシーダンス』として有名なアンサンブルは、スタート時には通常では考えられない、何なら始まったと同時にズッコケてしまうくらいにゆっくりとしたテンポで演奏が始まりました。さて、どうなるのか…と思ったのですが、全体をよく見ると皆が酒によって眠りこけてしまっている状況から始まり、そんな中からカルメンが歌い出し、ダンサーがテーブルの上で足拍子を踏み鳴らすと、眠っていた酒場の客が一人また一人と目を覚ましていきます。この曲は同じフレーズが三回リフレインされるのですが、曲が進む度にアンサンブルが熱を帯びて盛り上がりながらテンポを上げていくと、客たちもカスタネットやタンバリンを鳴らしながら熱狂します。そして、その興奮が最高潮に達した時に、酒場に闘牛士エスカミーリョが颯爽と登場すると、客がに向かって景気よく札ビラを撒き散らしながら『闘牛士の歌』を朗々と歌い上げる…もう、すっかりやられました。

次の第三幕、山奥の山賊のアジトの場面になってまたビックリ。セットに置いてあるのは何と椅子一脚のみ!他は人の配置と照明の変化だけで、呑気なジプシー女のカード占いから、危険極まりない土地にホセを探しに来たミカエラの心細い心情まで表していました。これは能の舞台のように、下手に物が存在しないからこそ出来る演出効果です。

第四幕の闘牛場のシーンは、本来であればきらびやかなマタドール達やマンテラで着飾った華やかな女達が闊歩するところですが、今回は児童合唱を含めた合唱団が闘牛場の柵の前に並んで「騎馬隊だ!」「闘牛士達だ!」と歌いながら目線を横に横に動かしていくことによって、彼等の目の前を通り過ぎていく人物達の存在を感じさせる工夫が為されていました。そして、満を持して金モールの衣装に身を包んだエスカミーリョが客席から登場すると、合唱の熱気が最高潮に達します。

そして、通常の演出だとエスカミーリョと一緒に闘牛場に入っていく…はずの合唱団が、柵の向こう側に移動したのです。そこからは、復縁を迫るホセとそれを断り罵るカルメンのみの場面になり、そこに舞台裏から闘牛場の群衆の熱狂が聞こえてくる…という図式になるのですが、今回はその舞台裏の歌が柵の向こう側から聞こえてくることになりました。なので、通常よりも合唱が近くに聞こえてしまうのですが、実はこれが市民オペラならではのひと工夫でした。

指揮者を直接見られなくなる裏歌というのは舞台上の歌手とのアンサンブルが乱れやすく、下手な合唱団だと音楽的破綻をきたしてしまう元凶にもなってしまうのです。それを今回は舞台上ながらも黒く塗られた柵の裏側に配置することによって存在を消し(日本の伝統芸能において黒く塗られた簾や幕、黒い衣装を着た黒子は何も物が無いことを表すのです)、尚且つアンサンブルに支障をきたす心配無く裏歌効果を発揮することに成功していました。

今回特筆すべきは児童合唱です。十名ほどの男女混合の児童合唱団なのですが、この子達が歌もお芝居も実に上手いのです!ともすると日本中の児童合唱は客席に親兄弟や友達が観に来ていることを意識し過ぎて恥ずかしがってしまいがちなのですが、こちらの児童合唱団『コーロ・ピッコロ』の面々は第一幕の幕開けから元気よく歌いつつ兵隊さんの真似をして行進しながら、合間に間抜けな大人を茶化すという悪ガキっぷりも発揮して、観客の笑いを誘っていました。

勿論大人の合唱団も、舞台の上下だけでは無く客席の出入り口からも登場するという、稲城市民オペラではお馴染みとなった立体的な演出効果が今回も見られました。こちらの合唱団の面々は舞台の展開に沿ってかなり動いてくれるので、お芝居としてのオペラを楽しむことができます。前回の《こうもり》ではウィーンのブルジョア階級の紳士淑女を演じていましたが、今回は一転してタバコ工場に勤める斜っぱな女達と、それに言い寄るちょっと風紀の乱れた兵士や男達を生き生きと演じてくれていました。

