共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

寒そう…

2012年02月29日 11時37分23秒 | 日記
近所のお宅の玄関先に、紅梅も盆栽が置いてありました。折角咲き出したところに、この雪です…。

ここで一句…


雪空や 傘をくれろとを 梅の鉢 


失礼しましたm(_ _)m
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閏の雪

2012年02月29日 10時41分06秒 | 日記
我が家の雨戸を開けると、そこは雪国だった…彡(-_-;)彡。

明日から3月だというのに、物凄い雪です。30分待っても一向にバスが来ず、やっと来たバスには立錐の余地もないほどの混み様…。これはもう出勤そのものが無理!ということで、今日は強制休講です。

帰り際にいつものお社を撮ってみました。撮影中、桜の枝からドサドサと落雪が襲ってきて大変でした(+_+;)。
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本格的!

2012年02月28日 20時30分26秒 | 日記
火曜日にレッスン会場としてお世話になっている生徒のお家のおばあさまは、和裁の先生をされています。今日レッスンしに伺ったら、そのおばあさまがお呼びになるので何だろうと思ったら、この十二単を見せて下さったのです。お話によれば、秋篠宮紀子妃殿下のお輿入れの様子をテレビで見たのをきっかけにしてお弟子さん達と思い立って制作を始め、完成までに2年もの月日を費やした力作ということでした。

実際に成人が着る1/2スケールだということでしたが、そのディテールたるや思わずうなってしまう程の手の込み様です。いわゆる『重ねの色目』を活かすために下の白単衣から少しずつサイズをずらして、襟元からも袖口からも色目が覗くように工夫されています。また、腰から後ろに長くまとう裳(も)や、その両端に流す引腰(ひきごし)のひとつひとつにも、五色の糸をよってから決まった色の順に並べて縫い付けたりというこだわり様です。長袴は、いわゆるお雛様が履いている緋(ひ)色の袴ではなく、深い紫色です。

この作品は見た目だけでなく、着付け方も本物と同じ行程なんだそうです。かつて私は十二単の着付けの実演を見たことがあるのですが、これが大変なんです。まず下着と呼ばれる白単衣(アンダーウェアの下着とは違います)と長袴を着用し、その上から色単衣を本当に一枚ずつ着ていきます。で、一枚着る毎にそれを仮紐で結び留めて、その上から次の一枚を着て別の仮紐を結びます。そして、一枚下にある先に着たものを留めている紐を引き抜き、更に上から一枚羽織って仮紐で留めては下になった紐を引き抜き…と、これを実際に12枚から、皇后クラスの正装だと20枚ほども重ねるのです!

そして一番上の単衣物を着て、更にその上の腰から下にスカート的な役割の裳を着けてその帯で全体を結び留め、またその上に唐衣(からぎぬ)という上半身だけの上着(この写真で言うと緑色の引きずっている着物の上に羽織っているオレンジ色の模様付きのもの)を羽織り、引腰共々全部を引きずって歩く…とまぁ、『着る』という言葉では片付かないような大変な思いをして、二人掛かりでおよそ30~40分くらいかけて着付けられているのであります。

これだけの装束を、毎日ではないにしろ折ある毎に着用していたわけですから、優雅な時代ですね。まあ平安時代当時に貴族が乗っていた車を牛が曳いていたことを考えれば、無理からぬこととも言えましょうか…。しかも、ただ着りゃあいいっていうものではなく、袖口や襟元の色の重ね方にも季節毎に桜重ねとか紅葉重ねとかいろいろと決まりがあって、それそれの風情を理解して着こなすことが一つの教養とされていたのですから、その精神的豊かさには感服します。

これだけ大変な思いをして着付けた十二単ですが、実は脱ぐのは驚くほど簡単です。というのも、先程の記載の通り全体を結び留めているのはたった一本の帯ですから、それと袴の結び帯を解いてしまえば、下着だけでスポンと抜け出せてしまうのです。因みに脱いだ後、一枚一枚は薄い単衣物でも、それが何十枚も重なっているため、人が抜け出た後も着物自体は誰かが着ているかの如く自立します。その様子から、中身が無くなって空っぽになった状態のことを『裳抜けの殻(もぬけのから)』というようになったのだとか…。

もう一つ因みに、本当はこの後にお内裏様も作るべく、男性の正装である衣冠束帯の制作にも着手しよう…としたそうなのですが、この十二単を完成させた段階で疲れ果ててしまったため、敢なくギブアップしてしまったということでした。そりゃ大変ですもの仕方ないですね。でも、束帯と十二単が揃った姿も見てみたかったなぁ…。
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これぞ!