ソリスト陣もそれぞれに奮闘していました。

身なり正しい龍騎兵としてミカエラと愛し合っていたところから徐々にカルメンに魅了され、やがて盗賊風情に落ちぶれていくホセは歌い上げ方も変わっていくのがよく分かって、真面目であるが故に翻弄されてしまった心情を表現してくれました。また、身の危険を顧みず、たった一人で山賊のアジトまでやって来てホセを連れ戻しに来たミカエラの祈りの歌に会客は静まり返り、感銘を受けていました。盗賊仲間のアンサンブルは悲劇の中における狂言廻しの役割を存分に発揮し、エスカミーリョは燦然と輝くヒーローとしてあくまでも格好良く存在していました。そしてカルメンは強く奔放に生きながらも、繰り返し占いで示された自身の死という宿命をまるで覚悟して受け止めたかのような、ちょっと不可思議な最期をとげるのです。

そんな様々な人間模様を巡らせながらオペラは終了しました。最後にはカーテンコールがなされ



熱狂的な拍手の中で幕が降ろされました。やはりオペラは楽しいものです。

次回は来年四月、プッチーニの名作《ラ・ボエーム》を上演するとのことです。このオペラでも第二幕に児童合唱が活躍しますので、また彼等の歌と演技が観られるのが楽しみです。
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ボリューム満点ロールキャベツ

2018年04月28日 21時42分43秒 | カフェ
今日もまた、この時期にしては暑い陽気となりました。こうなると、もういい加減長袖シャツとはお別れしてもいいのかな…と思ったりもします。

今日は久しぶりに《Cafeあつめ木》にLunchを頂きに出かけました。今回は日替わりスープセットの『トマトスープのロールキャベツ』を頂くことにしました。

トマトにニンジン、玉ねぎにさやいんげんが入ったトマトベースのスープにはローズマリーの香りがほんのりと効いていて、そこに春キャベツの葉でしっかりと包まれたロールキャベツがど〜んと二個入っています。サラダとパンもついて、食べ応え十分のランチです。

明日から本格的なゴールデンウィークです。私は東京へお出かけします。
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ほんのりあったかエッグタルト

2018年04月27日 20時45分10秒 | カフェ
今日は朝から雲が低く垂れ込める、何とも微妙なお天気となりました。それでも時折雲の隙間から太陽が顔を覗かせると、爽やかに吹く風にぐっと暖かみが増します。

金曜日の教室に向かう前に《Cafeあつめ木》でお茶をしていくことにしました。もうそろそろ四月も終わってしまうので、その前に月替わりケーキを頂こうか…とも思ったのですが、今日はちょっと趣向を変えて可愛らしいスイーツをお願いしました。それが『エッグタルト』です。

一時期日本中のスイーツ事情を総ナメにしたエッグタルトですが、今はだいぶ落ち着いてしまった感があります。あの頃流行ったエッグタルトは表面がテッカテカで中身がプリンのように柔らかく、エッグフィリングの底にカラメルが沈んでいたりもしました。一方こちらのエッグタルトは、どちらかというとあの頃のテッカテカのものよりもこちらでランチに出されているキッシュに近い感じのもので、甘さも控えめであっさりしています。なので、調子に乗って今日は2個頂きました。

今日はテレビも新聞も、南北朝鮮代表の胡散臭い握手会の映像で溢れかえっています。でも、これをもって北朝鮮が非核化されるわけでもなければ、拉致被害者が一斉に帰国するわけでもありません。日本国民は、この演出に演出を塗り重ねあった茶番劇をもっと冷静に見つめる必要があるでしょう。
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さっぱりアジたたき丼

2018年04月26日 23時42分55秒 | グルメ
今日は比較的過ごしやすい一日となりました。それでも日中は暑さを感じてしまい、着るものに悩まされます。

たまプラーザの教室を終えて、帰宅途上の中央林間駅に着いて田園都市線から小田急線に乗り換えるコンコース沿いに《ぐるめ丼亭》という海鮮丼と握り寿司の店があります。普段は殆ど気にしないのですが、今日何となく店頭に目をやるとものすごく魅力的なメニューがあったので、今日はこちらで夕食を頂くことにしました。

こちらには定番メニューの他に月替わりの丼メニューがあります。今月の丼は『アジたたき丼』です。

ほんのりと温もりを感じる酢飯の上には脂の乗ったアジと生姜や万能ネギを一緒に叩いたアジのたたき身がのせられ、ガリと茗荷が添えられています。たたき身の下に敷かれた青味は最初『大葉』かと思い、これだけ大量の大葉もなかなかだな…と思って口にしてみると、これがなんと『わさび菜』でした。なるほどわさび菜なら、これだけ大量に乗っていてもアジの風味を凌駕してしまうことも無く、相乗効果で美味しく頂けるというわけです。そんな細かなところにも感心しつつ、美味しく頂戴しました。

まだまだ四月中なのですが、街はすっかり初夏の様相を呈しています。もしかしたら、このままシレッと春が終わってしまうのでしょうか…。
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巣立ち

2018年04月25日 23時05分05秒 | 日記
今日、小学一年生からずっと通い続けてくれていた生徒が退会しました。理由は大学受験準備です。

有り難いことに私の生徒さん達は長き渡って続けて下さる方が多く、一年未満で辞めていった方は数えるくらいしかいません。親御さんも、始めの頃にいわゆるモンスターペアレント的な人が一人だけおられましたが、それ以外の親御さんとは良好な関係を築いてくることができました。

今回退会した子もとても真面目ないい子で、真摯に練習に取り組んでくれました。私の不徳の至りで、その子が左利きであることに気づくのが遅れてしまったことに関しては申し訳なかったのです(実はヴァイオリンという楽器は左利きの人にとってはかなり弾きにくいものなのです)が、本人はそれを出来ないことの言い訳のタネにせず、よく続けてくれました。

本人の希望で最後にパッヘルベルの《カノン》をレッスンして、10年以上にわたるレッスンを終了しました。お母さんともご挨拶をして、最後にこのマグカップをプレゼントしてくれました。

今後は保育士を目指しての進学を希望しているということですので、その希望に向けて邁進してもらいたいと思います。たまには息抜きに楽器にも触れてもらえれば嬉しいのですが、そうした贅沢は進路が決まってホッとしてからでもいいでしょう。

今はただ、この子の進路に幸多からんことを祈念するばかりです。
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香りの主

2018年04月24日 23時26分43秒 | 
天気予報によれば今日はこの時期らしい天候なのだそうですが、若干の湿気を感じられるだけ蒸すような気もしています。

ここ数日、出かけようとして玄関を出ると、何処からともなく甘い花の香りが漂ってくるようになりました。しばらくはその発生源を特定できずにいたのですが、今日遂にその香りの主を発見しました。それが、この愛らしいしスズランです。我が家と隣のマンションとの僅かな隙間の一角に、ひっそりとながら一群を形成していました。こんなにも小さな花のなのに、その芳香量はなかなかのものです。

この花が咲くようになると、いよいよ初夏の花へと主役が移っていきます。ツツジやサツキ、シャガにアジサイといった花が見頃になります。

その分、空気中の湿度が高くなってきてヴァイオリンの機嫌が悪くもなってくるのですが…。
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小田原城御感の藤

2018年04月23日 23時25分28秒 | 
今日は朝から、何となくソワソワしていました。それでも、午前中は役所やら銀行やらでやらなければならないことがてんこ盛りだったため、とりあえずそれらを粛々と済ませてから、一路小田原を目指しました。