2012年02月27日 15時46分14秒 | 日記
小田原に向かう電車を待っていたら、1本前にロマンスカーが来ました。

昨今、新幹線みたいな真っ白のものや、メトロ線内に入っていく総身がブルーのものなんかがありますが、個人的には写真に写したのタイプのものが『ザ・ロマンスカー』という感じがします。JRの特急にはない展望席が素敵で、極々まれに乗ろうとして特急券を買った時に展望席が取れたりすると、何だか嬉しくなってしまいます。

この形の系統ではありませんが3月16日に、真紅のラインの10000形という車両と、御殿場線に入って沼津へ行く《あさぎり》に使われている20000形というブルーのラインの車両が御役御免になるのだそうです。モデルチェンジも必要なのかも知れませんが、それでも見慣れた車両がもう走らなくなるというのは、なんだか寂しく感じてしまいますね。
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古へに思ひを…

2012年02月26日 18時31分13秒 | 日記
今日は久しぶりにブライダルの仕事で海老名市に来ました。

駅前にビナウォークというショッピングモールがあります。写真はそこにある七重塔です。これはかつて相模国国分寺に建てられていた、創建時65mもの高さを誇った七重塔の1/3スケールのモニュメントです。それでも、軽くモールの3階部分に到達するくらいの高さがあります。

かつて741(天平13)年に聖武天皇が国家の安寧を祈願して国分寺建立の詔(みことのり)を諸国に発布し、全国に60もの国分寺と国分尼寺をセットで建立しました。その頂点である総国分寺として建てられたのが大仏で有名な奈良・東大寺、総国分尼寺として建てられたのが、同じく奈良・平城宮の東隣にあった藤原不比等(ふじわらのふひと)邸の跡に娘の光明皇后が建てた法華寺(ほっけじ)です。

そして、当時相模国と呼ばれていた地方ではこの海老名辺りを国の中心と定めて、そこに国府(地方の役所)と国分寺・国分尼寺を建設しました。実際の相模国分寺の遺跡はここから200~300mくらい離れた場所にあり、そこには一辺が20.4mもある七重塔の基壇(土台)が復元されていて、その右横隣には金堂(本堂)が建てられていた碑があります。このような寺院建築配置様式は法隆寺式といって、国分寺の伽藍(がらん)配置としては全国的にみても大変珍しいものだったようです。

また、そこから更に200mほど離れたところに、国分寺とセットで建てられた国分尼寺の遺跡があります。発掘当初は、本当に国分尼寺跡かどうか疑問視されていたようですが、そこから《法華寺》とかかれた陶片が出土したことによって建設地と確定したのだそうです(各国の国分尼寺も、総国分尼寺の名前と同じく法華寺という別名で呼ばれていたことが決め手になったそうです)。

それにしても、天皇勅願の国家事業とは言え、今からおよそ1、300年前の土木工事の機器が稚拙な時代、それこそクレーンも滑車もない時代に、これだけの大規模な建物を一体どうやって作ったのか…聖武天皇を始めとした古人達の並々ならぬ熱い思いを感じます。こういうことに思いを馳せられるのが、考古学の醍醐味だったり喜びだったりします。
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大人の責任

2012年02月25日 01時28分53秒 | 日記
私の生徒の身に、ちょっと信じられないようなアクシデントがありました。

いつも彼が使っていた電子辞書がなくなったのだそうです。最初は紛失したのかと思ったようなのですが、何と彼のクラスメイトが学校内で、彼のデータを全部消去した上で自分のものとして使っていたのを発見してしまったというのです。本人もショックだったようですし、学校からお母さんにも連絡があったとのことで、お母さん自身も驚いておられました。

人のものを盗ってそのデータを全部消去し、あまつさえそれを我が物として、ある意味堂々と被害者がいる学校内で使おうというそのセンスそのものからして何とも理解し難いものがあります。もし仮にそれを返してもらったとしても、他人が好き勝手に使ったものをまた改めて使うというのも、何だか気持ちのいいものではありませんよね。

お母さんも、どうしていいのか悩んでおられました。曰く、物盗りをはたらかなくてはいけないほどに生活に窮したお宅の子ではない…ということでしたが、こういうことは必ずしもモノに困っている方がするわけでもありません。ですから、こういうことは親や先生方が逃げ回らずに、その子ときちんと向き合ってカタをつけさせてやるのが筋です。最初からそんな悪い手癖を身につけて産まれてきた子供なんていないわけですから、もし敢えて何かを『悪い』と槍玉にあげるとしたら、家庭の教育と学校の教育がいけないんです。