小田原城址公園の南堀に面した一角には大正天皇ゆかりの《御感の藤(ぎょかんのふじ)》という藤の大木があり、例年ですと五月初旬くらいから美しい花房をいっぱいに付けてくれています。しかし、今年は先週の月曜日に我が家の近所の藤の花が咲き出してしまっていたため、もしかしたら散ってしまっているかも…という危惧があったのです。

で、実際に駆けつけてみたら…よかった!むしろ今が見頃の様子でした。

御覧下さい、この大きさ!右側に立っている御婦人と比べるとその大きさが分かって頂けるかと思います。かつて小田原藩主だった大久保家愛玩のものと伝わる藤で、小田原城二の丸御殿にあった鉢植えの藤が明治維新の折に箱根板橋の森元家に移され、更に明治16年には小田原市内の西村家が購入して育てていました。

明治期、小田原城は閑院宮家の別邸でした。そこに、皇太子だった明宮嘉仁親王(後の大正天皇)が逗留された折のこと。馬に騎乗して小田原市内を視察していた時、ちょうど西村家の辺りに差し掛かった時に、親王の騎乗した召馬が突然藤棚の中に突っ込んで行ってしまい、お召物に藤の花が降り掛かってしまいました。

はて、これは一体どんなお咎めがあるだろう…と人々が恐縮していると、親王はただ一言

「見事な藤に心無いことよ」

と感じられ、しばらくそのままこの藤の花を御覧になっていた…ということです。

この逸話により、後にこの藤は《御感の藤》と呼ばれるようになりました。その後、大正11年に小田原保勝会が購入してこの場所に植えられ、今日まで人々の目を楽しませてくれています。

この藤が小田原市民に如何に愛されているかが分かるポイントがあります。このすぐ横に信号とバス停があるのですが、その名前が



『藤棚』というのです。

植えられた花の名前が、そのまま地名になってしまっているあたり、如何に親しまれているかを窺わせています。

藤棚の中に入ると



紫色の雨が降り注ぐかの如くの光景が続き、独特の甘い香りも漂ってきます。

もしかしたらゴールデンウィーク前半にも楽しめるかも知れません。5月3日には《北条五代祭り》も開催されますので、お出かけになってみては如何でしょうか。
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ヘンデルの小さな名作~ヴァイオリンソナタ イ長調 op.1No.3

2018年04月22日 21時46分46秒 | 音楽
今日は出かけようかどうしようか迷ったのですが、外気温が26℃を記録したことで嫌になってしまい、涼しい室内で引きこもっていることにしました。

で、ちょうど一人の生徒が新曲に取り掛かることを思い出して、その楽譜を引っ張り出してきて練習することにしました。それがヘンデルのヴァイオリンソナタ イ長調です。

スズキの教本の7巻目に収録されているこの曲は、俗にヘンデルの《6つのヴァイオリンソナタ》としてまとめられている中の巻頭を飾る作品として、ヴァイオリン奏者にはよく知られた作品です。ただ、この6つのソナタ自体は真贋が問われているもので、6曲中ヘンデル自身の真作と認められているものはこのイ長調と4番目にあたるニ長調の2曲だけと言われています。

ニ長調ソナタが晩年近くに作られたことに対して、このイ長調ソナタはもっと若い時代の作とされています。そこにヘンデルの明るい作風とイ長調という調性がもつ陽光のような温かさとが相俟って、全体に実に溌剌とした印象の秀作です。さて、どんな感じでレッスンしていきましょうか。
                                       
そんなわけで今日はこの小さな名作を、ヨゼフ・スークのヴァイオリン、ズザーナ・ルージイッチコヴァーのチェンバロという20世紀の名コンビの演奏でお楽しみ下さい。

Josef Suk, Z. Ruzickova, Haendel Violin Sonata A major op.1No.3
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今季初

2018年04月21日 23時43分25秒 | カフェ
ふぅ…(;´Д`)。

確か今は4月のはず。あぁそれなのに、それなのに…日中26℃って、どういうことですか?まだサツキの花もまばらにしか咲いていないというのに…。

こうなると、俄然あらゆることに対してやる気が無くなります(オマへはいつもじゃろうが…( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン)。ただ、そうは言いつつも買い物くらいはしなければならないので、とりあえず出かけてみて、その勢いで《Cafeあつめ木》にお邪魔しました。

いつも座る席に着いて一息ついてから、今日はコーヒーフロートを頂くことにしました。今季初のアイスコーヒーです。ガツンと濃い飲み口のアイスコーヒーに丹那牛乳から作られた自家製バニラアイスクリームが浮かんで、何とも涼しげな眺めです。

こういうフロートを頂く時に、アイスクリームと氷との接点に出来たシャリシャリを少しずつ食するのが至福の時です。今回も御多分に漏れず、アイスクリームと接して薄く凍ったアイスコーヒーを、ニヤニヤしながら頂きました。

さて、明日は更に暑くなるそうな。是非とも止めて頂きたいのですが…。
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聞いたことあるな…と思ったら

2018年04月20日 22時33分35秒 | 音楽
今日は暑かったですね。厚木市でも最高気温が26℃に達したらしく、さすがに昼間はヤラれました…。

ところで、横浜の教室を終えて本厚木駅に帰ってきたら、駅前広場から聞いたことのある歌声が聞こえてきました。

『もしや…』

と思って向かっていったら、やはり、先日のアミューあつぎ路上ライブに参加して下さったTOT WORKSさんが歌っていました。

彼もこちらに気づいて下さって、軽く立ち話をさせて頂きました。いろいろと活動の輪を広げていらっしゃるようで、将来に向けての展望の一端も話して下さいました。

来週末のアミューあつぎ路上ライブにも参加して下さるとのことですので、もしお時間がありましたらお運び頂いて、彼の優しい歌声に耳を傾けて頂ければと思います。
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村下孝蔵 ≪初恋≫

2018年04月19日 22時48分35秒 | 音楽
今日、生徒から

「校内合唱コンクールで歌う曲の候補を挙げなくちゃいけないんですけど、80年代の歌謡曲で何かいい曲ありませんか?」

と聞かれました。

突然の質問に面食らいましたが、何でも他のクラスはいわゆる80年代アイドルの曲を発表するらしく、そうしたものと違うものを歌って差をつけたい…とのことだったのです。

そこで私が参考に教えてあげたのは、村下孝蔵の≪初恋≫です。

思春期の学生ならではの甘酸っぱい初恋の想いを、「五月雨は緑色」「夕映えは杏色」という何とも叙情豊かな響きの美しい日本語に乗せて歌い上げるこの歌は、青春真っただ中の彼らが歌うに相応しいと思うのです。

そうした話をした後で、私も久しぶりに聞いてみたくなりました。そんなわけで、昭和58年に作曲されたフォークソングの傑作をどうぞ。

村下孝蔵 - 初恋
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真四角な相棒

2018年04月18日 23時28分06秒 | 日記
皆さんは普段お出かけになる時、どんなバッグをお使いですか?