昨今は何事においても『愛情をもって子供と接しましょう』などという美辞麗句ばかりが独り歩きしていて、そういう麗しい見地からよく「あまり子供をきつく怒ると傷ついてしまうかも知れないから…」と、子供のこととなると何かとウヤムヤにしてしまう方が(教育評論家と呼ばれるような人でさえ!)多いように見受けられます。しかし、本当にその子を愛しているのなら、親も学校も叱るべき時には真摯に叱るべきです。それと同時に、そんな風にその子を育ててしまった自分達のことをも恥じて、当事者と共に心中から被害者にお詫びをしなければなりません。

逃げ回ってかくまいだてするのは、決して『その子のため』にはならないのです。そうやって大人が姑息なことをしてしまうと、その子はいずれまた同じことを必ずしでかします。『喉元過ぎれば…』の例えの通りです。大切なのは『自分のしたことがどういうことなのかについて、社会規範に照らしてしっかりと向き合わせて反省させる』ことです。

学校の中という狭いコミュニティの中で、しかも生徒の間で行われたことなんだから…なんて放っておいたら大変なことになります。何故なら、高校生ならそう遠くない数年後に学校を卒業した後に、その子が職場や社会で同じような仕儀に至れば、その子は問答無用で『犯罪者』になってしまうからです。だから、このケースだけに止まらず反社会的行為に及んでしまった子には、同じ轍を踏ませないためにも、「あなたのしたことは『犯罪』にあたるのですよ」ということを、大人が的確に教えてあげなければなりません。

少し話が逸れますが、よく学校内での『いじめ』について取り沙汰されることもあります。ですが、そもそも『いじめ』などという、ある意味オブラート的な柔らかい響きをたたえた言葉の中だけで物事を『穏便に』考えようとするから、何でも事がうやむやになってこじれるのです。だから、例え未成年のこととは言え、一歩社会に放り出されてしまったその日から、自分がどんなつもりだったかなどということには一切関係なく、故意に他人のものを盗れば『窃盗』になるし、個人的感情にまかせて他人を殴りつければ『暴行』になるし、他人のお金を巻き上げれば『恐喝』になるし、借りたお金を返さなければ『契約不履行』に当たるし、集団で追い詰めたり無視したりしたら、それは立派な『脅迫』や『パワーハラスメント』となってしまうのだということを子供達にしっかりと教えてあげる必要性は、ますます高まっています。

いずれにせよ、今回のことも含めて子供達をしっかりと教育するためにも、もっと大人が上品にならなければなりません。尤も、先ずは永田町に巣喰う大人達からしっかりしてもらわないと困るのですけど…。まぁ、あの先生方にはあまり期待せず、一人一人が子供達の模範となるようなきちんとした上品な大人になる必要があります。自戒の念も込めつつ…。
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今日の《cafe32°F》

2012年02月24日 15時05分40秒 | 日記
これをアップするのは久しぶりなような…。

今日はお正月以来の抹茶シフォンケーキです。ほのかに香る抹茶のシフォンケーキにクリームをたっぷりとつけて頂けば…もう最高です(*^▽^*)。

お三時どきなので、店内はかなり盛況です。先月のフリーペーパー効果もあるのかな?なんて思ったりもしました。
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あれから一年

2012年02月22日 17時29分05秒 | 日記
と言っても東日本大震災ではありません。あの件ですっかり忘れかけていましたが、今日はニュージーランドで起きた大震災からちょうど一年目の節目の日です。

その時には、富山から渡っていた日本人留学生が、倒壊したビルのがれきに埋もれて何人かの方が犠牲になってしまったこともあって連日報道されていました。私の友人がその頃クライストチャーチという町で暮らしていて、一時期安否が確認できずに心配したものでした(後々連絡が取れ、ちょうど仕事でオーストラリアに渡っていて難を逃れたことが分かりました)。

クライストチャーチの石造りの大聖堂が倒壊してしまったりと、被害額もかなりなものでした。しかし、それも日本自体があんな大きな震災に見舞われてからは、すっかり報じられなくなってしまっていました。

地球自体が今でも内部で活発に活動している以上、地震という災害は避けて通れないものです。しかし、日本人留学生が犠牲になったあの英会話学校のビルがもう少し耐震性を考慮して作られていたら、もっと被害者は少なくて済んだのではないか…と、現地では今でも言われているそうです。

とかく人間は、洋の東西を問わず、誰かしら犠牲者が出てからでないと何かを骨身に浸みて実感できないようです。ただ、不幸にも犠牲者を出してしまったからには、我々はそこから何かを学ばなければなりません。それを活かして何等かの対策を講じることが、亡くなられた方々へのせめてもの御供養となるのではないかと思うのです。
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なんだかねぇ…

2012年02月21日 16時07分19秒 | 日記
国道129号で駅へ向かうバスを待っていた時に起きたことです。

なんだか遠くからやたらと賑やかな緊急車輌のサイレンの音が近づいてきたと思ったら、私がバス待ちしていたのと反対側の車線を、救急車とは違う医療系の緊急車輌(恐らく輸血用血液とかを運ぶようなバンタイプの車)がけたたましいサイレンを鳴らしながら物凄いスピードで通り過ぎた…と思ったら、その後ろに真っ赤なスポーツカーがピッタリとくっついて、これまた猛スピードで走り去ったのです。

それを見て「なんだ?!」と思っていたら、更にその後ろから覆面パトカーが赤色灯を点けて「そこの車、止まりなさい!」と大声で呼び止めながら、これまたけたたましいサイレンを鳴らして追いかけていったのです。

バス停にいた人達は一様に、目の前で起こったことにしばしア然としていました。しばらくして傍に座っていた御婦人が「なんか、ケガか病気かなさった方の御家族の方が、いたたまれなくなって一緒についていってるんでしょうかねぇ…?」と良いように解釈していましたが、私はそれを即座に否定しました。だって、本当にそんな切羽詰まっている人なら、タバコ片手に開け放った窓から大音量でレディ・ガガを流したりするでしょうか?

恐らくあのスポーツカーに乗っていたチャラ~いニイチャンは、前の緊急車輌と行く先の利害が一致したのでしょう。あのサイレンを聞いた他の車は道を譲らなければなりませんから、そのすぐ後ろにピッタリとくっついて走れば、それこそ前に車がいないかの如くにスイスイ走れますから…。うがった見方をすれば、単純にスピードを出したい人からしたら、昼間っからこんなにオイシイ『露払い』がいる状態で愛車をかっ飛ばせる状況もないでしょう。

しかし、もし本当にそうだとしたら、緊急車輌を何だと思っているのでしょう?人の生死のかかった仕事を何だと思っているのでしょう?このブログでよく『日本人の品位が下がった』とボヤいていますが、ここまでくるともうそれ以下の問題です。

これから先、運転免許取得の試験の時には筆記や実習と合わせて適性検査も実施して、こういうおバカには免許を取らせないようにでもしたらいいと思います。そうすれば、こういうバカな走り屋や夜中の暴走族が、もうちょっとは減る…ことはないかなぁ…。
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惜別

2012年02月20日 23時25分51秒 | 日記
今日、十数年続けてレッスンされていた大人の生徒さんが辞めました。公務員の方だったのですが、一連の公務員経費削減で給与額が大幅にダウンしてしまうことに加え、去年まであった児童控除がなくなってしまった中でお子さんの教育費を捻出するために、御夫婦がそれぞれにできていた趣味的な部分を整理しなければならなくなった煽りを受けてしまったかたちです。

初級からスタートして苦労しながら練習を積み重ねてきて、バッハのドッペルコンチェルトや《ラ・フォリア》を発表会のステージで演奏してきて、今年に入ってからはブラームスのニ短調のソナタを手掛け始まったばかりだったのに…。

『会うは別れの始まり』と言いますから、どんな人ともいつかはお別れする時が来るものですが、やはり『その時』を迎えると哀しいものです。まして、私がこの仕事を始めた時からレッスンし続けた方とのお別れですから、その淋しさも一塩です。

そうは言っても、これから教室を運営し続けていくのに、いつまでもメランコリーに浸ってもいられません。新たな生徒を募集するべく頑張ります。
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できれば…

2012年02月19日 19時23分51秒 | 日記
御礼参りの後で銀座に来ました。今月が誕生月で…っていうか昨日が誕生日で(御報告するような歳でもないので割愛させて頂きます)、ヤマハから割引クーポンが届いていたので、折角だからそれを使うべくヤマハ銀座店に来ました。

お目当ての楽譜やCDをGetしてさあ帰ろう…と思ってエントランスに行ったら、入る時には気付かなかった展示コーナーがありました。そこにあったのが、このサイレントバイオリンです。昨今の住宅事情を踏まえて、イヤホンやアンプにつながないと音がでないバイオリンです。エレキギターをアンプにつながずに弾いている状態のようなものと言えば分かって頂けるでしょうか。