特に女性の皆様はその時のファッションやお出かけ先に合わせて、様々なバッグを使い分けておられるのではないかと思います。しかし、私は大抵、大量に買い物をする時にはトレッキング用のようなリュック、教室に出勤する時には楽器の肩当てや文房具が入るショルダーバッグという二種類のみで済ませています(勿論セカンドバッグ等の小さなものもありますが、これらは冠婚葬祭以外には滅多に登場しませんので)。

そして、私には『一旦使い始めたからには、ひとつのものが潰れるまで使い倒す』という傾向があります。それが『ひとつのものを長い間大切に使う』というように取って下されば有り難いのですが、一方で『みっともないくらいにボロカスになるまで使い続けている』と取られてしまうと辛いものがあります(早い話が貧乏性だろ…( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン)。

ところで、今日平塚駅のコンコースに臨時の店舗が出店していました。主に男性用のネクタイやベルトと共に、様々なバッグも処分価格で投げ売りされていたのです。

始めは横目で『ふ〜ん…』という感じで見ていたのですが、一角にビジネスにも使えそうなバッグの一段があることにきづきました。そして、そこにあったのが
この真四角のバッグだったのです。

今まで使ってきたショルダーバッグは、徐々にほつれてきてしまっていたショルダー紐の取り付け部分を自分で縫い付けたり安全ピンで装飾的に留めたりして何とか誤魔化してきました。しかしそうした結果、外からの見た目にも『自由業ならともかく、ビジネスには使っちゃいけないよねぇ…』というものになっていました。

同じくらいの容積のバッグをちゃんとしたお店で買うと、とんでもない値段がします。それが、処分品というレッテルを貼られただけで、アホみたいな値段で買える…悩むことはありませんでした。

唯一心配だったのが、正方形なので楽譜が入るかどうかでした。しかし、帰宅して入れてみたところ、何の問題もありませんでした。

ということで、これからはこちらが仕事モードの新しい相棒になります。
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これはこれで…

2018年04月17日 21時14分16秒 | 日記
昨日からの肌寒さに拍車がかかってきたようで、つくづく短慮して長袖を全部仕舞いこんでしまわななくてよかったと思います。

それでも、肌寒い中であれやこれやと動き回っていれば、それなりに暑くもなるものです。今日はまた町田まで電車に乗ったりもしたのですが、この小田急線内がガンガンの暖房だったこともあって、我が家へ戻った頃にはすっかりヘロヘロになってしまっていました。

最後に近所のセブンイレブンで細々とした買い物をしていたら、こんなアイスがあったので思わず買ってしまいました。

梨のアイスバーについては、赤城乳業の『ガリガリ君』から名品が発売されていますが、これは恐らくその向こうを張ったもの…と思っていました。しかし、実際に口にしてみると、『ガリガリ君』が文字通り氷菓としてのガリガリとした食感であるのに対して、こちらは若干ねっとりとした食感が特徴的です。

昨今のセブンプレミアム新商品にありがちな『売れてる実績のある商品のパテント横取り二番煎じ』的なものを想像していた私はちと面食らいましたが、これはこれでありだと思いました。

まだまだ本格的なアイスクリームの季節には早いですが、今年はどんなアイスクリームが市場にとうじょうするのか楽しみです。
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もう咲いちゃったんですか?!

2018年04月16日 22時33分15秒 | 
さぁ、月曜日でございます。昨日の悪天候から開放されたのはいいのですが、空気のひんやり感だけは何となく残っているような気がしています。

特に急ぐ用事も無かったので、今日はかなりゆっくりめに出かけました。すると、何と金所で藤の花が満開になっているではありませんか!

『えぇ〜そうなのぉ?そうと知っていたら、もっと早くに小田原に出かけていたのに…』

以前にも載せたことがありますが、小田原城址公園には大正天皇縁の《御感の藤》という古木かあって、今でも沢山の花房をつけて訪れる人の目を楽しませてくれています。例年だとゴールデンウィーク辺りに咲き出すのですが、近所ながらここまで咲いてしまったということは、恐らく小田原でも開花してしまっていると思われます。

小田原駅に着いてそのまますっ飛んでいけば見に行けないこともない…のですが、生徒を待たせてまですることでもありませんし、こちらは桜と違って夜間のライトアップも無いため、教室が終わってからでは暗すぎます。

そんなわけで、とりあえずこちらの藤の花を撮影をして《御感の藤》と代わらせて頂きます…。
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