ヤマハの大人の音楽教室では、この楽器を使ってグループレッスンをしています。私もかつて、このレッスンの講師をやってくれないかという打診がありましたが、一も二もなく断りました。

会社としたら、この形態のレッスンはグループレッスンなので、まとまった人数のクラスができればオイシイし、それだけ私にも身入がある…はずなのです。が、いくつかの問題点もあるわけです。

一つには重さのバランスが悪いこと。バイオリンは指板を中心に左右対称なので、肩に乗せた時のバランスがいいのですが、サイレントバイオリンは顎当ての下に配線等の電気系統部品が詰め込まれているので、演奏中に重みでどんどん下がってきます。それを支えようとして頑張って乗せていると肩がものすごく疲れますから、長時間の演奏には向きません。

もう一つには、この楽器は電気で増幅させない限り音が鳴らない、つまりこの楽器自体が響いて音が鳴ることがないわけです。だからこの楽器しか知らないと、本物のバイオリンを持って弾いた時に感じる、楽器本体の響きが身体に伝わって共鳴することが全く体感できないわけです。

それから、価格が決して安くないこともあります。初心者入門用なら、バイオリンなら本体・弓・肩当て・ケースがセットアップされたもので、安いと4~5万円台で入手できますが、サイレントは10万円前後して、しかもダンピング無しでしか販売されませんから、決してお得なものではありません。弦も、エレキギターとアコースティックギターみたいに使う種類が違うということもなくどちらも同じものを使いますから、そういった意味でもあまりお得な点はありません。

勿論、都市部での住環境事情を無視することはできませんが、逆にそれだけが原因ならば、本物のバイオリンの音を小さくするアイテムだって昨今はいっぱいあるわけですから、これからバイオリンを始めてみたいな…と思う方には是非とも、響きの体感できる本物のバイオリンを使ってのレッスンをお勧めしたいと思います。
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御礼

2012年02月19日 13時13分29秒 | 日記
2日間に渡るディズニー詣でで、すっかり疲れてしまいました(何気に楽しんでたぢゃん…)。

それでも今日はどうしても出掛けておきたいところがありました。それが、以前お参りした日本橋の小網神社です。恐らく、月曜日の教室が急転直下見つかったのは、きっとここの御祭神の御蔭と感じての御礼参りです。

今日も引っ切り無しに参拝客が訪れています。やはりテレビの効果ってすごいですね(自分もだろっ)。

ただ、一つ気になることが。ここの境内に《銭洗弁財天》がまつられています。ここの水で銭を洗い清めると財運を授かるという謂われがあるので、私も銭を洗ってきましたが、中には千円札や一万円札をジャブジャブ洗っていく人が、しかもかなりの人数いるんです。思わず「おいおい、ここは《銭洗弁天》だぞ、《札洗弁天》じゃねえんだぞっ!」とツッコミたくなってしまいました。

大体、濡れたお札をどうするんでしょうね?ポッケに入れたまま間違って洗濯しちゃった札だって扱いにくいのに…。そのまま財布に入れるわけにもいかないから、まさかそのままず~っと手に持って歩くんでしょうか…??
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勘弁して~…

2012年02月18日 19時28分31秒 | 日記
子供にあちこち振り回されて、先生もうヘロヘロです(´△`;)=3。

で、生徒が「どうしてもタワー・オブ・テラーに乗りたい!」と騒ぐので行ってみたら…この待ち時間です。

初めて見ました170分待ちって…(lll゜Д゜)ヒイィィィ!!

それでも乗りたそうな生徒に「これと20時からのショーと、どっちがいいの?」と聞いてみると、「…ショー」ということで、遇えなくギブアップしてもらいました。

正直、絶叫系が嫌いな私としては、内心ホッとしました(*´ο`*)=3。ということで、ショーを見に移動します。
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美味しいんです

2012年02月18日 14時15分16秒 | 日記
《センター・オブ・ジ・アース》の近くの屋台で売っている『ギョウザドック』です。長っ細い中華まん的な皮にギョウザの具が入っています。

あまりニンニク臭はせず、適度な生姜の風味がいい感じです。
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本格的

2012年02月18日 14時11分22秒 | 日記
チャペル…的な建物です。すごいディテールですね。

以前来た時、ここからリアルに結婚式を挙げた新郎新婦が出てきたことがありました。
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